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2010年9月27日 (月)

これがないと・・・

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 買ってもらったばかりの新しいクッションがおおいに気に入った様子の「ちち(仮名)」さん。どうせすぐに中綿を出してしまうのだから、と、処分セールになっていたやや小さめのクッションを購入したのですが、上手にくるんと丸まって上にのっています。

 朝方などは寒くて目が覚めるほど冷え込むようになってきました。暑さ寒さも彼岸まで、とは実によく言ったものです。犬だって、プラスチックの床の上で寝るよりはクッションの上で寝る方が気持ちよいのでしょう。いまのところは噛みまくらずに大事にしています。

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 もうすぐ実力テスト、そして中間テストです。そこに体育大会が入り込んできますので、大部分の生徒は浮かれてしまって悲惨な成績になります。ごちゃごちゃといっぱいある紙袋を整理していたら、底の方で発見されたのがこれ。PILOTのカスタム823です。

 写真では伝わりませんが、下に敷いてあるのが「更紙(ザラシ)」です。皆さんよくご存じ、学校の印刷物といったらこれでしょう、というヤツです。ワラ半紙などと呼ぶ人もおりますが、そんなに繊維が粗いものでもありません。

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 P式吸入機構と15号ペン先というゴージャス仕様。ネットオークションで半値以下で手に入れたもので、色彩雫シリーズの「紅葉」を入れて採点に使っておりました。ある時期からさっぱり見かけなくなったので、どうせこんなことだろうとは思っておりましたが、見つかると嬉しいものです。

 見失う直前まで、あちこち持ち歩いていたせいもあって、キャップにはインクが飛び散ったあと。インナーキャップとの隙間にまでインクが入り込んでいるように見えますが、そこでしっかり止まっているあたり、さすがPILOT、という感じです。

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 迫力の15号ペン先。インクで赤く染まっているのも「お仕事してまっせ」という感じが出てなかなか良いものです。字幅はMで、フローもほどほど。何せ相手が更紙なので、あまりにインクが出過ぎても使いづらいのです。

 これで採点をしていると、クラスの半分ほど終わったところでぱたっとインクが出なくなることがあります。あぁ、更紙のカスがペン先に詰まったんだな、と、インクの出し入れでもしてお掃除を、と思ったところで、自分の愚かさと、このペンの優秀さとに気づくのです。

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 プランジャー式ですので、筆記時には尾栓を緩めなくてはいけません。しかし、それを忘れて書き始めても、答案用紙15枚から20枚くらいは軽く採点できてしまいます。ただ、その状態で書いていてインクが出なくなったときには、ペン芯もカラカラになっておりますから、けっこう厄介です。

 しょっちゅう尾栓を緩めるのを忘れて書いては、インク瓶につけてプシュッ、っていうことを繰り返していますので、このペンとペアで使っているインクボトルの底には、かなりのゴミが溜まっているのだろうと思います。そのうち、異臭を放つようになるのかもしれません。

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 毎日Weblog書いているのは、恩返しなのです。萬年筆に関して、多くのことをネット上で勉強させてもらいましたので、ささやかながら自分も情報提供しよう、ということ。接着ペン先のエリートも、この823も、決して一般的なペンではなさそうですので、その二つを比較した写真なんていうのもおもしろいのではないでしょうか。

 こうしてみると、かつてのカスタムやエリートなどに使われていたペン先は結構大きかったのだとわかります。念のために書き添えますと、これはシルバーンなどに使われているものではなく、あくまで通常ラインだったペンのものです。

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 最後はやっぱりこの写真。この状態でインクボトルに浸して、尾栓をグッと押し込むと、心地よい抵抗感。知らなければ、ん?と手を止めてしまいそうなほどの抵抗ですが、そこでさらに力を込めると、プシュッという音とともに手応えがなくなって、一気に大量のインクが流れ込んできます。

 823は透明ブラックまたは透明ブラウンが定番で、このようなクリア軸のものはスポット的に姿を現すような感じです。萬年筆自体の大きさや重さも効いているので、クリア軸でも安っぽい感じはしませんし、インクの色や、インクが吸入される様子を楽しむのなら、このクリア軸がおすすめです。

 クリア軸なのに持ち重りがする、この感じ、TWSBIのDiamond530に似ています。というか、あちらがこれに似ているんですね。どちらもおすすめの1本です。

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コメント

823、いいですよねぇ!
 近江上人から手に入れた東京のF店のコースを毎日のように会社のメモ書きに使っています
 太字でありながら全然インクが減らないのはさすがですね
 うーん、この写真を見てたら透明のも欲しくなったなぁ…
 大阪のM店で入手するかw
 (いやいや先立つものが(あぁ…))

823、いいですね~。
透明軸でもチープな感じがなく、仏壇萬年筆のようなゴツゴツ感もなく、人前でも使えます。
手に伝わる重みもGOOD。
ただ、私のは墜落して首にヒビが入ってしまいましたが、、、、

 ともぞー さん

 823すごく良いです。何クラスも採点していくのにインク補充の必要がないので最高です。

 尾栓を締めておけば大量にインクが漏れることもないので、その点でも評価髙いですね。

 F店のコース、コースのままですか,それとも少し研ぎ出したものですか。

 foolsbook さん

 首のひびは結局そのままにしたのでしたっけ。確か相当にえぐい壊れ方して神戸経由で修理に出したペンではなかったでしょうか。

 重いので長時間の採点は無理、なんていう人もいるのですが、私は平気みたいです。

研ぎ出しの件
 どうでしょう、あまりの書き易さに購入直後カレンダーの裏に書きまくり、その勢いで近江上人に手紙を認めましたw
 F店のMさんのメモもあったし、若干研ぎ出してるんですかねぇ?
 いずれにしても太字でヌラヌラは823が初めてでした
 (2本目は師匠からのWAGNER2010のミュージック極太仕様、縦横共に太く調整済))
 今度のパイロットの吸引式も気になるし、靴やコートに散財した後なので823のクリア、暫く後になるかなぁ…

 ともぞー さん

 私は基本的にヌラヌラドバドバを避けてます。
気持ちはよいのですが、普通以上にペンをコントロール
できないので、実用性が全くなくなるからです。

 で、ヌラヌラを抜きにしても、万年筆で書くのは
気持ちいいものですね。

 こんど出るPILOTのヘリテイジ、どんなもんかと
期待はふくらみますが、軽めのペンになりそうなところ
がちょっと不安でもありますね。

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