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2010年8月

2010年8月31日 (火)

夏休みもおしまい

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 大好きな敷物の下に鼻先を突っ込んで眠る「くま(仮名)」さん。やはり夏休みの間は、子ども達の誰かが家にいる、というのが常になっているせいか、犬たちの情緒も安定しているように感じられます。普段なら毎朝が戦場、そして誰もいなくなった、という状態になるわけですが、そういうときは犬たちも遊んで遊んでとせがみません。お散歩から帰ってくるとたっぷり水を飲んで、ドテッと横になって静かにしています。

 日中ほとんど寝て暮らす、という点で変わりはないのですが、家族がいるリヴィングで寝ているのと、誰もいないのとでは、犬だって安心感が違うのでしょう。明日から寂しい思いをしなければいいのですが・・・・・。

 世間の皆様からすると、40日も夏休みがあったんだから不満を言うな、となりましょうが、この業界におりますと、夏休みの終わりは本当に哀しく感じます。特にこの月曜と火曜、平日にもかかわらずお休みをとる先生が圧倒的多数。運動場や体育館、校舎で部活動に励む生徒の姿もほとんど見かけません。たとえ2日でも、去りゆく夏休みを惜しみたい、そういう心理が働くようです。
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 私自身は、例によって段取りが悪く、泥縄な自転車操業を繰り返しておりますので、この2日間は最後の仕上げ。職員室にある共用PCを全てリストアしたり、新学期に必要な書類を印刷したりと、何も今日やらなくても早くに済ませられたのに・・・・・と自分に突っ込みながらの夏休みの宿題状態。あまりのことにプリンタが熱ボケして、宿題が完成しないまま新学期を迎えるという、そんなことで率先垂範してどうするねん、というグダグダぶりでした。

 10日ほど前のWAGNER神戸大会。さる青年から「萬年筆の布教するから、お手持ちのペン試筆させてあげてね」と依頼されて、せっせとペン先を洗い、インクを詰めて30本ほど持ち込んだ、それだけが変に充足感のある夏休みでした。

 ちょっとぶっ飛んだものから、最初に買うならこれかな、というものまで、夢から現実までを取りそろえたサンプルを作ったつもりでしたが、実際試筆されているのを見るとヘンタイなものにまず手が伸びるようで、「これは外せんなぁ」と仕込んだ上の2本、結局誰も手に取らなかったように思います。
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 この2本のテーマ、それは「普通」です。「隠れてる」というキーワードもあります。手持ちのペンの中でも、ほとんど手が伸びないものでありながら、「はじめてなんですけど、何がいいでしょうね」と聞かれると候補に挙げるものです。

 LAMY2000、こいつは飽きます。とにかく飽きます。けれども、なんの欠点もありません。ペンに落ち度はないのだけれど、書く方の人間が勝手に飽きてしまう、ただそれだけのことです。ですから、1本ととことん付き合う、という人にはおおいにお勧めできるペンでもあるのです。
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 LAMY2000は、ごく普通の現行品(のひとつ前)と、総ステンレスのEDITION2000を持っておりましたが、飽きるのと、あまりに重たいのとでどちらも手放してしまいました。その後に、飽きると知りつつ手元に残っているだけあって、少しだけヘンタイなのがこの個体。初期のバージョンです。

 首軸が改良された現行品にも興味はあるのですが、まぁどうせ飽きるのですから、出る出ると言われつつなかなか出てこない木軸のLAMY2000が出るまで(ホントに出るのでしょうか)、何年でも待つことにしております。
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 もう一方のダイアログ3、遅れに遅れて発売された最初期ロットですが、インクの乾きが激しく、機構的にも今ひとつ安定感に欠けます。おそらく、潤沢に出回るようになってからのものは改良されていることでしょう。それを思うと、PILOTのキャップレスはなんと優秀なことか、という流れで、キャップレスも試筆できるようにしておいたのですが、やはり手が伸びなかったようです。

 うんざりするような暑さの中で新学期突入。体調がすぐれない生徒も多数出てくるでしょうから、週末までの3日間はなかなか大変だと予想されます。それでも、やっぱり学校には子ども達がうじゃうじゃいたほうが楽しいもの。あぁ、夏休み終わってもぅたなぁ、と溜息をつきながらも、2学期はアレやってコレして・・・・・といろいろ考えている自分がいるのです。

2010年8月30日 (月)

BabyFace

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 飼育係の長女に遊んでもらってご満悦の「ちち(仮名)」さん。我が家の2頭の中では、ベビーフェイスというよりむしろヒールではありますが、こうしてくつろいでいるときには本当に可愛らしく感じられます。うるさいし、わがままだし、甘噛みも治らない。そんな犬でも可愛いと思ってしまうところが犬好きの難儀なところです。

 我が家の場合、週に2回は買い物に出ないと冷蔵庫の中身を維持できません。水曜日には生協の宅配があるので、もう1回は週末のお買い物。夕方、母親が買い物かごを下げて近所のお店でお買い物、というのが原風景として心の中にあるのですが、いずれにしても主婦は大変なのだなぁ、ということを痛感するのがこのお買い物。どれだけ買うねん、と思っていても3日で冷蔵庫が空になるのですから。
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 近所にある得体の知れない飲食店の外観。気合いを入れれば歩いてでもいける範囲に、この妖しいお店が2店舗もあります。冷蔵庫も空っぽだし、晩ご飯を食べに行って帰りにお買い物、というパターンが良くあるのですが、ここへ行こうと言うと次男がすねる、というお店です。

 お料理に不満はないのですが、お店のインテリアがいやなんでしょうね。このお店、店内はバリ島のイメージでまとめられているため、バリ直送(?)のアイテムがそこここに飾られているのですが、それが「気色悪い」のでしょう。
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 お店の入り口から、いきなりこういうのが出迎えてくれます。これだけなら、何となくトロピカルなイメージのカフェ、というところですが、店内に入るともう一段妖しさが増します。

 インテリアそのものは、大屋根の2階建てを一部吹き抜けにした、若い女性が喜びそうなお洒落系。実際、若い女性グループでの来店も多いようですが、うちのようなファミリー系でも全く問題なし、というのがおもしろいところです。けったいな店やなぁ、と試しにググってみたら、何と、ヒットするではありませんか。
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 男性用お手洗いのドアにこのお面。これです、これがいやで、次男はこのお店に来たがらないのでしょう。確かに、照明を落とし気味の店内でトイレに行ったらこのお顔、では一瞬ビビりますね。

 まぁお面やし、と気を取り直してトイレに入ると、またもお面。水タンクの上に、これまた濃ゆいお顔のお面がかけられています。便器に腰を下ろしていると、後から見下ろされている感じ。小用を足しているとモロにご対面、という感じです。たしかにこれは小さい子供にとってはキツいでしょう。
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 女性用のトイレのドアにも、これまたバリのお面が飾られているのですが、我が家の女性によるとトイレ内にはお面はないそうです。ちなみに、これだけバリ島べったりのインテリア小物とは関係なく、お料理の方は気合いの入ったカフェからファミリーレストランにかけて、という感じ。ただ、ご飯ものや麺類に関しては3人前ぐらいの分量がレギュラーサイズとなっているので、調子にのって注文すると死ねます。

 残念なのがこのお店、奈良は奈良でも東大寺とか奈良公園とか、そういう奈良ではないところ。来るべき将来、WAGNER関西・奈良大会が開催されたとしても、ここに島流しな皆さんをご案内することはできそうにありません。スモウレスラーサイズ、なんて殺人的な盛りのお料理もあるものの、焼きそばがない(曖昧な記憶)、唐揚げの入り数が少ない、というのも致命的かもしれません。
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 何というか、全国展開しているFCの直営店がこんな身近にある、というのも妙な感じですが、近所の妖しい店、と思っていたらどんだけデカいFCの直営店なんだ、というのも驚き。まぁ、知らないだけでこういうことはよくあるものなんでしょうね。

 この直営店、近所にあるもう一店舗は、結婚前に妻とよく行ったお店でもあります。看板を掛け替えただけなのか、全く別のお店になったのかはわかりませんが、当時は「木の実」という名の大きなカフェで、店内にどーんと置かれた古びたピアノが印象的なお店でした。添えられた説明書きによれば、 「カサブランカ」での Play it again, Sam. というあのシーンに出ていたピアノの現物だ、ということでしたが、実際どうだったのでしょう。バブルの時期でしたから、あるいは本当だったかもしれませんね。
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2010年8月29日 (日)

不埒な

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 お買い物をかねて一家で夕食に出かけ、帰ってきたらケージの扉が開いておりました。上下2カ所のラッチをきちんと留めてあっても、なにかの加減でひょいっと開くことがあるようです。にもかかわらず、賢くケージの中でねんねしていた「くま(仮名)」さんでした。

 おぉ賢いねぇ、ちゃんとおうちにおったんやなぁ、と思いきや、リヴィングのテーブルに置いてあったソフトバンクのお父さんストラップ(これが実にお気に入り。何度取り上げても、見つけると咥えていくのです。)がケージの中にあるのを発見。一通りあちこち歩き回って、疲れたから家に戻った、というだけのことでした。やっぱり我が家の犬だけあって、隠れて不埒な悪行三昧、だったのでした。
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 犬が不埒なら飼い主はプラチナ、です。萬年筆坊主さんの記事にもありますように、プラチナは堅い、あるいはインクフローが渋い、などといって敬遠される方がけっこういらっしゃるようです。

 ペン先の物理的な堅さ、柔らかさというものは、インクをつけて書いてみた印象とは異なります。現行のペリカンM400~800系など、相当に堅いペン先を持っているように思いますが、「いやぁ、ペリカンは柔らかくていいですね」などとおっしゃる方も多いようです。そのあたりは人それぞれ。私の場合は、チョークか何かで書いているような、コツンとしたあたり方が気になります。ペン先は堅いけれど、インクフローを潤沢にして書き味を良くしている、私はそういうのを「ずるい書き味」と呼んでおります。
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 その名もプラチナ・プラチナ。キャップトップのあたり、かなり年月の経った感じが出ています。ペン先をじっと見てはいけません、ロクにペンを見ないでとにかく書いてみてください。気持ちいいのはどちらですか? と聞けば、大多数の人は右の方だと言うでしょう。でも、きちんと調整されたプラチナの萬年筆を知っている人なら、左の方をとるのではないかと思います。こう書いただけで、三重のマスターあたりは頷いてしまうだろう、というのが怖いところです。
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 左の方はペントレでN御大から譲っていただいたもの。右の方はさる萬年筆専門店の店主から贈られたもの。現状のままなら、右の方が気持ちよくかけるのは間違いありません。専門家が毎日使っていたペンなのですから。

 字幅は両方ともに中字ですが、左の方はやや絞り気味で細字に近い感じ。それに対して右の方はごく普通の中字です。右の方は、フローの良さを活かして筆記の気持ちよさを出す、という方向で調整されているように思われますが、左の方は真っ向勝負。フローも絞り気味ですが、かっちりと気持ちよく書くことができます。
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 インレイのあるなしでわかる人にはわかります。でも、この2本の違いがわかるからと言って、まだヘンタイではないと思います。ご安心ください。左のインレイ(首軸のところにある銀色の菱形)がある方はプラチナ合金のペン先、右の方は18金ホワイトゴールドのペン先です。

 どちらも材質としては堅いものですから、紙に降ろしたときにはコチンとなりそうですが、それはあまり意識したことがありません。萬年筆と言えばヌラヌラ、というのが定説のようになっていますが、ほんの僅かな抵抗感を伴ってペン先を「動かしている」という感じ、その気持ちよさもまた捨てがたく、ハマると抜けがたいものです。そして、プラチナの萬年筆、特に細字のものであれば、その書き味を堪能できると思います。是非一度、プラチナの細字系、できれば3776系統でお試しください。

2010年8月28日 (土)

お片付けは大切

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 「ちち(仮名)」さんが散歩から帰ってきたところをパチリ。彼女がお散歩中に出したものの始末と、脚を拭くための雑巾を用意する、その間、彼女は玄関につながれて待っております。飼育係の娘は、私が写真を撮っているのでしばらく放って置いた方がよいものと勘違いしたのか、なかなか彼女を迎えに来ません。

 実際、家族みんなの靴が置いてあると、こうして待つ間にも次から次へと咥えてしまいます。写真左下の赤いのは次男の靴。写真を撮る飼い主に気を取られているうちはよいのですが、すぐに気づいてパクッといくことになります。面倒ですが、片付けるに越したことはありません。
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 とにかく空き箱を棄てなくては、と、お片付けをしておりました。まずは紙箱。工房 楔 の箱が多く、カトウセイサクショの箱もあります。このキンキラキンぶりは文化遺産なので、置いておこうか、などと思ってしまうから片付かないのでしょうね。

 一応、箱の中身を確認し、インクカートリッヂなどが入っていれば取り出します。昔から、箱の中身を確認するいちばんの方法は振ってみること。この箱、なかなか立派やなぁ、棄てるのもったいないなぁ、などと思いつつ振ってみると、立派な音がします。
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 ペンクラスターで何本かいただいたうち、これは何が入っていた箱かなぁ、何が残ってるんやろ、などと思いつつ、箱を開けてみてびっくり。そこには、入っているはずのないペンが入っていたのでした。

 先日、お坊さんが来るからと部屋を片付けていたときも、立派な桐箱を開けて中身がないのを確認し、あぁ、どこへ行ったのだろうとため息をついておりました。もう1年以上、どこへ行ったのだろうと思い続けていたペン。大橋堂の玉虫塗りがその箱に収まっていたのでした。
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 久しぶりの対面。前回見たのは、うめだ阪急に大橋堂が来ていたとき。掃除をお願いします、とお渡しして、「極黒お使いですね。これはマメにお掃除しないといけませんよ」と今関さんに言われた時だったと思います。

 なぜこの箱に入っていたのか、それは私が入れたのに違いありませんが、そのことを完全に忘れていて、あやうく箱ごと棄ててしまうところでした。私はあちこちにものを放置して、なおかつ片付けが遅いので、しびれを切らした妻が「とりあえず」邪魔にならないところに移動することがよくあります。そして、それが原因で二度と見つけられなくなる、ということもたいへん多いのです。私の記憶力はリス並みなのですね。
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 それにしても見つかってよかった、と思いつつ、ほとんどこのペンを使っていなかったことも思い出しました。まだ手持ちの本数が少ない頃は、それこそ大回転でした。当時、まともな萬年筆といったらオレンジのパーカー・デュオフォールドだけ。黒いエボナイトの大橋堂を誰かに持って行かれたのが残念でならなかったときに、百貨店に行ったのが運の尽き。出会い頭で出張販売ブースに行き当たり、購入してしまったのがこのペンなのです。

 毎年、年度末になるとやってくる大量の所見書き。辛く退屈なこの作業を緩和してくれたこの萬年筆でしたが、次第に本数が増えてくるにつれ、活躍の機会が減っていったのでした。
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 よく使い込んでいたので、あちこち傷だらけですが、それもまた味わいです。玉虫塗りの美しさは今も色あせていません。何回転も回さないと外れないキャップを、何回転も回してお尻につける。こういう手間のかかる萬年筆は、自宅においてじっくりと使うのがよいのかもしれません。
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2010年8月27日 (金)

鉄分たっぷり

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 お気に入りの、古毛布で作った敷物を枕にして休む「くま(仮名)」さん。彼女は自分好みの形になるまで、何度も何度も枕を作り直すのです。敷物は敷物として活用しつつ、「鬼に金棒」のクッションを枕にすることもありますが、やはりこの敷物がいちばんのお気に入り。この敷物を洗濯してやろうと取り上げると、哀しそうな顔で敷物の行方を目で追っています。

 実は、小学4年生になる次男も、おしめをしている頃にいただいたきかんしゃトーマスのバスタオルが大のお気に入りで、ベッドに入るときの必須アイテムです。アンタはライナスかっ、と突っ込まれつつも、離そうとしません。幼稚園の頃、洗濯して乾いていないためにベッドに持っては入れなかった時、真剣に涙ぐんで寝付かれないほどです。すでにバスタオルの形をとどめないほどボロボロになっており、「5年生になったら棄てる!」と宣言しているものの、果たして手放すことができるのか、少々心配なところです。
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 この夏休み、家族でのお出かけは鳥羽の花火だけ。小学生の息子にはあまりに気の毒な状況ですので、「夏休み親子で社会見学」と銘打たれた近鉄の企画旅行に参加しました。大阪と奈良の境、高安山へと登るケーブルカーの巻き上げ室を見学したのち、業務中の近鉄五位堂研修車庫を見学するという、濡れたら真っ赤に錆びてしまいそうなほど鉄分たっぷりの一日を過ごしました。
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 近鉄の鋼索線の特徴は何といっても、一般人が通行できる踏切があることです。この西信貴鋼索線のほか、生駒鋼索線にも立派な踏切があります。私たちにとっては身近なことで、それが普通だと思っていたのですが、よそにはない特徴なのだそうです。

 こういう催しに参加する人たちとは思えないほど、皆さん鉄分控えめで、何をしょうもないこと聞いてるねん、ってな感じでしたが、現場の方と技術的なお話で盛り上がってしまう私の方がヘンタイなのは言うまでもないところです。でも、それで永年の疑問が解決してスッキリいたしました。
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 ケーブルカーの見学に続いて、2000両弱の近鉄車両のうちおよそ8割の検修を担当するという五位堂検修車庫へ。40トンクレーンによる車両つり上げは迫力満点ながら、よく休日の工場で開催される「鉄道まつり」的なイヴェントでもよく見られる光景。今日は平日なので、工場内の各所で、普段と変わらぬ作業が行われている、それを見学できるところがミソなのです。
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 どうも他の見学者とは違うところに目が行ってしまうヘンタイな私。こちらは、ロングシートのクッション部分に溜まったホコリを叩き出してクリーニングする、という冗談のような機械。その他にも、こういうことはどうなってるんでしょう、などとマニアックなことばっかり突っ込んで聞いていたような気がします。
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 かつてあやめ池遊園地に展示されていた大軌デボ1型。これを前にして、現役の駅員さんやもと運転士さんなど、個性豊かな添乗員の皆さんと「デボのデは電動車のデとして、ボはなんやろ?」「そら、ボギー車のボとちゃいまっか?」などと濃ゆい会話を繰り広げてしまうなど、お父ちゃんはおおいに盛り上がったのですが、強烈な暑さゆえ、息子はバテバテ。あと1時間、見学が長引いていたらヘタっていたことでしょう。
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 お世話になった挙げ句に失礼かとは思いつつ、最後に今日の変なモン。五位堂検修車庫正門、表札の横に置かれていた近鉄マーク入りの灰皿です。関係者の皆様、すばらしいイヴェントでした。ありがとうございました。

2010年8月26日 (木)

そうまでして・・・

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 相手がケージから出てこられないのを良いことに、挑発の限りを尽くす「くま(仮名)」さんに対して、いささかお疲れモードの「ちち(仮名)」さん。この直前まで、2頭でじゃれ合っていたものの、どうせ届かないのだから、と諦めてしまったようです。

 「くま(仮名)」さんが強いのはこういう状況の時だけ。2頭ともにフリーにすると、一方的に「ちち(仮名)」さん有利で、すぐにマウントポジションにいくか、体のどこかに噛みつきます。対する「くま(仮名)」さん、真剣に怒ると怖いのですが、いつもは逃げ回るばかりです。年長ゆえの優しさか、「ちち(仮名)」さんが怖いもの知らずなのか、真相は不明です。
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 さるお店で目にとまったので購入したクロスのスイッチイット。クロスのボールペンをシャープペンシルに変えてしまうという商品です。じゃあこれも、とレジに出したとき、「えっ、まだ持ってらっしゃらなかったんですか?」と驚かれてしまった私は、やっぱりヘンタイだと認識されているのでしょうか。

 だいたい、クロスのボールペンを使おうかという人が、わざわざこんなものを・・・・・とも思うのですが、クロスのボールペンをいっぱい持っているので、何本かはシャープペンシルとして使おう、という、そういう人のための商品なのでしょう。
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 さすがはクロス、親切な日本語の説明書が別添されます。シャープペンシルのユニットと入れ替えること自体は、リフィルの交換ができる人なら簡単にできるはずです。むしろ、シャープペンシルの芯を出したり引っ込めたりする方に戸惑いそうな感じです。

 もともとツイスト式のボールペンですから、装着後は同じようにボディをひねるだけでシャープペンシルの先端部が出てきます。このとき、たいていは芯が出た状態になっているようです。それでも足りなければ、ボディを左右にひねることでさらに芯を繰り出すことができます。
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 退屈な会議中、ついついボールペンをひねってしまう、なんて癖のある人だと、気がついたらとんでもなく芯が飛び出している、ということになるのでしょうか。

 例によってお馬鹿なことを考えながら、とりあえず交換してみようと思ったものの、何と、クロスのボールペンがありません。どこかに1本ぐらいありそうなモンですが、とりあえず見つからないので、妻のペンを借りて試すことにしました。
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 哀れ、ピンクリボンのボールペンは、胴軸を引き抜かれて2分割。さらにはリフィルを取り出されて、見るも無惨な姿です。その姿のまま、取り出したボールペンのリフィルと、このスイッチイットのユニットとを並べて記念撮影。当たり前の話ですけれど、長さもぴったり同じ。こういうものを発想した人、実際に形に仕上げた人、エライと思います。
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 そうしてできあがったピンクリボンのシャープペンシルを妻にホレホレしたのですが、予想通り「そうまでしてシャーペンにする意味あるの?」というお言葉が返って参りました。しかも妻はヘンタイではない普通の人ですから、0.7ミリという太さも「やや太い」と感じることでしょう。

 結局、ピンクリボンはボールペンに戻して返却。家捜ししてリフィルがダメになったクロスが見つかるまで、スイッチイット君にはスタンバイしていただくことになりましたが、たぶんこれ、ペンが見つかった頃には行方不明になってそうな気もします。
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2010年8月25日 (水)

それでも出ません

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 以前にもご紹介したことがありますが、「くま(仮名)」さんは最近、このようにして眠るのがお気入りのようです。あんまり気に入っている様子なので、トイレ用のトレイを出し入れするための小さな扉は開けっ放し。頭さえ通ればそこを通り抜けできる、というのは猫の話ですが、犬でも器用な子はそういうことができるようです。彼女の場合、そのことに気づいていないのかもしれませんし、とってもメタボな体型ということを自覚して諦めているのかもしれません。

 午後3時過ぎでしたか、仕事が一段落ついたのでソファにひっくり返ってウトウトしていたときのこと。突然、バァンという大きな音がして目が覚めました。窓越しに見る外の景色は夏空。西に傾きかけた太陽から燦々と陽が降り注いでいるので、あぁ、これが青天の霹靂、っちゅうやつやなぁ、などと呑気に構えていたら、「コンピュータ、エライこっちゃで!」と誰かが駆け込んできました。
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 目の前にある、先ほどまで仕事をしていたPCは問題なし。職員室にあるPCがサージか何かでいかれたようです。聞くと、私の向かいに座っている人の机上にあるPCから火花が出たのだとか。ホンマかいなと思いつつ匂いをかいでみたり、中を開けてみたりしても特に異常はなさそうです。

 衆人環視の中、おもむろに電源スイッチを入れると、「前回正常に終了せず云々」のメッセージが出たものの、通常起動を指示して問題なく続行。デスクトップの画面が出てくるのに時間がかかるので、「ほらやっぱり壊れてるわ」などと無責任なささやきが聞こえてきますが、それならここまで来るはずもないので、やたらにアプリケーション入れまくってスタートアップ実行アプリが数十個、ってやつだろうと思って見ておりましたら、AKB48とやらのかわいらしい壁紙がどーんと表示されて一同大笑い。ホント、壁紙は選びましょう。
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 デスクトップは問題なく出たので一件落着、でしたが、監視カメラのコントロールユニットはサージでやられたようです。キャア、などと言いつつ外に出て走り回ったりする、どんな育てられ方をしてきたのかわからん生徒も多い昨今、人的な被害がなかったのは幸いでした。

 さて、昨日前振りをしたのがこちらの萬年筆。セーラーのショート軸で、キャップと尻軸がマット仕上げになっているものです。ペン先は18金で、はめ込み式にもかかわらずなかなかよく撓る、素性の良さそうなニブです。マット軸、それもセーラー製のものを手に入れたのですから、全日本マット軸協会会長の要職にある関西の親方にお見せしなければ、ヤミマット軸になってしまいます。
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 いつものように「それでは」とペン先の整体、インクを装填して待つことしばし。いつもならここで「うん」となって手渡されたペンを握って書いてみて、「ふわぁ~ん」とか「はははぁ」とか、訳のわからん、それでも嬉しそうなリアクションへと続くのですが、今回は全くインクが出てきません。振ってみても、カートリッヂを手で絞ってみてもダメ。よって、午後2時30分、このペンは「二右衛門半(普通名詞)」と認定されました。

 それもまた、汚れやつまり、傷などのランクが高い「広島の二右衛門半(普通名詞)」認定ですので重症です。ロットリングクリーナーを流し込んでみても症状の改善が見られないので、これは超音波洗浄器に入れると「Bomb!」とインクが噴き出すような、相当にタチの悪い個体であると判定されました。この時点で、内科的療法による治療を断念し、外科手術によりインク経路を確保するという方針に転換。
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 親方が誇る各種の工具を駆使してペン芯を取り外したところ、おまえは大阪湾の底かっ!と突っ込まずにはおれないほどのヘドロが堆積した状態。外見からは想像もできない繊細さをもってそれらのヘドロを浚渫したのちのペン芯は一回りほど痩せたようにも見えました。

 あまりの汚さに撮影することも忘れてしまいましたが、ペン芯を外したあとのニブ裏側のようすから、その汚れ具合を偲んでいただければと思います。この汚れもまた、落としていただくのに相当なお手間をとらせたものです。
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 小一時間はゆうにかかる大手術を経て、見事復活したマットなショート軸。ご覧の通り、再生コピー用紙ではインクがにじんでしまうほどのフローを得て、見事復活を果たしました。ただ、あまりに書き味が良く、いっぺんでお気に入りになってしまったのと、持ち歩いていたらなくしてしまいそう、ということで、ショート軸らしい使い方ができそうにないのが問題といえば問題でしょうか。

 久々に親方に「えぇ加減にせぇよ、このペン。なんで出ぇへんねん、シバくどっ!」と言わせた作業でありました。親方、その節はどうもありがとうございました。

2010年8月24日 (火)

おつかれ・・・

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 横着にも寝そべったまま水を飲んでいる「ちち(仮名)」さん。お水がおいしいのか眠たいのか、お目々をつぶっております。この横着なワザは、先住犬たる「くま(仮名)」さんから学んだもの。ああやって楽に水が飲めるのね、と見て覚えたのでしょう。

 夏の終わり、というにはあまりにも残暑が厳しい毎日。職員室のエアコンも壊れたままで、除湿運転するのがやっとです。10時、11時と気温が上がってくるにつれ、もうそろそろかな、もうアカンかな、と思っていると、プシュゥという音と共に停まります。ある程度以上暑くなると、センサーが呆けてしまい、「十分冷えた」と判定して停まるのだとか。冷媒を圧縮したりする部分は元気そのものだそうです。
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 こちらもまた、「呆けてしまったから」、と持ち込まれたPC。問題なく使っていたのに突然駄目になったので、開けて見たら・・・・・ということでした。よくあるコンデンサの膨張、破裂です。

 おそらくはこれ、名機の誉れ高いBK810系統の機械でしょう。ソケット370の時代、コンパクトなベアボーンといえばこれでした。マザーボード上のコンデンサはほぼ100パーセント「妊娠」しており、なかには破裂して粉を吹いているものもあります。これを見て、適当なマザーボードを買ってくれば使えるかな、などと言う同僚がおりましたが、それは悪い冗談ですね。
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 このマシンをもらったとしても、光学ドライブとFDDぐらいしか使えるものはないでしょう。基板のコンデンサがこの状態ですから、電源の寿命もあとわずかと考えて間違いないでしょうし、メモリもPC133、ハードディスクもIDEの40GBぐらいと、今どきのものではありません。

 もしこれと似たような機種を現役で使っている人なら、いざというときの部品とり用に持っていてもいいかも、というレヴェル。オークションに出品してくれと言われたのですが、これだと1円スタートぐらいしかありませんから、出品手数料無料の時を狙わないと損をしてしまいますね。
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 一方こちらは、オークションで得をした、というパターン。元の持ち主さんが、どんなものかも良くわからないまま、使うこともないからと出品されたもの。萬年筆としてはとってもとっても良いものでした。

 この萬年筆、その外観ゆえ、必ず親方に報告しなければならないものでした。そして、親方によるリストアが始まったのですが、写真はその作業中の一コマ。涙なくしては語れない感動巨編、なので、明日に続きます。

2010年8月23日 (月)

処暑残念

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 まだまだ残暑が厳しく、お散歩に行って帰ってきたときは、もう死にます、みたいな風情の「くま(仮名)」さんですが、エアコンの効いた室内で一日寝て過ごしていると文字通り涼しい顔です。

 あごの下を撫でられてまんざらでもない感じながら、顔をやや上向きに、おとなしく座っている様は「楚々とした・・・」という表現がぴったり。あまりピンと来ませんが、今日はそろそろ暑さがやわらぐ日、という処暑。台風襲来の特異日だそうですが、今年は肝心の台風発生がほとんどありません。
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 一度は手にしてみたい、と思いつつなぜかもっていなかった1本。ものの弾みで手に入れました。熨斗紙のついた筆記具の箱、中身はセーラーのプロフィット3です。最後の数字がなければ萬年筆ですが、こいつは3とついているので3機能筆記具。赤と黒の油性ボールペンに0.5ミリ芯のシャープペンシルという、廊下に落ちていても中学生でも拾わないというありふれた筆記具です。

 届いた包みを開けて、最初に目に入ったのが熨斗紙。箱の中を探すと保証書があり、しっかり3月の日付が押されていました。入学や就職などのお祝いにいただいたものの、全く使わないのでオークションに、というものだったのでしょうか。
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 黒いボディに銀色のトリム。こういう配色のプロフィット萬年筆はあまり見かけませんが、このペンの金色トリムというのも暑苦しい感じです。何よりこのペン、パッと見は高級そうで、手に取ってみてもずしりと重く、お、これはいいかも、と思うのですが、次の瞬間に裏切ってくれるのです。

 3機能の切り替えは、尻軸付近にある各機能の表示を上にしてノックする、という方式。これで1センチ近くボディが縮むのですが、その縮み方が「グニョッ」という感じで、節度感が全く感じられません。押し込んでいくと、底をついてからホンの少し戻るのですが、これがカチッと止まると上等な感じになるのに、と思うと残念。さらには、ノックすると動く胴軸後半の部分が常にガタガタしていて、ペンを振ると中でリフィル同士がぶつかり合う音がよく聞こえます。
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 ブラスで軸を作って、ずっしりした感じを出していながら、機構的には安いんですよ、とわかってしまうところが残念ですね。何事もコストとの兼ね合いですから仕方ないのでしょうけれど、これはこれとして、もっていると嬉しくなるような複合筆記具を出して欲しいなぁ、と思います。ただ、メーカーの名誉のために書き添えておきますが、ボールペンのリフィルについてはなかなかの書き味です。

 もうすぐ新学期。夏休み中に生活リズムが狂いまくった生徒たちが、いきなり朝早く起きて学校に出てくるなんて、悪夢としか言いようがありません。保健室はさながら野戦病院のような状態になるのでしょう。夏休みが終わりかけているのはとっても残念。そして、まだまだ暑いのと、期待して手にしたプロフィット3の造り、どちらも少々残念ですね。
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2010年8月22日 (日)

老眼

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 ピョンピョンと跳んでいる「ちち(仮名)」さん。最初、寝そべっている彼女にピントを合わせようとしたのですが、白くてのっぺりしているせいか、「どこに合わせていいのかわかりません」と横を向くカメラ。仕方なくケージの桟にピントを置いてシャッターを押しかけたその刹那、彼女が跳び上がってきたのです。

 撮れたものを見て、何かに似ている・・・・・と考えること数分。今の自分が細かな文字などを見ようとしたときの見え方、それがこんな感じなのだと思い当たりました。「ちち(仮名)」さんの足下から下半身にかけては比較的しっかりと写っていますが、顔がボケボケ。本やPCの画面などを見たとき、文字や図形がこんな感じに見えるのです。
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 今日は某所で習い事。10ポイント程度の文字でも読みにくいという私ですのに、無謀にもペン先の整え方などを習っておりました。こういう情報を流しますと、すわ、関西で調整師養成の大規模プロジェクト発動かっ!、なんて書かれたりするのですが、あくまでこれは習い事。コテ研ぎ発祥の地、という碑が建っている場所で、みな黙々と自己研鑽、ペン先研磨にいそしんでおりました。

 私以外の受講生の皆さんは、それなりにペン先を触ってこられた方ばかり。純粋にゼロからのスタートなのは私ぐらいのものですが、できる人はできる人なりに、できない者はまたそれなりに、楽しい時間を過ごしました。講師の先生には感謝の気持ちでいっぱいです。
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 今日は2回目のお稽古で、やっぱり自分は調整には向いてないなぁ、ということがはっきりしてきたように思います。改めて、師匠はじめ調整師の皆さんのすごさ、そして調整していただけることのありがたさを痛感した、という意味で、意義あるお稽古でした。

 昨日のWAGNER神戸大会に若い人が来る、と聞いたので、試筆してもらえるよう、久々にインクを入れた萬年筆を何本か持参したのですが、それらのすべてが、かつてインクを入れていた頃の書き味とは違っておりました。書く方の私が生ものですし、もともとたいした筆記感覚を持っていないのでええ加減なモンですが、あのときはもうちょっと良かったような・・・・・なんていう感じがするのです。

 リンクしていただいている「萬年筆評価の部屋」で、萬年筆は刃物、使い続けるなら自分でメンテナンスできなくてはいけない、という教えに触れ、そんなん、ワシには無理無理、と思ってきました。まぁそれでも、せめて日々の使用の中での微調整ぐらいできたなら、「ちょっと違うなぁ」と感じたときにペン先を整えて、気分良く書くことができるのでしょう。でも、私の場合、やはり目がネックです。
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 ルーペでペン先をのぞくと、上の写真のような感じ。なんというか、なかなかピントが合わず、ぼんやりとしか見えません。かといって、老眼鏡をかけた上でルーペをのぞいていると吐き気がしてきますので、結局は裸眼でのぞいて、息を詰めて合うところを探す、ということになります。

 昨日の3次会でも、WAVIOさんやsu_91さんからペン先調整に関するお話を伺っていたのですが、私にはほとんどわからない世界でした。皆さん、実に深いです。私は登山口から最初の山小屋あたりまで行ければ十分ですので、もう少しだけ、お稽古をしてみようかと思っております。

 実に楽しいお稽古ですが、もうそろそろ、大きな壁が現れそうな予感がしています。一緒にお稽古していた人の中には、繊細さと大胆さを併せ持ち、そんな壁崩してやるわっ、てな勢いの方もいらっしゃいましたが、私はその壁の手前までが自分の領分なのだと心得て、臆病に、ちょこちょこと楽しんでいければよいなぁ、などと思っております。
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2010年8月21日 (土)

こいかわすじ

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 VICTORの犬のようなポーズをとっている「くま(仮)」さん。なにかに聞きいっているように見えるのは、おっさん帰ってきよったけど、なんかくれるんかな・・・・・と注意を向けているのです。背後に空き容器が写っておりますので、家族の誰かが食べた後のアイスクリームをなめていたようです。

 本日は神戸でのWAGNER関西地区大会でした。私は生徒や保護者といっしょに校内をきれいにする、というイヴェントで、朝から2時間ほど、草刈りと刈り終えた草の移動に励み、お疲れさぁん、と皆さんが西瓜を食べているのを横目にそそくさと帰宅。お風呂に入って、その汗がひくまで休憩。会場に到着したのはお昼を過ぎてからでした。

 当初、神戸へ行くために作業を欠席しようかな、とも思ったのですが、結果的には参加して良かったと思います。1年ごとに契約更新となる講師の先生が37度台の発熱にもかかわらず暑い中で作業されているのを見て、未遂とはいえサボろうかと思っていた自分を恥じたことでした。
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 本日も例によって賑やかな会でしたが、午後2時過ぎには調整依頼のペンをさばき終わって、近所の中華料理店で昼食という、調整に携わる方にとっては何より、という状況。いい傾向ではないでしょうか。

 WAGNERの例会ではあまり見ることの少ない、妙齢の美女2人組が受付付近まで来られたようですが、名古屋の某社長に話しかけられてあわてて退散された由。本日受付担当のチェリーさんが席を離れたわずかな間の出来事で、もし私や親方がその場にいれば逃がさなかったのに、と思うと実に残念なことでした。

 吉例、じゃんけん大会も大いに盛り上がり、最後の最後で二右衛門マスターが一番妖しいブツをゲットするという、台本でもあるんではないかという展開。そして、良識あるヘンタイ倶楽部宴会本部長・どーむさんの仕切りにより、およそ20名以上が2次会へとなだれ込みます。ちなみに、前回の神戸大会で2次会を開いたお店は、すでに畳まれておりました。前回の2次会で、ピンク兄弟が異様に高いテンションで盛り上がったことが、お店の寿命を縮めたのかも知れません。
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 名盤Abbey Roadのジャケット写真さながら、鯉川筋を南に進むべく横断中の皆さん。当然この少し前には信号待ちをされていたわけですが、そこへ私のクルマが赤信号で停車。皆さんから発せられるあまりに異様なオーラに思わずカメラを取り出したものの間に合わず、横断する後ろ姿を捉えるのがやっとでした。それでも、十分以上に妖しく濃ゆいオーラを発しているのがおわかりかと思います。

 2次会では拾い食いをして九死に一生を得たという人が主治医と共に飛び入り参加したり、部下を持たない本部長であったどーむさんにはじめて部下がついたりと、いつもにも増して盛り上がりましたが、どうにもお料理のできあがりが遅く、非常に上品なお食事風景となりました。途中で帰途につかれた師匠も、おそらくはうどんを食べてから機上の人となられたものと思われます。
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 会場に入るなり、「対つきみそう用決戦兵器」が用意されていると聞き、二右衛門マスターのブースへ。そこで見たものは、東海道五十三次、関宿のかるた。二右衛門マスター曰く、こんなモンに興味示す人間は限られてるから・・・・・と。ありがたくお譲りいただき、おまけとして手ぬぐいまでつけていただきました。
 
 さらには、手持ちのしょうもない中古ペンをお渡しした方からテレホンカードを頂戴してしまいました。カードの入れ物が異様に立派なので不思議に思っていたのですが、立体視するための眼鏡が組み込まれているのを知って納得。実に、エビでタイを釣ったがごとき収穫でした。
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2010年8月20日 (金)

ばくりょう

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 目が光っていなければもう少しかわいらしいのですが、という「ちち(仮名)」さん。換毛期に入り、毛が大量に抜けております。この毛を掃除機で吸い取るのは小学生の次男の役目ですが、テレビアニメを1本(30分)見ている間にこれくらいの毛が溜まります。

 彼女が幼い頃、飼育係の長女が熱心でなかったので、ブラッシングが嫌いな犬に育ってしまった「ちち(仮名)」さん。時折、見かねた妻がブラシを持って近づくと、大騒ぎして逃げ回ります。ただ、内弁慶チャンピオンの彼女はトリマーさんの前では「借りてきた柴犬」なので、あえて換毛期にシャンプーしてもらいに行く、という不経済なことをやっております。
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 ばく‐りょう〔‐リヤウ〕【×曝涼】
[名](スル)夏、または秋の天気のよい乾燥した日を選んで衣類・書籍などを日にさらし風を通して、かびや虫のわくのを防ぐこと。虫干し。《季 夏》「―やうすべり敷きし長廊下/蓼雨」

 萬年筆に虫干しが必要かどうかはさておいて、これは「爆量」です。おっかしぃなぁ、どこにこんだけペンがあったんだ、と首をかしげてしまいます。これだけ集まったのはオークションあればこそ、ですが、ちりも積もれば山、という言葉もありまして、見ていると背筋が寒くなって参ります。

 使わないペンはどんどんお嫁に出してあげないとかわいそうなので、この秋は出品しまくるぞ、と思ってみたものの、誰もが欲しがるペン、というのがあまりないのが辛いところ。このラインナップ、まさに二右衛門半(普通名詞)なのです。
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 こうしてみると、やはりPILOTが多いですね。ブルーのキャップレスデシモは、いつもスーツのポケットに収まっていたはずなのに、いつの間にか2軍暮らしをしていたようです。帆布でできたペンケースに入れておいて白っぽくなってしまったカスタムカエデに、元の色艶が戻る良い方法はあるのでしょうか。久しぶりに目にするペンたち。実に気の毒です。

 幸いなことに洗浄した上で保管してあったものですから、広島の二右衛門半(比喩)ではない・・・・・と油断していると、時折空っぽになったカートリッヂが挿さったままのものを発見して、ペン先よりも自分が青くなったりもします。やはり、萬年筆は毎日、せめて週に1度は使いましょう、という基本中の基本を大切にしなければいけませんね。
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 ヘンタイなシェーファーさんたちが固まっている中に、仲間はずれがいますよぉ、どれですか、というクイズ。右の方に見えるPILOTさんたちはのぞきます。これやっ、というのはすぐにわかりますね。ここで仲間はずれなペンのお名前までサッと言えたあなた、立派なヘンタイです。すぐに頭を丸めてインドの山奥にでも修行に行くか、WAGNERの会合に出て懺悔するかしましょう。

 しかし、一つ目の箱を開けた段階でこれでは、この先が思いやられます。当Blogを書き散らし始めてもうすぐ3年。その間に紹介したペンがほとんどですが、中には「二右衛門半(普通名詞)も喰わない」と思われるようなペンも混じっています。景品に紛れ込んでいたりするかもしれませんので、じゃんけん大会には十分ご注意ください。 
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2010年8月19日 (木)

あれもこれも

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 鼻の前におやつを突き出されて、たまらずペロリ、の「くま(仮名)」さん。彼女は優しいのか、大人なのか、食べ物を持っている人の指や手を噛まないように、とても慎重に口を動かします。与える方が気をつけていないと指ごと食べてしまいそうな勢いの「ちち(仮名)」さんとの大きな違いですが、2頭とも、家族が何か食べているとなんでもほしがる、その点は変わりません。

 暑さのせいでしょうか、あれもこれも壊れてしまいます。「ピィーって言うて、さっぱりあかんわ」と校長室から放り出されたPC。起動はするものの、スクリーンセイバー並みの頻度でブルー画面になる職員室の共用PC。2月になれば、職員一人に1台ずつPCが配当されますが、それまでの間は私物のPCをのぞけば共用PCだけが頼りですので、ダメもとで、いわゆる「ニコイチ」を試みました。
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 名機として名高いASUSのベアボーン、Terminetor P4をベースにしたPC。今から6年ほど前、OS付きで安く買えるPCといったらこれぐらいしかなかったのですが、その分、余計なソフトなども入っておらず、開口部という開口部には堆くホコリが溜まるような環境で6年間、トラブルもなく動き続けているタフなマシです。右の黒いのが校長室にあったもの(の外装)ですが、経年でいうとこれがいちばん新しいものです。しかし、光学ドライブのトレイが出てこないために「改良」を受けるなど、なかなか過酷な使われ方をしてきたようです。
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 発案者はグッドアイディアだとご機嫌でしたが、これはないと思います。マイコンピュータから「取り出し」を指示しても、イジェクトホールをつついても、けっして出てこようとはしないトレイ。そっちがその気ならこっちにも考えがある、とばかりにねじ込まれたヒートン。ちなみに、これをつかんで引っ張り出すのにも、相当な力が必要です。まさに荒技。参りました。

 しかし、光学ドライブ以外は無事な様子で、OSが腐っているだけの様子。一方、職員室の共用PCはOSのインストールも完遂できない状態。よって、校長室のPCに職員室のPCから外した光学ドライブを装着。もう1台の共用PCと合わせるべく、外装は白い方を使うことにしました。
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 セレロン2.4GHzのCPUにメモリ512MB、Windows Xp。HDDは40GBというスペック。Windowsを軽く動作するようにチューニングしてあるので、事務仕事をするには不満のないマシンですが、今回、HDDを7200回転のものに交換することにしました。

 もう2、3年前、少しでも軽くなるようにとメモリを256MBから増量した際、一緒に手に入れて放置してあったバラクーダ。これに交換すれば、やかましくはなりますが多少レスポンスが改善されるはずです。
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 この作業で仕上がるものを含めて、職員室の共用PCは3台。残り2台も同型機ですので、ちょっと楽をすることにしました。このマシンにOSやアプリケーションをインストールした後、そのHDDのクローンを作り、それを残りのPCに装着するのです。いうまでもないことですが、ライセンスの問題はクリアできています。

 しかし、たった1台セットアップするだけとはいえ、OSのインストールとオンラインアップデート、各種アプリケーションのセットアップやセキュリティの設定など、Docomoの3G回線(ポータブルWiFiルータ)経由で行ったために、まるまる2日かかってしまいました。
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 作業をしているとはいっても、ほとんどは「待ち」ですから、よほど暇そうに見えたのでしょう。自宅のPCのコンデンサがことごとく破裂して亡くなったという同僚が、データだけでも救ってくれとHDDを持って登場したので、例によって妖しい機械でデータをサルベージした上で、HDDの内容を完全に抹消することになりました。

 暑い中、部活動の指導や草刈りに励んでいる同僚もいるのに、エアコンの効いた職員室でモニタ眺めて座っていれば良いという楽な作業、申し訳ないことやなぁ、と思っていましたら、何と、職員室と保健室のエアコンが同時にダウン。どちらも、設置して15年とか10年とかの古参機ですので、部品を交換してもたぶん回復しないだろうとの診断です。
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 エアコンの効かない職員室はサウナ状態。あまりにも暑いので、夕方、日がかげる頃から外に出て草刈り。数日前に買ってもらったばかりの草刈り機は私の私物よりエンジンが大きく、実に快適。職員室にいるよりよほど気持ちよく作業できたというのも皮肉なものです。

 帰宅後はHDDのデータ抹消作業。当たり前ですが自宅はエアコンが無事なので快適。でも、これだけの数のHDD、データを抹消するには数日かかりそうですね。
 

2010年8月18日 (水)

妻は強し

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 長々と寝そべる「ちち(仮名)」さん。飼い主がすぐそばにいるときは、こうして穏やかに過ごすことも増えてきました。少しずつ、本当に少しずつ、彼女も大人になりつつあるようです。

 先日来、異様に鳴き叫ぶなぁと思っていたら、昨日あたりからケージの中が真っ赤っ赤に。こういうのを見ると、お母さんにならせてあげたいなぁ、と思います。出産を経験すると犬もぐっと大人になる、とも聞きますし、いいこととは思いつつ、生まれた子犬を手放すことはきっとできないだろう、その一点で思いとどまっております。
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 もうすぐ新学期。先日購入の高価なマーカー、M205 Duo。しっかり使わないと、このインク、危ないかもよ、と妻に告げますと、受験生である娘に向かって「たっかいマーカーでお勉強するか? よう覚えられるかもしれんでぇ。」と一言。

 萬年筆を近づけただけで、病気がうつるからヤメれっ、という娘のこと、まさかこの申し出を受けることはあるまいと思っていましたら、「え、どんなん? 黄色だけ?」などと言いつつ手にとって、まんざらでもない様子。人生で初めて自分のものにする萬年筆がこれとは、スタートからしてヘンタイ度満点です。

 近くにあったDiamond530と並べて「どっちが高いと思う?」と聞いてみますと、息子も娘も、当然のごとく「こっちやろ」とM205を指します。左脳で判断しているので、これは当然の返答。しかし、実際手に取ってみると、M205のあまりの軽さと、Diamond530のあり得ない重厚さに、思わず笑ってしまう娘でありました。
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 ちっさい方が1万2千円、ごっつい方がだいたい3千円ちょっと、と聞いて、「アホやがな」とつぶやいて退場する息子。こちらはこの先もヘンタイ道に迷い込むことはないかもしれませんが、その他の分野へののめり込み方を見るとそれもいつまで・・・・・という不安もぬぐえません。

 PILOTの5号ペン先(F)をつけたDiamond530にセーラーの青墨を吸わせて書いた文字の上を、M205Duoでなぞってみます。少し時間をあけたのですが、さすがに条件が悪すぎたのでしょう。見事に青墨の方が引っ張られております。M205Duoの方は太字で、どんどんインクが出てきますから、これも無理のないところでしょう。萬年筆でノートを取り、大事なところをM205Duoでハイライトする、というのは、ノートをとっている現場でやるには無理のある作業ということになりましょう。
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 それにしても、やはり母は、というか我が妻は強いです。せっかく買ったものを使わなければ意味がない。しかも夏休み中には使うあてもない。ならば受験勉強中の娘に与えて活用させよう、という、当たり前ではありますが勇気のいる決断を瞬時にしてしまいました。

 世の恐妻組合員の皆様、限定萬年筆やら何やら、誘惑の多い時節柄、十分にご自愛くださいませ。

2010年8月17日 (火)

あい・しぃ・てぃ

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 野良仕事を終えて一息つく「くま(仮名)」さん、という1枚。敏感な耳がフリーになっていれば、手ぬぐいをかけられていてもそれほど気にならないようです。まだ幼い頃から「男の子ですか?」「ハスキー犬ですか?」と問われることの多かった彼女。写真写りはキリッとしております。散歩を終えて帰ってくるときの顔を遠目に見るとデーモン小暮閣下そのものです。

 夏休み中の学校で、結構話題になっているのがこの事業です。昔を振り返ると、ようやくここまで来たか、と感慨無量です。

 昭和の終わり頃、中学校の授業でコンピュータ「を」教えることになりましたが、数学も理科も「ぜぇっ~たいにヤダ!」と大反対。まだゆとり教育が言われる前で、教科書のボリュームもそれなりにあったことと、自分が知らないものは認めない、という教師特有の習性によるところも大でした。

 結果として、中学校で一番力の弱い教科である技術にその役割が押しつけられました。家庭科は小中高と連続しているので勢力も強いのですが、技術の方は全くダメ。でも、今にして思えば、あのとき、コンピュータの授業をすることになっていなかったら、今頃は教科として存続していなかった可能性もあるのです。
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 歴代の中教審委員のほとんどがその存在を知らない、という教科の悲しさですが、中教審ってどういう基準で委員を選んでいるんでしょうか。そんなことだから指導要領改訂のたびに技術の授業時間数も減り続けているのでしょう。ものづくりを軽んじる国や民族は長続きしないようにも思いますが・・・・・。

 敵は中教審だけではありません。魅力的でわかりやすい授業のためにICTを活用したいので、技術の時間にしっかり使い方教えといてね、なんてことを大多数の先生が平気で言い放ちます。ICT関連でビリから数えた方が早い国になるのも時間の問題でしょう。

 そんな危機感は微塵もなかったようですが、麻生政権末期のスクールニューディール政策で、「学校のICT環境を整備する」ための予算がつきました。予算をもらう方の自治体は、例によって他の財源に転用しようというムード満点だったのですが、今回はそれがバレると予算返納となることがはっきりするや、仕方なく学校のICT環境を整備することにしたようです。
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 生徒のPCルームには40台、先生には1人1台ずつ。しかもそれらがネットワークでつながれているという、世間ではさほど珍しくない、でも学校の中にいるとまるで夢のような環境になるそうです。

 ノートPC1台あたり90Wほど。これを一斉に使っても落ちないような電源を確保すること。ただし、プリンタその他は(別に落ちてもいいから)従来ある電源から取るように、とのお達し。なお、LAN構築用の機器も一般の電源から給電するそうです。絶対にシステム管理者やりたくありません。

 とりあえず、学校現有のPCをすべて把握して報告せよ、とのことで、生徒のいない校舎を歩き回り、校内に点在するPCを一つ一つひっくりがえしては型番と製造番号をメモ。これらのPCは、HDD物理破壊のうえ廃棄されます。

 まぁそれは当然として、教育委員会が予算をくれないので学校がいろいろ算段して買いそろえてきたPCたち、それもすべて回収・廃棄する、という方針が出ていて、ちょっと残念。姥棄て山のお話ではないですが、床下にでも隠しておきたい気分です。
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 今回は職員室に新しいプリンタも入れてあげるよ、と聞いて喜んでいたら、これがA4サイズまで印字可能な機種だとか。B4サイズが使えるほうが嬉しいのですが、今あるプリンタがネットワーク対応ならば継続使用も許可する、とのこと。こちらは一安心です。

 我が市では、文書作成には一太郎、成績処理には桐、というスタイルの学校が結構多いのですが、そのどちらも、今回の機器更新を機に使用が禁止されそうです。まぁライセンス関係でグレーな部分がありましたから仕方がないのですが、今更WordとExcelを覚えなければならないのはしんどいですね。覚えるほどの価値のあるソフトだと思っていない、っていうのが一番の理由ですが。

 ここ7年ほど、本校の通知票は、すべてを桐で出力していました。これができなくなってしまうので、次の手を考えないといけません。ICT環境の整備に伴い、通知票は手作業で作成していただくことになりました。先生方、どうぞよろしくお願いします、って言わなければなりませんが、なかなかブラック効いてていい感じです。吹き出さずに言えるかどうか、それがいちばん心配ですね。
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2010年8月16日 (月)

あのとき・・・

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 飼い主がすぐそばで寝転んでいるので安心したのか、ケージに鼻先をのせてくつろいでいる「ちち(仮名)」さん。顔だけでなく全身を見ると、実に堂々とした体格で、あぁ、あの頃は小さくてかわいらしかったのになぁ、と思うことしきりです。赤ちゃんの頃に、腸内のウィルスのせいで栄養がとれず、食べても食べても戻し、下しの連続で死にかけたり、最近も、あまりにも貧相な体をしているので血液検査を受けたりと、けっこう手のかかる子。おまけに、躾がなっていないのでワンキャンうるさいのも難儀なところです。

 初めてペットショップで見たとき、小さいくせにキャンキャンと元気よく鳴いていた、そこに気づくべきでした。一言も発しなかった「くま(仮名)」さんとは対照的。あのとき、うるさいからこの子はダメ、と決断していたら、我が家の犬は一頭だけだったはずです。
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 あのとき買っていたら、千円札数枚が必要だったはずの変なモン。とうの昔に販売終了になったものを、今頃になってコイン1枚で手に入れました。カップヌードルなんかを作るときにタイマーとして使う、その名もコップヌードルタイマー。なめてますね、このネーミング。

 もう一押し、製品の企画段階から気を配っておれば、3分か4分などといわず、3分か5分、とか、ダイヤル式で1分から10分まで選べます、とか、タイマーとしての機能が充実したものになっていたはずです。そうした弱さゆえに、消えてしまった製品なのでしょう。
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 カセットコンロを忠実に縮小した外観。ガスボンベを収める部分に単4電池2本を入れるようになっています。火を点けるのにひねるダイヤルで3分か4分を選ぶのですが、なんといってもここが残念なところです。

 ガスボンベをはめ込んだらグッと押し込むおなじみのレヴァー、こいつは完全にダミーで、ぴくりとも動きません。これも惜しいところです。そのくせ、コンロの部分には4カ所に赤いLEDが仕込まれていて、2つずつ光ったり、4つ全部光ったりを繰り返すという芸の細かさ。いや、実に残念です。

 こんな具合に、お湯を入れたカップ麺をのせるとその重みでスイッチが入り、コンロの火に見立てたLEDが光るのです。家族が集まってみんなで注目しているので、私も混ぜて、と叫んでいるのは「ちち(仮名)」さんです。あぁ、やっぱりこの子を迎えたのは失敗だったかな?

 それでも、我が家の2頭のうちでは「ちち(仮名)」さんの方が人気があるようです。実物を見れば圧倒的に「くま(仮名)」さんの方が可愛いのですが、家族みんなで「くま、くま」といったのではかわいそうですし、飼い主のどんな小さな動きにも反応してすぐにおすわりをするというあたり、最近は「ちち(仮名)」さんもどんどん可愛くなってきております。

 この最後の音を聞くためだけに3分間の撮影。アホですね。やっぱり、あのときこれを買わなくて大正解。だいたい4、5年前でしょうか、こいつが普通に売られていたのは。ちょうど、「くま(仮名)」さんがうちに来た頃ですね。

 あのとき、アレを買ったのは失敗だった、とか、あのとき、アレを買っておけば、というのはよくあることです。ヘミングウェイとか、プロフィット80なんてものも、その当時であれば難なく手に入ったはず。でも、あとになって欲しくなったり、なんでこんなもの買ったんだろうと思ったりする、それを楽しむのが趣味なのかもしれません。

 カップ麺なんてものをガンガン食べていなければ、今頃糖尿病で難儀していなかったかも・・・・・というのは言い訳に過ぎませんが。
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2010年8月15日 (日)

お盆の自由研究

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 模擬試験を終えて帰ってきた娘の足下で、じっと何かを待っている「くま(仮名)」さん。場所は食卓の下、視線の先は娘のお腹のあたり。何かおこぼれにあずかろうと、賢いお顔で待っているのです。

 欲しいなぁ、とずっと願っていると、いつかその願いがかなうときが来るものです。思考は現実化すると言われても、実際にはそんなこと滅多にないよ、と言う人が多数派ですが、思いはかなう、そう信じて生きる方が楽しいではありませんか。
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 七夕には短冊に願いを書いて笹にぶら下げる。いい習慣ですね。次男の通う小学校では児童一人一人に笹が配られ、そこに各自が作った七夕飾りと願いを書いた短冊をつるしました。七夕が終わったあと、家に持って帰ってきたものを処分するのも気が引けて、実に1ヶ月以上、リヴィングに飾ってありました。

 ケロロ軍曹を見過ぎたせいでしょうか、なんという願い事! これが寒い季節ならそのままサンタさんへのお願いになるのでしょう。家族の誰もが、この1月半、ずっとこの短冊を見ながら生活していたのです。
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 そしてお盆のこの日、父親がこういうものを持って帰ってきたので、次男は大興奮。これまたガンダム大好きな長男に取り上げられるのではないか、という一抹の不安も、「え、ワシそんなモンいらんよ」の一言で解消。実に小一時間ほど、ガンプラの箱を抱えてあぁでもないこぅでもないとしゃべり続けた次男でありました。そう、思いはかなうのです。
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 では、お父さんは何をしていたのかというと、夏休みの自由研究に取り組んでおりました。良識あるヘンタイ倶楽部・技術部門の皆さんの協力を得て、台湾製の吸入式万年筆の鉄ペン先を金ペン先に交換することに成功いたしました。

 PILOTカスタム74の伊東屋モデルについていたペン先を移植されたDiamond530、当たり前ですがPILOTそのものの書き味ながら、もとのカスタム74より遙かに重いボディを得たことで、742あたりで書いているかのような感触です。
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 次に狙われているのは、一番上のペン。ただし、これをそのまま移植すると、透明軸に金属部分が銀色、というDiamond530の中で、ペン先だけが金色に光り輝く、という、ちょっと不細工なことになるので、これについても良識あるヘンタイ倶楽部・技術部門の協力を得て何とかする予定です。

 なお、この夏の自由研究で得られた成果も、それによって損なわれるものも、すべて行為者の責めに帰すべきものです。これらの萬年筆たちは人手に渡ることはありません。将来、何か問題が起こって萬年筆として使えなくなっても、それは自分の責任。どこにも修理してくれるところはありません。

 そういう覚悟がないならば、萬年筆を買ったときのまま、おとなしく使い続けることです。それが、良識あるヘンタイの精神ですので、どうか誤解のないように。
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2010年8月14日 (土)

約束は守りましょう

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 すねて寝てしまった「ちち(仮名)」さん。「くま(仮名)」さんがケージから出てウロウロしているのを見て大騒ぎしていたのですが、早くも換毛期に入っている「ちち(仮名)」さんのこと、明日お坊さんを迎えるというこんな日は外に出してはもらえません。おっかしいなぁ、いつもお姉ちゃんの次は私が出してもらえるのに、とでも思っているのかもしれません。

 お盆が過ぎると、本当に夏休みもおしまい。私立の学校とか、公立でも冬が厳しい地域の学校などでは来週あたりから新学期が始まることでしょう。そう思うと、あと2週間ほど夏休みがあるというのも幸せなことなのかもしれません。
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 来週の月曜日から販売開始となるのがこちら、カップヌードルごはん。要はカップヌードルの「あの味」のごはん、ということなのですが、Blogを書いている人、応募してくれたら発売日前に送ってあげるから感想書いてね、っていう日清食品にまんまとのせられて、こうして記事を書いております。新製品といいますが、以前から売られているこれのお仲間。パッケージも作り方も同じで、味がカップヌードル、というだけのことです。
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 誤解されてクレームが来てもいけませんので、しっかりただし書きがあります。まぁ、「ごはん」に麺は入っていないと考えるのが普通でしょうが、神戸名物そばめし、なんてのもありますから、用心に越したことはないのでしょう。
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 線まで水を入れたら、お米と具を入れてレンジでチン、という製品ですが、最初の頃のGoFanではこの「線」が非常にわかりづらく、「どこに線があるんやっ!」って感じでした。こちらはしっかりと見えるように線が引かれています。GoFanも同じように改良されているんでしょうか。
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 で、一応の義理として、カップヌードルに特徴的な具が写るように苦心して撮りました。エビを浮き上がらせている間に肉が沈んだりと、なかなか大変でしたが、うまくいって一安心。あとは電子レンジに入れて5分半、チンといったら取り出して蒸らすこと1から2分で食べられます。

 注文してから7分以上かかると、「遅いなぁ」と感じる人が多い・・・・・なんてことを餃子の王将の人が言ってたのを思い出しながら、まぁこれは自分で作ってるので10分近くかかっても大丈夫かな、などと考えている間に、チン、ときました。
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 指示通り、少し蒸らしてます。このあと蓋を取り、オイルを入れてかきませたら「いただきます」となります。アメリカのドラマなんかで、中華のテイクアウトを食べているシーンでは、みんなこういう形の入れ物を手に持って、チョップスティックを不器用そうに使って食べてます。ごはんは容器の深さの半分ほどしかありませんから、食べるには少し不便なのですが、調理の都合上仕方がないのでしょうね。
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 お約束、おいしそうなところをスプーンにのせているの図、です。もうちょっと大写しにした方がよかったかもしれませんね。肝心のお味は、まぁそう、カップヌードルですね、たしかに。あの特有の少しスパイシーなスープの味です。だからどうしたといわれると、そうですね、そんなにインパクトはありません。あのスープ、やはり麺にこそ、だったんだなと再認識させられます。
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 普通のカップヌードルしょうゆ味と、シーフードヌードル味の2種類。私、シーフードは苦手なので妻に譲りましたが、妻だけでなく「くま(仮名)」さんも欲しそうにしておりました。近くでこれ食べている人がいれば、確実に「ん?!」となりますね。いい匂いです。

 カップヌードルごはん、16日から発売だそうです。休日のお昼ごはんとか、受験勉強している人の夜食とかに買い置きしておくのも良さそうです。でも私、申し訳ないですがGoFanシリーズのチキンライスあたりの方が好みですね。

 以上、カップヌードルごはん、発売前モニタレポートをお送りしました。2つの味を1個ずつもらった分の約束は果たせたかな。

2010年8月13日 (金)

無印良品アルミ丸軸万年筆

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 ご飯を食べている飼い主のところへ走り寄って、じっと手元を見つめる「くま(仮名)」さん。走ってきたときにひっくり返してしまった植木鉢のことなど眼中になく、あぁいい匂いだ、おいしそう、くれるのかな、と、そればかり考えているようです。

 まだお湯でふやかしたドッグフードを食べている頃から、おやつには大変ご執心だった彼女。おすわりや待てなど、おやつがあったからこそ覚えたのではないかというほどです。そのくせ、毎朝の散歩のあとに餌をもらってもすぐには食べず、1日かけてじっくりと少しずつ食べていくのです。まさにおやつ犬ですね。
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 表題の萬年筆、一体どんなモンなんだろう、誰かインプレして、とさるお坊様からリクエストがありました。お盆にお坊様を粗末に扱ってはいけませんので、慎んでインプレッションをお届けします。

 現在、無印良品というブランド(変な表現ですね)で入手可能な萬年筆は2種類ありますが、これは安い方、税込み1155円、本体は1100円という代物です。高い方はLAMYサファリみたいなクリップが付いているグレーの樹脂製で、確か2100円ぐらいだったと思います。金属軸が好きですし、樹脂製なのに金属製の倍ほどするなんて、と見送った覚えがありますが、どうやら国産だからお高いようです。
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 シャープペンシルやボールペンなども同じデザインの「アルミ丸軸」シリーズ、萬年筆だけはやや太めですが、ぱっと見、見分けがつきません。購入時、胴軸内にはヨーロッパ(ショート)タイプのカートリッヂがひとつ入っていました。

 このカートリッヂが入っていて、胴軸の長さもあるということは、ペリカンのコンヴァータが使えるということです。外に出た瞬間に息が止まるかと思うほど暑い1日でしたので、少しでも涼しい気分になるよう、東急ハンズ心斎橋店のオリヂナルインク「颯」を吸わせて字を書いてみました。
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 あいかわらずバチあたりなほどのひどい字です。この萬年筆、一応「ファイン」として売られていますが、国産でいうところのM、中字あたりの字幅です。フローがよいので、インクや紙の組み合わせによっては国産のBくらいの字幅になることもあると思われます。

 この萬年筆、ペン先とペン芯まとめてシュミット、という説が有力です。何もいじっていないのに大変スムーズに書けます。萬年筆ってどんなモンだろう、安いし、試してみるか・・・・・という人を萬年筆の泥沼に引き込んでしまうかもしれません。
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 萬年筆の写真はあまり撮ったことがないので手が震えた・・・・・わけでもないのですが、今日は普段以上に雑念が多いのでしょう、何枚撮ってもピシッと決められませんでした。それでも三脚とか使おうとしない横着さも私の一部ですので、ペン先はだいたいこんな感じか、ということでご容赦ください。
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 ペリカンのコンヴァータ、ぐらつくこともなくばっちりと嵌っています。書き忘れましたが、キャップはもちろん落とし込み嵌合式。いわゆるパッチンタイプです。

 胴軸端部には周状に細い溝が設けられていて、ここにキャップの端が入り込むようになっています。ボールペンやシャープペンシルなども同様の意匠になっており、シャープペンシルでは挿したキャップがノックボタンになるようです。
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 聞くところによると、首軸の先の方からインク漏れがする個体もあったそうです。その個体だけの問題なのか、構造的な問題なのかは不明です。首軸が黒いもの(樹脂製?)を見たことがありますが、それは旧モデルとのこと。インク漏れなどがあってモデルチェンジした可能性もありますが、確かなことはわかりません。
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 小さなキャップですが、お尻に挿すと結構長いペンになります。台にしているのは昔のセーラー万年筆のケース。大きい方のプロフィットが入っていたケースですが、その対角線だけの長さがあります。

 近くに娘がいたので、「これでなんか書いて。」と頼んだのですが、どうやら頼む相手を間違えたようです。字が下手なのは遺伝しなかったと一安心。ペン先もそれほど無茶にひねってはいませんが、かんじんの書いたものを見ると、もうちょっとひねりを効かせてくれてもええんとちゃうのん、と思わず突っ込まずにはいられません。
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2010年8月12日 (木)

デンついて帰る

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 それ、「ちち(仮名)」さんが気に入ってた手ぬぐいやんか、という次男の一言で、哀れ、「くま(仮名)」さんに続いてほっかむりをさせられ、これまた何とも切ない表情をしている「ちち(仮名)」さん。彼女の場合、おとなしく写真を撮らせてくれるわけもなく、長男にがっちりと抱きかかえられての撮影となりました。動きの激しい犬を撮る場合、こういった日の丸構図はなかなか難しいものです。

 実は今週の月曜から、教育委員会の指示による5日間の夏季特別休暇をとっている私ですが、結局水曜までの3日間出勤してしまいました。それというのも、実にくだらない作業のためですが、それはおくとして、さすがに今日はお休みして、お墓参りに行ってきました。

 近鉄電車、南海電車、さらに南海のケーブルカーにバスを乗り継いで、高野山へ上がったのが正午少し前。奥の院にあるお墓の掃除をして、強風の中、何とかお線香に火をつけてお参りをすませ、13時前に高野山を出るケーブルカーに乗るという、実にタイトなスケジュールでした。贅沢なようですが、チビの次男を連れて行きますので、本数の少ない座席指定特急を利用するために、それこそ、お墓にデンをついて帰ってくる、ということにならざるを得ないのです。
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 ちょっとショックだったのは、この「デンをつく」という表現、奈良県では通じないのです。奈良の子ども達は「タッチする」というのだそうです。なんと、私と同い年で奈良で生まれ育った同僚も「タッチする」と言っていたのだとか。この表現、大阪だけなんでしょうか。

 お墓参りの帰途、あまり乗り気でない次男を連れて、近鉄奈良線の花園駅へ行ってきました。携帯電話による眠たい写真は、駅前のバス乗り場。ターンテーブルが存在感出してますね。

 この花園駅と、近鉄大阪線の山本駅との間を15分ほどで結ぶバス路線。日中でも12分間隔で運行されており、けっこう利用者のある路線です。山本駅前には立派なバスターミナル、ロータリーがありますが、花園駅には転回するためのスペースすらないので、ターンテーブルが設置されているのです。
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 花園駅に到着したバスが乗客を降ろすと、先に到着していたバスの運転手さんがターンテーブルを操作して転回させます。向きを変えたバスは開いている駐車枠に入り、先に停まっていたバスが乗り場へと出てきて乗客を乗せ、山本駅へ向けて出発します。こういう光景が、ほぼ10分おきに繰り返されます。

 長さ11メートルのバスがぐるりと回転するのを間近で見ていると迫力満点。乗り気でなかった次男も大喜びで見ておりました。
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 近鉄奈良線のこのあたりは連続立体化の工事が進められていて、奈良方面行きはすでに高架線上を走っています。あと2年ほどすれば、上下線とも高架となって、このターンテーブルも姿を消すことになるはずです。

 この花園駅には、普通列車、すなわち全ての駅に止まっていく列車しかとまりません。ことのついでに言うと、高野山へ行くのに利用した南海電鉄には「普通」と「各停」の区別があるのです。
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 難波と和歌山市を結ぶ南海本線は、難波から住之江までの区間が複々線になっているのですが、そのうち岸里玉出までの区間、東側の2線を南海高野線に入る列車が走っています。今宮戎と萩ノ茶屋の2駅については、この東側の線にしかホームがないので、西側の線を走る南海本線の列車は止まりたくても止まれないのです。

 そのため、南海本線を走るものは「普通」、高野線に入るものは「各停」とされております。私が小学生の頃には、南海本線の各停とか、高野線の普通とかもあったのですが、今はありませんね。

 以上、大変に鉄分豊富な話題でお送りしましたので、貧血気味の方、元気になられましたでしょうか。
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2010年8月11日 (水)

手○○○

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 なぜかほっかむりをしてさせられている「くま(仮名)」さん。この手ぬぐい、洗濯してたたんで置いてあったものを、「ちち(仮名)」さんが奪ってきたものです。それを興味深そうに見ていた彼女に対して、「それなら・・・・・」とほっかむりをさせてしまう悪い子供たち。わやにしよんなぁ、という感じの、どことなく切なげな表情がよい1枚ですが、ほっかむりをさせた犯人の脚が奥の方に写ってしまったのが残念です。
 
 さて、今日はどの萬年筆の写真を撮ろうかな、と座卓の上を見ると、そこには次のような悲惨な光景。油断している隙に、長男がPSPを分解して修理を試みていたのです。我が家では電子機器を開けて中を見たりするのは厳禁のはず。ドライバーを振り回すような子に育てた覚えは・・・・・などと言おうとしたのですが、お父さん、あんたが率先してやっとるやないかい、と突っ込まれてしまいました。
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 私の父は、5人兄弟の中でただ一人理科系だったそうですが、私は文化系数学教師、妻は英語教師と、どちらもバリバリの文化系。にもかかわらず、なぜか長男だけは(隔世遺伝で?)理科系になってしまったようです。ですので、この程度の開腹手術をするなんてのは、彼にとっては手なれたことのようです。

 お坊さんがお盆のお参りに来てくださるまで、日がなくなってきましたが、部屋の整理の方はなかなかはかどりません。そんな中、出てきたのがファーバーカステルの学童用萬年筆。安い鉄ペンなら赤系統のインクを入れても平気、と採点用に買い込んだ記憶があります。
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 今やテストの採点も合計何点、だけではダメで、観点ごとに問題を作り、観点ごとに採点し、評価の資料にする、ということになっております。それで、観点ごとに違う色のインクでマルつけをしたらいいのでは、とやってみたものの、ペンを持ち替えるのが面倒ですし、答案用紙を返してもらう生徒にとってあまり意味のあることでもありません。結局、赤のペンだけですべての問題を採点する、ごく普通のやり方に戻ってしまいました。そんな中、買ってみたものの使わずに放置、ということになったかわいそうなペンたちです。
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 学童用、すなわち手ならいをするためのペン。萬年筆での習字は、鉛筆で字の練習をするのと組み合わせると、なかなかいいのではないかと思います。我が次男は猛烈な強筆圧で鉛筆の芯をポキポキ折りまくっていたのですが、萬年筆を使うようになってからかなり筆圧が下がりました。鉛筆と萬年筆、それぞれのよいところを活かして字を書く練習ができる子供たちは幸せだと思います。

 日本の学校では、この先100年たってもそういう発想は出てこないように思います。ただ、カリスマ性を兼ね備えたヘンタイな先生が現れて、こんなにすばらしいんだよ、ということを宣伝し、それに続く先生が出てくれば、ひょっとして、ということもありえますね。
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2010年8月10日 (火)

続・ホントの名前は?

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 さる筋からご要望のあった「三木のり平」みたいに撮れている「ちち(仮名)」さんです。目が丸く、マズルが短く、性格がおとなしい。そんな、柴犬らしからぬ柴犬を求めていた私が、何を血迷ったか誤ったか、こんなマズルの長い、気の強い犬を飼ってしまうというのも、ままならぬ人生そのものです。

 この春、高校生になったばかりの教え子が川遊びをしていて亡くなりました。うちの田舎では、昔から、お盆の時期に川へ入ってはいけないといわれます。快活で優秀な子でしたのに残念です。いよいよお盆。日頃アホなことばっかりしている私ですが、きちんと仏壇を掃除し、お墓へもお参りして、あまりウロウロしないで過ごします。
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 さて、昨日の筆記具、大方の予想通り(?)萬年筆でした。普通はボールペン、ひょっとしたらシャープペンシル、という外見ですが、ご覧の通り立派な萬年筆です。昨日の記事に載せたラベルの写真、よく見ると、各国語で萬年筆、ということが書かれているようです。コヒノールの所在地なんかが最初の方に書かれていて、真ん中あたりにファウンテンペンと読める文字。そのあとは、各国語で萬年筆、なんでしょうね。あ、これはロシア語かな、なんてのはありますが、いっぱい書いてあってどれが何語なのか、よくわかりませんね。
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 胴軸は樹脂製で、その大部分が銀色のスリーブに覆われています。首軸と胴軸とが、このスリーブに少し入り込んだところで分割されているあたり、なかなか変な感じでよろしいですね。
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 コヒノールの筆記具はしっかりとした重さのあるものが多いのですが、これもその例にもれず、結構ずっしりとした感じです。まだインクを通していないのですが、ペン先の形も綺麗で、段差も少なく、ホンの少しペン先を整えてやれば気持ちよく書けそうな感じです。近いうちにまた、先達のご指導を仰いで挑戦してみようかと思います。
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 黒い樹脂製のキャップは落とし込み嵌合式で、インクはヨーロッパ(ショート)タイプのカートリッヂを使います。ペン先の刻印はおなじみイリジウムポイント、ジャーマニー、というもので、シュミット製でしょうか?

 うまく写し取れていないのですが、ペン芯は透明な樹脂。鉄製のペン先、太さはMぐらいでしょうか。
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 最後に全体像をながめていて、ちょっとした違和感を覚えたので、子細に観察してみました。やはりそう、このペンのキャップ、単なる円筒形ではありません。キャップの閉じている方の径が開いている方の径よりやや大きいのです。ボールペンに見える外観、素っ気ないようでいて実は凝っている外観。まさに妖しい萬年筆ですが、残念なことに、ホントの名前がわかりません。どなたか、ご存じありませんか。
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2010年8月 9日 (月)

ホントの名前は?

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 久しぶりに豪快な大の字?を見せてくれたのでパチリ。犬好きの人が読む雑誌などを見ると、女の子のこういう姿は「はしたない」ので、飼い主としては隠したいものなのだそうです。うちの場合、本名を公開しておりませんからまぁ大丈夫かな、と、甘く考えております。

 そうは言っても、WAGNERの会合など、リアルにお会いした方から聞かれた場合には本名をお教えしておりますから、それが漏れるといつストーカーの被害に遭うやも知れませんが・・・・・。
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 先日の研修旅行の折、温泉街に来たらこれをすべし、というイヴェント、「場末のスナック探し」をやりました。おばあちゃんというべき年齢のママと、美人でも不美人でもない微妙な、それでいて親しみやすい女の子。さらには大変に歌のうまい男性客、というのが揃っていることが条件です。そして、ドアを開けたそのお店は、アラフォーなのに異様に若い格好(ゴスロリ風)をしたお姉ちゃんが一人で切り盛りするスナック。しかも、私たちがカラオケで歌い出すのに釣られて「じゃあ」とマイクを握った先客のうまいことうまいこと。この時点で、温泉街の場末スナック認定、でありました。

 で、その微妙なママさんの「男のお客さんにはムーミン、女のお客さんにはフローレンの箸置きなんですよ」という言葉に激しく反応した私たち。「ちゃうちゃう、フローレン違うって。それ、ノンノンやって。」

 今日はムーミンの日だそうです。私たちにとってムーミンと言えば初代のアニメですが、これがさっぱり再放送されません。現在、再放送されているアニメでは、私たちがノンノンと思っているキャラクターが「フローレン」になっています。スナフキンも昔のように渋くはないし、どうも、今のムーミンには違和感を感じて仕方ありません。
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 ムーミンの暮らす北欧と同じくらい、あるいはそれ以上に遠く感じられる東欧はチェコのコヒノール。コヒノールというのも、インドの伝説のダイヤの名前だそうで、いろいろと謎めいた部分のあるメーカーです。しかし、その製品はなかなかしっかりしていますし、なおかつ妖しさもあるので、けっこう好きなメーカーの一つです。

 ヨーロッパ旅行に行った人からもらったお土産の品。金属製のケースが紙のスリーヴに収まっているという、よくあるパターンですが、スリーヴの裏に貼られたラベルを見ていると、いかにも異国、という感じがして良いですね。おそらくは一度も国外に出ることなく死んでいく私ですが、外国のものは大好きです。

 何で海外旅行しないのっ? と、質問というよりはむしろ責められることも多いのですが、絶対に嫌です。単に飛行機嫌いだけなら、船で行くという手もありますが、とにかく外国へは行く気がありません。だって、怖いんですもん。
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 いっぺんぐらい海外旅行しようよ、と言われても断固拒否する、そういう私を家族は皆責めますし、他人も不思議がりますが、もし日本が沈没するなら一緒に沈みます、っていうぐらい、外国へは行きたくありません。でも、外国のものは大好きです。

 ところで、お土産にいただいたこの筆記具、これはいったい何でしょう。まぁ、形を見れば想像はつく・・・・・でしょうか。長くなりすぎますので、本日はこれまで。

2010年8月 8日 (日)

土日は廃人?

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 眠たい「ちち(仮名)」さんの鼻先にカメラを近づけてパチリ。もう少し顔全体が入ったショットも撮れたのですが、三木のり平に見えるだけなのでお蔵入りです。彼女と同様、土曜日曜となるとトロけてしまっている飼い主です。

 普段は月曜から金曜まで仕事のみで、仕事が終わったらお店なんぞ開いてない時間、というのがほとんど。ですので、土曜日曜ともなるとそれこそ必死で遊びに出かけるわけです。しかし夏休みは夕方5時か6時には帰れますし、段取りさえきちんとしておけば休みを取ることも難しくありません。あ、いつでも行けるわ、と思っていて、結局ウィークデーも休日も動きませんから、夏休みにはどこへも行かない、という不思議なことになります。
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 そんな中、同僚の一人は精力的に「変なモン」を探しまくっているようです。変なモンを見つけると買ってきてくださるというありがたい同僚。しかも、よくよく話を聞いてみると、私たち、(ど田舎の)同じ村の人間同士だったのです。どこでつながっているかわからないものですねぇ。

 運命のボタン、という映画がありましたが、これだけあちこちでつながりがあると、「1億円もらえる代わりに見ず知らずの人が死ぬ」ってボタンでも平気で押してしまえそうです。で、手にした一億円は萬年筆に化ける? なんという恐ろしい人でしょう。
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 一見、果物の模様が描かれた、ただの太めの6色ボールペンですが、これ、匂いがするのだそうです。そんなに強烈な匂いではなく、あぁそういえばそうかな、ぐらいのものですが、注目すべきは色と匂いの関係ですね。

 作る側としては相当に悩んだ挙げ句、結局は黒インクはレモンの香り、というところで妥協せざるを得なかったのでしょう。果物で統一したいということで、黒インクだけ墨の香りとか、というわけにもいかないし、さりとて黒い果物って・・・・・ありませんねぇ。
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 もう一つの変なモンは、永年探し求めてようやく手に入れた犬の鉛筆削り。大昔はSONYプラザあたりで普通に売られていたそうですし、今でも探せばあるようですが、なぜか縁がなかったものです。お口に鉛筆を突っ込んでしっぽを回すと、耳が動きながら鉛筆が削れる、というものです。
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 もともとの正規の品はイギリス製のようですが、この現物もそうなのかは不明です。犬の表情も良いですし、削り滓を棄てるところ、何となく犬が恥ずかしそうにしているようにも見えて、なかなかいい感じです。
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 実際に鉛筆を削ってみましたが、4本の脚に吸盤が付いているので、しっかりと固定できてなかなかいい感じです。「ちち(仮名)」さんが興味津々でしたので、目の前に近づけてみたところ、べろべろに舐められてしまいました。彼女にとっては食べ物かおもちゃという認識のようで、台湾の蒸気機関車ほどには恐ろしくなかったようです。あんまり犬をおちょくるのもかわいそうですので今回は自粛して、削っているところに、私も遊んでぇ、と抗議している「ちち(仮名)」さんの声が入った動画です。

2010年8月 7日 (土)

赤とんぼ

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 気持ちよさそうに寝ている「くま(仮名」さん。こういうときなら顔の真正面から行っても大丈夫、と何枚か撮ったところで気づかれてしまい、フーンという寝息ともため息ともつかない声を発したかと思うと、両の前脚で顔を隠してしまいました。いかに無防備な犬、さらには寝ているとはいえ、何か感じるのでしょう。さすがです。

 私の暮らす県では、7月20日の終業式から9月1日の始業式まで、42日間の夏休みというのが標準的です。教師の場合、教育委員会から「最低5日間は休みを取りなさい」と無理難題が下りていますが、実際そんなに休める人はほとんどいません。それでも、お盆前となると運動部の試合なども一段落し、旅行や帰省をする生徒も多くなってきます。そういうチャンスを活かして休む人もいますので、だんだんと職員室も寂しくなってきます。
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 そんな寂しい職員室で1日過ごして、これも夏休み限定の「明るい内に退勤」しようとしたとき、赤とんぼが飛んでいるのを見て、実に寂しく、哀しい気持ちになりました。ましてや今日は立秋。あと3週間以上あるとはいえ、もう夏休みは終わってしまった・・・・・という気分です。

 赤とんぼということで、セーラーのKAN。三種類の赤色が使われている萬年筆で、ご存じ、川口師の還暦にちなんで企画されたもの。同じく三種類の緑色が使われている名古屋東急ハンズオリジナルの萬年筆と並べて記念撮影いたしました。電球の下で、少しうら寂しい、夏の終わりの感じになるように撮ってみました。
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 赤とんぼの赤。そして、刈っても刈っても伸びてくる、実に生命力旺盛な草たちの緑。例年と同じく、この夏休みも草刈りに明け暮れることになるのでしょう。7月に刈ったところがもう子供の背丈ほどの草に覆われていますし、学校周辺にお住まいの皆さんから「草が伸び放題なのはどういうつもりかっ!」ときつく叱られていますので、無駄とは思いつつ刈り続けなくてはなりません。

 夏休み中に5日間休んでどこかへ遊びに行ったとき、生徒や保護者に出会うと厄介です。あぁ、先生は夏休みだもんね、と普通に理解してくれるのは良いのですが、そういう生徒や保護者が2組、3組となると、いつの間にか、先生っていいな、夏休みはずっと休みだもんね、という話になってしまいます。それなら、書類上だけ休んだことにしておいて学校で草を刈っていた方が健康にも良く、近所の人からも叱られないので何かとお得です。赤とんぼを見ると、そういう、ある意味気楽な日々が終わってしまう・・・・・という哀しい気持ちになるのです。
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 6月から9月にかけて、だいたい3回から4回は草を刈らないといけないのですが、学校には草刈りのための予算なんてありませんし、市が刈ってくれるわけでもありません。手になじんだマイ草刈り機に、小遣いで買ったガソリンを入れて草を刈ります。ただ、草を刈るのは結構楽しい作業で、やり終えたあとの爽快感もすばらしいので、まぁ趣味でやっていると言えなくもありません。
 
 しかし、ありがたいことに、業者さんでありながらほとんど無料で草を刈ってくださる方がいらっしゃいます。マムシやスズメバチが大量に出る斜面があって、ここの草だけは刈ろうという気になりませんが、そういうところをサクッと刈ってくださるので大助かりです。
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 毎日暑くてしんどいなぁ、などと言いつつ、夏が終わろうとすると寂しがる。実にわがままなものです。来週、お盆でご先祖をお迎えしたら、再来週には神戸でのWAGNER。それが過ぎると、夏休みも終わりです。気づいてみれば、今年は家族でどこかに出かける予定もありません。歳とともに、どんどん横着になっていく情けない自分。ですが、残り少ない夏、できる限り家族とともに楽しみたい!と発作的に「突然旅行」してしまうかもしれません。いくつ夏を越しても、行き当たりばったりな性分は治らないようです。

2010年8月 6日 (金)

隠れてます

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 あれ、静やなぁ・・・・・と思ったら、ソファの下に潜り込んで寝ていた「ちち(仮名)」さん。落ち着くのでしょうか、彼女はよくこうやって寝ます。コンセントに挿された電源ケーブルが邪魔ですが、これを抜きに近寄ると「バッ」と飛び出してくるので、離れたところからこっそりと撮りました。こうして静かにしているときは本当に可愛い子です。

 ソフトテニス部の部員が近畿大会に出場するというので、応援の生徒を連れて和歌山県の紀三井寺公園まで出かけてきました。行き帰りはほぼ高速道路ばかりで、片道1時間強の道のりですから楽ちんなのですが、あまりの日差しの強さに、ただ立っていただけで顔や腕が真っ赤になってしまいました。それこそ何かかぶって隠れていられたら楽だったのですが・・・・・。
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 こちらは隠れていられる筆記具、PILOTのシャープペンシル、デルフルです。ちなみに、エヴァとは何の関係もありません。シャープペンシルとしてはけっこう太めの軸ですが、個人的にはこれぐらいの太さの軸が握りやすいので好みです。

 PILOTお得意の振れば芯が出てくるというフレフレメカを、一回り太めの樹脂の軸に内蔵した、という感じの製品です。知らない間に振られて芯が出ていて・・・・・ということを防ぐためでしょうか、芯先のパイプを含む部分が、樹脂製の胴軸の中に収納されています。
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 今どきのシャープペンシルとしては異様に大きく長く、しっかりとした手応えのノックボタン。これをぐぐっと押し込むことで、先端部分が外に出てきます。あとは、本体を振るか、ノックボタンを軽くノックすることで芯が出てきます。当たり前ですが、イチビって振りまくると、ピノキオの鼻みたいに長く芯が出てきます。
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 なかなかおもしろいメカですし、使い勝手も悪くありません。カラーバリエーションも豊富です。あとは、この太めの軸が好きかどうか、ということになるでしょうか。カスタムレガンスと並べてみましたが、本当に万年筆並みの太さです。そして何より、この安直なネーミング。ノックすると出る、振ると出る、だからデルフル。まぁその通りなんですが・・・・・。
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2010年8月 5日 (木)

グリコ・その2

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 一昨日の記事で、「くま(仮名)」さんが頭を突き出していた隙間からカメラを入れて撮ってみました。例によってカメラと向き合おうとはしない彼女ですが、ふっくらとして二重アゴになっているあたりがしっかりと写っております。

 父親がマクドナルドのおまけ(フードストラップ)蒐集に血道を上げるずっと前から、娘は別のプロジェクトを進めていたようです。ミスタードーナツのポイントを集めてグッズと交換、それもかなりの大物を狙っていたのです。
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 私の暮らしているあたりでは、マクドナルドはマクド、ミスタードーナツはミスド。娘が狙っていたのはポン・デ・ライオン(大)でした。大きさ的には、ソフトバンクのお父さんデカストラップ並み。これをもらうには、ミスドクラブポイントを1000ポイント集めなければいけません。

 ところが、首尾良く1000ポイントたまったところで問題発生。いつも利用する最寄りの店舗にポイント交換のための応募用紙がなく、他店舗から応募するか、応募用紙が配備されるまで待つか、という選択を迫られていたようです。たいていの店舗にはそんな応募用紙は1枚ずつしかないのが普通だそうで、その意味でも応募すること自体がすでに「ヘンタイ」なのです。はたして娘はそのことに気づいているのでしょうか。
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 そもそもこのポン・デ・ライオンというもの、お腹がすくと自分のたてがみの部分、すなわちポン・デ・リングを食べるのだそうです。お腹がすいている他人に食べさせるアンパンマンとは心がけが違います。しかも都合の良いことに、このポン・デ・リング、しっぽのあたりから生えてきて再生するのだそうです。実にバラ色な設定ですね。
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 このポン・デ・リングはけっこう重たく、取り付ける場所を間違うとポン・デ・ライオンが前に倒れてしまうのです。お尻の方から再生してきたポン・デ・リングは、果たして一発でうまいことおさまるのでしょうか。ここはひとつ、NHKスペシャルあたりで再生する瞬間を捉えて放送していただきたいものです。

 まぁ、うまくおさまらない場合、むしゃむしゃと食べてしまって次回の再生に賭ける、という手が残されているので、さほど深刻に考える必要もないのでしょう。
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 話は変わりますが、関西ではオリヂナルインクおぢさんとして広く知られているBromfieldさんが、この日の記事であるものを懐かしがっていらっしゃいました。オリジナルのものは手元にありませんが、中国製とおぼしき現行品、いわゆる「パチモン」を入手いたしました。

 オリジナルは27色だったようですが、こちらは20色。このあたり、パチモンはパチモンらしく、オリジナルより少し劣るスペックに甘んじているところ、奥ゆかしくて良い感じです。
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 なかなか美しいお姿です。先端に1色、お尻に2色、そして胴体に17色の色鉛筆(の芯)がセットされています。オリジナルの製品はたくさんの色が使える、Many Color Pen をもじってマニカラーペンという名前でしたが、こちらはポケットカラーペンというのだそうです。

 この手の色鉛筆を使っていた人は、異口同音に「何本か芯を落としてなくしてしまった」という思い出を語られます。このペンも精度はそこそこで、横にして持ち上げただけで何本か芯が落ちそうになりました。これはもう、構造的な欠陥とでも言うべきものなのかもしれません。クリップがついているからといってポケットに挿して持ち歩くなんてことは恐ろしくてできませんね。
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2010年8月 4日 (水)

グリコ・その1

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 お散歩から帰ってきた「ちち(仮名)」さんは、まず玄関につながれて、出したものの処分が終わり、足の裏を拭いてもらってから、けたたましい音をたてて居間へと駆け込んできます。そして、抱きかかえられてケージに入れられるのを阻止しようと、後脚で立ち、両の前脚でリードに突っ張ってイヤイヤをするのです。

 その姿を写真に撮ろうと何度もトライしたものの、なかなかうまく撮れず、あげくに彼女自身がヘバってしまった、その一瞬をパチリ。とっさのことでピントも甘く、耳が切れてしまいましたが、なかなかいい表情で笑っております。
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 今、あの悪名高いマクドナルドへ行って「LLセット」と言うと、こんな袋が一つもらえます。私ぐらいの年齢になると、飲み物はともかくポテトの大盛りは正直しんどいのですが、「全6種類」などと言われてコレクター魂が覚醒してしまいました。

 袋の中身は何か、それは開けてのお楽しみ・・・ではなくて、袋を手に取った瞬間にほぼ確定できます。ドリンクやアップルパイ、ポテトにフィレオフィッシュは袋の上から触るだけで完璧にわかりますし、残る2つについても、微妙な違いを感じ取れる人ならわかるでしょう。

 こういうとき、若い同僚とか、食べ盛りの子どもというのは強い味方です。夏休みに学校へ来ていた生徒に倉庫の整理を手伝ってもらい、そのお礼に・・・・・と4人分買ってきたら同じおまけが3つも、という悲惨な目にも遭いましたが、同僚の協力も得て、ようやくコンプリートできました。
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 この順番に並んで箱(飾り棚)に入ったものが、それぞれ元になった商品(食べられる本物)もついて3980円、というセットも売られていますし、実際、最初からそれを買っておけば支出も少なかったはずです。でも、あえて何度も買っては、あ、またダブった、とか言いながら人と交換したりして揃えていく、その過程を楽しんだのですから、まぁよしとしましょう。

 グリコのおまけに始まって、永谷園のお茶づけ海苔のおまけ、仮面ライダースナックのカード。実におまけに弱いおっさんです。で、揃ったらどうするの、というと、ホレホレと人に見せて、それでおしまい。アホですね。
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 おまけのツールの方が喜ばれているという噂も高いダイアモンド530ですが、金ペン先に換えるならPILOTの5号あたりか、という話がありましたので、並べて写真を撮ってみました。まさしくぴったりですね。

 良識あるヘンタイ倶楽部では当然のことながらこのペンに大注目。ペン芯の径も合うなら、国産のペン芯ペン先をごそっとはめ込んでしまうのも良さそう、などと妄想は膨らむばかりです。おっさんたちの夏休みの自由研究、というところでしょうか。
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 早速、検体を技術部門に送りました。こういうのって、ワクワクしますね。その昔、80386搭載のPCにサイリックスの486相当の石をのせる、なんて遊びをしていた頃を思い出します。さて、どうなりますでしょうか。

 うまくいってもいかなくても、8月21日の神戸大会あたりには結果が出ていることでしょう。皆様、万障お繰り合わせの上、ご参加くださいませ。
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2010年8月 3日 (火)

収まりきらない

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 トイレトレーの出し入れに便利なように付いている窓から頭を出して眠る「くま(仮名)」さん。狭いところは快適だし、首を伸ばすのも気持ちよいし、ということで、最近はこういう寝方にハマっているようです。もう少し彼女がスリムならば、この開口部から出てくることもできるでしょう。しかし、若い頃に試みて身動きがとれなくなったことを覚えているのか、それだけはやろうとしません。

 エアコンの効いた室内でゆったり過ごす。本当にお気楽極楽でうらやましい限りです。夏休みの学校は肉体労働の宝庫。日頃気になっている汚いところを徹底的に掃除したり、何が入っているのかわからない倉庫を整理したりと、普段より汗だくで疲れる作業の連続。しかし、物流関係の人など、毎日こういうことをやってるんだなぁと思うと、まだまだ楽なモンだと言い聞かせて励んでいるところです。
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 この日の記事の最後に、お見苦しいところをお見せした2階の廊下。ようやく入れ物の設置が終わった「萬年筆の座敷廊」です。コミック本やDVDなどを入れるとちょうど良いサイズの本棚ですので、萬年筆関係のものですとはみ出してしまうものも多いのですが、それはまた別の収納場所を考えることにして、とりあえず収めていったところ、あふれるあふれる・・・・・萬年筆が入っていた箱を入れただけで半分ほどのスペースが埋まってしまいました。

 思い直して、国産萬年筆の汎用のケースなどは廃棄し、それ以外のものは段ボールに詰めて押し入れへ入れようとしたものの、廃棄すべき箱の多さに呆れてしまいました。頑張ってコレクションの整理縮小に取り組もう、と心に誓った夏の日でした。
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 今年のペントレの最中関西人と北海道人とで銀座縦走ツアーを決行した際に、最後の最後で風鈴売りのおぢさんに捕まってしまったのですが、そのとき買った風鈴を吊ってやろうとして唖然。(虫さんが入ってくるのが怖くて)基本的に窓を開けない我が家のこと、風鈴を吊る場所などありはしないのです。仕方がないので、適当なところに吊ってとりあえず記念撮影。猫さんと豚さんの大きな違いがわかりますでしょうか。

 それぞれの中にぶら下がっている舌(ぜつ)の形状が、猫さんは四角く、豚さんは丸くなっています。これだけのことで驚くほど音色が違います。記憶が曖昧になってしまったのですが、確か丸い方が今年のニュウモデル、などとおっしゃっていたように思います。しばらくはドアストッパなどにぶら下げておいて、開け閉めのたびにチリンチリンと鳴る、その音を楽しみたいと思います。
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 萬年筆の座敷廊の守護神として、変な野菜シリーズを並べてみました。なぜかアフリカ系の顔立ちのイチゴなんかもなかなか存在感強めですが、自分自身で臭いと困惑しているニンニクが一番のお気に入りです。日中は40度近いんじゃないかと思われるこの廊下で整理整頓に励んでいたら、綺麗に痩せるでしょうか、それとも熱中症で倒れるでしょうか。お盆までには何とか仕上げたいところです。

2010年8月 2日 (月)

TWSBI530

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 ウォウウォウ、と吠えているところをパチリ。なぜかストロボが焚かれてしまい、目が光って怖い顔になっている「ちち(仮名)」さんです。かなり大人びてきたものの、まだまだ若いということ、そして持って生まれた性格もあるのでしょう、未だにやかましい彼女です。

 このところ萬年筆ネタから遠ざかっていたのですが、週末の旅行から帰るといろいろな荷物が届いておりまして、これはまたしばらくネタに困らないな、と安堵しているところです。
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 例によって、おい、すごいやろ、アメリカから郵便届いたぞ、と子供たちに言うと「いつものことやんけ」と返されるかわいそうなお父さん。アメリカからやってきた包みの中に入っているものはタイトルの通り。師匠のBlogで、こちらの記事この日の追加情報を読ませていただく間に興味が入道雲のように盛り上がってしまったものです。

 師匠によれば、金ペンに付け替えると美しさが損なわれる、ということでしたが、とりあえず現物を拝みたい、そして、少々不細工でも金ペンをつけられたらおもしろい、ということで発注。それから届くまで1週間、まずまずの速さでした。
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 現状、ダイヤモンド530、というのが通り名となっている台湾製のこのペン、ペリカンM800並の大きさ、というのでM910トレドと並べてみました。たしかに、キャップをした状態の長さはほとんど同じです。

 ピストンフィラーのつまみを回してみると、オマスの渋い個体あたりよりよっぽどスムーズで、非常に気持ちよい感触です。プラスチック製のしっかりとしたケースに入れ、その上からビニール袋がかぶせられた状態で紙箱に入って届けられました。お値段を考えると十分以上の仕上がりかと思います。
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 尻軸へのキャップの入りは浅く、回転吸入のつまみにちょうど被さる程度です。ゆえに、キャップをポストすると大変に長いものになりますが、キャップは軽く、ぐらつくわけでもないので、筆記に悪影響を及ぼすほどではないと感じました。

 さて、果たしてこれに合うような金のペン先は見つかるのでしょうか。物理的に合うものはいくつかあるようですが、やはり見た目が美しくない、というのが気になります。例によって私自身はそんな大それたことができるほどの技量を持たないので、どなたかに丸投げになるでしょうが、たとえ鉄ペンのままでも、この吸入機構のスムーズさは一度味わうべきものでしょう。
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2010年8月 1日 (日)

たぶん柴犬

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 中国自動車道上り線、蒜山PAで見つけた桃太郎ご一行様。雉、桃太郎、猿、そして犬が鯨の背に乗っています。何でご一行が鯨に乗っているのか、ということより何より、この犬のかわいらしさにやられました。西日がきつかったのでこれが精一杯ですが、肉眼ではもっとしっかり可愛く見えておりました。これはたぶん、いやおそらく柴犬です。
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 雉が振り返っているのは桃太郎さんとお話でもしているのでしょうけれど、なんで犬だけ、体ごと後ろ向きなのか。いろいろ考えてみましたが、やはり結論は一つ。お猿さんと仲が悪いからなのでしょう。

 出雲大社、境港、いずれもご当地萬年筆なんて気の利いたものは見つけられませんでした。ご存じ故郷の木持ちシリーズがあった程度。肝心の松江は、日曜日ですのでパピロ21がお休み。現行品ばかりの中屋さんへ行く理由もないので、結局は変なモン探しに没頭しました。
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 島根県はRailwaysと鬼太郎で染め上げられておりました。普通の人ならこのあたり。目玉おやじの飾りが付いたボールペンが無難なお土産ですね。15度くらいひねって、妖怪のロケット鉛筆と組み合わせるのも良いでしょう。お団子みたいですが、一つ一つのお団子が鉛筆の芯ですから、先が丸くなったら引き抜いてお尻に挿す、ということを繰り返します。芯研ぎして使えないぐらいになったあとはオブジェですね。
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 数年前に訪ねたときの寂しい感じはすっかりなくなった境港の鬼太郎ロード。うまいぐあいに、最近話題の妖怪キハ40が入線してくるところに出くわしましたが、ダイヤが遅れていたということもあってごく僅かな間合いで折り返してしまったため、ロクに写真が撮れませんでした。それにしても、車体はともかく、天井一面に描かれた何体ものネズミ男に見下ろされての乗車、というのはどうなんでしょうね。
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 妖怪列車を見送って、しばし鬼太郎ロードを散策。たいていのお店は「ふぅん」という感じで通過してしまいますが、何軒か、鬼太郎であれば髪の毛がピンと立つようなお店があって、のぞいてみると案の定変なモンを見つけることができました。何ともいえない変なモンぶりがたまりません。
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 耳かき耳かき、このセンスに惚れました。これは目玉おやじですが、その他のおなじみ妖怪たちのバージョンもあります。要するに、耳かきのお尻にくっついている妖怪が耳掃除(耳かき)をしている、というだけのことなんですが、すてきだと思いませんか。なんと出雲大社近くのお土産店での購入です。

 そして、ボールペンの方は「鬼レア」の表示とともに売られていたもの。キティちゃんと妖怪のコラボはたくさんありましたが、この組み合わせは確かにレアかもしれません。ガチャピンと鬼太郎、訳のわからん、気味の悪い者同士組み合わせてどうする、って感じです。
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 帰途は渋滞が懸念されましたし、実際いつもの宝塚トンネルで20キロほどの渋滞になっておりましたので、神戸市内へと逃げて大正解。乗用車並みの速度で走る快適なバスの旅を終えて帰宅すると、国内外からいろいろな荷物が届いておりました。

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