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2010年8月29日 (日)

不埒な

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 お買い物をかねて一家で夕食に出かけ、帰ってきたらケージの扉が開いておりました。上下2カ所のラッチをきちんと留めてあっても、なにかの加減でひょいっと開くことがあるようです。にもかかわらず、賢くケージの中でねんねしていた「くま(仮名)」さんでした。

 おぉ賢いねぇ、ちゃんとおうちにおったんやなぁ、と思いきや、リヴィングのテーブルに置いてあったソフトバンクのお父さんストラップ(これが実にお気に入り。何度取り上げても、見つけると咥えていくのです。)がケージの中にあるのを発見。一通りあちこち歩き回って、疲れたから家に戻った、というだけのことでした。やっぱり我が家の犬だけあって、隠れて不埒な悪行三昧、だったのでした。
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 犬が不埒なら飼い主はプラチナ、です。萬年筆坊主さんの記事にもありますように、プラチナは堅い、あるいはインクフローが渋い、などといって敬遠される方がけっこういらっしゃるようです。

 ペン先の物理的な堅さ、柔らかさというものは、インクをつけて書いてみた印象とは異なります。現行のペリカンM400~800系など、相当に堅いペン先を持っているように思いますが、「いやぁ、ペリカンは柔らかくていいですね」などとおっしゃる方も多いようです。そのあたりは人それぞれ。私の場合は、チョークか何かで書いているような、コツンとしたあたり方が気になります。ペン先は堅いけれど、インクフローを潤沢にして書き味を良くしている、私はそういうのを「ずるい書き味」と呼んでおります。
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 その名もプラチナ・プラチナ。キャップトップのあたり、かなり年月の経った感じが出ています。ペン先をじっと見てはいけません、ロクにペンを見ないでとにかく書いてみてください。気持ちいいのはどちらですか? と聞けば、大多数の人は右の方だと言うでしょう。でも、きちんと調整されたプラチナの萬年筆を知っている人なら、左の方をとるのではないかと思います。こう書いただけで、三重のマスターあたりは頷いてしまうだろう、というのが怖いところです。
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 左の方はペントレでN御大から譲っていただいたもの。右の方はさる萬年筆専門店の店主から贈られたもの。現状のままなら、右の方が気持ちよくかけるのは間違いありません。専門家が毎日使っていたペンなのですから。

 字幅は両方ともに中字ですが、左の方はやや絞り気味で細字に近い感じ。それに対して右の方はごく普通の中字です。右の方は、フローの良さを活かして筆記の気持ちよさを出す、という方向で調整されているように思われますが、左の方は真っ向勝負。フローも絞り気味ですが、かっちりと気持ちよく書くことができます。
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 インレイのあるなしでわかる人にはわかります。でも、この2本の違いがわかるからと言って、まだヘンタイではないと思います。ご安心ください。左のインレイ(首軸のところにある銀色の菱形)がある方はプラチナ合金のペン先、右の方は18金ホワイトゴールドのペン先です。

 どちらも材質としては堅いものですから、紙に降ろしたときにはコチンとなりそうですが、それはあまり意識したことがありません。萬年筆と言えばヌラヌラ、というのが定説のようになっていますが、ほんの僅かな抵抗感を伴ってペン先を「動かしている」という感じ、その気持ちよさもまた捨てがたく、ハマると抜けがたいものです。そして、プラチナの萬年筆、特に細字のものであれば、その書き味を堪能できると思います。是非一度、プラチナの細字系、できれば3776系統でお試しください。

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コメント

仰る通り、私なら確実に左の方を手に取るでしょうねぇー。

こんな偶然ってあるんですね〜〜
ネタがかぶった……(笑)

ちなみに自分のネタも左の方です(笑)!

みずうみ先輩とつきみそうさん異常なテレパシーですか(笑)すごいです。。。。

プラチナについては物議をかもした感があります。
再考の余地がありそうです。恐縮です。。。

 二右衛門半 さん

 いや、それでこそマスターです。お見事。

 たがみ たけし さん

 うわ、今日は全然プラチナにする気なかったんですが、直前にこのネタに・・・・・。みずうみの悪魔に背中を押されたのかも。

 masa さん

 いやあくまで、3776系はエェんですよ、ってことで。堅いのは真剣に堅くてどうしようもないですからね。

プラチナを持つと常識人になったような気がするのは何故だろう?持たなくても常識人のはずなのに・・(笑)

プラチナを持たない僕は常識人ではない?!
 うぬ、これはイカン。近江の者に探索を依頼せねば…(ってオイオイw)

 夢待ち人 さん

 プラチナを持つと・・・っていう前提がすでに常識人ではないような気もしますが・・・。

 ともぞー さん

 近江の人に探索を依頼したのでは、常識人から遠く離れる一方ではないかと。

不埒な → ふらちな → フラチナ → プラチナ
がくっ!

ついでに少し調べてみました。
金などのヤング率(同じ張力で伸びやすいかの数値)
金  80   10^9 x N/m^2 
白金 152
鋼  200
銅  110
アルミ 68
昔大学でヤング率と温度の関係を書けとか問題が出たことが有ったけど、結果どうだったのか?覚えない
曲げモーメントの計算なんか忘れた。
ポアソン比なんかも忘れた。

 マオぢぃ さん

 突っ込んでいただいて感謝です。

 ご存じのように、ペン先の堅さは材質のみならず、厚みや形状にも左右されますから、素材の特性はあくまで参考に過ぎません。

 ところで、金に何を混ぜるとホワイトゴールドと呼ばれるものになるのでしょう。日本語ではプラチナを白金と呼んだりするので紛らわしいですね。

昔はニッケルで最近ではパラジウムを含んでいるのでは?
金メッキだって、直接メッキしないで、予め違う金属でメッキしてから金メッキでしょう。
その下地の金属で表の金の色が変わってくるしね。
(下地は銅とかニッケルね)
曲げモーメントを考えるとヤング率が二倍なら同じ伸びならルート2分の1で同じになるのか?
一度円筒形の一部分切った(断面扇形)モデルで計算したら判ると思うけど、、、
ここで、機械設計している人がおられるようだから、計算を頼んでみたらどうでしょうか?

 マオぢぃ さん

 それがもう、数値ではわからないというか、数値では同じでも実際は違うことの方が多いのですね、この世界は。

設計屋でーす。
3次元化が難しいと思っていましたが、それは本物にそっくりにしようと思ってたからだと気づきました。
単純モデルで行きましょう。
FEM解析、宿題として承りました。
(ただ、いつも何やってるかわからないと言われながらも、仕事の合間なので、納期は決められませーん)

 白髪猫 さん

 呑兵衛(だった)おやぢが変なことを言い出してすみません。でも、おもしろそうなテーマですのでどうぞよろしく。

ぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱちぱち
お願いします。 
わくわくわくわく

 マオぢぃ さん

 でもねぇ、見た感じ、マオぢぃさんと白髪猫さん、引き合わせて一緒に呑ませてみたいですぅ。合いそうですよ、なかなか。

せんせい、メアドください。
結果が出たら写真送ります。

 白髪猫 さん

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