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2010年9月11日 (土)

ヴェニスに捧ぐ

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 すっくと立ち上がって飼い主と遊ぶ「ちち(仮名)」さん。換毛期で猛烈に毛が抜ける上に、ブラッシングが大嫌いなので、とてもじゃないけど・・・ということでケージの外に出してもらえません。ですので、お散歩のときと、家族の誰かがケージに近づいてきたときには思いっきり甘えるのです。

 pelikan_1931師匠が関西に来られたのを迎撃するために神戸方面へ行きましたら、いろいろと変なモンをいただいてしまいました。それにつてはまた後日、ということで、今日はすっくと立った萬年筆です。
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 ヴェニスへのオマージュとして製作されたともいわれる、OMASのエモティカ。名前の由来は、Emotion(感情)、Movement(動き)、 Titanium(チタン)、Caoutchouc Effect(ラバー効果)ということらしいのですが、私が持っているものは最後の「ラバー効果」ってやつが欠けております。

 ヴェニスへのオマージュなんだから色もブルーヴェニスで決まり、でないところがヘンタイのOMASらしいところ。やはりこのペンは黒か黄色に限ります。百歩譲って色目が派手な赤。どう考えてもブルーという選択肢はありません。誰もこの色は欲しがらないだろう、ということでブルーに手を出すあたり、ヘンタイ化が相当進んでいるのかもしれません。
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 無駄に大きな箱は、紐の長さが微妙に短いため、こうやって蓋が開いた状態にしておくのが大変難しいという代物。さすがOMAS、箱を開けた瞬間からヘンタイぶり全開ですが、おまけのペンシースはまずまずですね。

 黒と黄色は、ちょうど上級のThinkPadのピーチスキン塗装のような手触りで、赤はエナメル塗りだとか。私の青は・・・・・平凡です。実に平凡です。でも、イタリア本国では意外と赤い車が少ないとか聞いて変に納得してしまったことがあって、将来アルファロメオに乗るときには黒か紺にしようと決めてますので、この地味な色もまた一興、ということで。
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 落とし込み嵌合のキャップにカートリッヂ/コンヴァータ両用式と、ヘンタイな人にはアピールしない仕様なのに、クリップだけが異様に凝っております。少しいじっただけですと、おぉバネ式のクリップなのかぁ、というところ。どのくらいバネが・・・・・ああっ、という感じですね。知らなければ一瞬焦りますね。

 しかし、こうしてペンを浮かせたり立てたりすることにどういう意味があるのでしょうか。少なくとも実用上は何の意味もないように思えます。こういうクリップは萬年筆史上初、だそうですが、それも当然でしょう。
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 やはりこのペンはチタン製のペン先、でしょう。同じくOMASのT2ですとか、スティピュラの22などは堅くてギシギシいうチタンペン先でしたが、こいつのは本当に柔らかいです。ホンの少し筆圧をかけただけでペン先がカパッと割れてしまいます。

 この柔らかさは、紙へのあたり具合を柔らかくするためのものと思います。ぐぃんぐぃんペン先を撓らせて書こうと思っても、これではインクがついてこないはずですし、手が疲れてしまうでしょう。ヘンタイなメーカーが筆圧の低いヘンタイさん向けに作ったペン、ということなのだろうと思います。
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コメント

そのクリップ良いじゃないですか?
何故って生地の厚いポケットにしまうとき生地を傷つけることがないからね。
どうもシースと言う言葉を見ると、、、すけべな意味が脳内に現れますけど、これってヘンタイ?
チタンは本来硬いですから、しなるのは厚みが薄いから?
Caoutchouc ちゅうのは天然ゴムらしいから、、、と思って検索かけても良く判りません。
今仕事中だから一息ついたら調べてみます。

 マオぢぃ さん

 なるほどその通りで、分厚い生地の服なんかには良いですね。んで、シースで別のことを想像するのはヘンタイではなくて変態です。カタカナと漢字の違いは重要です。テストに出ますから良く復習して置いてください。

 だいぶ前に何本かチタンペン先の萬年筆が出たのですが、それらはほとんどが堅い感じ。ここ数年は柔らかいチタンペン先というものがひとつのトレンドみたいです。加工技術が上がって,薄くできるようになったのかもしれませんね。

チタンの話ですが少し気になって調べたら、合金の種類によって堅さがかなり違って、必ずしも硬いとは限らないみたいです。
まあ銅よりは軽いから、重さ基準では効いてくるでしょうが
弟に効いたら判るけど、、中国にいるから聞けないし。
(彼は卒論でヤスリでチタン削ってました)
曲げ強度ヤング率など調べないと確かなことはいえません。
エモテカはもっとワケワカメです。
記述は日本語のサイトだけで、外国語では見つかりませんでした。
何となくチタン製のペン先は、鯖折り状態には筆圧が高くても大丈夫とか、、は書いてあったけど、

 こんにちは。
 7月末にハワイへ行った時、これの黒を買ってきました。このクリップとチタンのペン先にクラッときたのです。免税店でボエムを買うという選択肢もあったのですが、Bittnerというお店で店主にすすめられるうち気に入ってしまいました。
 Pen and message.で披露させていただくと、居合わせたお二人の紳士から、「ヘンタイ臭がする!」と評価していただきました。(笑)
 持った感じは確かにピーチスキンで、手に馴染みます。書くとフワフワして、筆圧強めな私には柔らかすぎるかもしれません。ペン習字で使おうかと思っています。

こりゃなんですかあ。
自動小銃の2脚みたいですう。
おっもしろー。

 るり千代 さん

 神戸でのWAGNERですとか、吉宗さんのお店でけっこうお会いしております。ヘンタイ臭がするなどと口走っておったのは他ならぬ私でした。

 この弾力をうまく活かせるようにペンを操れたら、とめはねの効いた美しい文字が書けることでしょうね。悪筆の私には夢のまた夢の世界です。

 白髪猫 さん

 誰かがきっとそういう感想を述べられると思っておりました。ペンの後に寝そべってダダダッと、ね。

クリップといえば、国産ではセーラーがやたら明後日の方向までこだわり続けていましたけれど、現在ではフツーになってしまいましたものね。
現状だとプラチナが少し変なクリップを90周年と出雲で出し始めたところでしょうか?
このクリップもこのままですと、単なるヘンタイですが、もうちょっとおとなしめにすれば実用度も高いように思われます。

 マオぢぃ さん

 チタンは堅い、というイメージがあるのは、工具がすぐにだめになる、とか聞いているからでしょうか。

 おられるような力に強いのなら、ペン先にぴったりですね。

 二右衛門半 さん

 クリップというのはおまけのようでいて、実は重要なパーツだと思いますね。ポケットに挿したときには一番目立つ部分でもありますし。

 でもこのクリップは、やってみたかっただけやろ、と突っ込みを入れたくなりますね。

このペン 友人の結婚式のお祝いに 皆で送りました。技術士の資格受験がんばれと、、、

で、変態度が高いと言われるクリップですが、個人的には4本差しのペンケースをYシャツのポケットに入れて歩いていますので、ペンが目立ちません。

ペンの変態度は、持ち主の変態度に凌駕される という好例でしょうか。

ここら辺が読むのに良いと思います。
http://www.kita-ind.com/titanshurui.htm

 きくぞう さん

 変態度、と漢字で書くとあらぬ方向へ行ってしまいますので、関西では変態とヘンタイとを厳密に区別しています。

 文脈からして、おっしゃっているのはヘンタイ度、ということと理解しております。

 マオぢぃ さん

 ほぉ、なるほど、硬いというのはイメージに過ぎないのですね。勉強になりました。

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