フォト

最近のトラックバック

« どんな手を・・・ | トップページ | 萬年筆の日・2010 »

2010年9月22日 (水)

仲秋の名月

Rimg1102_2

 ケージの柵を噛んでアピールすることしきりの「くま(仮名)」さん。早く私を外に出して、というときにこういうことをやります。遊んでほしいときのほか、雷が鳴っているときも同じことをしますが、そういうときはハァハァと息が荒くなり、しっぽが垂れてしまいます。

 一方の「ちち(仮名)」さんは、雷が鳴ってもさほど怖そうにしておりませんので、犬も雷が平気なのとそうでないのとに分かれるようです。昨日は冴え冴えとした綺麗なお月さんが見られましたが、仲秋の名月の今日は曇り。そして明日はけっこうな雨になるという予報ですので、ひょっとしたら雷が鳴って「くま(仮名)」さん大騒ぎ、ということになるのかもしれません。

Rimg1107

 勉強中に北島康介(swimmer)に襲われた娘のノートの上に、緑軸のシェーファーを置いて撮りました。白いノート恐るべし、で、きっちり露出不足で緑軸に見えませんね。でも、傷だらけになりながら鈍く光るホワイトドット入りのクリップがいい感じです。

 昨年は、仲秋の名月の日にこんな記事を書いておりました。定番品として回転吸入式のレアロが世に出てもう1年になるのですね。今年はPILOTからカスタムヘリテイジ92という、透明軸の回転吸入式萬年筆が出る、という情報も伝わっています。何となくではあるけれど吸入式の萬年筆が好きだ、という私にとっては嬉しい話です。

Rimg1109

 吸入式の世界でヘンタイというとヴィスコンティが有名ですが、往年の雄とすべき存在がシェーファーです。比較的ヘンタイ度の低いプランジャーは稼働している個体が少ないようですし、もっと普通なレバーフィラーも、軸の強度が落ちてレバーがとれてしまう、というのが少なからずあるようです。

 ヘンタイ度が高く、放っておくとすぐにダメになるというタッチダウンやらシュノーケルなんて機構を持ったものが意外と残っていて、それをヘンタイな人たちが喜んで大切にするので、シェーファーって変なペンばっかりなのか、と思われるかもしれません。けれども、シェーファーというのは至極まっとうなペンなのです。

Rimg1113

 オークションで「古いシェーファー」とか、「インペリアル」なんて言葉を見かけると、とりあえずのぞいてしまいます。で、お尻のあたりをじっと見つめてしまうのです。あっ、ここから読み始めた方、私はけっして変態(漢字)ではありません。単なるヘンタイですので誤解の無いようにお願いします。

 とりあえず継ぎ目があれば、こんな風にくるくる回して、ぐっと引っ張り出して、という楽しみがあるわけです。もっと前のほうに継ぎ目があるなら、一部の例外を除いて普通の両用式ですから、別に無理して手に入れなくても・・・・・となってしまいます。

Rimg1112

 これだけ凝っているのに、いや凝ってしまったが故に、吸入式でありながらインクの吸入量が少ないという意味不明な萬年筆に仕上がっております。しかもオープンペン先のものは少なく、コニカルだインレイドだと、普通ではない形に、真ん中にあることが珍しい切り割り。これのどこがまっとうなペンなのだ、と言われそうです。

 でも、インクを入れて書いてみるとわかります。やはり萬年筆は書いてみてなんぼ、のモンなのです。ペン先が固いの柔らかいのと言っていることがアホらしく思えてくる夢心地、それこそがシェーファーなのです。

Rimg1111

« どんな手を・・・ | トップページ | 萬年筆の日・2010 »

コメント

シェーファーお好きですね~。

柔らかい・硬いっていうのは二元論ですから、私はあまりそのような話はいたしません。ペンにしろ紅茶にしろ人間にしろ、全て二元論で片付くようなことはないと思います。でも、二元論に当てはめたいという気持ちもまた一方ではあって、そういう意味では、やや強引にシェーファーを硬いとしております。

クリップが取れたペン、先生にはセンチュリーIIしか紹介しませんでしたが、実はもう一本あったのです。それがSheaferで、ホワイトドットの部分からパッキリ。そのペン、折れたところが危なくないように研磨した後、布教用のペンとして嫁いでいきました。

ちちさん雷が平気なんですね。驚きました。
わが家まマコちゃんは、雷と花火も駄目です。ずっと吠えています。

雷の時には人間のところに逃げてきます。その姿が可愛いのです。

 達哉ん さん

 萬年筆布教の体系的理論、拝読しておりますが、なるほど、と頷くことしきりです。ポッキリ折れたところを危なくないように研いでから、というあたり、いかにも達哉んさんらしいと思います。そこら辺、私だったら「怪我も勉強」とか言いつつ渡してしまいますが、それで萬年筆嫌いになる人がいても困りますものね。

 ペリカン堂 さん

 雷の鳴る音は意識していても、それを怖いとは思わないみたいですね。犬というのは、けっこう人を見て生活していますから、犬たちだけであれば別に鳴いたりしないはずです。

 前に飼っていた犬は、怖がって怖がって仕方なかった(と思っていた)のですが、ある雷の晩、犬がいる部屋をそぉ~っと覗いてみたところ、知らん顔で寝転んでおりました。すがりつく相手がいなければ鳴いても仕方ない、ということなんでしょうね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65038241

この記事へのトラックバック一覧です: 仲秋の名月:

« どんな手を・・・ | トップページ | 萬年筆の日・2010 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31