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2010年8月 7日 (土)

赤とんぼ

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 気持ちよさそうに寝ている「くま(仮名」さん。こういうときなら顔の真正面から行っても大丈夫、と何枚か撮ったところで気づかれてしまい、フーンという寝息ともため息ともつかない声を発したかと思うと、両の前脚で顔を隠してしまいました。いかに無防備な犬、さらには寝ているとはいえ、何か感じるのでしょう。さすがです。

 私の暮らす県では、7月20日の終業式から9月1日の始業式まで、42日間の夏休みというのが標準的です。教師の場合、教育委員会から「最低5日間は休みを取りなさい」と無理難題が下りていますが、実際そんなに休める人はほとんどいません。それでも、お盆前となると運動部の試合なども一段落し、旅行や帰省をする生徒も多くなってきます。そういうチャンスを活かして休む人もいますので、だんだんと職員室も寂しくなってきます。
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 そんな寂しい職員室で1日過ごして、これも夏休み限定の「明るい内に退勤」しようとしたとき、赤とんぼが飛んでいるのを見て、実に寂しく、哀しい気持ちになりました。ましてや今日は立秋。あと3週間以上あるとはいえ、もう夏休みは終わってしまった・・・・・という気分です。

 赤とんぼということで、セーラーのKAN。三種類の赤色が使われている萬年筆で、ご存じ、川口師の還暦にちなんで企画されたもの。同じく三種類の緑色が使われている名古屋東急ハンズオリジナルの萬年筆と並べて記念撮影いたしました。電球の下で、少しうら寂しい、夏の終わりの感じになるように撮ってみました。
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 赤とんぼの赤。そして、刈っても刈っても伸びてくる、実に生命力旺盛な草たちの緑。例年と同じく、この夏休みも草刈りに明け暮れることになるのでしょう。7月に刈ったところがもう子供の背丈ほどの草に覆われていますし、学校周辺にお住まいの皆さんから「草が伸び放題なのはどういうつもりかっ!」ときつく叱られていますので、無駄とは思いつつ刈り続けなくてはなりません。

 夏休み中に5日間休んでどこかへ遊びに行ったとき、生徒や保護者に出会うと厄介です。あぁ、先生は夏休みだもんね、と普通に理解してくれるのは良いのですが、そういう生徒や保護者が2組、3組となると、いつの間にか、先生っていいな、夏休みはずっと休みだもんね、という話になってしまいます。それなら、書類上だけ休んだことにしておいて学校で草を刈っていた方が健康にも良く、近所の人からも叱られないので何かとお得です。赤とんぼを見ると、そういう、ある意味気楽な日々が終わってしまう・・・・・という哀しい気持ちになるのです。
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 6月から9月にかけて、だいたい3回から4回は草を刈らないといけないのですが、学校には草刈りのための予算なんてありませんし、市が刈ってくれるわけでもありません。手になじんだマイ草刈り機に、小遣いで買ったガソリンを入れて草を刈ります。ただ、草を刈るのは結構楽しい作業で、やり終えたあとの爽快感もすばらしいので、まぁ趣味でやっていると言えなくもありません。
 
 しかし、ありがたいことに、業者さんでありながらほとんど無料で草を刈ってくださる方がいらっしゃいます。マムシやスズメバチが大量に出る斜面があって、ここの草だけは刈ろうという気になりませんが、そういうところをサクッと刈ってくださるので大助かりです。
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 毎日暑くてしんどいなぁ、などと言いつつ、夏が終わろうとすると寂しがる。実にわがままなものです。来週、お盆でご先祖をお迎えしたら、再来週には神戸でのWAGNER。それが過ぎると、夏休みも終わりです。気づいてみれば、今年は家族でどこかに出かける予定もありません。歳とともに、どんどん横着になっていく情けない自分。ですが、残り少ない夏、できる限り家族とともに楽しみたい!と発作的に「突然旅行」してしまうかもしれません。いくつ夏を越しても、行き当たりばったりな性分は治らないようです。

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コメント

さらりと揃いで持ってらっしゃるのがさすがですな。
さぁて、こっちはどうやろうかと・・・

 二右衛門半 さん

 このKANあったればこその東急ハンズ、ですからね。
それでもキャップリングの形とか違うのですけれど。

休めない現状って言うのが社会全体にとって良くないですね。何かのメディアで紹介されていた「公務員の現状=9時~5時と言われているけれど実際は全然そんなことはなく、有給も名ばかり!」という記事を思い出します。私企業もそうなのでしょうが、とにかく「ちゃんと休みを取る」という状況はないように思います。人間を資材としか見ていない、ロボットとしか見ていないような気がしてなりません。

赤とんぼを見て夏の終わりを感じるところ、手紙の前文に使えばさぞ楽しかろうと思いますが、そう感じる人は今どれだけいることか。fuente49号にも書かせていただいたのですが、人間のロボット化をどうにかしないと、と思います。

 達哉ん さん

 ロボット化というか、部品化というか。公務員の給料日が一番早くて、次に民間企業、最後はお店などの関係、というのは、世の中にお金を回すためなのですが、同様に、みんな安心して休めるようにと役所が率先して週5日制としたのです。それだと儲からなくて困る、という連中が、公務員叩いて目をそらそうとする。それに乗っかれば票が取れるから政治家も続く、ということですね。

 今に見てなさい。日本中の役所や公立学校には優秀な人材がほとんどいなくなります。金よりも生き甲斐、と考えることができて、養うべき家族のない人。そういう人でなければ、公務員やっていけなくなります。政治が、わざとそういう世の中にしていこうとしているからです。

 それぞれの軸の色に相応しいインクを入れて、さらにと文字などを書いてみるというところでしょうか。どんな書き味なんでしょう。
 プラチナの底辺万年筆プレピーは、軸の色とインクの色が同じ。
 流石に0.3だと細いですが、0.5ともなると書き味も悪く有りませんよ。プレピーを万年筆といえるかどうかは人によりけりだと思いますが、個人的には十分に万年筆です。キャップが外しにくいあたりが使い勝手に影響しますけれど・・・。

 くーべ さん

 プレピーは萬年筆でしょう。そういうとメーカーさんと
して都合が良くないので萬年筆でないということにしてる
だけでしょう。

 太字になった分、インクを多く流すことになって、車で
いうところのアクアプレーニング状態になるので、書き味
が良くなると。これをズルい書き味と呼んでおります。

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