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2011年5月 6日 (金)

阿修羅08

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 いつものようにトイレトレーの上に寝そべって、玄関の方を見つめる「くま(仮名)」さん。飼育係の長男が寝坊したために、朝のお散歩がまだなのですが、階段を下りてくる足音を長男と知って今か今かと待ち構えているところなのです。

 犬というのはたいへん規則正しい生活をする動物なのだそうです。だから散歩の時間はキッチリ守らなければいけないという説と、あえて日課の時間をずらす方が良いのだという説とがあります。日課の時間を揃えないことで、犬は、自分の思い通りにはならないのだということを覚えるから、ということらしいです。結果として我が家では、後者の説に従った飼育をしています。

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 小さな小さな糊しろを立体的に貼り合わせる、胴体もやはり難作業の連続なのでした。この状態ですでに立体的に貼り合わしてありますが、左の方に飛び出している部分など、ほぼ直角に曲げて糊付けします。ひとつひとつの作業は退屈で難儀なだけですが、次第に立体的な胴体の形が明らかになってくると、俄然やる気が出てきます。

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 阿修羅像の首のあたりが見えてきました。胸板がグッと膨らんでいるところ、私の下手くそな貼り合わせでもそれらしく見えます。それだけ、このペーパークラフトの設計が優れているということなのでしょう。

 もう20年以上前に製作途中で挫折した薬師寺東塔の紙模型は、そのほとんどが直線的な造形であったにもかかわらず、製作を続ける意欲が保てませんでした。その点、作るほどにオーガニックな曲線があらわになってくるものは、くじけそうになる気持ちを奮い立たせてくれます。

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 胴体部分の最後の工程で、腕の付け根の部分を作ります。輪っかの形に貼り合わせたパーツを、胴体に開いた穴に接着するのですが、これが何とも難儀な作業でした。写真のように、いくつかある糊しろのうち、まず一カ所だけを接着して、完全に固着するのを待ちます。その後、残った糊しろをひとつずつ接着していくのです。

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 接着しようとして力を入れすぎると、写真のようにすでに接着した部分が外れたり、別の場所が破れてしまったりします。アラを探せばキリのないわが阿修羅像ですが、とりわけこの腕の付け根の部分はじっと見て欲しくないところです。もう投げ出してしまおうかというほど、あちこち失敗しては補修する、ということを繰り返して、なんとか形になった、という感じです。

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 変に歪んでいるように見える上半身。そのとおりで、実際に歪んでいるのです。6本の腕の付け根を接着する作業で、あっちをおさえ、こっちをひっぱり、とやっている間に、すっかり歪んでしまったのです。これが生身の人間であれば、よほど優秀な整体師にかからなければ痛くていても立ってもいられない状態、であろうと思います。

 で、どうにかこうにか胴体までが完成して、あとは美しい6本の手と、肝心要の頭部の製作です。完成すると高さ75センチほどになるという阿修羅像。とりあえず、謎の宇宙生物になってしまうことはなさそうです。

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コメント

かなりの根気をお持ちですね。
阿修羅像は6本の手の表情で決まりそうです。
また、仏像は顔が命です。
ここからが正念場だと思います。
頑張ってください!!

 ヤッター万 さん

 おっと、これまた強烈なプレッシャーを
かけられてしまいました(笑)。

 何より紙製ですので、微妙に歪んでいるのも
気になるところですが、仕上がってみないと
わかりませんね。

 コレが完成したら、次は薬師寺東塔に挑戦、
の予定なのですが・・・・・。

このポリゴンの阿修羅様、最後になるほどパーツをどのように接着するのか今でも難解です。
今からの正念場、なんとか乗り越えて玄関に飾れる品に仕上げて下さい(笑)
…自分の思い通りにはならないことを躾ける事の重要さ、街を歩くと思い知らされます。
何をやっても怒られないお子様達。何の我慢もなくすくすくと社会迷惑を垂れ流されております。

 Dio さん

 今日も大阪市内へ向かう近鉄特急の車中で走り回って
いる子どもに注意をしたらその子の親に疎まれました。

 こういうことは、本当に早めの手を打たなければ
なりません。いわゆる「日教組」な先生たちに育て
られた生徒が今、モンスターペアレントとして活躍
しているのです。

いろいろな方が生きておられます。
連休中 ずっと公園の管理事務所に監禁されていて、忘れ物や怪我の対応をさせて頂いておりました。
忘れ物を取りに来ても、絆創膏をもらいに来ても、礼の一つぐらい言えないかなぁ、、、極めつけは迷子を保護した時のこと。放送をかけて10分ほどして引き取りに来た親が、人さらいでも見るかのような顔で、礼も言わずに子供を連れ帰りました。
本当に自分の子供だろうか??

と言うことで、最近の公園は安全な遊び場ではないです。子供の連れ去り事故が何時起きても不思議はありません。

どないしましょ??

 きくぞう さん

 結局、コミュニケーション能力が欠けてるんですね。

 我が家の犬のうち、黒い方はパピークラスというのに
通ってました。同年代の子犬たちを集めて、いっしょに
遊ばせるというもので、噛んだり噛まれたりして、社会
性を身につけさせるというものでした。

 白い方はそういうことも経験していないので、何か
につけて攻撃的で噛みまくりです。そんなとき、飼い主
にググッと地べたに押さえつけられてキャインと鳴くと
しばらくはおとなしくしておりますが、くりかえして
社会性をつけさせていかないといけません。

 親が社会性に欠けてたら、本当に子供は不幸ですね。

ずいぶんと立体的になったようですう。
わたしの大好きな、光瀬龍作、萩尾望都作画の阿修羅王とダブらせることはできないと思いますが(おもいいれがつよすぎるので)やはり、足の長さの違いは、こしのひねりにつながっていると、設計通りだとわかってほっとしています。

 白髪猫 さん

 そして今度は、立体的になってきてわかったことが。
胸の膨らみが左右で違うような気がしてます。その辺
設計ではなく、実装上の問題ではないかと。要するに
作るのが下手くそだったってことですが・・・・・。

 次の工程、鬼畜なことに「いったん貼って、あとで
組み立てる際に剥がして調整する」なんて説明が。
貼って剥がせる糊、かってこなければ。

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