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2010年7月

2010年7月31日 (土)

研修旅行

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 飼い主は「研修旅行」に来ておりまして、鳥取県の皆生温泉で宿泊中。その道中、ごく短時間だけ姿を見せてくれた大山です。

 社会人に成りたての頃は、それこそ毎週のように呑み会があって、夏休みになれば職場の旅行、3学期も終わりに近づくと学年での旅行と、今と比べて職員親睦の機会が非常に多かったように思います。お酒に弱い私にはそれこそ修行でして、「これも仕事の内や」と先輩たちに脅されて教えられて、渋々参加したことを覚えております。

 どこの学校でも、そうした機会は減る一方のようですが、そういう風に世の中が流れると逆らいたくなるのが私。ここ数年、職員旅行は廃止すべしという職場の雰囲気に逆らって、毎年毎年旅行命で頑張っているところです。
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 さてこの旅行、蒜山高原から大山周辺の観光、皆生温泉で一泊して出雲大社、境港鬼太郎ロード、松江市内散策という、山陰旅行の王道を行くコースなのですが、松江に行くのが日曜日というのが残念なところです。

 思わず、途中の蒜山高原でバスを降りて単身鳥取へ向かい、万年筆博士を訪ねる、というのも考えたのですが、蒜山高原から最寄り駅までタクシーで20分。そして何より、伯備線は2時間に1本しか列車が走りませんので断念せざるを得ませんでした。集団行動を乱してはいけませんしね。
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 大山周辺には牧場が多く、あっちでもこっちでも牛乳だ、アイスクリームだと乳製品の嵐。かろうじて見つけた筆記具です。

 短くずんぐりした形の4色ボールペン。このあたりのキャラクターなのでしょうか、牛さんがついております。この短さ、小ささは、やはり首から下げて使うことを想定したもののようで、製品の入ったビニール袋の半分以上をストラップが占めています。

 名刺の長辺より少し長いくらいしかないのですが、握ってみるとそれほど書きにくくもなく、実用に問題はありません。これは意外にあたりだったかもしれません。
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 明日は出雲大社から境港、さらには松江市内への旅。日曜なのでパピロ21はお休み。中屋さんのほうへも行きませんので、おとなしく旅行に専念、ということになるでしょうか。

 運転しないので関係ないのですが、明日は中国道の大渋滞に巻き込まれること必至。おそらくは予定稿でお送りすることになるかと思います。
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2010年7月30日 (金)

ウェンペ?

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 何かいいものを見つけたのでしょう、お気に入りの場所に陣取って遊んでいる「くま(仮名)」さん。この場所は、飼い主が良く座ったり寝転んだりする場所で、我が家の二頭の犬たちにとってもお気に入りの場所。ケージから出てうろうろしていても、結局はこの場所に落ち着いてしまう、そんな場所なのです。

 飼い主の方は、引き続き「萬年筆の座敷廊」計画を推進中。萬年筆を収めたケース類やら、中身を取り出して空き家となった萬年筆の箱などを安定して「積み上げる」ため、比較的大きな箱を集めているところです。ひとつ引っ張り出しては、あぁ、ここにおったんかぁ、と眺めてしまうので、なかなか作業が進みません。しかし、これもまた趣味の時間。楽しいひとときです。
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 大きな箱、となると、イタリア系の限定萬年筆(の箱)はほとんどが当選確実。デルタの少数民族シリーズ、アイヌも、それだけでも大きな木箱をさらに大きな紙箱に収めているという無駄っぷり。さすがはイタリア、そしてデルタです。派手やったら何でもえぇんかいっ、と突っ込みたいところですが、「そうや。それがどしたん?」と返されてしまうのがオチです。
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 青い軸ですから金属部分はシルヴァーの方があうのかも知れませんが、どうせ派手ならヴァーメイル、というところです。軸の派手さと裏腹に、ムックリを演奏している少年、という何とも地味なパッケージ。自分のものにするまで知りませんでしたが、木箱の底の方にもこの少年のパネル、それももっと大きなものが取り付けられているのですね。
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 とにかく派手なペンです。実はこれ、名古屋のTさん(っていっぱいいらっしゃいますが・・・)の紹介で手に入れることができたもので、逆にそういうことでもなければ手を出さなかったことでしょう。しかもこいつは1KSなので、悪名高いレバーフィラー。師匠によると、ゴムサックの材質があまりにも上等なのでインクを入れるのには適さず、すぐに駄目になってしまうのだとか。滅びの美学。これもイタリアらしくて良いですね。
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 あまりにも太い軸は、お尻にキャップをねじ込むためのネジが切られており、意外?にも、場所さえ間違わなければクリップとインクフィラーのレバー、そしてペン先の上面が一直線上に揃います。見た目の太さから、書きにくいのではないかと思われますが、実際に握ってみるとそれほどでもありません。ただし、長時間の筆記に適さないと言われるデルタのこと、実際に使い込んでみないとそのあたりはわかりません。
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 これほどデコラティブなペンですから、実用するといっても大事な場面でサインをするのに使う、といった使い方が似合いそうです。ゴムサックのこともあるので、綺麗な青い軸に合わせて、付属の青インクを入れて使うのが無難なところでしょうか。

 アイヌどころか、むしろウェンペと呼ばれそうな私ですし、綺麗な青に惹かれて手に入れたものの、どうも自分には合わないような気もします。どなたか可愛がってくださる方にお嫁に出すのがペンにとっては幸せなのかも知れませんが、今しばらく、この吸い込まれるような青に見とれていたいと思います。
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2010年7月29日 (木)

白くて四角い

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 えっ、それ何? と身を乗り出している「ちち(仮名)」さん。警戒心と好奇心が強いという柴犬の特質をしっかり持っている彼女、何でも興味を持つくせに、いざ目の前に出されると腰が引けてしまいます。写真はいつも明るめに修正していますので、拙Blogをお読みいただいている方にお会いすると、彼女が真っ白で綺麗だ、と言ってくださる方が多いのですが、実物はけっこう茶色が入っていて、いわゆる乳白色。故に「ちち」という源氏名なのです。

 どーむさんに先に紹介されてしまったバニーイヤーの豆腐一丁シリーズです。お豆腐の入っているパックの音を聞いて、これはもしや食べ物では、と注意を集中する「ちち(仮名)」さんなのでした。
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 大小二つのサイズ違い、こんな感じです。ごま豆腐とか卵豆腐とか、そういうのはまだ発見しておりませんが、このシリーズ、パッケージを開けて使い始めるとなんということはない少し大きめの付箋、あるいはノリ付きのメモ用紙に過ぎません。ですので、パッケージに書かれている言葉をしっかりとかみしめることが「変なモン」道では重要なのです。

 絹こしが滑らか、木綿がざっくりというのはあまりにも直球ですが、同じ直球でも、「七マスで・俳句に便利・このふせん」っちゅうのが好きです。原稿用紙とうたいながら、七マスというヘンタイぶりと、それを五七五で表現するという素直さ。お、これはまさに俳句の心ですね。
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 豆腐といえば、まずここを思い浮かべてしまう私ですが、四角いはずのものを変な形に作り上げてみたり、四角いままでもけったいな名前をつけてみたりと、この会社も実に変です(ほめ言葉)。
 
 すでに終わってしまったのですが、こんなイヴェントも行われたようです。よくお世話になっているお店ですし、知っていれば参加したのに、と思うと実に残念です。
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 白くて四角いお豆腐を積み重ねて、一番上に四角くて白いブロックを置いてみました。なかなか画になるオブジェです。で、この最上段の白くて四角いものは豆腐ではなく、メモ用紙のブロックでもなく、目覚まし時計なのです。

 キッカーランドのクラップオンアラームクロックというのが商品名。周囲の物音に反応して時刻表示が浮かび上がるというギミックにやられてしまいました。ダークブラウンのタイプもあって、そちらはより木のブロックらしい風合いですが、やはりお豆腐と組み合わせるのであればこちら、白木のタイプでしょうね。
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2010年7月28日 (水)

背板止め

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 自由気ままに室内を歩き回る「くま(仮名)」さん。ケージの中でこれを見ている「ちち(仮名)」さんは狂ったように鳴き叫んでいるのですが、どれだけ騒いでも出ては来られないと知っているので、落ち着き払っている「くま(仮名)」さんです。

 2階廊下の壁に沿って「萬年筆の座敷廊」を作ろうという計画のため、ホームセンターへ材料を探しに行ったところで発見した、鬼のように安いノックダウン家具。これを組み立てて置いてあるので、今日の玄関ホールはホルムアルデヒドの匂いで満ち満ちております。嗅覚の鋭い彼女たちですが、特に嫌がる様子もなかったのにはホッといたしました。
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 こんなペラペラの本棚を4台組み立てたのですが、値段を考えると十分に高品質とはいえ、あちこちガタガタと揺れ動いて何とも安っぽい仕上がりです。それではと棚板を固定しているねじを強く締め込もうとすると、ねじ穴がすぐにバカになってしまいます。組み立て説明書を読むと、最後に背板ストッパーなるものをネジ止めして完成、となっているので、さほど期待せずに指示に従います。
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 写真の角張った方が背板ストッパー。本棚1台あたり、これが4個ついてくるのですが、取り付けてみるとグッと剛性感が上がるので、もう少し数を増やしてさらに剛性を、という魂胆で買ってきたのが丸っこい方。商品名としては、背板止め、となります。

 本棚側面の板に切られた溝に薄い背板を挿し込む構造になっているのですが、その溝に残されたわずかな隙間にこの背板止めの羽の部分を挿し込み、ブロック状の部分に開けられた穴にネジを揉み込んで固定するのです。
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 これを入れることで、背板がバタつくことがなくなるだけでなく、本棚全体として非常にかっちりとした感じに仕上がるのです。L字金具を四隅に取り付けるよりも簡単で、同じくらい、あるいはそれ以上の効果が得られるように感じられます。

 さて、これを設置したら、そこら辺に散乱している萬年筆や関連グッズを整理して収めていくことになります。実はそちらの方が大仕事かもしれません。昨年のお盆に座敷を片付けた際、とりあえず・・・・・と置かれたまま1年。さて、これは宝の山なのか、それともゴミの山なのか。冷房のない2階の廊下での作業、ということで、やる前から疲れております。
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2010年7月27日 (火)

遊んでます?

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 ケージから出してもらって大興奮の「ちち(仮名)」さん。興奮度が上がると、飼い主への甘噛みがきつくなって、それを大声で叱られてシュンとなるものの、すぐに立ち直って・・・・・の繰り返し。まだまだ若くて、血気盛んな彼女です。

 彼女の「獲物」は、あふらっく、とつぶやくアヒルさんのお人形。いつ、だれが持ち込んだものかわかりませんが、リビングの片隅に置き去りになっていたのをめざとく見つけ、器用にビニール袋から取り出して噛みまくっているところです。やはりワンコにとって、遊ぶとはすなわち噛むこと。狩猟本能があるので、ごく自然なことなのでしょうね。
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 自然な筆記具といえば鉛筆。小学校から中学校にかけては、やはりこれが主流でしょう。未だに、シャープペンシルは高価で、ポキポキ芯が折れやすいので書き癖が変になる筆記具、と認識している教員が多いのには呆れます。そんなことだから、小学校でシャープペンシル使用が悪とされ、「隠れシャーペン狩り」が行われたりするのではないでしょうか。

 そういう「自分があまり知らないものは禁止」的なのには大反対ですけれど、やはり鉛筆というものが書きやすく、基本的な筆記具であることは否定しません。私自身、いっぺん鉛筆で書いて見たらどうや、書きやすいモンやでぇ、と生徒にすすめまくっております。
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 芯の密度が非常に高い新製法により、書いても書いてもなかなか減らない鉛筆、ということらしいのですが、私は萬年筆ですらほとんど字を書かない人。この鉛筆と普通の鉛筆とを比べて、おぉやっぱり減りが遅いわ、と実証するなんてことはできません。紹介だけしておいたら、どなたか試してくださるかもしれない・・・・・という横着な考えの持ち主です。

 こういうまじめな鉛筆もいいのですが、やはりちょっと「イチビった」鉛筆の方が好きな私。いくつか目に付いたものを集めてみました。
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 こいつを試験会場で使うのはやめた方がいいと思います。かけ算の九九がびっしり書かれたものと、面積や体積の求め方が書かれたもの。受験を控えた娘に「これ、やっぱりカンニングになるかなぁ」と聞いてみると、「そらなるやろぅ。九九でけへんし・・・・・」

 おいおい、このまま行ったら、分数のできない大学生どころか、九九のできない大学生の時代ですか。この鉛筆でしっかり九九を覚えて、覚えたところは削ってしまう、というのが昔ながらの勉強法かと思いますが、先の新製法の芯と組み合わせたら無敵です。
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 実に勇気のあるアイボール鉛筆さんから、ヌンチャク鉛筆。カンフー、とか書かれてますが、これがたくさん売れたら小学校の先生は大変ですね。これ振り回したら危ない、とわかっていても、振り回したいから振り回す、という子供がどんどん増えていますし、それで他の子供にけがをさせた場合にも、机の間隔を広くとっていない学校の責任、なんていう親は掃いて捨てるほどいます。

 同じ会社のこちらの鉛筆であれば、小学校で禁止されるまでの時間が長い、あるいは禁止されないのではないでしょうか。
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 先日、あるテレビ番組で、小学校で何もかもやたら禁止する風潮があって困ったモンだ・・・・・ってな論調でしゃべっている人を見かけました。得意げにしゃべっておりましたが、こういう人は、禁止していないもので事故や問題が起こったら真っ先に「禁止しておくべきでしたね」と言うのだろうなぁ、と思って見ておりました。

 マスコミが支配する国、というのが我が国の正しい姿です。弱い私たち、流されてしまうのはある程度仕方ありませんし、私なんぞ先頭切ってどんどん下流に流されて行ってますが、それでも、マスコミで見たり聞いたり読んだりすることは十中八九嘘だと思っていても、そう大きな間違いではないように思います。
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 その点、いいですね、じゃんけんぽん、は。3つしかないのに、どれが一番強いということもないのですから。又集まる機会があれば、みんなでじゃんけん大会したいですね。今日の鉛筆、景品に出しますよ。

2010年7月26日 (月)

くっきり・・・見えない?

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 ちょっと横を向いているところにピントを合わせ、よし、フレーミングもこんなモンで、とシャッターを切るその刹那、さっと横を向いてしまった「くま(仮名)」さん。顔がはっきり見える写真を撮られるのは嫌、という一貫した自己主張です。

 先週末、悪寒を背負って神戸に行き、某店内をいろいろと物色しておりました。暑がりの私が来たというので、店主は気を利かせて空調の温度をぐぐっと下げてくださいます。併せて、変なモンが好きな私に向けたマーケティング、ということでしょうか、「明日、入ってきますよ、Duo」と、何とも恐ろしいお言葉。
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 「いやぁ、私、本を読むのに線なんか引きません。そんなことできていたらもっと立派な人になってます。資料とか読むときも、全く線引きません。机の引き出しには1本もマーカー入ってないんですよ、はっはっは・・・。」

 「それにね、そりゃ適正な価格ではありますけれど、1本100円のマーカーも使わんオッサンが、その130倍もするモン買うてどないしまんの。しかも100円のマーカーより線が細いから何回も塗らんとあきませんやろ。1本スーッと引くことすらでけへんのに、何回も塗るやなんて。そらあきませんわ。」

 とまぁ、ペリカンの中の人が聞いたら落ち込むようなことをバンバン言いまくっていた私なのでした。何と失礼なヤツでしょう。それだけこき下ろしておきながら、本日、妻と六甲アイランドへ行ったついでに、またも某店へ立ち寄ってしまったのでした。
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 店主Y:「何か、お探しですか?」
 つきみ:「え、えぇ、ちょっと国産の萬年筆を。」
 店主Y:「でしたら、パイロット、プラチナ、セーラー、中屋。。。。。まぁ、どれをお使いになっても、同じような字が書けますけど。」
 つきみ:「これ何ですか?」
 店主Y:「あ、それ、デモンストレーターですね。カスタム823です。お使いになりますか?」
 つきみ:「まっ、まさかぁ・・・。あ、そういえば舶来も、ちょっと気になっていて・・・」
 店主Y:「でしたら、ペリカン、モンブラン、シェーファー、。。。。。まぁ、どれをお使いになっても、同じような字が書けますけれど。」
 つきみ:「これ何ですか?」
 店主Y:「あ、それ、デモンストレーターですね。ヴェド・ヌゥダです。お使いになりますか?」
 つきみ:「まっ、まさかぁ・・・。あ、そういえば他にも青くて透明の、出るんですよね。」
 店主Y:「あ、ブルーオー`ブルーですね。ご予約なさいますか?」
 つきみ:「まっ、まさかぁ・・・。あ、おい、あんたはあれ、使うんと違うか?」
 つき妻:「蛍光? あとピンクとか緑のもあったらエエのにねぇ。。。。。ま、これください。」
 店主Y:「・・・・・ペリカン、M205 Duo、、、ですね。わかりました。2本ですか?3本ですか?」
 つき妻:「ま、まさかぁ。さすがに1本でけっこうです。」
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 ま、そういう次第(どういう次第?)なのですが、師匠も書かれているように、軸の色とインクの色が見事に同じです。で、例によって「変は細部に宿る」わけでして、瓶に入った蛍光インクが妖しく光るところに萌えてしまった私なのでした。

 ふと思ったのが、料理屋さんが黒板にメニューを書くのに使うマーカーみたいに使えないか、ということ。そこで、色の付いた紙を用意して、ちょっと書いてみましたが、ほとんど読み取れませんね。自分で書いたからこそ、あぁここにうっすら・・・・・と思えるわけで、知らない人が見たら気づかない程度です。
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 仕方がない(?)ので、手近にあったお菓子のラヴェル、こいつが白くてツルんとした紙なので、正しい使い方を試してみました。線が細いので何回も塗る、というところが、思っていたよりも楽ちんだったのと、白い紙に書いた字が一番はっきり読める、ということを思い知りました。ま、そういう使い方にあわせて作られているんですから、当たり前ですね。
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2010年7月25日 (日)

騒然!

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 ある朝、教員のつきみそうが気がかりな夢から目覚めると変なモン好きに変身していた。あおむけに寝ている背中が鎧のように固く、せり出した腹を叩くと無数の波が浮かんでは消えていった。

 「ピンポーン」 誰かが訪ねてきた、ということをおぼろげに認識してから、しばらくの間を置いて、寝室の扉が開けられた。枕元に仁王立ちになった妻は、それがすでに何百回も繰り返されたことであるかのように、それでいて少しばかりの驚きを込めて、眼下に横たわる夫に向かってこう告げた。「なぁ、玄関に『ヘンなもん』が届いてるで。また、何か買うたん?」

 それは諦めたような、それでいて非難するような、さらには僅かばかりの憐れみをも含んだ声であったが、今日のつきみそうは落ち着いていた。誰にどのように揺さぶられようとも、天地神明に誓って、「ヘンなもん」など買ってはいない。第一、この世にそのような名前で売り出されているものがあるはずもない。
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 転げ落ちないようにしっかりと手すりにつかまりながら玄関へ下りて、最初に目にとまったのは「取扱注意」という濃く太い文字であった。これが肉筆であったならば、荷物を送ってよこしたのが誰なのか、少なくとも数人の内に絞れたはずであるが、残念ながらそれは梱包に再利用された素麺の箱に印字されたものであった。

 しかし、ラヴェルに記された送り主の名前を見て、あながちこの文字も無意味ではない、いや、むしろ意味があったからこそ、この文字に重ならないようにラヴェルを貼ったのだ。寝起きの頭で、そう考えたつきみそうであった。
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 せっかくのラヴェルを痛めないように剥がし、梱包を解く。見慣れたエアパッキンを取り除くと、ビニール袋の中から手ぬぐいにくるまれた細長いものが出てきた。これはもしや、三重県で保管されているモリソンの巨大萬年筆では、と考えるも、あれはここまで大きく、ゴツゴツしてはいない。この手ぬぐいといい、元々の箱がないところといい、いかにもこの品の送り主らしいところである。

 日曜の朝、体調がすぐれないのをいいことに朝寝をしているところへ目覚まし時計を送りつけて叩き起こすとは、なんと高等な戦術であろうか。送り主が萬年筆の調整・修理に関して並外れた手腕の持ち主であることは熟知していたものの、かくも巧い技を仕掛けてくるとは夢想だにしなかったつきみそうであった。
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 こうなった以上、毒を食らわば皿まで、である。単三電池4本を装填し、目覚ましの針を回す。停止ボタンを解除すると、あたりに響き渡る大音響。飼い犬も、ケージから身を乗り出して抗議しているようだが、その声すらも耳に届かないほどである。

 基本的には蒸気機関車の走行音が目覚まし音となっているのだが、汽笛を鳴らして走り出すところから、次第に速度が上がっていく様子が再現されている。台湾で最古の機関車といわれる、ドイツ製の勝雲号は、途中、カンカンと鐘をならしつつ、それこそ目覚めるまで走り続けるのであるが、停止ボタンが押されると、シューッという排気音を最後に停止する。実に芸が細かい。
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 しかし、目覚ましとしての機能はともかく、実に喧噪なものである。隣室が寝起きの悪い人であったならば、この目覚ましを使って欲しくはない、というのが偽らざる感想である。

 「夜(世)中に変なモン好きやとか言うてたら、変なモンが寄ってくるで」という祖母の言葉の重みを、今更ながら実感するつきみそうであった。

 ※ 音に注意

2010年7月24日 (土)

艶なし

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 すねたような表情でこちらを見つめながら寝そべっている「くま(仮名)」さん。先ほどから飼い主が「ちち(仮名)」さんと遊んでばかりいるのでおもしろくないのでしょう。望遠で撮っておりますので、あまりカメラを意識していない分、自然な表情が出ています。

 玄関から居間へ入ってくるとき、居間から炊事場や浴室、手洗いや寝室へ行くとき、必ず彼女のケージの前を通ることになります。そのたびに「よしよし」などと声をかけているので、それを聞きながら寝そべったまま、というのが普段の彼女。家族の導線から外れたところにケージのある「ちち(仮名)」さんの方を重点的によしよししてやらないとバランスがとれないのですが、犬がそこまで理解できるわけもなく、今この瞬間、家族が誰と遊んでいるか、何を食べているか、ということが一番重要なのです。
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 セーラーのプロフィット、マット軸です。同社の製品に大変詳しい方に「これは初期マットや!いっときなはれ!」とアドヴァイスをいただいて、サクッと落札させていただいたもの。いろいろと教えていただいたのですが、キャップリングの形などに特徴があるそうです。

 教えてくださった方は全日本マット軸愛好協会の会長さん。マット軸をこよなく愛し、てかりが出るまで使い込んでしまう、というほどのお方ですので、そのアドヴァイスは的確、かつ絶対です。落札して現物が届くまで、さてペン先の太さは?という話題で盛り上がっておりました。

 元オーナーは女性で、お誕生日のプレゼントとしてお母様からこのペンを贈られたようです。外側のスリーヴと化粧箱にそのことがしっかりと書き込まれていて、ペン自体はほとんど使われることなく保管されていたようです。
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 よくわかりませんが、とにかく古いセーラーの万年筆です、という出品説明からして、元オーナーはいわゆる「ヘンタイ」ではなく、ごくごくまっとうな普通の人であろうと思われます。その方のお母様からのプレゼントですし、おそらくMだろうな、と予想しておりました。そして密かに、女性だからFかもしれんもしそうだったら大喜びっ!などと淡い期待をしていたのですが、届いたペンを見てびっくり。Bなのでした。

 プレゼントだから無難な中字(M)だろう、とか、太字ってだいたいヘンタイの使うもんやし、という先入観。どちらも見事に裏切られたわけです。でも、そこは国産のBですし、実際Bとしてもやや細めな筆記線ですので、手紙などを書くのに本文も宛名もこれで、.という選択だったのかもしれません。もしそうであれば、本当に萬年筆を実用している人、という感じがいたします。
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 このペンを撮影するのに、2階廊下の手すりに置いています。向こう側は1階へと下りる階段。こんな小さく軽いものでも、向こう側へ落としてしまうとけっこう危ないですね。

 この手すりというか、仕切りというか、その前には萬年筆の箱やらインク類などが「とりあえず」置かれています。ここをきちんと整理することが当面の目標(夏休みの宿題)です。廊下の幅は90センチとやや広いので、そのうち20センチかそこらを収納スペースにいただいて、文字通り萬年筆の「座敷廊」とする計画。例の可搬箱型収納什器は凝りすぎて技術が追いつかず、現在頓挫している状態。そちらの復活も夏休みの宿題ですが、どちらも極力シンプルに、小学生でもできるような感じでパッパとやろうと思っております。こちらで報告できれば成功、音沙汰無しなら大失敗で頓挫、ということで・・・・・。
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2010年7月23日 (金)

懲りずにみなとまつり

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 懲りずに今年も行って参りました。鳥羽みなとまつりの花火大会。昨年は「ご迷惑をかけた」ので、高価な機材を持って早くから場所取りをされている撮影者様各位のお邪魔にならないよう、木の陰からそっと観ることにいたしました。尺玉とかスターマインであれば高いところまで上がるので問題ありません。

 会場についてすぐ、高そうなカメラを持っている女性を捜しましたが、今年は近くにいない模様です。昨年と同じ場所で、おそらくは奇声を上げながら周りの人を突っつき回して「いい写真」を撮っているのでしょう。ただし、写真は撮る人の心をも写すものだそうです。

 とりあえず、今年は誰の撮影の邪魔にもならないようで、1時間、安心して空を見上げてぽかんとしていられます。途中、地元のケーブルテレビのカメラマンが画を撮りに来ておりましたが、可哀想なぐらい周りに気を遣っておりました。きっといいのが撮れたことと思います。
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 ここは「かもめの散歩道」と名付けられた、海に面したコの字形のウッドデッキなのですが、打ち上げ場所から遠い方にいる人たちはみんなこうして背を低くして花火を観ております。よほどの腕前と経験がなければ、なかなか花火なんて撮れるモンではありませんから、みんな端から諦めて(いるのかどうか不明ですが)時折携帯電話でパシャッとやる程度です。

 花火撮影には携帯電話が最強、とはよく言われることですので、携帯電話に近づけるべく、ピントを無限遠にして撮影してみましたが、途中からは諦めて動画に切り替えてしまいました。
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 台船が動きながら花火を海中に投げ込んでいきますので、ついつい台船の動きにカメラを合わせてしまいます。結果、肝心の花火は流れてしまうのですが、昼間のようにあたりが明るくなる感じが伝われば、と思います。

 9時きっかりに会場をあとにして鳥羽駅へ。19分発の臨時特急の車内は、あえて特急券を買わずに乗り込む人が多すぎて通勤電車のような有様。窓口が長蛇の列なのはわかりますが、この時間に改札内にいるのは先に切符を買ってあったひとがほとんど。タイミングよく特急が来たので、かまへん、乗ってまえ、ってなもんでしょう。

 発車間際に乗ったばっかりに、座席指定券を持っていながら自分の席に座れない(車内を移動できない)人たちもいましたし、酔っ払って他人の席に居座り、俺は金払う気はあるんや、文句あるんやったら車掌、早よ特急料金取りにこんかい!とかわめいているおっさんもいたようです。このあたり、近鉄さんにも何とか頑張っていただかないといけませんね。

 私はiPodで音楽を聴いていて、その辺の会話が聞こえなかったので、無用なトラブルを起こさずに済みました。短気を起こして「こらおっさん!」とか突っかかっていったら、ボコボコにされるのがオチですものね。

 そんな混乱状態もせいぜいが松阪まで。近鉄もわかっているのでしょうが、トラブルにもなるし人手もいるので見て見ぬふり、なのかもしれません。有料特急を運行している私鉄で、「わざと」特急券を買わずに乗り込むお客さんの率が一番高いのが近鉄でしょう。やめて欲しいものですが、よほど気合いを入れて取り組まないとなくせそうにないのが辛いところでしょう。

2010年7月22日 (木)

キッカーランド

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 微熱の下がらない飼い主が全く遊んでくれないので、諦めて寝てしまった「ちち(仮名)」さん。犬だって風邪引いたり熱出したりするのでしょうけれど、今のところ我が家の2頭は共に元気そのもの。やっぱりそれが一番です。

 白衣を見ると血圧が上がるというわけでもないのですが、面倒なのでお医者に行かずに放って置いたら、何にも良くなりません。むしろ、微熱と言いつつ日に日に体温が上がってきております。明日は朝から草刈りをするつもりでしたが断念して、おとなしくお医者さんに行ってこようかと思います。やはり、早めの受診が一番ですね。

 熱があるのに好きなことだと大丈夫、なのか、午後から神戸方面へ出かけて参りました。これがまた大失敗で、残っていた体力を使い果たしてしまったようです。車内でふと目を開けると見慣れた風景。お、降りる駅だと思ったところでドアがしまりますのチャイム。諦めて一駅乗り過ごしましたが、これはちょっとふやけすぎです。
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 こういうときは変なモンで気合いを入れるに限ります。キッカーランドのミニロッカー。片手で握れるほどの大きさの小さなロッカーです。どの程度役に立つかは不明ながら、ちゃんと南京錠も付属しております。

 息子が通う高等専門学校では、個人ロッカーは基本的に一人1台ながら、余っているものは早い者勝ちで使って良い、という何とも素敵なルールがあるそうで、新学期になると学生たちは皆、3つ4つ南京錠を持って早朝から登校するようです。それほど学生の自主性に任されている割には、しっかり鍵をかけておかないとどうなるかわからん、というあたり、日本の将来に不安を覚えますが・・・・・。
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 ちょっと大切なものをこれに入れ、鍵をかけて机上に置いておくと安心、どころか、これごと持って行かれると二重の損害です。だいたい、私の職場には好奇心旺盛な若い人がうようよいるわけですから、こんなものを机上に置いたら最後、一週間はあう生徒ごとにこれが何であるかを説明しなければならない羽目になることでしょう。

 で、同じメーカーが作ったキーフォルダーにもひとひねりあるのです。一眼レフを模したキーフォルダーは、シャッターを押すとストロボが点滅し、シャッター音が鳴り響くのです。このシャッター、つい触ってしまいますし、鳴れば鳴ったで非常にやかましいので、良く行方不明になる鍵につけておくのがよろしいかと思います。
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 明日は夕方から伊勢神宮の近く、宇治山田まで車で行って、そこから電車で鳥羽へ行き、海上花火大会を観る、という我が家の年中行事がありますが、さすがにこの体調で高速道路をカッ飛んでいくのはしんどいですので、おとなしく近鉄特急利用に切り替えました。明日もいい天気であることを祈りつつ、体調が回復するように今日も早めの就寝です。

 季節の変わり目は本当に体に来ますので、皆さんもどうぞご自愛ください。Blogなんぞ書いたり読んだりしている場合ではありません。
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2010年7月21日 (水)

DOLLAR

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 ケージから出て諸国漫遊、ゆったりと歩き回った挙げ句、「ちち(仮名)」さんが跳び上がった拍子に餌鉢をひっくり返してばらまいた餌を「ついば」んでいる「くま(仮名)」さんです。2頭ともに同じ餌で、しかもあまりお好きではないようなのに、普段と違うところに落ちているとつい食べてしまう、というのは、犬の悲しい性なのでしょうか。

 風邪を押して出勤したものの、体調がすぐれないのでロクに仕事もせず、処分するPCのHDDから危ないデータを抹消するといってはHDD取り出しの際に手を切ったり、本当にダメダメな1日でした。気分を変えるためにと散髪に行って来ましたので、師匠のおっしゃる「パンチパーマ」になっております。

 北島三郎さんとか、その筋の皆さんとか、非常に小さな径のロットをいっぱい巻いて作る、それこそ大仏さんの螺髪みたいなのをパンチパーマというのです。私のは、正統的な床屋の技、アイパーを使ったオールバック。白龍さんが髪の毛全部後になでつけてる、ああいう髪型です。と、ここまで書いてきて、何のフォローにもなっとらんなぁ、と反省いたしました。それでもいいますが、普通の人の髪型です(きっぱり)。
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 昨日書き損ねたペン、パキスタン製のDOLLAR PENです。非常に不安定で戦争状態にある国、というイメージが強く、そこで簡易なものとはいえピストンフィラー式の萬年筆が製造販売されているのは意外な感じがします。しかもそれが、限定的とはいえ日本でも手に入れられるのですから。

 お尻のキャップを外すとピストンフィラーのつまみが出てくる、というタイプながら、胴軸そのものがインクタンクになっているように見えます。現地の言語ウルドゥー語は右から左へと記述していくので、右利きの人が押し書きになる、ということで、ペン先もそれに対応したものになっている、というのが販売元の説明です。
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 少しインクをつけて書いてみると、下から上へペン先を動かすような、ちょっとあり得ない運筆でも引っかかるようなことはなく、押し書きにも対応できそうです。この個体がアタリだっただけかもしれませんが、ペン先の状態をルーペでのぞいてみてもごく普通で、買ってそのまま使えるレヴェルです。

 師匠のページで紹介されている本格的なピストンフィラー式萬年筆ほどではありませんが、何よりお値段が信じられないほど安いのでまとめ買いしておいて変なインクを入れて楽しむ、なんていうのにも良さそうです。
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 デモンストレータということでいえば、もうそろそろこれも出てきますね。いかに太字とはいえBB程度でラインマーカーの代わりになるのかどうか、興味はあるのですが、はっきり言ってそれだけですね。もし手に入れても写真を撮って書いてみたらすぐに手放してしまいそうです。今はただ、Diamond 530が速く届かないかなぁ、と首を長くするだけですね。
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2010年7月20日 (火)

やれやれ

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 欠けてしまっておりますが、まずまずの表情が撮れたので、という1枚。ケージの外には「くま(仮名)」さんがうろうろしているという状況で、私も外に出たいと必死のアピールをしている「ちち(仮名)」さんです。ここで情にほだされて彼女を外に出すと、家の中にあるものの4つや5つは確実に壊れてしまいますので、とりあえずは我慢させておきます。彼女については、ものを片付けた上で外に出す、という風にしなければいけません。

 今日は終業式。あまり実感は湧きませんが、とりあえず明日から夏休みです。生徒はお休みでも、教員はお仕事。ただし、普段より時間の自由度が高いのは嬉しいところです。

 しかし、多くの先生は部活動の練習や試合の引率で普段以上にハードなスケジュールになることが多いようです。県の教育委員会からは、何が何でも夏休み中(の平日)に7日休みなさい、と命令が出ておりますが、夏休み中のカレンダーに7日も空きがないので、結局は学校に出てくる日に休みの印をつけて、「休んだことにする」人が多いようです。
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 娘が写真を撮れとうるさいので、お菓子の写真を撮りました。パッケージがちょっと凝っている、ということでしかないと思ったら、娘のツボは違うところにあったのです。

 このお菓子を出している会社の名前が変だ、というので見てみると、私にはどこも変だとは思えません。一体どこがどういう風に変なのかと聞くと、カ「ン」パニーではなくてカ「ム」パニーになっているところ、と言うのです。

 旧い歌、特に校歌の歌詞なんかでは、よく「む」と書いて「ん」と発音させるというのがありますが、娘はそういうものに触れた経験がなかったようです。こういうのも、ジェネレーションギャップなのでしょうか。
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 実はこのあとにもう1枚写真を持ってきて、それについて書くのが今日のメイン記事のはずでしたが、1学期が終わったということで気が緩んだのでしょうか、お父んでありながら悪寒がしております。こういうのを私の住んでいるあたりでは「やれやれが出た」などと言うのですが、明日も営業ですし、こうしているうちにもどんどん気分が悪くなってきましたので、おとなしく寝ることにします。お休みなさい。

2010年7月19日 (月)

名古屋の「変」・その2

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 変なモンついでに、変な姿の「くま(仮名)」さん。餌鉢をかぶってお休み中です。携帯電話のカメラなので粗いのですが、変な雰囲気は伝わるかと思います。

 しかし、どうしてこんな変なモンばっかり私のところに集まってくるのでしょうか。思い当たる節といえば、「夜中に変なモン好きやとか言うてたら、変なモンが寄ってくるで!」という祖母の言葉ぐらいです。

 そんな私に同情してくださったのか、またも北海道から参加のregulus821さんから、「あなたが写ってますよ。どうぞ。」と写真までいただいてしまいました。本当にありがとうございました。
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 この写真からわかるように、国民的アイドル?であるマリオさんも、変なモンばっかり集めているようです。是非一度、そのコレクションを拝見したいものです。

 WAGNERについて、知り合いばっかりで固まって閉鎖的だとかいうイメージを持つ人もいるようですし、萬年筆好きなら一人で楽しむべし、群れてどうする、なんてことを神戸大会の当日にわざわざpen and message.に意見しに来る人がいたりと、けっこう批判的に見ている人も多いようです。まぁ、言いたい人には言ってもらえばよろしいですし、よそのことは知りませんが、名古屋とか神戸で開催されるときはいい雰囲気だと思いますから、結局は会そのものより参加する人、その組み合わせの加減なんでしょうかね。そういえば、初参加で二右衛門マスターの前に座って講義を受けてしまったという人もいて、トラウマにならないのか心配でしたが、けっこう喜んでらっしゃったようにお見受けしました。

 で、初参加で二右衛門マスターの前に座ってしまったその人は、宴会でもまた二右衛門マスターの横に。加えて、真向かいはsu_91さんでしたので、ショック症状にならないための薄め液として私が近くに陣取りました。
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 宴会の席上、「あっ!」と小さな叫び声を上げたsu_91さん。立派なPowerShotを持って来たのに、撮った写真がこの春巻きの山、1枚だけという惨状。それだけ、わぁわぁと盛り上がっていたということなんですね。

 某pen clubの宴会本部長を務めるどーむさんの仕切りで進んだこの宴会。本部長が声をからして「だからぁ、宴会で萬年筆出しちゃだめだってばぁ!」と何度も注意をするも、宴が進むにつれて出てくる出てくる・・・・・。そういうのは朝から夕方までやってた1次会でやりましょうね。だれですか、そこ、ルーペまで出してるのはっ!
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 哀れな箸袋たち。目の前にペンを出されても紙がない・・・・・ということで反射的に手が伸びるのがこれ。それにしても、試し書きをする人の個性といったものが見てとれておもしろいですね。これからは宴会に参加したらこういう写真撮りためてみようか、などと思ってしまいます。でも、本当に哀れだったのはおしぼりかもしれない・・・・・という誰かのつぶやきも印象的でした。

 大きく二つのテーブルに分かれて座っていたのですが、これはまだ「まとも」な方のテーブル。「壊れてる」方のテーブルには、ご存じピンク兄弟さんを始め、師匠に親方、社長などエグい皆さんがいらっしゃいましたので、私たちはまだ可愛い方でした。

 とっても濃密な2時間あまりを過ごして、解散後はみずうみの悪魔を先頭に名古屋駅へ急いだ関西組。次回はホットなホットな関西地区大会、宴会目当てもいいのですが、小さなお子様がいらっしゃる皆さん、ぜひぜひお子様連れでお越しください。きっと、必ず、いや絶対にいいことあります。ただし、このマークを見たらそばに行かせないようにした方がいいかもしれません。
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2010年7月18日 (日)

名古屋の「変」・その1

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 決して背が低いわけでもないのにこの姿勢。「ちち(仮名)」さんの視線の先には、とってもあやしいものがありそうです。飼い主はまたも、よせばいいのにWAGNER中部大会に参加してしまいました。実に酔狂、普通に言うとアホですね。

 しかも、近鉄名車スタンプラリーの台紙を持ち歩きながら名古屋駅でスタンプを捺し忘れるというおまけ付き。これだけですとさんざんな感じがしますが、今日は実に変なモノをいろいろと見ることができたのでよしとしましょう。
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 会場に入るなり、受付のWAGNERのブルーザー・ブロディことaurora_88氏に「師匠のところに変なモンがありますよ!」と明るく声をかけられます。んん?私と変なモンにどのような関連が? と訝しく思いつつ師匠がペンクリをされているテーブルへ。ざっと見せていただいたところ、これといって変なモンは見当たりません。

 まぁ変なモンに興味はないのですが、せっかくですから師匠にお尋ねしますと、指さされたのが「超音波洗浄器」らしきもの。ペンクリではよく見かけるものですし、特に変わった形というわけでもありません。
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 何でこれが変なモンなのか、さっぱりわかりません。スイッチを入れるとしっかりブルブルいってます。洗浄するものを入れるプールの蓋に抗がん剤の名前がプリントされているので、どうやら医薬品メーカーのノベルティか何かのようですが、それとて別に不思議な組み合わせというわけでもありません。

 ここでギブアップして、師匠に正解を乞いましたら、これは超音波洗浄器ではなく、音波振動器なのだ、というお答。何でも、インク汚れの付いたペン先を洗浄しようとスイッチを入れても、普通に水につけたのと同じ程度にしかインクが落ちないのだとか。その割には、機械の置かれたテーブルや、そばに置かれたビーカーの水などがビリビリ震えております。振動は起こしているものの、それが洗浄水に伝わるのではなく、周囲に逃げてしまうという、なかなかに気合いの入った間抜けなマシンなのでした。

 結局、最後はどーむ商店の看板として、あちこちのミニペントレで出開帳されることになりました。見てみたい方、どーむさんの参加されるWAGNERの集まりに是非お越しください。
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 そこへ声をかけてくださったのが、久々に登場のsu_91さん。温泉まんじゅうをかたどったステープラをくださいました。小脇に抱えた手ぬぐい入りの桶がいい感じです。まぁこの手の実用性を犠牲にしてまで文房具にフィギュアをくっつけるというのはよくあるところ。しかし、もう一つの小ぶりなものは・・・・・カスタネットですかぁ。これ、文房具という範疇を飛び出してしまってますが・・・・・。
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 この温泉まんじゅうたち、どうやらアンパンマンの流れをくんで、世のため人のために頑張っているようです。その証拠に、頭の一部が食べられてしまっています。きっと、お腹をすかせて泣いている小さな女の子にでも出会って、僕の顔をお食べ、とか優しい言葉をかけたのでしょうね。この状態ではきっと力が出ないので、紙を綴じようとしてもミスってしまうかもしれません。
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 カスタネットの方は、ステープラと比べて自分の存在意義が薄いことをうすうす感じているのでしょう。そのままですと棄てられてしまうかもしれない、という危機感ゆえか、頭部にしっかり温泉マークを描いて、自分たちが温泉まんじゅうであることをアピールしております。なかなかにけなげな姿で、これなら引き出しの中にでも置いといてやるか、という気持ちにもなろうというものです。
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 あまりに変なモンばっかりで、長くなってしまいました。実はここから先がもっと「変」なのですが、それについては明日またご紹介いたします。皆さん、お休みなさい。

2010年7月17日 (土)

サインはV

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 前脚のようすがなんともかわいらしいので、思わずパチリ。撮影者と「くま(仮名)」さんとの間には、居住スペースとトイレスペースを隔てる仕切り戸があるのですが、これをそっと開けてもカメラを向けても動こうとしないあたり、かなり眠かったようです。

 降っていないと思っていたら、音でわかるほどの突然の大雨。今日は一日、そんな天気の繰り返しでした。これだけ派手に降られると、いよいよ梅雨明けか、と期待してしまいますが、今年は例年になく梅雨明けが遅くなる見通しとか。じっくり降ってくれるなら水不足の心配もなくてよいのですが、短期集中で降る雨は災害の元になるばかりであまりありがたいものではありませんね。
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 名作、PILOTのVペンです。直液式Vシリーズ、万年筆タイプのペン先で書き味新鮮、ということですから、萬年筆ではない、ということでしょう。実際、「普通の人にとっては」インクを使い切ってしまえばそこでおしまい、です。

 インキ出を一定に保つハイコントローラ、書き出しからすらすら、を実現するATTシステムなどが採用されている、なかなかハイテクな筆記具です。基本的なところがしっかりしておればこそ、今に続いているのでしょうね。
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 この箱、箱です。落書きがあってもこの箱です。もっと言うなら、箱に書かれたコピー。「サインはVペン」です。何とすてきなのでしょう。元ネタはもちろん、アタックNo.1人気にあやかって二番煎じを狙ったとも言われている「サインはV」のはずです。

 少年でしたから漫画の方は見ませんでしたが、tんもってドラマは見ていた記憶があります。とっても意志の強そうな、言い方を変えれば怖い顔をした主人公をやってる人が「岡田可愛」さんで、子供心にも「う~む、これが可愛いのかぁ・・・・・」と悩んだ記憶、それだけが鮮明に残っております。
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 まだやってます。箱の裏側にまで「サインはVペン」です。しかし、いつの頃かは知りませんが、サインはV、なんて書けた時代に1本200円というのはけっこうお高いものだったのではないでしょうか。

 書いてみればスムーズなのはよく知っていますから、何も旧いものをわざわざ買うこともなかったのですが、やっぱりこの箱です。実際、よほど大量に使うのでもなければ個人でこの箱ごと買う人はそう多くはなかったでしょう。そう考えると、お店の人に対して「サインはVペン」って言いつつ売りなさいということだったのでしょうか。この辺のことは、考えるよりN御大に尋ねた方がよっぽど速くて正確なのでしょうけれど、あぁでもない、こぅでもないと、いろいろ想像するのも楽しいものです。
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 引っかかりもなく、するすると書けるペン先。PILOTお得意の特殊合金ペン先です。ひっくり返すと見えるペン芯はフラットでつるんとした外観。この中に、ハイコントローラやらATTシステムやらが内蔵されているのですね。

 本当にすごい製品というのは、マニア受けするものではなく、マニアが見向きもしないようなものであろうと思います。そういう意味で、このVペンは間違いなく名品。息の長さもそのことを証明しているといえるでしょう。
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 とても旧いものですが、この箱の中に入っていた10本のうち、書けないものは2、3本。これもまた優秀さの証明といえるでしょう。これが500円で手に入れられるのですから、旨みが少なくなったとはいえ、まだまだオークションもすてたものではありませんね。

2010年7月16日 (金)

サージ

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 JR西日本 キハ120。関西本線の島ヶ原駅にて、上り列車として運行中のお姿です。ロールアップ式でないカーテン、折り戸などからも、これがバス由来の車両であることがわかります。ご存じ、新潟鐵工所のNDCシリーズの一つです。

 鉄でない方のために書き添えますと、オーダーメイドが当たり前の鉄道車両にあって、レディメイド、あるいはパターンオーダーといった感じで作られる車両なのです。全長も16メートル級で、鉄道車両としては小さい部類に入るでしょう。

 学校からバスに乗ってJRの駅まで行く。乗車時に整理券を取り、降車時に運賃表で確認してお金を払う。そして駅で運賃表を見て切符を買い、電車に乗る。慣れれば小学生にもできることですが、これを体験させるのも学習の一環、という、特別支援学級の校外学習につきあって参りました。
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 障碍などのため、学習にあたって特別な支援を必要とする生徒たちが在籍するのが特別支援学級。かつて特殊学級とよばれていたものがもとになって改編されたものです。聞くところによりますと首都圏では通常の学級の生徒との交流がないことも多いのだそうですが、私の勤務する県ではできる限り通常学級の生徒と交流するように学校生活をデザインするのが普通になっています。

 今日は個人懇談会で授業がない、ということでの校外学習。目的地は三重県伊賀市島ヶ原のやぶっちゃ温泉。米粉を使ったパンを作る体験、BBQ、そして温泉に入る、というのがメニューです。

 みるみる大きく育つ雲を見ながら、河川敷のキャンプ場、橋の下でのBBQ。西の空は次第に暗くなり、遠くからごろごろという音も聞こえてきます。危険はないというものの、目の前の木津川は数日来の雨で増水中。見上げると、橋の下を通る送電管に中部電力という文字。地理の授業では三重県は近畿地方だと教えますが、経済や生活など、やはり立派な中部地方なのですね。
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 手早くBBQを終えて、明らかに暗くなった空の下、急いで片付けを済ませると、次は温泉。等張性のぬるっとした心地よいお湯で、BBQの汗と焼き肉の臭いを流して、湯上がりにゆったりとしていたとき、閃光と同時に「バンッ」という破裂音。建物のすぐ外で何か爆発が起こった、そう思わせるような音でしたが、直後に館内では「温泉棟1階で、火災が発生しました。あわてず、落ち着いて避難してください。」と、落ち着いた男性の声でアナウンスが流れ始めました。

 最近の火災報知器はこういう風になってるんだなぁ、と思いつつ、先ほどのは落雷で、それで報知器がボケたのか、と納得。緊張した面持ちの生徒たちに、騒ぎ始める周囲のお客さんたちに聞こえるような大きめの声で、「雷落ちたから・・・・・」と説明。それというのも、火災報知器がしゃべり始めたとたん、「案内誘導がなっとらん。どうなっとるんだっ!」とわめき始めたオヤヂがいたから。そういうこと言う前に、まず自分の家族を誘導して逃げる準備をするべきでは? と冷ややかな視線を送ってしまいました。
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 この落雷の影響で、施設の方はPCやPOSが全滅。冷蔵庫なども次々ダメになったということで、開店休業状態になってしまいました。私たちも雨が降り出さないうちに、と早々に退散。帰路は交通費節約のため、私の車に全員乗せて学校へ向かいます。正面にあたる西の空に何度も美しい稲妻を見ながら、国道163号線を西へ。途中、激しい雨の中を走り抜けましたが、学校周辺は晴れておりました。

 帰宅すると、AC電源の時計類がすべて点滅中。家にいた息子は停電しなかった、と言ってますから、ごく短時間、瞬断ともいうべき停電があったのかもしれません。それで困ったのが光回線のメディアコンバータ。どうにもご機嫌が悪いので、諦めて電源を切り、就寝。朝起きて再起動したところ、ご機嫌が治っておりました。

 子供の頃、夏といえば夕立、雷、停電でしたが、最近はそういうこともほとんどなくなりました。今回、大規模、長時間の停電がなかったのはまさに電力会社の努力のたまもの。ですが、当時と比べて雷サージに弱い製品が身の回りに増えていて、電気は来ているけど動かない、というのが難儀なところです。今回はサージによる焼損などがなかっただけ、よしとするべきなのでしょう。

2010年7月15日 (木)

不安定

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 いきなり目が回りそうな写真で失礼します。散歩に行けなくて欲求不満な「ちち(仮名)」さんを玄関の板の間で遊ばせているところを、引っかかれないように階段に座って撮った1枚。犬にとって、滑りやすい板の間は鬼門で、最悪の場合、脚を痛めることもあります。しかし、まだまだ子供の彼女、運動すると「催す」ものですから、仕方なく板の間で遊ばせているのです。

 ここ数日、雨が上がっていると思って外に出るといきなりの大雨、ということが日に何度も繰り返されておりますので、危なくて散歩に出られません。実に不安定な天候です。

 実に一昨年の11月に記事にしておりますが、居間の近くに置いて主に妻が使っているPCを入れ替えました。それまで使っていた自作機が動作不安定となったものの、私自身が非常に非安定で疲れた状態だったものですから修復する気力がなく、イーモバイルのデータカードと一緒に買うと大幅値引き、というヤツに乗っかってメーカー製のPCを買ったのでした。その前日の記事に登場した「ちち(仮名)」さんを見ると、また子犬が欲しくなりますね。
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 以来20ヶ月、放置されたままであった元のPCを、本日ようやく復活させることができました。CPUやメモリ、HDDは言うに及ばず、光学ドライブまで抜き取られてただの箱になっていたのですが、ソフマップで一番安く売られていた中古のマザーボードを軸に、安い、という条件だけで集めてきたパーツで再度組み上げて、見事、Windows7マシン一丁上がり、です。

 何事もなく動作していた頃はWindows VISTAでしたが、CPUがAthlon64X2 5600から4000へとおとなしくなり、RADEONを抜き取ってオンボードVGAでの運用となったにもかかわらず、それほど重くなったようには感じられません。やはり、VISTAは未熟なOSだったのか、などと勝手に納得しております。
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 あとはHDDと光学ドライブを取り付ければ完成、というところで記念撮影。老眼が進んでいるので、マザーボード上の極小シルク印刷文字を頼りにこれまた小さなヘッダピンを差し込んでいく作業、どんどん辛くなってきました。そのうち、手が震えてPCの組み上げなどできなくなってしまうのかもしれません。

 元々このケースに付いてきた電源があまりにショボかったので迷うことなく棄ててしまい、安いながらも多少はまともな電源をのせたのですが、今度は出力ケーブルが余りまくって始末に困ります。ケース内にはケーブルがのたうち回っており、これがエアフローを邪魔して熱気がこもり、結果としてマザーボードがお亡くなりになった、というのが本当のところかもしれません。
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 組み上げてから片付けをしているとき、初めてマザーボードのメーカーがFOXCONであることに気づきました。ただ安いものを、というだけで買って来たものですので、なにかしら黒っぽい箱に入ったマザー、という認識しかなかったのですが、FOXCONとはまた、今話題のメーカーではありませんか。

 今日も便利にiPod Touchを使わせてもらっていますが、iPhoneの製造委託先のひとつであるFOXCON社では従業員の自殺率が異様に高いと報じられ、たまりかねたAppleがFOXCONに賃上げを提案した、などとも言われております。本当に嫌なことばっかりですが、やっぱり生きていてこそ、です。

 奇しくも今日は、暦の上でのお盆。関西人の私にとって、お盆といえば8月ですが、死んでしまっていたマシンが帰ってきた日がお盆、というのも何かの縁なのかもしれません。そして今日はもうひとつ、記念すべきファミコンの日、でもあるのです。そういえば、本当に鈍くさい私。スーパーマリオブラザースをやりこんでも、ついに最後までクリアできなかったのを思い出してしまいました。
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2010年7月14日 (水)

ちょこちょこ

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 「くま(仮名)」さんの寝顔の大アップ。これだけ寄っても目を覚ましません。まぁいい大人ですから、「また撮ってるわ」ぐらいに思って無視しているだけかもしれません。連日の雨でお散歩も不足気味ですが、メタボな彼女にはそれぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 朝から気象警報が発令されていたので、生徒たちはお休み。正午までに解除されたら午後から登校、という規定があるところへ11時半過ぎに警報が解除され、生徒たちが登校してきたと思ったら1時過ぎに再度警報発令で全員下校となりました。警報発令の基準を見ますと、○○○が予測される場合、となっています。できればこの2時間、高度な予測で警報発令のままにしておいていただきたかったところです。
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 なかなかにあやしい小物たち。通販の千趣会が運営するちょこちょこWeb、そしてこんな訳のわからんものが毎月送られてくる「月刊ちょこちょこ」というサーヴィスがあるのだそうです。実にスタートして15周年だとかで、この間、妻はずっと千趣会で買い物を続けていたのですから、知らなかったのは迂闊だったとしかいいようがありません。

 何ともうれしいことに、これ、毎月何が来るのかわからないようにしてくれてあるそうです。落胆したり興奮したり、開けてびっくり玉手箱、というのがいいですね。
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 実際、使い物になるのかどうか怪しいものから、あ、こんなん欲しかったんや、というツボなものまで、実に多彩でくだらないところに萌えてしまいます。月額390円と知って、本気で頒布に参加することを考えてしまった私は、やはり罪深い子羊なのでしょうか。

 そんなこんなでカタログを眺めて悶絶する私を見て、妻や娘は実に冷ややかな視線を送ってきます。これ以上変なモン集めてどないすんねん、とでも言いたげです。いや、これからはネオ変なモンの時代。今までとはひと味違った変なモンを追求するんや、と言ってもむなしく響くことは、言ってる本人が一番よく知ってます。

 業務連絡。某オリヂナルインクのおぢさん、例のアレ、うたい文句に偽りはなく、実に涼しいです。実用的ですよ。
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2010年7月13日 (火)

おみやげ強奪

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 寝ております。何も知らずに寝ております。少しは太ったかと思える「ちち(仮名)」さん。実際肥えたのだという説と、毛がモフモフになっただけなのだという説とがありますが、頭や体をを両手で抱えてヨシヨシしてやるときの感触からは、やはり太った、と感じます。

 午後から通知票を印刷するぞ、と意気込んだものの、使おうと思っていた用紙がツルツルすぎてプリンタに通らないことが判明。時間も迫っているので、急遽、もう10年以上前にお世話になっていた紙問屋さんに駆け込みました。見込んだとおり、希望にぴったりの用紙を提案してもらい、その場で裁断してもらって持ち帰ったのですが、事務員の方が伝票を切りながら「つきみそう先生ですよね」と、もう15年以上前に作った名刺を出して来られたのでした。
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 いやぁ懐かしい(名刺が)などとひとしきり盛り上がってから、紙を受け取っておいとましたのですが、やはりお店との付き合いは大切ですね。おつきあいがあるからこそ、飛び込みで、しかも小口の用紙を分けてもらえるというものです。

 紙問屋さんの助けもあって、無事、通知票が完成したのが午後3時頃。それから先は、担任の先生がみんな帰ってしまうまで、息をひそめて待機です。通知票の内容におかしなところがないか、点検している先生方の様子をどきどきしながら見守ります。間違いなどがあれば、その場で正しい内容に差し替えて出力。明日から3日間、蒸し暑い教室で生徒と保護者に相対する先生方には、できるだけスムーズに準備を済ませて、早く帰っていただきたいものです。
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 日曜日にル・ボナーさんにお邪魔した折に、厚かましくもいただいてきたカートリッヂインク。カウンターの上に置かれていたこの瓶をパッと見たとき、「あ、ペリカン」と思ったのですが、店主ボンジョルノも同じようなイメージを感じ取られていたそうです。曰く、「お土産に、と買ってきたんですけど、だぁれも欲しがらないんですよ。ね、ペリカン、って感じしませんか?」と。

 思わず、「しますします!」と手を上げて、ちゃっかりいただいて参りました。カトウセイサクショの萬年筆などにも使えるヨーロッパショートタイプ。これだけあれば当分インクに困らずに過ごせそうです。ちなみにこの入れ物、樹脂ではなくガラス製のようです。
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 一番目立つ文字、Tintenpatronen を翻訳ページに投げ込みますと、「インク後援者」と出ました。なるほどね、と頷いてしまいます。そういえば、35ミリの銀塩カメラに入れるフィルムの側、パトローネといいましたね。

 ウムラウトは入力できなかったのですが、blauとありますから、おそらく青インクなのだろう、と勝手に納得しております。はかなげな封をしてあるところがまた萌えるところで、蓋を開けられずにおります。

 ペリカンっぽい、というだけでここまで引っ張りましたので、最後に一枚、ペリカン万年筆の写真を。ドンとぶつかられて取り落とした可哀想なペンです。皆さん、人の背中を押すときは優しくじんわりと、ね。
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2010年7月12日 (月)

引き継ぐもの

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 ドテッと寝たきり動かない「くま(仮名)」さん。深夜零時頃の様子です。今日はさすがに眠かったのか、飼い主が帰ってきても顔を上げようとすらせずに、ただ目玉をぎょろっと動かして挨拶をしただけ。この撮影も、頬のそばまでカメラが寄ってきても知らん顔でした。

 通知票作成の目処がついたのでヤレヤレという気持ちがあったのか、帰って来るとどっと疲れが出ました。明後日から個人懇談ですので、いつもながら通知票が出来上がるのはぎりぎりです。
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 今は電子データを印字するだけですので、データの入力、確認と、出力帳票の作成が主な仕事ですが、なかなかデータが揃わないのが難儀なところ。どの生徒が何月に何日欠席しているか、なんてのは学級担任でないとわかりませんが、そのデータがなかなか出てきません。何度も催促して、締め切りをとうに過ぎた今夜、まだ揃わないデータがあるというのもいつものことです。

 学級担任をしていた頃、通知票を作るのは本当に苦痛でした。成績一覧表を見ながら、5とか4とかの数字をゴム印で捺していくのですが、各教科ごとに4~5の観点ごとのABC、そして5段階評定と、生徒一人あたり46カ所ずつゴム印を捺していくのは、イラチな私にとっては気が狂いそうになる作業でした。
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 今年教員になった、という人も職場におりますので、できればそういう通知票作りの苦しみも経験させてあげたいところです。実際、そうやって通知票を作ると、だいたいの中身は頭に入っているので、懇談するにもスムーズに話ができる、ということもあるのです。新任の頃に勤めていた学校の通知票には、短い所見を書く欄があって、これを校長がチェックして印鑑を捺してもらう必要がありました。ですので、懇談会の2日ほど前には通知票を仕上げて校長に提出せねばならない、という関門があったのです。

 今はプリンタから出てきた用紙を見て、一通りのチェックをしたら担任の印鑑を捺して出来上がり、です。苦しみつつ通知票を仕上げるという貴重な経験ができないので、若い先生方には申し訳ないと思います。教員の世界でも、伝統的な技術やノウハウの継承が危うくなってきているのです。
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 先日、セルロイドの軸を作るための道具、というものをN御大に見せていただいたのですが、お話を聞いても「本当に?」という感じがいたしました。あまりに難しそうなワザなので、実感がわかないのです。

 手書きで通知票を作るのにも、教師一人一人に秘伝のワザがあって、そういうものを若い教員に教えながらゆったりと時間が過ぎていく、というのが少し前の職員室の風景でした。土曜日がお休みになった頃から、そういう風景、雰囲気といったものがなくなってきたように思います。それはそれで残念ですけれど、かといって、今また土曜日の勤務が復活したら、きっと体がもたないでしょうね。

2010年7月11日 (日)

Hunter

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 何故このような姿勢になるのか、それは本人(犬)だけが知っていることですが、「ちち(仮名)」さん、さかんに飼い主に甘えているのです。とはいえ、躾の行き届いていない若い犬なので、甘えるとはすなわち噛むこと。だいぶマシにはなったものの、まだまだ痛いと思わせてくれます。飼い主が近くに寄ってくると、どうやって噛んでやろうかと虎視眈々、まるで獲物を狙うかのような表情で待ち構えております。

 休日は家族が蕎麦にいる時間が長いので、比較的情緒が安定しておりますが、遊んでもらえるとなると大興奮。やはり、まだまだ若い犬、これからです。
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 人と会う約束があったので、車を飛ばして神戸市内某所へ。出発するのが少し遅くなったので、何とか間に合えばよいなぁ、と焦りつつの運転。こういうときは、普段以上に気をつけなくてはいけません。

 途中、近畿第2位の長さを誇るトンネルを抜けているとき、路肩に駐車している車があったのですが、どういうわけか、私が横を通り過ぎた瞬間、突如車線に躍り出て猛然と加速し始めたのでした。そのダッシュのなんと鋭いことか。セドリックに乗ってこんな凄い運転をするのはどんな人なのだろう、と興味がわいたので、スローダウンしてペースを合わせようとしたのですが、向こうはこちらに興味がなかったのか、またも路肩に停まってしまったのでした。
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 急ぎたい、速く走りたいという心に釘を刺す、というわけでもないのですが、竹をモチーフにした画鋲です。昔のロケット鉛筆よろしく5つのピンが繫がって1本の竹になる、という具合。画鋲として使ったとき、こちらを向く面がスポンジ状の材質でできています。

 こういう変なモン、そう、久しぶりに分度器ドットコムさんへ行って参りました。お店に入ってしまうと、つい変なモンに手が伸びます。そのひとつがこちら、iPhone型のメモ用紙です。
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 残念ながらiPhoneは持っていないので、iPod Touchと並べてみました。まぁまぁ良く再現されているのでしょうね。人によっては、というより大多数の人は、こういうメモをもらっても内容にしか目が行かないでしょう。あくまで自己満足に過ぎないお遊びですね。

 上部の結構広い面積に糊がついているので、確実に伝えたい用件などをこれに書いてPCのディスプレイに貼っておく、といった使い方になるでしょうか。さて、どれだけの人が「おっ」と言ってくれるのか、こういうときだけは月曜日が待ち遠しくなります。

 念のためひっくり返してみましたが、さすがに背面にリンゴマークはありませんでした。
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2010年7月10日 (土)

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 気持ちよいのでしょうか、眠っているときに高々とあげられた「くま(仮名)」さんの脚。遠い昔、遠足で歩き疲れたと訴える私に「お布団の下に座布団2枚ほどしいて寝なさい。」と教えてくれた母。半信半疑でそうして寝ると楽だったので、改めて母はすごいなぁ、と思った記憶があります。

 親になった今、子供たちにそれを伝えてやろうと思うのですが、うちの子たちは親に似てぐぅたらなのか、あまり歩かないので脚が疲れることもないようです。自分にだけは似て欲しくない、と強く強く願っているにもかかわらず、日に日に似ているところがはっきりしてくる子供たち。これを哀しい現実と言わずして何と言うべきでしょう。
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 実は今、脚が疲れたので更新しております。おなじみパートワーク、相も変わらず出版社の宣伝にまんまとのせられて、現在はエヴァンゲリヲンとこのXファイル、2シリーズを購読中です。

 エヴァの方は毎号届く冊子をバラしてアメリカ式の3穴バインダーに閉じるタイプで、妻に分類・整理してもらったスタートレック・ファクトファイルでの経験を活かし?て、届いたら即解体・ファイリングしております。一方、こちらXファイルは購読開始と同時にシリーズ全冊が収まるだけのバインダーも購入して万全の構えながら、今日に至るまでまったく手つかずのまま。本日ようやく、重すぎる腰を重機で持ち上げて、バインダーにとじる作業に入りました。
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 Xファイルは毎号DVDが付いてくるタイプですので、読み物部分もDVD収録のエピソードに関するもの。よってバラす必要はなく、外表紙にステープラーで留められた冊子を分離してとじるだけです。非常にちゃちな樹脂製の小さなピンで中綴じの部分をおさえるだけ、なのですが、ラジオペンチで針を抜いて冊子を取り外し、小さなピンを小さな穴に通して・・・・・とこれもなかなか辛気くさい作業です。

 さらには、書店での抜き取りを防ぐ為もあるのか、しっかりブリスターパック状に収められているDVDを取り出すという作業もあります。現在までに29巻届けられておりますので、バインダーにして2冊と少し、夜を徹しての作業になりそうです。
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 この中綴じの部分に毎号しっかりと定期購読の案内が綴じ込まれております。なかなか商魂たくましいな、嫌だな、と思ったものの、考えてみると、バインダーにとじるような人は定期購読者がほとんど。それに中綴じの一番内側ですから嫌ならそこだけ取り去ってしまえます。むしろ読者への心遣いなのかもしれません。

 それにしても面倒です。この記事を書き終えたら、また作業に戻るのかと思うと少し憂鬱。さて、寝られるのは何時ごろになるのでしょうか。明日は大事な研修もあるので、ほどほどにしないといけないのですが・・・・・。
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2010年7月 9日 (金)

のり

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 背筋をまっすぐに伸ばして立つ「ちち(仮名)」さん。見慣れた光景ですが、こうしてしっかりこっちを向いているところはなかなか撮れません。ご機嫌が良かったのか、かなり長い間、しっかりカメラの方を向いておりました。

 今日は成績提出の締め切り日。まずは各教科で4つから5つ設定された観点ごとにABCの3段階で評価します。車の運転でいえば、一人で運転させても大丈夫、というレヴェルに達していればBです。それより優れたものをA、努力を要するものをCとするのです。これを総括して5段階の評定を出すのですが、ABC3段階の評価を元にして54321という5段階の評定を出すというのはなかなかに難しい作業です。
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 そんなこんなで、最後の人が評価作業を終えて職員室を出たのが午前0時。あぁ何とか今日も「今日中」に帰れそうだ、と職員室や校舎を施錠して外に出ると、相棒のエスカルゴ君が待っております。仕事を終えて愛車に近づいていく、この瞬間が大好きだというのは巨匠特大寺有恒先生の言葉ですが、まさしくそんな感じです。ドアを開けてエンジンをかけ、アクセルを踏むと、訪れる静寂。セルを回せども回せども、エンジンに火が来ません。

 仕方がないので、涼しい夜風の中、歩いて帰ろうとしたのですが、今度は門扉が閉まりません。乱暴に扱われたせいか、門扉を開けた状態で固定しておくために地面の穴に突っ込んでおく棒が歪んでしまい、抜けてくれないのです。何か叩き出すものを、とクルマに戻ると、「もう一回!」と言われたような気がして、ダメ元でエンジンをかけてみたところ何とか始動。今度は入念に暖機して、何とか門扉も閉めて無事帰宅です。
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 授業から戻ったとき、机の上に置かれていた紙袋。中には生命保険のファイルと海苔が入っておりました。外交員の女性が契約のお礼に、と海苔をくれたのですが、これがカット用のミシン目が入った味付け海苔。焼き海苔より味付け海苔の方が好きなので嬉しい限りですが、これをカットすると手がべたべたになるなぁ、などとロクでもないことを考えてしまいました。

 ロクでもないことはもうひとつ。封筒の宛名書きをしようと太字のM800をもち、さてというところで背後からドンッと生徒にぶつかられて、思わず取り落としてしまいました。見事なコンコルドM800のできあがりです。可哀想ですが、換えのペン先ユニットもあるので、背筋を伸ばして調整の練習台にしようかと思います。悲惨な画像はそのときにでも。
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2010年7月 8日 (木)

あめりかん

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 はしたないと言われても、私はこれが気持ちいいの。好きに寝させて頂戴、とでも言うように、豪快にひっくり返って眠る「くま(仮名)」さん。飼い主がおもしろがるのでワザとやっているという説もありますが、誰もいないところへ帰宅してみたらこうして寝ていた、ということもありますので、単純に気持ちいいからそうしている、という線も捨てがたいです。

 学期末進行で、なんやかんやと忙しい毎日。気をつけないと、ちょっとだけ・・・・・と彼女のようにひっくり返ってしまったら最後、そのまま朝まで意識不明です。
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 先月のyy day in Nambaで販売していたシェーファーのBAXペン。そこらのボールペンよりも軽くて、頼りない感じですが、総じてインクフローは良く、キャップをとるたびにインクで汚れたペン先を見る、といった感じです。
 
 2本並べてみると、一方は胴軸に、もう一方はキャップにステッカーが貼られている、そこにアメリカを感じます。実際のところアメリカの人というのは堅物なのだと言われますが、こういうところにはあまり気を遣わないようですね。
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 普通のペンはこうして置いたときに転がってしまうのですが、このペンは変に安定しています。どうも、軸の周でどこか重い、軽いがあるようで、転がりはじめても重いところが下に来たところで停まります。私は鈍感なので、手に持ったときにはそんなことは感じ取れません。こういうところも「アメリカっぽい」と感じさせてくれます。

 ペン先はノンナンセンスなどと同じものでしょうか。オープンタイプのニブですが、ぐっと裏側に回り込んだ巻きニブ風なところ、全体的にクラシカルな感じがするところが好きです。
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 このペンが日本で売られていたのは、まだセーラーが代理店だった頃ではないかと思います。当時は萬年筆といえばいいのを1本、という感じでしたので、こういうペンには目もくれませんでしたが、ちょっと出かけるときのつっかけ代わり、みたいな感じで気軽に使えて、なおかつ書き心地も文句なし。なかなかに侮れないペンですね。

2010年7月 7日 (水)

対になるもの

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 紙くずの中で眠る「ちち(仮名)」さん。暇に任せてトイレ用シートを噛みちぎっていたらこんなことに・・・というわけですが、本人(犬)は至って居心地が良さそうなのでそのままにしてやりました。

 昨年は近所の七夕祭を見に行ったのですが、今年は時間的な余裕がなくてパス。一方で、学校内に笹ならぬ竹を飾って、そこに生徒たちが短冊をぶら下げています。授業に行くのにこの竹のトンネルをくぐっていくのですが、いい調子で解説していたら「せんせ、虫付いてるで」と生徒にいわれてパニック。私、芋虫毛虫、ゴキブリが大嫌いなのです。小さな小さな、それこそ鼻くそほどの青い虫でしたが、まさしく火事場のくそ力で、遠くへはね飛ばしてしまいました。
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 さて、七夕といえば織姫と牽牛、本当に有名なペアですね。それにちなんで、というわけでもないのでしょうが、同僚が変なボールペンシリーズの続編を手に入れてきてくれました。前回はニワトリでしたが、今回はペンギン。二つペアにして記念撮影してみると、なかなかいい感じです。

 この2本、単に頭の形が違うだけでなく、伸縮する軸の色の組み合わせも少し違っています。ペンギンの方はニワトリ以上に軸の固定が甘く、こういう姿で記念撮影するのにけっこう手間取りました。
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 対になる、というと、夏の終わり頃に出てくる予定のこちらのペン、お気に入りのAurora85周年REDといいペアになりそうです。すでにあちこちで紹介され、予約を取っているお店もあるようですが、肝心のカボーションの部分がどうなっているのか、調べた限りでは情報がありませんでした。お値段がREDより安いので、カボーションなどなく、普通のキャップトップなのかもしれませんが・・・・・。

 このアウロラのほか、グリーンのマイカルタ、遅れている赤いM320など、この夏から秋にかけて、なかなかに魅力的なペンが次々と登場してきます。全部おつきあいしていたら身がもちません。選択と集中、やはり重みのある言葉です。
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2010年7月 6日 (火)

むりくり

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 気持ちよさそうですね。こういう風に余計なこと考えずに寝られたら気持ちいいだろうなぁ・・・・・と思いましたが、よぉく考えたら私自身、寝てしまえば最後なぁんにも知らずに朝までノンストップ、な人なのでした。私が寝ている様子を見たら、きっとこの「くま(仮名)」さんの数倍お気楽に気持ちよさそうに寝ているように見えることでしょう。
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 私のは76番。良番というほどでもなく、気になるほど悪い番号でもない、うん、これでいいのだ、というところでしょうか。蒔絵にお金がかかったのでしょう、バカボン萬年筆は鉄ペン。これが金ペンであれば言うことなしなのですが、ペン先自体が薄いのでガタつくんじゃないか、ということがナンバ大会でも話題に上っておりました。

 師匠のようにスキルがあればなんとでもなりますが、素人には無理な相談。同じカトウセイサクショの1700のペン先はだいたい合いそうな感じ、というので少しいたずらをしてみました。あくまで物理的にペン芯とペン先が「だいたい」合ったというだけの話で、これにインクを入れて書いてみようという度胸はありません。金ペンならではの輝きで、見栄えはまずまず、というところを見て楽しむ、それがせいぜいでしょう。
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 お願いすれば教えてくださる先達がたくさんいらっしゃるので、教えを乞いながら次第に「できる」ようになっていけば良いなぁ、という程度。技術の教師でしたが、けっして器用とは言えないので、ペンを壊さない程度に楽しめたら、と思っております。

 見事なバカボン親子が描かれているので、それほど萬年筆に興味のない人に見せても「おぉっ!」となります。彼らはもはや国民的キャラクターなのでしょうね。
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2010年7月 5日 (月)

べっとり

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 あの手この手で肥育に努めたことが功を奏したのか、最近、少しはムクッとしてきた感のある「ちち(仮名)」さん。夏毛ですが、昨年までのような肌が透けてしまうような感じがなく、びっしりと生えそろい、その毛のボリュームを差し引いて考えても、体にボリューム感が出てきました。彼女は幼犬の折、お腹にウィルスがいて栄養がとれない、なんてこともありましたので、ある程度まで肥えてくれるのは大歓迎です。

 我が家で痩せる必要があるのは飼い主と「くま(仮名)」さん。特に飼い主については、せめて10キロ、できれば20キロほど痩せたいところですが、困ったことに夏痩せという言葉と無縁で、逆に夏は太るというとんでもない体質なので、これからの季節、運動と節食に努めなければなりません。
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 痩せるためには、派手な運動よりも地味にごそごそと動き回る方が効果的、と片付けの最中に遭遇した、忘れ去られていた1本、コンクリンのトレドです。お久しぶり、とキャップをとると、何とも悲惨なことに・・・・・。ペン先に固形化したインクがべっとりとまとわりついております。

 かの有名な「広島の二右衛門半」さんが、「毎日使ってるんです」とペンクリに出されたペンとまったく同じ状態。違うのは、こちらは使わずに放置してあった、ということだけです。洗ったつもり、になっていたのですね。
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 一通り洗浄して、とりあえず色の付いた水が出なくなったかなぁ、というところで、容器の底に残った「滓」を見て愕然。しかも、キャップの中にティッシュを突っ込んで水気を取ると、入れた覚えのない黒っぽい色のインクが付いてきます。どうやら、私のところに来る前に使われていたインクはブルーブラック系のようです。難波大会で用意されていたアスコルビン酸、あれもらっとけばよかったなぁ、という思いがよぎります。
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 私が吸入していたのはどうやら色彩雫系のようです。これは厄介。アルカリイオン水とロットリング洗浄液、それぞれを吸入させてしばらく放置した後、ぬるま湯の吸入・排出を繰り返しますが、なかなか色が落ちません。しかも、レバーの先端が薄く鋭いので、突いた指先の痛いこと痛いこと。
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 しっかりした吸入機構でよかったなぁ、と思いつつ、ようやく色の付いた水が出ないところまで持ち込んで、無事終了。水を流しながら吸入排出を繰り返したので、胴軸とゴムサックとの間にも水が入り込んでしまったようで、拭いても拭いても水が「湧いて」きますが、やがてそちらも落ち着いて、綺麗になったところで記念撮影です。
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 やはり綺麗なペン先というのはいいものですね。萬年筆は毎日使う。しばらく使う予定のないものはインクを抜いて保管しておく。初心者向けの説明として必ずいわれることですが、やはり基本が大切ですね。
 
 そういえばあのペン、最近使ってないなぁ・・・・・というのが怖いですね。ほかにもこのトレドのような目に遭っているペンがいるかもしれません。しっかりと身辺整理して、チェックする必要がありそうです。
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2010年7月 4日 (日)

何番でした?

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 名古屋晴れ、です。そういう言葉はないと思いますが、名古屋ですからあっても不思議はない、と思えてしまいます。新幹線の改札を出るとコンコースはものすごい人、人、人。太閤口の方から桜通口の方までず~っと人がつながっていて、みんな口々に何か叫んでいる、という状況。いったい何だったのでしょうか。

 とにかく、その迫力に恐れをなして地下鉄に乗るのを諦め、タクシーを雇ってまずは中日ビルへ。PocketWiFiを解約するためにイーモバイルショップへ行ったのですが、解約すると25200円というのを覚悟していたところへ、月々1400円でいかがですか、というプランの提示。一気に払うか月賦にするかという違いで支払う金額が変わらないのと、ショップのお兄さんが悲壮なオーラを発していたこともあって、とりあえず最低金額での契約継続となりました。この先、2年経過後は基本料金なし、というプランへの移行が可能になるそうですが、そこまでもつんでしょうか・・・・・。
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 中日ビルからてくてく歩いて松坂屋へ。この時点で、連れてきていた息子はダレてきております。赤塚不二夫といっても、天才バカボンぐらいしか知らないので、展示を見てもいまいち盛り上がりませんでした。入場料を払ってまで入ることもなかったのかもしれません。なぜなら、ミュージアムショップの方は展示を見る見ないに関係なく利用できたからです。

 去る26日、「買って送ろうか?」というどーむさんのお申し出をパス。昨3日、10時半頃まで松坂屋にいるよん、というみずうみの悪魔さんからのメールに気づかずスルー。そして本日、なぜか名古屋にいる私。何かが狂ってます。
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 北館から入って、まるで迷路を進むかのように南館をめざし、あともう少し、というところでお約束の虎屋の外郎。今回は七夕スペシャルと、ただ手提げ袋が欲しかっただけとちゃうんか、といわれそうな虎虎(ここ)焼きをお土産に購入。甘いモンが大好きな人を家に残してくるとこうなります。

 それにしても赤塚不二夫展、展示よりもグッズ販売の方が充実している感じがしましたが・・・・・。これください、というとひょいっと出てくる桐箱はしっかりプチプチでくるまれており、番号は見てのお楽しみ。皆さん、何番でしたか?
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 そして帰り道。気分を変えていつもの京都ではなく新大阪で下車。隣のホームには「500系こだま」が停まっておりました。世に出てこれだけたつのにもかかわらず、未来的なフォルムは未来的なまま。これが営業運転しているんですからすごいものです。半分の長さになってしまったとはいえ、まだまだ迫力十分。これに乗ってゆっくり九州大会へ向かう、なんていうのも良さそうですね。
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2010年7月 3日 (土)

身辺整理

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 こたつの前で笑っている「くま(仮名)」さんです。この場所は彼女の指定席ともいうべき場所で、ケージの外に出てくると縄張りの確認よろしく室内を一回りして、最後にはここに陣取って払い下げられた古靴下なんかを噛んで遊ぶ、そういう場所なのです。

 彼女の視線の先には飼育係の長男の手があって、何かくれるのだろうか、遊んでくれるのだろうかと期待を込めて見つめている、という場面です。

 こたつが活躍していた頃からずっと、家には寝に帰ってくるだけ、という状態が続いています。帰宅したらBlogを更新するのがやっとで、あぁ、散らかってきたなぁ、整理しなくては・・・・・と思いながら翌朝を迎える、ということの繰り返し。平日は人の起きている時間、店の開いている時間に行動できないので、その付けが休日に回って・・・・・という悪循環。意志の強い人、段取りのよい人なら、そんな状況でもしっかりと身の周りの始末をつけるのでしょうが、自堕落な私には無理な相談のようです。
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 それでも、ここに来てようやく気持ちにゆとりが出てきたので、手近なところからぼちぼちと整理を・・・・・と、まず手始めに見つけたのがこちら。ジャンクなキューブ型PCです。中古のベアボーンと部品で組み上げ、職場の机の上で活躍していたものですが、Windows Vistaへの移行に伴って退役。ハードディスクやメモリは取り外して友人用のPC組み上げに再利用。コンデンサがいかれたのか、久しぶりに電源を入れてみたら起動しなくなっていました。

 こういうものは本当に処分に困ります。無料で差し上げます、とオークションに出しても、送料がもったいない、と相手にされないのがオチですが、とりあえずは出品してみて、最後は分解マニアの生徒におもちゃとして払い下げ、ということになりそうです。それでもまだ、分解したあとの処分をどうするのか、という問題は残ります。
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 実はこのマシン、同じものを2台使っていて、うち1台は知人宅で今も活躍中です。そちらはオンボードのLANが機能しなくなってLANカードを追加したものですが、マザーボードの機能それ自体は今も健在なようで、何の問題もなく使えているようです。状態のよい方を手元に残したはずが、結局はゴミがひとつ増えただけ、という結果になってしまいました。

 LANがらみでいえば、先日、ネットにつながらなくなったのでOSを再セットアップをしたが状況が変わらない、と持ち込まれたノートPC。うまく動かないPCはとりあえずあいつのところへ、となっているようで、光栄ではありますが実に困りもの。素性のわからないネットワークアダプタがのっていて、HDDのリカバリ領域も綺麗にフォーマット済み。これかなぁと探してきたドライバをあてようにも管理者のパスワードが不明と、手も足も出ない状態です。

 しかし、ドライバあてないとネットワークアダプタが動かない、その程度のことも知らない人がどうしてリカバリ領域までフォーマットできたのか、たいへんに疑問でしたが、そういうツールを紹介した人がいるのだとか。それならそれで最後まで面倒見てあげて欲しいものです。
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 とにもかくにも、このPC(の残骸)をふくめ、いくつかの場所ふさぎなものを処分して、夏の間、風通しよく暮らしたいものです。そうやって身辺整理をすると、良いことが2つあるのです。

 ひとつは、体を動かすことで代謝が上がり、糖尿病の改善につながること。そしてもうひとつが、行方不明になっていた萬年筆たちが見つかること。大事にしまい込みすぎて、どこにあるのかわからない、と思っていたものに再会できることを楽しみに、あせをかきかき汚い部屋の整理に励む週末です。

2010年7月 2日 (金)

半夏生

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 週末の夜。ついダラダラとネットサーフィンをしていると、小さく「キュン」と声がします。空耳かと思っていると、また「キュン」と。どうやら、「ちち(仮名)」さんが夢を見ているようです。彼女のことですから、おそらく夢の中でも「遊んで、遊んで」とおねだりしているのでしょう。

 訳あって、今夜は子ども達の夕食を用意しなければならなかったので、早めに帰宅して途中でスーパーに寄りましたら、お総菜のコーナーにタコ焼きが山と積まれておりました。何事かと思っていたのですが、今日は半夏生。さすがはスーパー、と感心してしまいました。

 夏至が過ぎてから半夏生までの間に田植えをすませ、稲の根が地面にしっかり吸い付くように、という願いを込めてタコを食べる、という、ホンマかいなと突っ込んでしまう習慣があるそうです。スーパーのたこ焼きの山はそういうことだったのですね。それならそれで、ひとつ買ってくれば良かった、と後悔してしまいました。「みずうみの悪魔」の名言通り、後悔はあとからするものですね。
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 ハンゲショウ、です。写真の通り、葉が白くなるので「半化粧」と、これまたホンマかいなという名前です。いろいろ調べてみますと、この先夏に向けて、白くなった葉が緑色に戻るとか、植わっている環境によっては葉が白くならないとか、いろいろあるようです。葉が白くなるのはおもしろそうなので、学校で育ててみようと苗を探したこともあったのですが見つけられませんでした。京都のお寺でハンゲショウが見られるという記事もありました。京都、暑いでしょうねぇ。

 明日は山梨へ行くか、という計画もあったのですが、それだけのために行くのはあまりにもヘンタイですし(とはいえ、例によって猛烈な遠方から来られる方もあるようですが)、そのお金で変なモンのひとつでも買った方がよいかも、と考えて断念。ですが、プレミアムドリーム号が増便されて、東京方面へ行きやすくなってしまったのも危険なところです。このバスの1階席、夜行高速バスとして考えると高額ですし、なかなか切符がとれないのも難点ですが、一度乗ってみる価値はあります。東京までこれで往復すると、2日もおうちで寝ない、という不良なことになってしまうものの、東京で1日めいっぱい活動できて楽しいかも知れません。
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 こちらが烏柄杓(カラスビシャク)。これの球茎が半夏という漢方薬になるのだそうです。その球茎の部分、茎がとれたところが少しへこんだ形になっているので「へそくり」とも言われ、農家の奥さんがこれをためておいて薬屋に売って・・・・・ということで、へそくりの語源でもあるという説。これもまたまた、ホンマかいなというような話ですし、へそくりの語源は他にもいろいろ言われているようですが、個人的にはこういう「ようできた話」が好きですね。

 帰りにスーパーで見たたこ焼きからここまで引っ張るという、実に良くできた話でした。

2010年7月 1日 (木)

たくましい・・・

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 トイレスペースで寝ていたら、ご飯だよ、といって餌鉢が置かれたので、その場でいただいてます、という「くま(仮名)」さん。「ちち(仮名)」さんを家に迎えるとき、ペットショップの店員さんが「前からいる犬がいろいろ教えていきますから、大丈夫ですよ。」と言ってくださったのですが、おとなしくてかわいらしい、というところはひとつも見習わずに、お腹を上に向けてはしたない姿で寝るとか、こうやって寝そべってご飯を食べるとか、そういうことばかり教えてもらっているようです。

 今日は梅雨の晴れ間で、たいへんに暑い1日でした。5月半ばに植えたトウモロコシ、そろそろ食べられるかな、とのぞいてみると、カラスの大攻勢で食べ尽くされたあとでした。カラスのバイタリティには感心するばかりですが、それよりもたくましいのではないか、と思ったのが朝顔。実を食べられたあとのトウモロコシに、しっかりと巻き付いておりました。
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 写真の奥の方、校舎の庇から地面にかけてスズランテープを張ってあるのが見えますでしょうか。朝顔の蔓がトウモロコシに巻き付いているのを見て、あわてて張り始めたものですが、半分まで来たところですでに汗だく。それに、学校というところ、先生が全部やってしまっては意味がないところなので、残り半分は生徒諸君にやってもらおう、ということで今日はここまで。完成すれば、朝顔の蔓が絡まって、教室に入る日差しを和らげてくれることでしょう。

 余談ですが、トウモロコシのことを「ナンバ」と呼ぶ人、最近は本当に少なくなりましたね。ナンバと言っても意味が通じない人がほとんどなので、寂しいような、哀しいような、変な感じです。
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 地域に子どもが遊べる公園を整備して欲しい、という署名用紙を生徒がもってきたので、ペリカンのM800黒軸で署名したのですが、自分でもあまりに暑苦しかったので、夏向きの万年筆を、ということで出してきたのがこちら。やはりこの季節、ブルーの軸が涼しげでよろしいです。

 このオプティマは、ペン先が赤く焼けているのに惹かれて昨年のペントレで譲っていただいたのですが、いい具合に焼けているペン先がどうにかなったら困る、というのでずっとそのままになっていたものです。使い始めはちょっと渋くて、ペン芯にインクがなじんだところからは非常に気持ちよく書ける、それがオプティマの美点ですので、1日も早くインクを通してみたいと思っております。
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 問題はインクの色ですね。青い軸だから青いインク、というのが自然ですが、ちょっとひねって涼しげなターコイズとか、綺麗なグリーン系も良さそうです。しかし、そのいずれも、使用頻度がたいへんに低そう。結局、日常的に使いたければ黒いインクを入れてしまいそうです。

 どのみち実用性の低い萬年筆なのですから、何でもいい、好きな色のインクを入れて楽しめば良さそうなものですが、そう思い切れないのが難儀なところですね。図太さとか、たくましさとか、そういうものに憧れます。それがないと、夏の暑さに負けてしまいそうですね。
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