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2011年6月16日 (木)

久々に檸檬

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 暗い部屋の中でたたずむ「ちち(仮名)」さん。この暗さでも、ストロボを発光させずに4枚ほど連写して、エエとこどりをして1枚に仕上げてくれる、という機能を使ったものです。使った、というと聞こえはいいのですけれど、実際はカメラが勝手にやってくれているだけです。ブラケット撮影なんていう機能は今までもありましたけれど、最近のカメラはここまで世話を焼いてくれるのですね。

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 夕食時の会話の中で、長男が「レモン積んでほってきたりして・・・・・」なんてことを口にしたので、「んなん、爆発するやんけ。」と返しましたら、長女や次男は「?????」でありました。さすがにそれはまずいので、「京都丸善、レモン、とかで検索してみぃ」と指示。テレビの横には地図帳と辞書、っていうのと同じで、わからないことはその場で調べて頭に入れる、これ、大切なことですね。

 京都丸善の閉店を惜しんで多くの人がレモンを置いていった、なんていう記事を読んだ長女は、思わず「腐るやん・・・・・」と突っ込んでおりました。天然ボケが入っているくせに変に生真面目な彼女としては、ここらへん、順当な反応でしょう。

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 それにしても、純文学なんぞにはあまり縁のなさそう長男がなぜに梶井基次郎を、と思ったのですが、何のことはない、「檸檬」が教科書に取り上げられていたのだそうです。あるよ、檸檬、と取り出してきたのがこちらをみて、「なんで2冊入ってるん?」と聞く長男に対し、「開けたらアカン!」と必死で止める長女。

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 結局、装丁の豪華さに負けた長男はこの箱を手にとって、開けて見てガックリ。我が家の長男、長女は親父の趣味にあきれていて、萬年筆に近づいたら病気が伝染る、と信じているようです。長女に至っては、この中に入っているペンで「檸檬」と書かされて、それをBlogの題材にされた苦い記憶がありますからなおさらのことなのでしょう。

 この一連の檸檬騒動の中で、「あのレモンどこへいったん?」と騒がれていたのが犬のおもちゃ。前回同様、無事発見されて一緒に記念撮影再び、です。

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 久々に日の目を見た丸善140周年記念の檸檬。相変わらず130周年とは巡り会えないままですが、大きめ、重い目のペンが好きな私にはこちらの方が合っているのかも知れません。

 そういえば、同じ一連の会話の中に「変身」も出てきていたのですが、こちらに関してはさすがに「これ」と出すわけにはいきませんでした。モンブラン嫌いですからそもそも持っていませんし、もしモンブラン好きであったとしても、あの茶褐色の軸にペン先の「G」の刻印、手に取ることさえ忌まわしいものですから・・・・・。

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コメント

なぜか私の脳内では
京都大学、書店 ⇒ 百万遍、本屋 ⇒ レブン書房
と変換されてしまっていた。
なぜ、京都丸善ではなかったのか?
レブン書房は、まだ営業しているし、、、
余り京都には行かないからね。名古屋には良く行っていたけど。特に刈谷(万年筆じゃなくて、友達が住んでいるから)

 マオぢぃ さん

 百万遍ていうのは、市電のあった頃にいやというほど目にした文字(行き先)で、でも、ここが百万遍だ、と意識していったことは一度もない(通り過ぎたりはしてますが)という場所。

 京都丸善は良かったのですが、四条河原町の人混みが嫌で嫌で,結局は余り行かないうちに閉店となってしまいました。惜しいことでした。

春、満開の桜を見ると、梶井基次郎を思い出します。
若き頃、純真な心で文学を楽しんでいた自分があったなんて、
今では想像も出来ません。
「檸檬」と聞いてまず「万年筆」を思い浮かべる今の自分。
いつか丸善の本の上にレモンを置いて帰りたいと思っていた自分は、
何処に行ってしまったんでしょう?(笑)

追伸
私も「丸善130周年記念の檸檬」と縁がありません。
ちなみに私の「丸善140周年記念の檸檬」は、長原幸夫先生の手で
極細の(特殊?)ペン先に変更されてます。(笑)

そう言えば「檸檬」は青空文庫で手に入りまんがな。
ちなみに私は丸善は大嫌いです。
(輸入の仕事で邪魔されたから)

レモンやら何やら、文学と万年筆はやはり深い縁がありますね。

エミール・ゾラの本を今読んでいますが、彼に関する万年筆はついぞ聞いたことがありません。存在しているでしょうか?

最後の方の京都丸善は無惨でした。今はカラオケ屋ですもんね。

ごく普通の英文洋書の丸善価格レートと入手までの時間を考えると、
たとえ自分のお金でなくとも、eBay.comに発注してしまいますもんね。
こんなんで大丈夫なんかいな?と人ごとながらも心配していると、
案の定、京都店は閉店してしまいました。会社更生法申請でしたっけ?

あ、eBayじゃなくてamazon.comでした。

 J-ROADCREW さん

 130周年記念は本当に見かけませんね。気付いたときにはサンプルのみ、でして、売ってくれぃと頼んだけれどもダメでした。その点、140周年はダブついてましたねぇ。

 達哉ん さん

 うむ、ゾラはなさそうですね。膨大な量を誇る中華萬とかであれば、ひょっとして、とも思いますが。

 最近は文学をじっくり読む、なんて根気が無くなってきました。よろしくない傾向です。

 とんぼ さん

 確かに、洋書のコーナーなんてのはひどいものでした。最後の頃は、もっぱら文具売り場と、同じフロアのクラフトセンタージャパンばっかり見てました。

 電子書籍に押され、紙媒体は配送無料で即お届け、ってのに押されて、本当に大変ですね、本屋さん。でも、本屋さんの持っているあの雰囲気、無くなって欲しくはないですが。

 そういえば、大昔は大阪心斎橋の、それも本町に近いあたりに丸善があって、いい雰囲気でしたけれど、日曜休みだったかな。アクセスも含めて行きにくいお店で、知らない間になくなってましたね。

かつてあった、丸善京都店でこの品は見ました。
その想い出で十分に堪能しとります。
ただ、梶井基次郎書くところの店舗とは場所が違いますが・・

 二右衛門半 さん

 四条河原町にきたのが1940年と言いますから、
梶井基次郎が檸檬を書いた頃には違う場所に
あったのですね。

 そういえば、四条烏丸の交差点にあるビルの
中に、本屋ではなく文房具屋としての丸善が
あります。いっぽう、同じく四条烏丸にあった
萬年筆やさんヴォルテール、知らん間に閉店と
なっておりましたね。残念。

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