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2010年12月20日 (月)

こんぴら狗

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 こいつは何者、と大変興味深そうに見つめている「ちち(仮名)」さん。かわいそうなことに、見つめられている小さな犬の方にピントが行ってしまいました。

 首から黄色いものをぶら下げている小さなワンコ、これこそが「こんぴら狗」さんです。この袋の中には、お札や帰路の餌代が入っているのです。

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 飼い主のもとから、誰か旅に出る人に伴われて出発したこんぴら狗さん。飼い主の処と名前、初穂料に道中の餌代が入った袋を首から提げております。

 江戸時代にも悪人はいたでしょうが、それを言っちゃあお仕舞いよ、というわけで、こういう犬を見た人の多くが援助し、次々とお供になる旅人をみつけては金刀比羅宮まで行くのを支援したという、なんとも夢と情のあるお話です。

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 置物よりもストラップの方がいい、なんて人がたくさんいるのがこのご時世ですので、出ました。お守りとストラップ合わせて1500円。3つ買うとプチバッグ差し上げます、と書いてあるのでまとめて9個買ったのですが、ついにプチバッグはいただけないままでした。

 「開店」早々で、まだ調子が出てなかったのでしょうね。通信販売もされているようですので、興味のある方はお問い合わせになるか、ヘロヘロになりながら階段を上るかしてください。

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 可愛い顔してますね。でも、何かもったいなくて、ストラップとしてつけるのがためらわれます。でも、通信販売がある以上、これを手に入れてことが本宮まで上ったという証拠にならないのが辛いところです。そのあたり、お宮の方でも承知されているようで、本殿には「正面からの撮影はご遠慮ください」というありがたい表示がありました。

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 本当は、森の石松さんも私も、お宮さんのどこかに萬年筆を置いて写真撮影、なんてことを考えていたのに、持って上るのを忘れてしまいました。とっても残念ですが、息は上がったものの、思ったよりは楽にお参りできましたので、またの機会に・・・などと思っております。その節は皆さんもご一緒にどうぞ。

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 さて、一通りお参りも済ませると、さて降りるか、ということになります。下りは巨体の重みが足にかかるとはいえ、上るよりは数段落。そして、500段目付近の神椿で休憩しよう、ということになって、お店の入り口であまり嬉しくないものを見てしまいました。

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 駐車場ってアンタ・・・と力なく突っ込みつつ、お店の方に聞いてみると、ササッと地図を出してくださいました。確かに、ここまで車で上ってこられますね。でも入口警備室、なんてのも地図上にありますから、一応制限はされているみたいです。次に来るときは人に階段上らせておいて自分たちは車で来よう、と森の石松さんと誓い合ったことでした。

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 ここで、忘れていた写真を1枚。写真左側が本宮の方向です。これがかの有名な、こんぴらさんの本宮までの間にただ1段だけある下りの階段です。一説には上りの階段が786段で「なやむ」に通じて良くないから、1段下らせることで785段にしたのだ、というのですが、単に地形の問題という気がしないでもありません。

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 大門をでたところで1枚。何となく、降りてしまうのがもったいなく感じられて撮りました。このあと、どんどん上る人が増えてきて、すれ違うのも難儀なほどでしたが、「残念だったねぇ、まぁ、アレは普通じゃ上れないよねぇ」なんて聞こえよがしに言いながら降りるのもおもしろいかも、なんて言いながら、密かな優越感を胸に出発地点へ戻ったのでした。

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 清水ならぬ東京へ戻られる森の石松さん。飛行機の時間まで余裕があったので、満濃池へご案内しました。ご存じ、日本一の溜池です。実は私、ダムヲタクでもあるのです。高校生だった頃、所属していた地歴部の調査活動でここへ来て、地元の人に取水塔の中まで見せていただいたのですが、あの頃はもっと寂しいところでした。今は、近くに国営公園まで作られて、きれいに整備されているのです。

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 田植えのシーズンになると、この池に蓄えられた水が放出されるのですが、途中の水田にどんどん取水していくため、瀬戸内海に面した地域まで水が届くのに1ヶ月近くかかるのだそうです。四国山地の反対側、早明浦ダムから取水している現在でも、香川県の水事情の悪さは相変わらずのようです。

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 701年に作られ、空海が改修して、途中500年ほどは決壊したまま池の中だったところに村まであったというこの満濃池。何度も堤防の嵩上げを行い、土器川の水を引き入れるように改修されて、今も日本一の溜池です。これだけを見に行くというのもなんですので、こんぴら参りとセットでお楽しみください。

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 森の石松さんを空港まで送り届けて、今回の四国ツアーはとりあえず終了。あとは自宅まで3時間、車を飛ばして帰るだけです。さすがに歳のせいか、3時間ノンストップで走ると疲れが出るようになってきました。そう考えると、助手席にあの人を乗せて走る○○おさんは、本当にエライ人なんだなぁとあらためて思ったことでした。

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コメント

どこでも 車で行けるという 裏道があるのですねぇ。仕事場の公園も、一番奥に滝がありますが、ここまで1.5キロほどを歩くのが嫌で、リフトが欲しいだの車で入れるようにしろだの、いろいろご意見を戴きます。

都度、行政に働きかけますから と、丁寧に応対させて頂いてはおりますが、腹の底では、そんなこと金のない行政に出来るわけはない。と、つぶやいております。そもそも公園に来て歩かないで済まそうという根性が曲がっている!!
なんて、思ってしまいます。

ぜひ次回も下から歩いて上がってくださいませ。歩いた方がきっと御利益がたっぷりありますから。

ところで 金比羅さんのイメージカラーって、金色なんでしょうか??

 きくぞう さん

 その公園は、行きはタクシーを使い、帰りはリフトなども利用することですごく楽に行けると思いますけれどねぇ。それでも文句が出るのですか。

 そもそもあの奥の滝、車でどんどん人が行ったら大混雑でしょう。

 偉そうなことを言いますと、こんぴらさんの階段、これなら休み休み奥社までいける、と思いましたが、実際どうでしょうね。

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