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2010年11月25日 (木)

どハマり

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 朝の慌ただしい時間、ご飯をじっと待っている「ちち(仮名)」さん。担当は小学生の次男で、まだまだ手際が悪いので、2頭の朝ご飯を用意するのに5分以上かかってしまいます。その間ずっと、キャンキャン鳴き叫んでいる彼女ですが、今朝は様子が違っておりました。

 寝足りない飼い主は、寝室から出てきて思わず彼女のケージの前にゴロン。低い位置から見るとなかなかにおもしろいので、手近のカメラを引き寄せて構えると、あら不思議、実に静かになるのです。彼女にとってカメラは、嫌いというより、ちょっと怖い存在なのかもしれません。カメラを持ってケージの前に陣取れば、朝の喧噪な鳴き声を封じ込めることができるかもしれません。

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 テストは火曜日だというのに、作った問題はまだ数問。上には上がいるもので、私がうんうん唸りながら作問しるのを見て、「あぁ、もうそろそろ」などと言いつつ、月曜日のテストを作り始めた人がおりました。

 その人はどれだけタイトなスケジュールで作問しても、致命的なミスなどもなく、なかなかいいバランスの問題を作るのです。これで早くからじっくり取り組んだら、どれほどすばらしい問題ができるのか、想像しただけでうっとりしてしまいますが、理想は実現しないからこそ理想であるわけで、そんな問題が作られる日は永遠に来ないのでしょう。

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 何ゆえに透明軸の萬年筆が2本なのか、といいますと、問題作成に大活躍してくれているからなのです。文化系数学教師である私は、良さそうな問題を見つけたらまず自分が解けるかどうかを試さなくてはなりません。

 特にこの時期は、過去の入試問題などをベースにして作問することが多いので、問題を解いてみて、試験範囲に収まっているのかどうか、というチェックも必須です。ボツになったコピー用紙の裏などにサラサラと解いてみるのですが、このときの筆記具は萬年筆に限ります。

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 それぞれ別のメーカーの製品なのに同じペン先がついているとか、同じメーカーでも別のモデルのクリップがついているとか、やはり、透明軸は弄くり倒されてしまう星の下に生まれてきたのだなぁ、と実感せずにはおれません。

 加えてこの2本、ペン先調整の練習台としてしょっちゅうガリガリ、スリスリやられているという、実にお気の毒な境遇にあります。やっぱり、透明軸って弄くり倒されてしまうものなのでしょうね(それは勝手な思い込みです、って突っ込みが入るかな)。

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 しかし、おもしろい問題、おしゃれな問題を追求するあまり、自分でも解けない問題にぶち当たって、日付が変わるまでハマってしまいました。解法が明らかであっても、この定理ってちゃんと教えられてるのかな、と下の学年の教科書をひっくり返してみたり、辺の長さを求めるのにどれとどれが相似な図形なのか、しばらく見つけられなかったりと、我ながら「おぃおぃ、大丈夫かいな」と突っ込んでしまうこともよくあります。

 ある塾ののナンバーワン講師が解くのに1時間かかった、という問題があるそうで、ぜひ一度見せて頂戴、と生徒に頼んだものの、実際、解けなかったらどうしよう、と今から戦々恐々です。

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 そんな状態ですので、まだ100点満点のうち20点ほどしか問題ができておりませんが、不思議と焦りはありません。私は、難しい問題を最初において、最後に易しい基本問題を持ってくる、という悪い癖があるので、あとに行くほど問題を作るスピードが上がっていくからです。

 生徒にとっては迷惑な話かもしれませんが、いつも生徒には言っております。テストは何も1番から順番にやる必要はない。まず全体をざっと見て、できそうな問題から取り組むべきである・・・・・とね。

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コメント

つきみそう先生~~
全体をざっと見て出来そうな問題が見つからなかったらどうすれば良いんでしょうか?
話はお酒
河内長野にある作り酒屋西條酒造(天野山)で新酒ができあがったようです。
もし新しい杉玉が吊してあれば、美味しい新酒が飲めますよ。

 マオぢぃ さん

 心優しい先生がそういう問題も混ぜてあるのですが。それも解けなかったらあきらめるしかありませんね。

 問題集に取り組んだら勉強ができるようになる、と勘違いしている人が多いですね。それは入り口、お医者さんで言ったら診察にしか過ぎないのにね。

日本酒のひやおろしがおいしい。

設計の製図順番は、簡単な形状のものから。
枚数を先にこなして、最後にそれらが全部くっつく
大物を最後に調整しながらやっつけます。
ラスボスは、やっぱり最後に出てくるものでして。
最近の3D設計では、最終的に全部作り上げてから
ばらすので、ほんまもんの干渉がなく、
作り直しが無いはずなのです。
流用図面が、汚点になります。
おもいこみでリストに入れるから、
取り付けが合わなかったりします。
やはり、最終まで全部を見て、
やさしいのから製図していって、
矛盾が出たらいちばん困るのを最後にしたい。
最後が願望になっているのは、
納期まで時間が無いときには、大物から出図して、
小物でつじつまあわせをやるのが、
いつもの話ですから。
・・・やはり、学校も会社も、おんなじですねえ。

実際に解けるかどうかの確認、というのは結構大切ですね。友人から質問を受けたときに「これぐらい知っているだろう」とサラサラと定理を書くと「知らない」とか、プログラミングを教えていると、見たこともない文法を何の苦もなく使っているとか、なかなか文句を言われます。

ひと通りできるようになってから、また「ここまでの知識で」ときなさい、とやると、縛りプレイ、ですね。先日、ファレー数列を出力するプログラムを作成しましたが、知る限りの文法を使うのと、制限したのとでは随分かかった時間が違いました。

 白髪猫 さん

 大物だけとりあえず作り上げました。あとは小物を放り込んで点数を100点に合わせるだけです。

 学校は社会の縮図、なのですよ、はい。

 達哉ん さん

 参考にしていた問題集に台形の中点連結を使った解説が出ていて、はて、どこで学習してるんだろうとあちこちひっくり返すこと1時間以上。明示的にはやってないようです。ずっと3年ばかり教えてるのも弱いところですね。

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