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2010年10月11日 (月)

ひょうたろう

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 ちょっと珍しいアングルで撮れた「ちち(仮名)」さん。こんなにおとなしくしている横顔を撮れるなんて奇跡、ということでもなくて、実は彼女、お食事中なのです。微妙にブレているのも、彼女がしっかりアゴを動かしているからです。

 骨に鶏のササミを巻いたおやつをもらって、喜んで食べているのですが、このおやつ、かの名犬、ル・ボナーのチャー氏は骨だけ残してしまうそうです。何ともったいない。彼女たちなら、バリバリと2、3分で食べてしまいます。

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 近鉄全線週末フリーパスの旅も3日目。2日目、3日目と妻子を連れての旅ですので、どうにも行動範囲が狭くなってしまいます。私一人なら、食事も休憩も無しでダァ~っと乗りまくってしまうのですが、そういうわけにもいかないからです。

 今日は、妻の意向も取り入れて、手近に吉野へ。橿原神宮前から明日香村を抜けて山間部に入り、吉野川に沿って走る近鉄電車は、大和上市駅を出ると90度向きを変えて吉野川を渡り、終点の吉野駅へ。3面4線の乗り場を覆う大屋根が改札口につながるところです。モダンな駅もいいのですが、こういったレトロな駅も大好きです。

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 近鉄最新鋭の16600系特急車のシングルアームパンタとレトロな大屋根。いい感じです。このときはまだ気づいていなかったのですが、このカメラのレンズ、「ちち(仮名)」さんに舐められていたのでした。ファインダーをのぞくカメラならあるいは気がついたかもしれないのですが、老眼で小さな液晶を見ても、画面の隅がボヤけていることには気がつきません。

 駅前から、吉野大峰自動車が経営する吉野山ケーブルという名前のロープウェイ(変なの)に乗ると、ひとつ手前の吉野神宮駅からクルマが登ってくる道に出ます。そこから山の上に向かって坂を上り、黒門、そして銅鳥居(かねのとりい)を過ぎると、金峯山寺蔵王堂の仁王門が見えてきます。

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 拝観料1000円、というのに驚きつつも、せっかく来たのだからと納めますと、拝観券やパンフレットの他に、このような護摩木がついておりました。これに願いを書いて納めますと、毎日焚き上げてご祈祷してくださるそうです。

 さらには、お堂に上がるところで「靴を入れてください」と渡されたナイロン製のトートバッグ。金峯山寺のロゴマーク入りで、そのままお持ち帰りください、ということでした。高いどころか、大丈夫かいな、というほどのサーヴィスぶりです。

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 吉野山へ行ったらお土産はこれで決まり、というひょうたろうの柿の葉寿司。吉野山には柿の葉寿司の名店がいくつかありますが、個人的にはこのお店の酢飯の味が好みです。

 亡くなった祖母は柿の葉寿司つくりの名人と言われていたのですが、その理由というのが、鯖を非常に薄くそぎ切りできたことでした。このお店の鯖も、祖母のものと同じく薄く切られています。これはなかなかできることではありません。

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 柿の葉寿司のネタは鯖に限ります。百歩譲って鮭まで。右の方、ぼやけつつも柿の葉が鮮やかな列がありますが、これが鮭。次男が鯖を食べられないので、40個入りのうち10個を鮭にしてもらったのです。

 本当なら、明日までおいてから食べたいところですが、留守番をしてくれていた上の子たちも楽しみにしていたことでしょうから、今夜は柿の葉寿司!です。あっという間に40個が消えました。

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 食べたあと、無性に水が飲みたくなるようなお寿司はいけません。その点、ひょうたろうの柿の葉寿司は「大丈夫だ、問題ない。」といえるものです。

 奈良県吉野郡吉野山のひょうたろう。柿の葉寿司の賞味期限は3日ですが、電話注文で宅配してもらうと到着日とその翌日の2日間。できたてよりも、1日2日おいて食べるのがいちばんおいしいのです。

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コメント

柿の葉寿司は鯖に限ります。他はダメ。
何時も新大阪から東京に行く時は柿の歯寿司を駅で買って
電車の中で食べますが、鮭は食べるけど気に入りません。
(帰りはサンドイッチとビールです)
ちなみに鯖寿司で一本3,000円位するのが大好きです。吟醸酒が付いていたら言うこと無し!

 マオぢぃ さん

 そら1本3000円もしたらうまいの当たり前ですがな。
京都のいづうなんかいかがです?

 東京からの帰りはビールに崎陽軒のシウマイで決まり。

柿の葉寿司、おいしそうですね。
この時間に見るのは危険度が高いですわ。

 二右衛門半 さん

 確かに。夜も遅い時間に料理番組なんて見るとたいへんです。糖尿持ちならなおさら。

柿の葉寿司というと鯖や鮭以外にもあるのでしょうか。そこに行かないと買えない柿の葉寿司はやはり美味しいですねぇ。店舗を拡張すると途端に味が・・・。

 くーべ さん

 エビとか鯛とかは見たことがあります。けれど、マオぢぃさんのお説に賛同。やっぱり柿の葉寿司は鯖に限ります。

 熊野や新宮の浜に上がった鯖は、鯖の生き腐れと言うほどですからすぐに傷みます。そこでワタを取ってお腹いっぱいに塩を詰めた(浜塩)ものを、山道を数日運んで吉野の山中に届く頃には辛くて食べられないものになっています。仕方なく薄く切った身を握り飯にのせて、なれ鮨のようにして食べたものが原型だとか。保存する力を持った柿の葉で包んだのですね。私の田舎で大水害があったときも、夏だったのでみんな柿の葉寿司の作りおいたものがあって助かったのだと伝わっています。

 ひょうたろうは皇太子がお買い上げになった店ですが、今でもいい味ですね。

お腹が減りますよ。

柿の葉寿司、好きです。色々あって、鯖が・・・という意見も賛同しますが、他の邪道な柿の葉寿司もいただきます。

関東で柿の葉寿司があるのはせいぜい空港の売店。お味も勿論いまいちです。関西ではたまに食べています。美味しいですよね。

可愛い後輩何人かに見せて、「美味しそうでしょ?」と聞いてみることにします。

 達哉ん さん

 関東の人にとっては、こういう四角いお寿司というものがまず理解できないかもしれませんね。

 でもおいしいです。この先、冬に向かうと、実はもっとおいしいのですよ、柿の葉寿司。

柿の葉寿司、大好きですheart02

おいしいものを良く知っている叔母の家にお邪魔すると時々奈良から取り寄せたものを食べさせてくれたのですが、亡くなってしまい今はどこのものだったのか分かりません。

ひょうたろうですねsun美味しいお店を知ることができて、嬉しいです。一度取り寄せてみたいと思います♪

 みーにゃ さん

 ご無沙汰しております。吉野山に限らず奈良県南部は柿の葉寿司の激戦区。星の数ほどお店がありますし、普通の食堂でも家庭の味そのものといった柿の葉寿司を出してくれたりします。

 奈良県は南北の中央が黒滝村というところで、すでに山の中。桜の吉野山は、中央より僅かに北寄りに位置します。

 「やっこ」または「たつみ」が酢飯が辛い感じ。咽が渇くタイプですが、酒呑みには評判がいいようです。他に、私は「ひょうたろう」が売り切れの時は「醍予」です。やや酢飯が甘い感じで好みなのです。

 以上が吉野山の代表的な柿の葉寿司のお店。他に五條市の「たなか」はあまりにも有名。柿の葉寿司のトヨタ車という感じです。

 柿の葉寿司は難しいもので、自分の体調とその日の気温や天候、寿司が作られてからの経過時間など、それらの組み合わせで味が変わります。あそこのはおいしい、と思ってたら次に食べたときは全然、なんてことが普通にあるのです。

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