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2010年10月15日 (金)

マメなヘンタイ、無精なヘンタイ

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 背後の壁に押しつけられながらも抵抗を続ける「ちち(仮名)」さん。この直前まで、彼女は楽しくおいしく朝ご飯。飼育係の娘が、その隙に首輪にリードを取り付けようとしたところでこの騒ぎです。

 「くま(仮名)」さんは首輪をしておらず、散歩に行くときもケージの扉を開けるとスタスタと玄関まで歩いて行って、飼い主が胴輪をつけてくれるのを待っています。一方の「ちち(仮名)」さんで同じことを試みると、家中を走り回って収拾がつかなくなるのです。

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 冬服のシーズンになったので、落ち着いた感じで使ってみようか、と思い立って、中屋のライターモデル、ポータブルを出してみました。1年近く使っていなかったので、本人としてはきれいに洗浄して保管してあったつもりでした。

 溜塗りの軸、少しは変化したかなぁ、と思って袋から取り出してみましたが、やはり使わずにおいてあるだけでは何の変化もないようです。

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 何より不審なのは、使用済みカートリッヂが挿さったままになっていること。おかしいですねぇ。これはひょっとすると、某国の諜報部員が、対立する組織に追い詰められ、処理に困った使用済みカートリッヂを軸の中に隠しておいた・・・・・ということなのでしょうか。

 もしそうであるなら、このカートリッヂには何か重大な秘密が隠されているのかも。他にも、壁に掛けられた絵の裏とか、便所の水洗タンクの中なんかも調べておいた方がいいかもしれません。

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 冗談はさておいて、このままではかわいそうなのでさっそく洗浄。国産のペンに国産のインクですから、半年やそこらおいといた位では何ということもありません。きれいに洗うと、さて、次はどんなインクを入れて使おうか、ということになります。

 個人的には青を入れたいのですが、仕事で使うなら黒ですね。その方が使用頻度が高くなります。現状、職場の引き出しには師匠が「あえて硬めに」調整されたという細字のM800が入れてあって、書類書きに使っておりますが、さしあたってこのペンと交代させるのが良さそうです。

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 M800の細字とプラチナの中字、だいたい同じように使えそうです。けれども、M800にはそのまま職場の引き出しに常駐していただいて、スーツの内ポケットに青インクを入れた中屋、というのも良さそうです。

 そのように持ち歩けば、いい具合にこすれて、溜塗りの良さが出てくることでしょう。今のままでは、いかにも「使わずにほっときました」という感じです。肉眼では気づきませんが、マクロ撮影してみると糸くずというか、細かいホコリがいっぱいです。

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 やはり、萬年筆をコレクションするならばマメにメンテナンスをしなくてはいけません。師匠や関西の親方など、お手本とすべきマメなヘンタイが身近にいらっしゃるというのに、私は何と無精なヘンタイであることでしょうか。

 これではまるで、「毎日使ってまして、絶好調ですよ」と言いながら固体化したインクが(切り割りの中にも)こびりついているペンを差し出して調整してもらおうとする某氏のようなものです。人はそれを、「二右衛門半(普通名詞)」と呼ぶのです。

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コメント

その糸くずみたいなのは、なかなか取れないでしょう。
メンテの為にマイクロファイバーのハンカチ(めがね拭き)
たくさん手元にあるので送りましょう。
(たぶん手元に50枚くらい有ると思う)
私は液晶にこびりついた汚れ取るのに使っています。
ただ、そのハンカチは知っている会社が20年以上前に韓国から輸入した、マイクロファイバーもどきですが、まあ使えます。
そこには3千枚くらい在庫であったかなあ。
その万年筆ケースは江戸時代の女に人の懐剣の袋みたいね。

 マオぢぃ さん

 ありがとうございます。そういえば繊維関係でしたねぇ。

 萬年筆系は案外こういう袋が多いのです。セーラーでも上等な煤竹の萬年筆なんかはこの袋です。京都へ行ったら扇子を入れる袋を買ってこよう、と思いつつ、いつも忘れてしまうのですが、それとほぼ同じ大きさですね。

 こんばんは。
 いつかは欲しい(そんなペンばかりですけど)中屋。やはり溜塗は素敵ですね。
 扇子袋ですが、謡を習っていたときによく買いに行ったのは、楽器屋でした。邦楽のコーナーがあれば置いてあるのではないかと思います。ただ、ペンの大きさに合う小振りなものがあるかどうかはわからないです。
 中屋の専用ペンケースを初めて見た時、舞扇の入れ物と一緒だ〜と懐かしく思いました。昔はたいていのデパートで取り扱いがありましたが、今はどうなんでしょうね〜。

 るり千代 さん

 中屋はいいですねぇ。プラチナと同じ、と思ってはいてもほしくなります。元町のお店が中屋に何本か見こみ発注したものが売れていく中で、この軸にこのペン先が・・・などと交換されていって、最後に残ったのがこの組み合わせだったのです。赤い溜塗りの軸にルテニウム仕上げの黒っぽいペン先やいぶし調のクリップ。残り物ばかりで個人的にツボな組み合わせができあがっていたという奇跡です。

 このペンケース、難点としては出すのに時間がかかること。優雅に落ち着いて使うペンでないといけませんね。

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