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2010年8月31日 (火)

夏休みもおしまい

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 大好きな敷物の下に鼻先を突っ込んで眠る「くま(仮名)」さん。やはり夏休みの間は、子ども達の誰かが家にいる、というのが常になっているせいか、犬たちの情緒も安定しているように感じられます。普段なら毎朝が戦場、そして誰もいなくなった、という状態になるわけですが、そういうときは犬たちも遊んで遊んでとせがみません。お散歩から帰ってくるとたっぷり水を飲んで、ドテッと横になって静かにしています。

 日中ほとんど寝て暮らす、という点で変わりはないのですが、家族がいるリヴィングで寝ているのと、誰もいないのとでは、犬だって安心感が違うのでしょう。明日から寂しい思いをしなければいいのですが・・・・・。

 世間の皆様からすると、40日も夏休みがあったんだから不満を言うな、となりましょうが、この業界におりますと、夏休みの終わりは本当に哀しく感じます。特にこの月曜と火曜、平日にもかかわらずお休みをとる先生が圧倒的多数。運動場や体育館、校舎で部活動に励む生徒の姿もほとんど見かけません。たとえ2日でも、去りゆく夏休みを惜しみたい、そういう心理が働くようです。
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 私自身は、例によって段取りが悪く、泥縄な自転車操業を繰り返しておりますので、この2日間は最後の仕上げ。職員室にある共用PCを全てリストアしたり、新学期に必要な書類を印刷したりと、何も今日やらなくても早くに済ませられたのに・・・・・と自分に突っ込みながらの夏休みの宿題状態。あまりのことにプリンタが熱ボケして、宿題が完成しないまま新学期を迎えるという、そんなことで率先垂範してどうするねん、というグダグダぶりでした。

 10日ほど前のWAGNER神戸大会。さる青年から「萬年筆の布教するから、お手持ちのペン試筆させてあげてね」と依頼されて、せっせとペン先を洗い、インクを詰めて30本ほど持ち込んだ、それだけが変に充足感のある夏休みでした。

 ちょっとぶっ飛んだものから、最初に買うならこれかな、というものまで、夢から現実までを取りそろえたサンプルを作ったつもりでしたが、実際試筆されているのを見るとヘンタイなものにまず手が伸びるようで、「これは外せんなぁ」と仕込んだ上の2本、結局誰も手に取らなかったように思います。
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 この2本のテーマ、それは「普通」です。「隠れてる」というキーワードもあります。手持ちのペンの中でも、ほとんど手が伸びないものでありながら、「はじめてなんですけど、何がいいでしょうね」と聞かれると候補に挙げるものです。

 LAMY2000、こいつは飽きます。とにかく飽きます。けれども、なんの欠点もありません。ペンに落ち度はないのだけれど、書く方の人間が勝手に飽きてしまう、ただそれだけのことです。ですから、1本ととことん付き合う、という人にはおおいにお勧めできるペンでもあるのです。
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 LAMY2000は、ごく普通の現行品(のひとつ前)と、総ステンレスのEDITION2000を持っておりましたが、飽きるのと、あまりに重たいのとでどちらも手放してしまいました。その後に、飽きると知りつつ手元に残っているだけあって、少しだけヘンタイなのがこの個体。初期のバージョンです。

 首軸が改良された現行品にも興味はあるのですが、まぁどうせ飽きるのですから、出る出ると言われつつなかなか出てこない木軸のLAMY2000が出るまで(ホントに出るのでしょうか)、何年でも待つことにしております。
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 もう一方のダイアログ3、遅れに遅れて発売された最初期ロットですが、インクの乾きが激しく、機構的にも今ひとつ安定感に欠けます。おそらく、潤沢に出回るようになってからのものは改良されていることでしょう。それを思うと、PILOTのキャップレスはなんと優秀なことか、という流れで、キャップレスも試筆できるようにしておいたのですが、やはり手が伸びなかったようです。

 うんざりするような暑さの中で新学期突入。体調がすぐれない生徒も多数出てくるでしょうから、週末までの3日間はなかなか大変だと予想されます。それでも、やっぱり学校には子ども達がうじゃうじゃいたほうが楽しいもの。あぁ、夏休み終わってもぅたなぁ、と溜息をつきながらも、2学期はアレやってコレして・・・・・といろいろ考えている自分がいるのです。

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コメント

ラミーはデザイン系の学生たちには人気みたいですね。
平凡な書き味ですが、書き方の練習用には良いかもしれません。
甥っ子も今日から小学校ですが、どうなるやら。。。

 二右衛門半 さん

 LAMYは書き味こそ平凡ですけれど、デザイン的には「あえてこれを選んだ」と言えるだけのものがあるのでしょうね。

 夏休み中に生活リズムが崩れていた子はなかなかしんどいでしょうね。始業式で倒れたりして。

LAMY2000にキャップレス。書いている人はいましたがインパクトに欠けるようでした。ヘンタイなものというか、やはり印象というのは重要なようで、「人は見た目が9割」ならぬ「ペンの試筆は見た目が9割」、まず見た目で選んでいくのではないかと思います。実際、pen and message店主にしろ私にしろ、「初めての方は値段とデザインで選ばれるといいと思います」と主張していますし、書き味の好みがわかるのも2本目以降とよく言われます。
今回試筆させてもらった人には2本目、3本目…という人が多いのですが、やはりそれでもデザイン重視のようです。私もデザインのウェイトが少なくなり始めたのは4~5本目、ラミー2000やキャップレスが目立つにはまだ少し早い面々だったのかもしれません。

それでも、30本の万年筆が充足感を、というのは、その試筆の場に居合わせた人間としても嬉しい限りですし、私もこの夏休みの大イベントの一つとして、強く記憶に残っている、そんなWAGNERです。

 達哉ん さん

 やはり見た目ですか。でも、私でもそうでしょうね。

 ただ、あの中で現実的かつ良いペンとなると、キャップレス、カスタム楓、LAMY2000あたり。その先にM800あたりがくるのでしょうね。で、普通の人ならそこで「上がり」です。

 まぁだからこそ、あぁいうヘンタイなペンを書いてみるのもいい体験だったかもしれません。

そう言えば、昔キャップレスを買おうと考えたことが有ったけど、指のところにクリップ付いているのが許せなくて
止めました。
M800なら万年筆らしくて良いと思う。

 マオぢぃ さん

 キャップレスに関してはそのように言われる方が多いですね。そして、そういう方の中でも、使ってみて平気だったという人と、やっぱり許せないという人に分かれるようです。

 M800はそれこそTheのつく萬年筆ですものね。私も大好きです。
 

ラミー2000は 手帳用に使っていますが、ちょっと太いです。キャプレスにするのが多分良いのかと思いながら、クリップが、、、

ついでにM800も、なぜかご縁が無くて まだ家におりません。いつか我が家にくるのでしょうか。

 きくぞう さん

 キャップレスのクリップ問題、やはり抵抗を感じる方は多いようですね。私はその点、鈍感なのが幸いしたのか、気にならない方に入っていて良かったかと。

 M800は危険ですね。良いペンなので、相性が合うとハマってしまい、増殖してしまいます。

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