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2010年9月 8日 (水)

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 実に気持ちよさそうな「くま(仮名)」さん。長女に抱かれてご機嫌です。いまだに自分がトップに立ちたい、いやトップだと誤解している「父(仮名)」さんの場合、こういう姿勢で抱くと暴れ狂いますが、「くま(仮名)」さんの場合は楽ちんだったら、かまってもらえたら、「何でもあり」なのでしょう。

 何でもありにしてしまうと訳がわからなくなるのが試験の採点。このぐらい許してやるか・・・・・とやっていると、しまいにはどんな解答でもマルになってしまいます。基本的には答案用紙に書かれた名前を見ないようにして、ここで厳しくつけてやるのが教師の愛なのだ、と自分に言い聞かせつつ採点を進めます。
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 退屈な採点作業をできるだけ気持ちよく終わらせるために、萬年筆を使っています。赤系統のインクを入れるので、あまりいい萬年筆は使わず、造りのしっかりした鉄ペンを使ってきたのですが、今回はインクが固形化したモンブラン34を発見しましたので、これを清掃して使おうと考えました。

 まずは何も考えずにモンブラン34のペン先を分解。正直、しまった、と思いました。これは絶対元に戻せんなぁ、などと思いつつ、ペン先をこすって、びっしりこびりついた黒インクを落とします。ペン芯もお掃除したのですが、その最中に「おぉ、ペン芯が伸びたっ!」と焦りまくり。これぞ怪我の功名で、後側の柔らかいキャップ状のものを外してすっきり綺麗にお掃除することができました。
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 水を吸っては出すという作業を何度繰り返しても、胴軸をヒュッと振れば黒い水が飛び出してきます。洗面台の白いボゥルに飛び散った黒い水の中には、非常に細かなツブツブが見て取れます。

 こんな光景、どこかで見たなぁ、とよくよく考えましたら、セーラーの極黒を入れたペンを洗ったときの光景でした。あんまりいい気持ちはしませんので、ロットリングクリーナーを吸入させてしばらく放置したところ、ようやく出てくる水が透明になりました。
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 綺麗になったペンに吸わせるインクとして、PILOTの色彩雫シリーズ・躑躅を選択。胴軸の色ともども、ポリフェノールたっぷりの色目です。こういう、生徒はまず持っていないであろう色のインクでマル付けをすれば、ひそかに解答を書き直してマルをつけ、「先生、得点の合計が違ってます。」などと申し出てくる生徒をブロックできます。

 インクを入れて書いてみると、猛烈に書き味が悪いのに閉口させられます。何度がペン先をバラしては組み直してみましたが、未熟者ゆえなかなか段差が解消できません。悪戦苦闘して何とかいい感じになったなぁ、とは思ったものの、何とも線が細い(細字だから当たり前)ですし、どうも採点には不向きかも、と思うようになってしまいました。
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 結局、一緒にお掃除をしていたコンウェイ・ステュアートに躑躅を吸入して今回の採点を進めることにいたしました。このペン、インクフィラーのレバー先端が非常に薄いので、レバーを持ち上げるたびに爪と指の間を「突いて」は痛い思いをしているので、できれば休ませておきたかったペン。

 セルロイドで軽く、字幅も国産の太字程度はありますので、採点にも向いているように思います。では、34番相手に長いことごそごそやっていたのは、一体何だったのでしょうね・・・・・。

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コメント

 くまさんは、相変わらずの愛らしさですね。メダカ以外の生き物を飼ったことが無いため、犬を飼うことに憧れがあり、いつも羨ましく拝見しています。

 テストの採点と言えば、中学生のころ間違った答えなのに丸をもらっていたため、ばってんをもらいに先生のところへ行ったことがあります。結果として平均点以下の点数になってしまい、涙目になりましたが、後味の悪い思いをするよりはいいやと思ったことがあります。未だに学生をしていますが、最近はテストを受けることが無くなってしまったので、テストが懐かしいです(受けるのは懲り懲りですが)。

 くまさんが可愛すぎますw チェリーさんと二人で見ていてすごく和みました。

 しかし、コンウェイ・スティアートで採点とは……優雅で良いなぁw

 ガマもある時期には非常勤講師で教えに行っているところの採点をしますが、コメントやらを付けて返すので(そうすると学生は覚えるはず……と信じて)、どんなペンを使っても見る見るうちにインクが減っていきます。でも、2~3回インクの吸入を繰り返すと変な達成感に心が包まれて、何とも心地良いのです。

 もっとも、時々、叫びたいくらいの(トンデモ)解答を書く学生さんもいるので、冷静さを持ち合わせていない若いうちから柔らかい金ペンを使ってはダメな気がする作業でもあります(自然と筆圧が上がっていくもので……)。あまりにも出来が悪いと、自分自身が情けないやら段々と悲しくなってきますよね。

 チェリー さん

 いやぁ、採点というのはけっこう勢いでやってしまうので、思わず間違った答に○をつけてしまうことがあるのですね。かわいそうに、何点取らないとお仕置き、みたいなことを親から言われて、無理矢理に点数を稼ぎに来る子もいます。腹が立つと言うより、かわいそうになりますね。

 金魚も飼ってますが、水槽の前を通ると寄って来て餌をねだるのが可愛らしいです。犬を飼うより遙かに楽ですし。

 ガマ さん

 そんなときこそDiamond530ですね(笑)。実際、私もMを手に入れたら採点に使おうと思っています。

 PILOT823を採点用にしていたのですが、いつの間にか行方不明になってしまい、それ以来いろんなペンを使っています。インク容量が大きいので823は最良の採点ペンだと思うのですが・・・だれだ、持って行ったのは。

タイトルを見て一瞬Linuxの話しかと思ってしまった。
なぜWine、Grape,Azaleaでは無いのか?
何か意図が隠されているのか? 判りません? うーーん
ファンタグレープを飲みたくなってきたぞ。
やはり大判ドキュメントスキャナ買いなはれ、

 マオぢぃ さん

 いやぁ、そう思う人がいるかと思って。パッケージに葡萄の絵が描いてあったので・・・・・。

 大判ドキュメントスキャナ欲しいです。

レバーフィラーのレバーは「痛い!」ですよね……
あれは勘弁して欲しい……
てか、あそこの部分を改造出来ないのかな〜
無理だろうな〜〜……

 たがみ たけし さん

 良かった・・・私だけ鈍くさいというわけでもなさそうですね。爪の中に入り込むのがたまりませんね。分厚くすると良いのかしらん。

同じくLinuxかと思った達哉んです。ちょうど後ろで起動、プログラム走らせてるのでなおさら。

中学生の時。先生の持っている採点インクは全て把握していましたし、同じインクは全て持っていました。私の文具マニアの根本的な点が見られる時代です。でも、それもすぐ近くの文具店で賄えるような内容だったことを考えると、書き換えることはないと信じていたのか、もしくは書き換えたらわかるシステムだったのか、どちらかです。私の学校では、答案返却時は筆記具類を机上に出してはならず、返却・訂正終了後に出していいことになっていた科目が多かったので、それが理由なのかもしれません。

高校生の時。返却は授業か、授業でも本当に返すだけで、訂正は大抵後。やはりインクは特定していましたし、無理やりな訂正は簡単でした。けれども、○をつけ直すような芸当をするよりは、消しゴムで消して答えを書き直し、「合ってるのに×にされてる」と言う方がカンニングとしては成立しやすそうでした。インクの特定をする人は珍しいので…。

インクを特定していることで先生方と話が弾んだような記憶はありますが、それが不正に使われるというのは私にしろ先生にしろ露程も考えていなかったような会話内容でした。

今の子供達は、そんなご苦労な事までするのですか??そんな事に血道を上げるより、単語の一つも余分に覚えた方が良いのに、、、

僕自身は、そんな事を露程にも思いませんでした。

でも、身近な中高生を見る限り、底まで緻密な生徒はいない気がしてなりません。

 達哉ん さん

 先生が使っているインクがわかる、立派にヘンタイですね。テストの点数がいくらか上がったところで、何が変わるわけでもないのですが、それでも不正は後を絶ちませんね。

 きくぞう さん

 緻密というより稚拙なのです、最近の中高生たちは。

 誤答は宝物、という考え方ができません。お湯をかけたら正解が出てくる、そういうのが理想だと思っているように感じられます。

 では、なぜバレるかもしれないのに答を書き直すのか。家に持って帰ったときの衝撃を和らげるためです。小学6年生の保護者に入学準備の話をするとき、点数だけでどうのこうの言うとロクなことはありませんよ、と言い続けているのですが、誰も聞いてくれてないようです。

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