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2011年2月 6日 (日)

シカと

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 パシャッ、っていう瞬間に横を向いてしまった「くま(仮名)」さん。タイトルに関連して、あえて持ってきたこの1枚です。

 徳川吉宗の頃から続く奈良の老舗で、中川政七商店というお店があります。もともとは麻織物のお店だったものが、某米国の陰謀で日本の麻織物が痛めつけられたせいもあるのでしょうか、いまではセレクトショップ的な展開をされているようです。

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 京都、四条烏丸にあるお店です。中川政七商店という屋号の「店舗」は、現状ここだけで、このあと大阪と博多にも開店予定というあたりに、奈良の抱える問題点がはっきりと出ています。奈良でお店を作っても・・・・・ということですね。

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 実によく似ております。上はBromfieldさんの記事で紹介されている、仙台、文具の杜で売られていたという革巻きボールペン。WAGNERの会合の際にお土産として頂戴したものです。下の方、鹿のマークの入ったものが中川政七商店で求めたもの。意匠的には全く同じものといえましょう。

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 中川のものが鹿革を使っていることや、中に仕込まれているボールペンの違い、細部の仕上げが異なることを考えても、キャップの部分の意匠、偶然だとしたらおもしろい符合ですが、こういう製品を提案している会社があるんだろうなぁ、と考える方が自然な感じです。

 使い勝手としては、鹿革特有の柔らかな感じが握り心地の良さにつながっていますが、キャップが柔らかすぎて挿しにくいので、そのあたりはごく普通の革で巻いたものに軍配が上がります。

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 ごくありふれた事務用透明軸のボールペン。紛失を防ぐためには、小さな紙片に印鑑を捺したものを軸とリフィルの間に入れるべし。社会人になって最初に教えてもらったことですが、このペンなら机の上に転がしておいても大丈夫でしょう。

 畏れ多くて(笑)誰も失敬していかないはずです。奈良では知らぬ者のない神の使い、鹿が押されているのですから。ところでBromfieldさん、薄茶、濃茶、抹茶とあるのですが、どれかご所望でしょうか?

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 これは外に鹿革、内にざっくりとした布を使った名刺入れですが、見本を触って一発でノックアウトされたものです。鹿の革は柔らかく、実に気持ちがよいのです。かつて日本軍のパイロットも鹿革のグローブをしていたそうですが、実にしなやかで実用性が高そうです。

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 こちらは鹿革のロングストラップ。これにつながれているのはいわゆる「ヘンタイルーペ(by 師匠)」です。WAGNERやY.Y.Penclubの会合でよく見かける、例のヤツです。私は調整なんて出来ないので、宝の持ち腐れなんですが、一応これを持っている人間は「良識あるヘンタイ」ということになってますので、お守り代わりに持っております。

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 鹿つながりでいうと、この記事で紹介されていた工房楔謹製の鹿角パトリオットペン、今日pen and message.さんに行きましたら売り切れておりました。ヘンタイの道も上には上がいるものですね。恐れ入りました。

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コメント

お訪ねの件、個人的には、玄米茶が好きなのですが、薄茶、濃茶、抹茶の中では、一番美味しそうな抹茶をお願いできますでしょうか。

ところで写真のフレーミングが、見事ですね。いえ「ヘンタイルーペ」の写真ではなく、「くま(仮名)」の写真。僕の大好きな「くま(仮名)」の口元の可愛さが、最大限に感じ取れます。私には、うつろな目をして、物思いに耽っている様子に見えるのですが。

「くま(仮名)」さんの敬称を略してしまいました。ちゃんとカット・アンド・ペーストしたつもりでしたのに。失礼をお許しください。

 Bromfield さん

 そこらへん、(仮名)なので全く問題ないのです。家族は実名を呼び捨てておりますし(飼い犬ですので当然か)。

 では、次回お会いする折には鹿革抹茶をお持ちします。文具の杜バージョンと同じような革で巻かれたものですと、なんと赤いのもあるようです。

会場で能く見かける小物紹介、どーむさんところではネックストラップで、せんせいん処ではルーペですか。
みなさん、こまごまと動かれてらっしゃるようでなによりですな。

 二右衛門半 さん

 実はヘンタイルーペ、首から下げてないのは私ぐらいのものでしたので、このストラップはうれしかったのです。どーむさんの紹介されたストラップも持ってるんですが・・・・・。

ボールペンだしいいや~で見送るも
名刺入れで心臓を打ち抜かれました。
こげ茶とカーキとシブ系の三色展開のようですね。
紫があれば今すぐ買いに行ってしまう所でした。

 大阪のオバチャン さん

 阪急電車に乗りやすい,という前提でものをいうと、烏丸で降りて、地下から直接入れるLAQUEというビルの、それもB1という極悪なロケーション。電車に乗ってしまったらおしまいです。同じ駅名でも、JRだったら京都から地下鉄で・・・・・あれ?

革製品には著作権とか、意匠登録権のようなものがないそうで、似ていても問題はないようですね。

そういえば、革巻きボールペンは他の革の店でもこれらとそっくりです。

弓道で使う手袋は確か鹿革かと思いました。
私も鹿革の大きめの巾着を持っています。

 ペリカン堂 さん

 そのようですね。大宮で遭遇されたパパスのそっくりさん、なんかがよい例でしょう。万双さんの場合は、ちょっと仁義にもとるものを感じてしまいますが、購入したお客さんに罪はありませんし。

万双さん 覗いてみたら、凄いですねぇ。


万双では人間工学に基づき度重なる試作品を、、、

と言う事ですが、それが本当なら神戸の職人さんは本当に凄い!という事になりますねぇ。

ただ、素材がどうであれ、意匠登録は出来るはずですが、その保全はご自分で行う事になります。つまり真似をされた事を自分で見つけなければならない。それが面倒くさいから、登録しない だけなのではないかと思います。

 きくぞう さん

 万双で働いている人の中に、かつて神戸の名店で従業員として働いていた人がいるそうです。これで十分ですね。

 でも、まねするんだったらお好きにどうぞ、っていうのは凄いことだと思います。最後は本物が勝つのでしょう。

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