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2010年7月 5日 (月)

べっとり

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 あの手この手で肥育に努めたことが功を奏したのか、最近、少しはムクッとしてきた感のある「ちち(仮名)」さん。夏毛ですが、昨年までのような肌が透けてしまうような感じがなく、びっしりと生えそろい、その毛のボリュームを差し引いて考えても、体にボリューム感が出てきました。彼女は幼犬の折、お腹にウィルスがいて栄養がとれない、なんてこともありましたので、ある程度まで肥えてくれるのは大歓迎です。

 我が家で痩せる必要があるのは飼い主と「くま(仮名)」さん。特に飼い主については、せめて10キロ、できれば20キロほど痩せたいところですが、困ったことに夏痩せという言葉と無縁で、逆に夏は太るというとんでもない体質なので、これからの季節、運動と節食に努めなければなりません。
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 痩せるためには、派手な運動よりも地味にごそごそと動き回る方が効果的、と片付けの最中に遭遇した、忘れ去られていた1本、コンクリンのトレドです。お久しぶり、とキャップをとると、何とも悲惨なことに・・・・・。ペン先に固形化したインクがべっとりとまとわりついております。

 かの有名な「広島の二右衛門半」さんが、「毎日使ってるんです」とペンクリに出されたペンとまったく同じ状態。違うのは、こちらは使わずに放置してあった、ということだけです。洗ったつもり、になっていたのですね。
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 一通り洗浄して、とりあえず色の付いた水が出なくなったかなぁ、というところで、容器の底に残った「滓」を見て愕然。しかも、キャップの中にティッシュを突っ込んで水気を取ると、入れた覚えのない黒っぽい色のインクが付いてきます。どうやら、私のところに来る前に使われていたインクはブルーブラック系のようです。難波大会で用意されていたアスコルビン酸、あれもらっとけばよかったなぁ、という思いがよぎります。
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 私が吸入していたのはどうやら色彩雫系のようです。これは厄介。アルカリイオン水とロットリング洗浄液、それぞれを吸入させてしばらく放置した後、ぬるま湯の吸入・排出を繰り返しますが、なかなか色が落ちません。しかも、レバーの先端が薄く鋭いので、突いた指先の痛いこと痛いこと。
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 しっかりした吸入機構でよかったなぁ、と思いつつ、ようやく色の付いた水が出ないところまで持ち込んで、無事終了。水を流しながら吸入排出を繰り返したので、胴軸とゴムサックとの間にも水が入り込んでしまったようで、拭いても拭いても水が「湧いて」きますが、やがてそちらも落ち着いて、綺麗になったところで記念撮影です。
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 やはり綺麗なペン先というのはいいものですね。萬年筆は毎日使う。しばらく使う予定のないものはインクを抜いて保管しておく。初心者向けの説明として必ずいわれることですが、やはり基本が大切ですね。
 
 そういえばあのペン、最近使ってないなぁ・・・・・というのが怖いですね。ほかにもこのトレドのような目に遭っているペンがいるかもしれません。しっかりと身辺整理して、チェックする必要がありそうです。
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コメント

私はドラッグストアで買ってきたハイシー顆粒でブルーブラックインクの
汚れを掃除しています。これなら、深夜に急に思い立っても入手可能です。

使ってみて意外だったことがひとつ。よく腐蝕と言われているマン100の
首軸のリングにつく黒い錆状の汚れがきれいにとれて、その時に溶液が
ブルーブラック色に染まったのです。
つまり、汚れはブルーブラックインクの滓だったようです。

つきみそうさんのマン100ブライアーの首軸ブライアー部分の黒ずみも
ひょっとしたら・・・・・ と思うのですが。 

私は実物を拝見したこともないのに無責任な発言ですが、ご参考までに。

 zato_chan さん

 おぉ、有益な情報をありがとうございます。
確かに、ビタミンCとうたっていればいけますね。

 件のマン100ブライヤー、時折磨いたりしておりますが
例の黒い部分、未だに入り皮なのかインク汚れなのか判然としません。一度チェレンジしてみる価値はありそうです。

万年筆のインクの事は知らないけど、、、
ブルーブラックインクが酸素と反応して、鉄イオンが酸化して鉄のかたまりができて、滓(酸化鉄)となります。
だからアスコルビン酸(ビタミンC)の還元作用で、元の鉄イオンになり、水溶液になって除去できる。と言うことでしょう。
それなら、還元作用の有る水溶液なら使える。つまりハイシーか不純物の無い薬局で売っているビタミンC(アスコルビン酸ナトリウム)か、理科の実験室のシュウ酸(劇物)なんかか使えるのかなあ。。
と、勝手な想像です。
シュウ酸は結晶が出来やすいから不可か(通風の原因)?
誰か実験して失敗の報告を聞いてみたいなあ。

私もやばそうなのが数本・・・

 マオぢぃ さん

 さすが理系のおっちゃんですね。書かれているとおりのことが、ここのところ万年筆研究会で大きな話題となっていたのでした。

 失敗したらしゃれにならない萬年筆を抱えている人がほとんどなので、失敗例はなかなか出てこないでしょうねぇ。

 su_91 さん

 数本ならまだいい方かも知れませんよぉ・・・。

うちの方でもこないだ、これと似た状態になっていたものを見つけたのでさっさと洗いました。
が!
別の問題も発覚して、ちょっと勉強させていただくこととなりました。
つきみそうさんの方は、日頃の行いがよろしいせいか、うまく行かれたようで、何よりです。

 二右衛門半 さん

 いえいえ、何をおっしゃいますやら。とんでもないところからペンが出てきて、しかもそれが一筋縄ではいかない、っていうところが二右衛門マスターたる所以です。私などまだまだ足下にも近づいておりません。

ラジエータークリーナー + 超音波
最終兵器だ!
あっ! 返り討ちにされた(号泣)

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