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2010年2月

2010年2月28日 (日)

空を飛んだ萬年筆

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 ここのところ顔を見なかった飼い主にじゃれつく「ちち(仮名)」さん。家族の中で一番よく遊んでくれる人は誰か、ということをよく知っているのです。この瞬間は顔がまともですが、必死になってぐりっと顔を回したりしつつ、ひたすら甘噛みを続けます。最近は噛み方もマイルドになってきたとはいえ、まだまだ満足できるレヴェルまできてはおりません。
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この日の記事で恥をさらしたセーラー プロフェッショナルギアのマーブルエボナイト。見事なまでに普通のペンに戻っております。修復の仕上げに磨いてしまうため、本来の24Kメッキが剥がれておりますが、色の感じとしてはこちらの方が好みです。

 この修復に要した時間は実に3時間を超えたそうです。関西の親方には足を向けて眠れません。曲がったペン先を伸ばすだけでなく、スリットやペンポイントの具合も調整していただく必要がありますし、何より,ペン先とペン芯とをうまくフィットさせることが難しく、かつもっとも大切なところなのだそうです。
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 昨日のWAGNER関西大会にも、ペン先の曲がったペンが何本か持ち込まれたようです。それらは通常、その場でくいくいっと直せるものではないそうですが、そこを何とか、ということで親方も奮闘されたようです。

 直していただいた者が言うのもヤラしい話ですが、何でもかんでも直してもらえる・・・・・と考えるのは間違いです。ペンクリに自分が調整したペンを差し出して「買ったときのままです」などと言う人がいるらしいのですが、それってどうなんでしょうか。ペンクリをしてくださる調整師さんたちは基本的に素人ではありますが、お願いしますと持ち込む人よりは数段レヴェルの高い素人です。そんなことすら忘れている、あるいは無視して突っ切る人が少なくなっていくことを期待しましょう。
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 何より、WAGNERの大会会場でペンクリをしていただいている皆さん、ほとんど飲まず食わずで1日数十本。ごくごく希には、結果に納得できず、クレームをつける方もいらっしゃるようですが、そういう方ははじめからメーカーに修理をお願いすべきでしょう。こういう希望を述べて調整をお願いした結果がこれ。満足できないのはどこで、それななぜなのか。そういうことを考えていく会だから萬年筆研究会なのだ、と私は理解しておりますが、皆さんはいかがでしょうか。

 などとえらそうに書きつつも、いや、やはり書き味に頬が緩みますなぁ・・・・・。

2010年2月27日 (土)

鳥羽から神戸へ

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 鳥羽の南、志摩スペイン村で知られる志摩磯部方面へ抜けるパールロード、シーサイドライン沿いに、「海の博物館」という施設があります。パールロードから腋へ少し入ったところにあるので、それほど知られているわけではありませんが、なかなか興味深い展示がなされている施設です。何より、入館して程なく目にすることになるこの望遠鏡(の張り紙)は、いろいろなことを考えさせてくれます。

 眼前に広がるのは志摩の海。もしやこの海で、明治時代さながらに海女さんが・・・・・などと、今仕入れたばかりの知識を元におかしなことを考えてしまいます。海女さんといえば白衣を着るもの、というのが一般的なイメージですが、明治の頃までは上半身裸で海に入るのが普通だったそうです。

 しかし、期待は裏切られるためにあるもの。もう少しよく見ると、この張り紙には後半部分がありまして、それを読むと、「アホくさっ」ってなことになります。
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 その海の博物館内にあるミュージアムショップで購入した海の生き物ボールペン。タツノオトシゴ、サメ、イルカ、そして何でしょう、オットセイ? アシカ? これらの違い、何度聞いても忘れてしまいます。興味がないということなのでしょう。

 キャップを外すと、当たり前ですがちゃんと書けます。先日のエジプト、ファラオのボールペンよりはよほど握りやすくできております。
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 無事に旅行を終えて、同僚にあきれられつつ神戸へ。WAGNER関西地区大会の2次会に飛び入りして、皆さんとひとしきり歓談。楽しい時間はあっという間に過ぎて、さて帰ろうかというときに悲劇は起きたのです。

 わざわざ東京から参加いただいたBromfieldさん。宿泊されるご実家は拙宅から車で20分ほどのところですので、ではお送りしましょうとお話ししていたのですが、店を出て4階から1階へとエレベーターでおりる間にはぐれてしまったのです。

 BromfieldさんのiPhoneから3回ほど連絡をいただいたようなのですが、あろうことかバイブレータに気づかずスルー。日頃「宗教上の理由」で嫌っているせいか、こちらからの発信もはねられる状況。さらに遠方よりお越しいただいている方を宿舎へお送りする都合もあって、やむなく見切り発車となってしまいました。

 裏切りをお詫びいたしますとともに、次回お会いした折には、またまた濃いお話を聞かせてくださることを期待しております。
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2010年2月26日 (金)

おとなの運転

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 寝ているところのアップ、しかもストロボ撮影でも動じない「くま(仮名)」さん。結局この人、写真は撮るけど遊んでくれないしおやつもくれないから・・・・・と割り切って寝続けているのです。

 ケージの中にカメラを突っ込んでの撮影に、後では「ちち(仮名)」さんがワンギャン叫びまくっております。
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 この記事がアップされる頃、飼い主は三重県内でで宿泊中です。ネット環境が整わない可能性が高いので、これは一応予定稿。現地でネット接続ができれば更新します、と書いているこの文章をお読みならば、ネット環境がなかったのだなぁ、とお考えください。

 とりあえず本日は、ミッフィーさん柄の萬年筆。ここにありますように、クオバディスが「かわいい」ことを意識してデザインしたシリーズ。大阪は心斎橋のフラナガンさんで手に入れましたが、製造元がどこなであるかは店主にもよくわからないとのことでした。
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 なんでミッフィーさんはお口がバッテンなのか、私にとっては長年の謎です。ダミーカートリッヂと本物のカートリッヂが一つずつ、胴軸内に収められております。ペン先にはお約束のようにIridium Pointと掘り込まれております。

 週末を活用しての仲間と旅行、ワイワイと賑やかに行けるようにバスを用意しました。運転資格があるのは私だけで、「何と気の毒な」とおっしゃってくださる方もあるのですが、実は私、バスヲタクでもあるので、運転する方が車内で宴会やっているより数段楽しいのです。
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 イラチで、イタリア人と競走しても負けないほど飛ばす私ですが、大型車に乗ると一変、非常にマイルドな大人の運転をいたします。大型車の挙動がさほど俊敏ではないこともありますが、何より高い視点から見ておりますと、わずかな隙間に鼻先をねじ込んで何とか前に進もうとしている乗用車がほほえましく見えるのです。え、なに、前に入りたいの? どうぞどうぞ、ってな感じの、実におとなな運転をしてしまいます。

 この関係で、27日のWAGNER関西地区大会、どうも2次会から参加となりそうな雲行きです。何か見せてくださるという二右衛門マスターさん、とっても重たい例のブツをお持ちいただけるaurora_88さん、お会いできるようにがんばります。どうぞよろしく。
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2010年2月25日 (木)

やっぱり変なモン

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 お気に入りの寝床と一体化して寝ている「ちち(仮名)」さん。もう少し近くへ寄るとムクッと起き上がり、さらに寄っていくと先ほどまで一体化していた寝床を咥えて立ち上がるのです。そのまま無視していると、寝床になっているクッションをケージの外へポトリと落として誘ってきますが、ここで拾い上げたりすると「やったぁ!」と遊びモードに入って、咥えては落とす、というのを果てしなく繰り返すのです。ですので、最近は無視の一手。外に出したら拾ってもらえないのだ、ということを覚えさせようとしているのですが、なかなかうまくいきません。
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 ご覧の通り、箱です。中身は内緒・・・・・なんて、aurora_88さん風。いっぺんやってみたいな、というだけのことなんですが。

 こういうのをバレンタインにもらい、中身は胃袋へ、箱はくずかごへ、という人もけっこういるであろう、そんな箱です。持ってみるとかなりずっしりときます。中身がチョコレートであれば、確実に胃にもたれることでしょう。

 すでに手に入れて使ってらっしゃる方もあると思います。カンダミサコさんの手になるペーパーウェイトです。金属の塊にブッテーロ革を貼り付けて綺麗に磨き上げてあるものです。
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 丸い方はピンク、四角い方はミドリ。隠れミドラーの私としてはここはおさえておかなければならないところです。妻に頼まれてピンクを買いに行ったところ、いろんな色があるので目移りしてしまいました。この2色のほかにターコイズとオレンジが気になっていたのですが、強力な術者である元町の店主に「じゃぁ、4ついっときますか」と言われて目が覚めました。危ない危ない。危うく冥府魔道に堕ちるところでした。

 たたみかけるように「この軸綺麗でしょ」と攻撃してきたお店の女性スタッフに、お礼をかねて「そら逝っとくべきでオマス」攻撃を仕掛けておきました。セルロイドのオマス、見せていただいた個体は実に綺麗でした。
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 これを変なモンというのは失礼な話です。正統派のペーパーウェイトで、見た目に変なところは微塵もありません。けれど、あえて言います。ものすごく魅力的でいいモンですが、やっぱり変なモンです。そこら辺に転がってる石ころでもできることを、こんなにお金と手間をかけてやるなんて、まともじゃありません。

 最近、こう思うようになりました。まともでないことを「趣味」というのではないか、と。

2010年2月24日 (水)

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 ある晴れた昼下がり、一心不乱に水を飲む「くま(仮名)」さん。おそらくはNo.1ブランドであろうこの給水器ですが、小さな犬でもむせたりしないように吸水量が絞られておりますので、ある程度の大きさの犬にとってはもどかしいこともあるようです。彼女はけっこうイラチなようで、3歳頃までは少しずつしか水が出ないことに腹を立ててか、よく給水管をかじっていました。最近はそういうこともしなくなりましたので、大人になったなぁ、賢くなったなぁと思う反面、歳をとっているんだなぁ、と、まだ5歳なのに少し悲しく思ったりもします。
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 妹のところで使われている富士通のFMV、CE11Aですが、これが実に鈍足で、Windowsといいながらふたつ窓を開けると数分は固まって動かない、といった状態でした。以前も一度メモリ増設やHDD交換といったお手軽なスープアップをしたのですが、あ、これ便利そう、などとオンラインソフトを入れたりしたためでしょう、常駐ソフトだらけで青息吐息になっておりました。

 今回は、HDD内に保存されているデジタルカメラのデータを救い出して再セットアップを行う、という、一晩あれば十分な作業のはずでしたが、常駐ものをはずしたり視覚効果を調整したりしてみても鈍足ぶりに変化はありませんでした。ならばダメ元、と、コストの割には一番効果が薄いと思われるCPU交換を試してみることにしました。
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 今回用意した部品。元々載っている1.1Ghz駆動のDuronを、2GHz駆動のAthlonに載せ替えます。動作に不安はありませんが、熱を逃がさないと数分で落ちてしまうでしょうから、よく冷えるCPUクーラーと、拡張スロットに取り付けるシロッコファンも用意しました。とはいえ、この二つはガラクタ箱からの発掘品です。
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 CPUIDで調べた本来のスペック。FSB100(200)MHzの11倍駆動でほぼ1.1GHzと出ております。交換するCPUはAthlonXP-2400ですので倍率は15倍。そのまま載せ替えると、同作ロック1.5GHzとなりますので、FSBを133(266)MHzに変更しなければおもしろくありません。

 ネット上の情報というのはありがたいもので、PCIライザカードの下あたりにあるクロックジェネレータ付近に3つあるジャンパのうち1つを差し替えればOK、とのこと。さて、どこにあるのでしょうか。
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 その昔、PCと言えば98でした。98は高くて面白みも少ないので、少しヘンタイの入ったEPSON製のマシンを買い、確かマオぢぃさんの口利きか何かでクロックジェネレータを入手して交換、クロックアップして「こりゃ速い」と喜ぶ・・・・・なんていうお馬鹿な遊びにハマっていた時期がありました。そいういえば、Nifty-ServeにあったEPSONフォーラムのシスオペは名古屋の人で、奥さんは当然「嫁」さんでした。ちょっと公の場所では書けない不謹慎な名前でその「嫁」さんのことを呼び習わしていたのも懐かしい思い出です。

 その頃の経験が生きて、あ、これね、という感じでクロックジェネレータを発見。その近くに3つ並んでいる黒いジャンパピン。少しだけ仲間はずれになっているピンを抜いて挿し直します。わくわくしながら電源を入れる、この瞬間、何度経験してもわくわくします。
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 結果はこの通り。CPU交換はPCのパワーアップとしては一番費用対効果の薄いものだと思いますが、元々がひどい状態だったこともあって、けっこう快適です。実クロックで2倍近くになっているのですから体感できなければ問題ですが・・・・・。

 あとは熱を排出するためのシロッコファンを取り付けてふたを閉め、しばらく運転してみて異常がないかを確認すればおしまい。作業時間およそ5分でこの快適さ。このクラスのCPUは今では数百円で手に入りますので、試して効果がいまいちでもあきらめがつく、ということで手を出しましたが、予想外の効果に大満足です。
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 無事に作業が終わったことでもあるし、甘いモンでも食べて一息・・・・・と手に取ったのが怪しい羊羹。なんで羊羹(の包装)に戦国武将の名前と紋所が入っているのか、織田信長が栗、石田三成が抹茶、伊達政宗が焙じ茶、前田慶次が柚子、直江兼続が煉という、それぞれの武将と羊羹の味との間にはどのような関係があるのか、謎は深まるばかりですが、怪しいブログのネタに困っているのを憐れんでこういったものをくださる同僚がいることに感謝しつつ、いただきます。
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2010年2月23日 (火)

とられた気分

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 「かしこい」のポーズを決めている「ちち(仮名)」さん。利口さという点では「くま(仮名)」さんを確実に上回っている彼女。それだけにいろんなことに敏感で、この瞬間も、飼育係である長女が「くま(仮名)」さんをかわいがっているのを見て悲痛な叫びを上げていて、そこへ通りかかった私に向かって「かしこい」のポーズをして気をひいている、というところなのです。

 「ちち(仮名)」さんにしてみれば、長女は「自分のもの」なのに、なぜか違う犬をかわいがっている。とられた、っていう感じがして黙ってはいられないのでしょうね。
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 えっ、もしかして私のことですか?というコピー。いいですね、堂々とこの主張です。一度でいいからこんなこと言ってみたい、などと家族に言うと、「あんたはそれに関しては不言実行の人。」と突っ込まれそうです。

 KKベストセラーズから出ておりますCIRCUSという雑誌の10月号増刊『オモシロ雑貨』です。10月号増刊ですから昨年の8月か9月に出たものでしょう。相当前のものなのに今日まで知らなかった情報収集能力の低さを恥じてしまいます。

 妻や娘とともにページをめくっていくと、あ、これウチにある・・・・・の連続。たまに「あっ!」と言ったかと思えば、「これ色違いもあるんや」ってな具合。表紙を飾っているグッズのうち、すでに我が家にあるものが3点ほど。困ったモンです。
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 いいですねぇ、表紙のお言葉。

 『妙に物欲を刺激するへんなモノ大特集』ですか。「へんなモノ」と「変なモン」は、共通するところも多いのですが微妙に違うように思います。中部関西方面では自称「良識あるヘンタイ」というグループが蠢いているとの未確認情報がありますが、このグループも「ワシらは変態やけど、良識ある変態なんや。そやからヘンタイや。」と意味不明な主張をしているそうで、その微妙な違いを感じ取るこころ。まさに詫び、寂びの世界ですね。

 個人的には明和電機がツボなんですが、楽器をやらないので持っているのは魚コード(なこーど)とガチャコンだけ。サバオにも惹かれたのですが夜中に見ると絶叫しそうなので購入しておりません。

 ずっと前から地道に変なモンを探し歩いてきた者としては、こういう雑誌が出ることは喜ばしい反面、なにかこう、秘密にしていたものをとられてしまったような気がしないでもありません。(よっしゃ、もっと変なモン見つけたるでぇ、と燃えたのは内緒です。)

 ちなみにこの雑誌、こちらで買えるみたいです。私は帰宅途中に立ち寄ったコンビニエンスストアの棚で発見・保護しましたが、変なモンに耐性のない方には刺激が強すぎるかもしれませんね。

2010年2月22日 (月)

ここにおったんか・その5

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 鬼に金棒、のクッションがいたくお気に入りで、いつもアゴをのせてはくつろいでいる「くま(仮名)」さん。夕食時、いつもなら私もお相伴させてと鳴くのですが、今日はお散歩からかえってすぐということでお疲れです。

 ここでアゴの下に手をつっこんでこちょこちょやるとまんざらでもなさそうですが、肉球をいじると、その手を舐めにきて、やんわりと噛んでみたりします。どうも触られたくないようですね。
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 eBayに出ているのを見て、そういうのがあったはず、と探し出したセーラーの萬年筆。クリップはメッキでしょうか、表面の銀色がところどころ剥げておりますが、(おそらくは)同じ時期に作られた他のモデル同様、特徴的な形をしております。

 ペン先は14Kで、これといった特徴もありません・・・・・などと言ってしまって良いものでしょうか。これがなかなかのものです。PILOTのウルトラスーパーほど大きく見事なものではありませんが、首軸とペン先が綺麗にツライチになっております。首軸の断面もおもしろい形で、ペン先の側は潜水艦のデッキを見るようですし、その裏側は昔の多角形キャップレスのようです。
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 それより何より、外観上、お尻が三角形断面になっているところが目をひきます。キャップを閉じているとわかりませんが、胴軸と首軸とを組み合わせるときにネジのどの位置から入るか、それによって筆記時にお尻の三角形がどの方向に向くのか一定しませんから、カートリッヂを差し替えるたび、「三角形の頂点がペン先側に来たら恋人と出会う!」なんてプチ占いが楽しめますが、楽しんでいる本人は恋人というより変人ですね。
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 潜水艦のデッキに見えるショット。当然のことながら塔やハッチなどはありません。首軸に設けられた突起(120度間隔)がキャップをしっかり保持する、セーラーお得意の方式です。

 今で見ると廉価版にしか見えないのですが、けっこう手の込んだ作りです。販売されていた当時は高かったのでしょうか。そしてそれはいつ頃のことでしょうか。セーラーに興味を持ち始めたのは最近ですので、さっぱりわからない1本です。こういう変なのを持っていると、二右衛門半ファミリーの一員と見なされてしまうのでしょうねぇ。
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2010年2月21日 (日)

クリアスペース

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 ケージの縁に前脚をかけて立つ姿が非常に美しいと評判の「ちち(仮名)」さん。そういうポーズしてくれるかなぁ、と待っていたらすっくと立ってくれたのですが、この恍惚とした表情は・・・・・。大変失礼しました。レディのこんなところを写真に撮ってはいけませんね。

 実際、少し離れたところにいる家族に遊んで頂戴と呼びかけるときの立ち姿は、これよりもっと背筋が伸びて、オードリーの春日さんと甲乙つけがたいほどです。
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 いつも悪い姿勢で生活しているバチがあたって、ここ半年ほど肩の痛みが取れません。頼みの自然形体療法も、たいていは月曜から金曜までの施術で、なかなか行けずにいたところへ、見つけてしまったのがクリアスペース神戸元町さん。神戸元町の大丸前、pen and message.さんからJRの元町駅を反対側の端へ斜めに突っ切れば到着、という場所柄、休日に神戸遊びをしたついでにお願いできる、ということで、急な予約で無理矢理お願いして行って参りました。

 以前痛い痛いと書いたときに、ひろなおさんから地元奈良の朱鯨亭というのを教えてもらったのですが、ここの先生にかかったらめっちゃ怒られる・・・・・という感じと、予約が取れず整体界の万年○○士、というほど待たなければならないこともあって二の足を踏んでおりました。私がそんな先の予約をしたら、絶対忘れてすっぽかすに決まってます。
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 毎日のように重い荷物を持ち歩くので肩がこる、というのとは違います。むしろ、基本的に鞄その他、何も持ち歩かないのを基本にしています。財布や鍵束などはズボンのポケットに入れ、携帯電話やPDAはベルトにつけています。

 HP-100LX時代はイギリスから輸入したコードヴァンのケース。Palmの頃はアメリカのE&B、アルゼンチンのVAJA、フランスのCoverTechとさまざま。現在は大きめの携帯電話を入れたイタリアAdpelのケースを右側に、iPod Touchを収めたケースを左側につけています。けっこうひどい状態ですが、おしゃれに興味がない、というよりおしゃれの能力がない私だからこそ平気でいられるのでしょう。
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 それこそ満を持して用意したアメリカのSENAやスペインのPiel Framaのケースは、いずれも腰につけていると簡単に外れてしまうので使用不可と判断。個体の当たり外れというものでしょうけれど、こんなものに大事なPDAを入れたら初日に紛失してしまいます。

 すがる思いで購入したスウェーデンのKrusellは、ケースそのものの仕上がりも良く、なにより腰につける部分が秀逸です。多くのケースと同じく、写真左の丸い部品がベルトにつけた右の台座の溝に滑り込むようになっています。溝の中に見える突起はバネの力で常に押し上げられており、取り外すときにはボタンを押してバネを押し下げる、というのも同じです。このバネの力が弱い場合、簡単にケースが外れてしまうのですが、Krusellの場合は左の丸い部品に穴が開いており、装着状態では台座の突起が穴に入り込むようになっています。
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 またこの丸い部品をケース側に固定する部分も非常にしっかりとした作りです。スライドさせてはめ込むだけですが、外すときはボールペンの先などを穴の中に突っ込まないとはずれません。ベルトにつけた台座ごとはずれてしまったら、という心配に対しては、最初の写真のように閉じた(開かない輪になっている)ベルトループが用意されています。これなら、ベルトがちぎれない限りはずれることはありません。両手があくので、正しい姿勢で歩くことができます。

 実際、クリアスペースさんで1時間強、体の歪みを矯正してもらった後、一区切りつくたびにオードリーの春日さんのポーズをすること、歩くときもモデルさんみたいに肩から手を振って歩いてください、と言われて「まかせてください」と思ったのですが、こんなときに限ってあちこちでお買い物をした紙袋が2、3個。なかなかうまくいかないものですね。

2010年2月20日 (土)

Plants VS Zombies

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 休日の昼下がり。うらやましくなるぐらいゆったりと寝ている「くま(仮名)」さん。上手に枕の上に頭をのせていたのでパチリ、のつもりが、ずるっと滑り落ちたところが撮れてしまいました。その後何度か、枕の上に頭を戻そうともがいておりましたが、彼女の頭部が再び枕の上に乗ることはありませんでした。そうこうするうち、家族が昼食の準備を始めたのを聞きつけて、ぐぐっと頭を持ち上げて振り返ったのが次のショットです。
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 今日は風邪をひいていることでもあるし・・・・・と1日家でゆっくり過ごしました。近所まで買い物に出かけただけで、朝から晩まで、ほとんどを自分の部屋で過ごしたのですが、寝ていたわけでもありません。ええ歳こいて、何とゲームにハマっておったのです。iPod Touchで楽しめるゲーム、ということでしたが、PC版があると知ってダウンロード。単純でばかばかしいのですが実にハマります。
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 おどろおどろしいのかと思えばさにあらず。アホくさ・・・・・と言いつつもどんどんやり進めてしまう、そんなゲームです。結局、かなりの時間をこのゲームに捧げてしまった、何とも非生産的な土曜日でした。

 家の主の脳味噌を狙って、裏庭の方からゾンビがやってくる、それを裏庭に植えたさまざまな植物が迎え撃つ、というだけのゲームです。面をクリアできなければ、ゾンビが家の中に入り込んで、ムシャムシャという音、ノォ~ッという叫び声、そして画面いっぱいにZombies Ate Your Brainのメッセージ。ただそれだけです。
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 で、夕食を食べに外へ出て、帰ってきてからちょこちょこやっていたらエンディング。もう終わったのかと思ったら、またレベル1から。今度は、近所のいかれたおっさんが「これを使って戦え」ちと選んでくれた植物やアイテムで対戦するのですが、これがまた難しい。何度も遊べる仕掛けになっているあたりも好感度の高いところです。おかげで、目はしょぼしょぼ、右手はマウスを握り続けてこわばってしまいました。アホですね。
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 アホついでに、夕食後、ヴィレッヂヴァンガードをのぞいてみました。いつもながら実にばかばかしい雑貨が所狭しと並んでおります。そんな中、先日ご紹介しましたエジプトなボールペンと同じものを発見しましたので保護してきました。

 ファラオの次は宇宙飛行士です。数千年の時を経た二つのテーマ。すごい発想力ですね。しかもこの宇宙飛行士ペン、その造形がうまく機能につながっております。
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 これからノックしようとしているところ。アメリカの宇宙飛行士と言えば、「あ、あなたがASIMO君ですか」と必ず聞かれてしまうという格好が特徴的ですが、その背中に何かを背負っている部分がノックボタンになっているのです。ファラオのボールペンが張りぼて丸出しだったことを思うとなかなか手が込んでいるように思いますが、ここをこのように作らないと宇宙飛行士には見えませんから、まぁ仕方なく、というところなのかもしれません。
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 そしてこちらがぐっとノックしたところ。ボールペンとしても、ファラオよりは持ちやすく、その意味では遙かに実用的です。そしてこのペン、ちゃんと商品名があるのです。アストロノートペン、Made in Taiwanでした。エジプトの方は、ファラオノートペンでしょうか、それともエジプトノートペンでしょうか。このラベルだけでも買った値打ちがあるというものですので、少しブレておりますが写真をのせておきます。この週末もまた、変なモンでした。
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2010年2月19日 (金)

オスミロイド

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 飼い主に甘えて首をひねる「ちち(仮名)」さん。最初の内こそこうやって舐めてくれますが、次第にテンションが上がってきて、甘噛み、それもけっこうきつい噛み方になって飼い主に叱られる、というのがいつものパターン。少しずつ大人になってきたのでしょう、最近は声の調子で「あ、やってしもた」と判断して、すぐに「伏せ」の姿勢をとるようになりました。

 火曜日の夜から2日間、猛烈に喉が痛くて、昨日の夜あたりからは喉の痛みがなくなったかわりに鼻水鼻づまり。ほんの少し寒気も感じるので、文句なしの風邪引きです。
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 名古屋のF氏が失笑したというのがこのペン。このメーカーの特徴ともいえるキャップ頭部の造形。そして胴軸にはOSMIROID 65 と刻印があります。イギリスのペンですね。

 あまり見かけることもないのですが、知っている人は知っている、という感じで、1本ぐらいは持っていてもいいかな、などと思っていたところで出会い頭で手に入れたものです。
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 エンペラーのようなものがついたペン先には、SKETCH PEN OSMIROIDと刻印されています。見た感じ、材質はステンレススチールっぽいでしょう。このエンペラーのようなものはペン先と離れているので、インクをたっぷり送るという機能は果たしていないでしょう。というより、インクの流れを言うならペン芯の方を見なくては・・・・・と裏返すとしばし絶句です。

 おもしろいペン芯だなぁ、などと夢にも思ってはいけません。いくらなんでも、こんなペン芯はないでしょう。あるとすれば相当にハイテクです。
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 黒い樹脂の部分と、ペン先にくっついている透明な樹脂の部分、これが合わさってペン芯として機能していたのでしょうか。黒い部分がぽっきりと折れて半分なくなってしまっております。まさしく二右衛門半なペンです。これはもう、マスターに献上するしかないのでは、と思っております。

 ゴムチューブにインクがついていますので、普通に使用していて、何かの拍子にここを破損してしまい、そのまましまい込まれていたものが外に出てきた、というところでしょう。
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 素人がコレクションの本数を増やしていくと、いずれこうなるという見本のようなペン。刈谷の巨匠とか世界のコレクターとか、そういった方には及ばないまでも、まともな価値あるペンをきちんと整理・保管しているひとは多いのですが、私なんかはこの程度。その辺に転がっているのはこういった訳のわからんペンばかりです。そういうところも、本当の奇品珍品を揃えていらっしゃるマスターには遠く及ばないところです。
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2010年2月18日 (木)

協力者

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 最近は寝姿ばかり撮られている「くま(仮名)」さん。犬も大人になると、興味やメリットがない限りはこうして寝ていることが多くなるようです。ただ、ドッグイヤーとはよく言ったもので、ビニール袋のこすれるわずかな音にも反応して、ササッと起き上がっては「何か食べるの_だったら私にも」というような顔でじっと見つめてきます。

 こうして無防備な姿で寝ているのを見ると、飼い主や家に対して安心感を持っているのだなぁと実感しますし、それだけの責任を感じてしまいます。
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 職場の同僚がすっと差し出してくれた2本。ブログのネタにどうぞ、ということでした。発売されてかなりたちますが、これまで使ったことのなかったゼブラのハイパージェル、アンティークカラーです。インクの色はグリーンブラックとレッドブラック。ためしに書いてみると、ダークグリーンとボルドーでした。まぁ、あたりまえですね。ダークグリーンでは「ダーク」っていう響きが良くないと感じる人もいるでしょうし、ボルドーは誰にでもわかる色名ではありません。うまいこと考えてつけていると思います。
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 それにしても、このラメの入った透明軸。何か特徴を出さなければ、ってことなのかもしれませんが、個人的にあまり好きになれません。ラメ入りそのものはきれいなのでしょうけれど、ラメ入りというとどうもヤンキーの皆さんを思い出してしまいます。

 「やんきー」の皆さんは基本的に大勢集まってわいわいがやがや。一人では生活できないのです。その話し言葉の語尾は「○○○やんけ」と決まってます。だから彼らは「やんけ言い」。それが変化して「ヤンキー」ですね。
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 今日はこの春に入学してくる子供たちの保護者を対象とした説明会がありました。学校にとっての保護者、保護者にとっての学校、お互いが良き協力者でなければ、子供には楽しい今日も明るい未来もありません。そういう気持ちでお話をさせていただきました。毎年思うことですが、なかなか道は険しそうです。閉会後、個別に質問に来られる方とお話をしていると、特にそう感じます。

 この中学校は何であんなに薄い教科書を使っているのか。教師が楽に教えられるようにしているだけじゃないのか、というご質問。たぶん全国どこの学校でも、同じような厚みだと思います。
 
 小学校は私立に通わせていたが、そこの中学では夜の9時10時まで生徒を残して補習をやっていた。近所の塾なんか日付が変わるまで電気がついている。この学校は夏でも最終下校時刻が午後6時だなんて・・・・・。教師はサボらずにちゃんと仕事をやってもらいたい、というご指摘。教師にも家があって、そこでご飯を食べて風呂に入って寝るんですよ・・・と言いたかったのですがやめました。おそらく、ご近所のコンビニエンスストアでは、店員さんが24時間不眠不休で働いてらっしゃるのでしょう。
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 犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだら一大ニュース。ですから、こういうことを言う人に出会って目を剥くのは、あるいはいいことなのかもしれません。一人でも多くの保護者に、学校の協力者になってもらいたい。その思いがどれだけ伝わったのか、卒業式も済んでいないのに、頭の中はすでに4月以降のことでいっぱいです。そういえば今日は、県内の公立高校の選抜試験の日なのでした。

2010年2月17日 (水)

放物線

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 おやつを持った手をじっと見つめて「賢い」の姿勢をとる「ちち(仮名)」さん。ケージから出してもらったところで、お散歩中に排便しなかったことが判明。これは危ないというのでおやつで誘導してケージに入れたところです。

 このとき、ケージの戸はロックされていない状態ですが、おやつに集中している彼女が気づくわけもなく、あっさりと閉じ込められてしまったのでした。その後、放物線を描いてケージの中へと落ちていくおやつを見事空中でキャッチ。束の間、静かにムシャムシャする「父(仮名)」さんなのでした。
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 心優しい皆さん、どうか私と一緒に、この写真を見てため息をついてください。セーラーのプロフェッショナルギア・マーブルエボナイト、災害コンコルドです。災害発生は本日の午後4時頃。背後から吹き付けるエアコンの風に飛ばされた紙をつかまえようとした手に、このペンは握られていたのです。セーラーの万年筆はキャップの挿さり具合が緩いなぁ、漠然としたその思いは、本日、確信に変わりました。

 風に舞う紙のなかを、美しい放物線を描いて飛んでいく萬年筆。実に絵になる光景です。リノリウム張りの床を見て願った奇跡は起こりませんでした。つとめて平静を装いながら(も慌てて)落下地点で腰をかがめた私は、この世は物理法則に支配されている、という事実を思い知らされたのでした。
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 何とも哀しい横顔です。コンコルドになっているだけではなく、ペン先が切り割りを境にして上下にずれてしまっております。ペン先の刻印がある側を下に、ややねじりつつ床に激突したのでしょうか。

 これだけ見たときは、爪で押して何とか・・・・・と思ったのですが、ペン先を上から見ると左右の長さも違っております。強くぶつかった方がよりひどく曲がっているのです。
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 実にひどい状態。思わず、あ、阿修羅男爵、と声をかけそうになりましたが、女性に変身することはできても、綺麗なペン先に変身することはできそうにありません。どうせなら、ドクター・ヘルにお願いした方がよさそうです。

 実はペンを落としてペン先を曲げる、というのはこれが2度目。前回はシルヴァー軸の丸善アテナでしたが、よく考えるとそれもセーラー製でした。プロフィット80などと同じシルエットで、これまたキャップの挿さりが甘いペンでした。
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 一応金ペンですから、上手に、慎重にやれば修復することも不可能ではないでしょう。実際、丸善のアテナは何とか修復することができ、今も問題なく使っております。しかし、これはそれ以上にひどいのと、世界一手先の不器用な私のこと、余計にひどくするか、塑性限界を超えてポキリとやってしまうか、いずれにせよロクなことにはなりません。いずれ、その筋の方に診ていただこうと思っております。

 みなさん、萬年筆を使っているときはむやみに手を振り回さないように気をつけましょう。
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2010年2月16日 (火)

変なモン・22/2/16

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 仰向けに寝たまま、なぜか前脚で顔をこするような仕草をする「くま(仮名)」さん。よく見る姿ですが、いつも手元にカメラがないか、あっても起動している間に次の動作に移ってしまうため、こんなに激しくブレてはいても貴重なショットです。

 犬の写真がこんなに変なので、今日も吉例、変なモン。まずは先日のF氏迎撃関西特濃ツアーの最後に撮った1枚。大阪駅近くの飲食街にある台形の扉です。
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 このあたりは現在、大がかりな工事中で、久しぶりに来るとどこを歩いているのかわからなくなりそうなほどですが、そんな中、貴重な通路となっている飲食街にポツンとあるのがこの扉。タイルの目地をたどれば、この引き戸が台形であることがわかります。戸の前の通路が狭いので、よほどの広角レンズでもなければ正面から撮ることができません。この形にどういう必然性があったのか、大いに気になります。
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 続いて本日の主役。どこぞにセーラーのエジプト模様のペンが出てないかなぁ、と漁っていて見つけた、ただエジプトっぽいというだけのボールペン。我々のエジプトに対するイメージそのまんまの造形が素敵です。

 左端はおそらく、というか確実にツタンカーメン王。真ん中はその特徴的なかぶり物からネフェルティティに違いありません。では右端は誰なんだということになりますが、ツタンカーメンとネフェルティティという義理の親子が出ているのですから、ものはついでのアメンホテプ4世と考えるのが妥当なところでしょうか。
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 みなさん、いい味出してますね。これでもボールペンですので、どこかに芯を繰り出す仕掛けがあるはず、と探してみると、頭部にノックボタンが隠されていたのでした。ノックそのものはごく自然に行えるのですが、それからペンを握って書こうとすると実に書きにくい! ファラオたちの体のラインがペンを握りにくくしている上に、頭でっかちなので恐ろしくバランスが悪いのです。

 やはり、筆記具は書き心地です。見た目に惹かれて手を出すと後悔することになりますね。
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2010年2月15日 (月)

遅刻子女

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 見るからに怪しい姿の「ちち(仮名)」さん。飼育係の長女によれば、彼女はこうやって首輪から抜けようとしているのだそうです。ただ、現在までのところ成功したことはなく、逆に鼻先を首輪に突っ込んだ状態で身動きがとれなくなることが多いようです。あるいはこれ、首輪ではなくスカーフが気になっているのかも、ということで、さっそくスカーフをはずしてやりました。

 「ちち(仮名)」さんの飼育係である長女が、そんな話のついでにポロッと「今日は遅刻した」と明るく言うので、「なんでやねん」と突っ込んでみたところ、これまた堂々と「乗るバス間違えたから」というお答をいただきました。前々から天然娘だとは思っていましたが、まさかここまでとは・・・・・。
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 奈良交通バスの路線図、中央からやや左上あたりに赤い点で示されているのが学研北生駒駅。日本で唯一、最高速度95キロを誇る第三軌条方式の路線、近鉄けいはんな線の駅です。路線図右下、学園前駅からこの北生駒駅に向かうバス路線にはいくつかの経路があり、我が娘は学校の最寄り停留所を通らないバスにヒョイッと乗ってしまった、というわけです。

 いかに天然とはいえ、いつも左折する交差点を直進するバスに違和感を覚えてすぐに下車し、正しいバスの停留所へと走ったものの、努力もむなしく遅刻になってしまった、ということのようです。思えば私も高校時代、出欠を確認する先生の声が周囲の喧噪にかき消されて聞こえず、返事ができなかったためにその授業で遅刻となり、皆勤賞を逃したという無念な思い出があります。

 3年間思い焦がれていた可愛いあの子は皆勤賞を勝ち取って卒業式で表彰。あぁ、あの時のあれさえなければ、自分は今、彼女の隣に立っていたのに、と思うと残念で残念で・・・・・。
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 パチもんくさい匂いがプンプンする萬年筆。パステルカラーの軸にはイヌやクマなど動物の顔が描かれております。青い方の軸を見ると、絵を描いたシートをくるりと巻き付けました、といわんばかりのライン(継ぎ目)がはっきりとわかります。

 でもこれ、ペリカンです。夏目漱石が墨を呑ませたというヤツではなくて、おなじみハノーヴァーのペリカンです。その証拠に、キャップトップにはしっかりとおなじみの刻印?があります。
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 ちょっと見づらいですが、確かにありますね。これ、ペリカンです(しつこい)。これもフラナガンで購入したもの。親方をご案内した折、めざとく「ペリカンやっ」と見つけられたので、「おぉ」と応じて保護したものです。さすが親方ですね。

 このペンで注目すべきは、やはりペン先でしょう。何のひねりもないステンレス製のそれには、刻印も何もありません。おまえは試作品かぃ、と突っ込みたくなるような素っ気なさです。
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 暦の上では春とはいえ、まだまだ寒さの厳しいこの季節、やはり遅刻は多くなります。厳しい経済状況ゆえ、子供たちより先に家を出て仕事場に向かわれる保護者も増えてきていますので、ついずるずると家を出るのが遅くなってしまう生徒が少なくないのです。

 その学校に子供を通わせるかどうか迷ったら、まずは下校時の子供の表情をみることです。そして次に、遅刻してくる生徒が多いか少ないか、それに対する学校の対応がどのようなものなのか、外から見える部分だけで良いので観察してみましょう。平気で遅れてくる生徒がけっこういるのに、先生たちがそれに対して真剣に対処していないように思えたなら、その学校、ちょっとあぶないかもしれません。
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2010年2月14日 (日)

ヘンタイの編隊

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 飼い主の靴下を奪って逃げたものの、大好きなお母さんのそばまで来て甘えている「くま(仮名)」さん。ここはお気に入りの場所で、ケージから出るとこのあたりでぺたんと座り込んで寛いだり遊んだりしております。

 靴下は飼い主の匂いがするし、適度な大きさで振り回しやすいこともあって、犬たちのお気に入り。妻はストッキングを穴だらけにされてはかなわんと、ほれ、パパの靴下あげよっ、とか言って犬に与えるので困ったものです。
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 名古屋のF氏がお仕事で来阪されましたので、親方共々迎撃して参りました。スタート地点はこのビルの近くにある喫茶店。このビルをナビオ阪急と呼ぶのはおっさん、おばはんで、本当に若い子ですとHEPナビオと呼ぶのかもしれません。三角形の土地を活かし、船の舳先をイメージした10階建てのこのビル。映画館と飲食店を中心としたショッピングビルでしたが、2年ほど前に閉館となり、現在は阪急百貨店のメンズ館などが入っております。

 思えば20代の頃、このビルにお肉屋さんが経営するカレー専門店があり、まだ交際中であった妻とよく通いました。お気に入りはキーマカレー(ドライカレー)。あるとき、メニューにある100円増しの大盛りを注文したところ、店員さんに大丈夫かと何度も念を押され、もちろんと答えて出てきたのが軽く3人前以上はあろうかという山のようなキーマカレー。がんばりましたがやはり無理なものは無理、とごめんなさいをしました。ここを通るたび、そのことを思い出します。
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 あんまり紹介したくないけれど・・・・・というこのお店。いわゆる昭和レトロで、お味は抜群。関西人二人がかりで名古屋人に向かい「お好み焼き箸で食べたらあきまへん」などとチャチャを入れながらのお昼ご飯。大満足で会計はお一人様「1000万円」でした。このベタな会話が聞けるお店も少なくなっておりますので、そういう意味でも貴重です。

 お店を出てぶらぶら歩いて行くと阪急梅田駅でしたので、そのまま電車に乗って西宮は夙川にある分度器ドットコムさんのリアル店舗へ。例によってちょっと変なモンを買い込みつつ、品揃えと物欲に悶絶するF氏を観察して喜ぶ私でした。
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 ドイツLYRA社製の巨大鉛筆。比較用に置かれているのはPILOT67です。さすがの分度器さんにも、この鉛筆が削れるようなシャープナーはないということでした。まぁ、三角断面の軸ですので不器用な私にも何とか削れることでしょう。というか、こんなのを実用する場面が想像できません。

 お店を出て、なぜかアルテシンポジオさんのスタッフに手を振られながら、さくら夙川駅まで歩いてJR、六甲ライナーと乗り継いでたどり着いたのがル・ボナーさん。ここでも大いに物欲を刺激され、悶絶したあげくに・・・・・なF氏でした。

 ここで愛用の萬年筆をそっと差し出すハミさん。なぜか急に不調になったとのこと。親方自らバッチリや、とおっしゃる自信作なのに、突然インクが出なくなったのだそうです。ボンジョルノ松本氏が点検したということで、そちらに疑惑が向けられたのですが、今回はシロ。異常なほどインクの粘度が高くなっていることが原因でした。それまで使われていた和紙の便箋に問題があるとしか考えられませんが、真相は闇の中です。
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 人のことを笑っていると、こんなことになります。新作、オリーブのディプロマ。撮影が下手なので魅力を伝えられませんが、自然光の中で見ると実にすばらしい色。ThinkPadカラーのディプロマに続いて、妻と共用ということで。天気の良い日に持って歩きたい、実用性よりもその雰囲気を楽しむ鞄だといえるでしょう。

 ル・ボナーでは時間が早く過ぎる。そんな相対性理論のような現象を今日も体験して、新幹線で移動中のY氏を引きずり下ろしに新大阪へ向かいます。無事に合流して、ぶらぶらと適当なお店を見つけて小宴。味噌煮込みうどんのすばらしさについてたくさんお話を聞かせていただきましたので、次回名古屋へお邪魔する折には是非いただいてみようと思います。
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 写真は在りし日のナビオ阪急ですが、ビルの形そのものは今も変わりません。この場所でF氏が反応。さかんに撮影されておりました。なぜって、ほら、切り割りがあって、丸い部分はまるで玉のよう・・・・・下から見ると見事に萬年筆のペン先のようになっているのです。ナビオはポルトガル語で大きな船というほどの意味だとか。船だといってるのに、萬年筆に見える。違うという者もペンポイントおまへんがな、と訳のわからん反論。やはりヘンタイはヘンタイ、と実感した一日でしたが、ヘンタイとはいえ良識あるヘンタイなのが救いでもあり、誇りでもある、そんなおっさんたちの休日でした。お疲れ様。

2010年2月13日 (土)

マジックパズル

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 だらしなく眠る「ちち(仮名)」さん。直前まで遊んで遊んでとわめき散らしていたのでお疲れなのでしょう。それでもこのショットを撮ったあと、ケージの前でうろうろしている飼い主を見ておすわり。こういうときの彼女は、VICTORの犬よりも賢そうに見えます。

 今日は珍しくどこへもお出かけしませんでした。天気も良く、暖かかったのに少しもったいないような気もしますが、たまには家で何もせずボォ~っとしているのもいいものです。
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 こんな日は徹底的にずぼらモード、お昼ご飯はコンビニのお弁当でいいか・・・・・と入ったお店で見つけてしまいました。思えばここはサークルKサンクス。危険なのでした。

 平城遷都1300年祭関連グッズ、せんとくんマジックキューブです。本家本元、ライセンスを供与されているメガハウスがルービックキューブを商標登録していますので、この製品は「マジックパズル」なのです。
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 全6面はこんな感じで色分けされ、6つのポーズ・表情のせんとくんが描かれております。せんとくん好きな人にはたまらないおもちゃですが、せんとくん嫌いの妻と長女は手に取ろうともしませんでした。

 さすがは平城遷都1300年関連グッズ、と思わせるのはその配色。しっかり若草色の面や、高貴な紫色の面などが雰囲気を出しておりますね。
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 今日もまた無線LANの調子が悪いので、更新もそこそこ、対策を講じなければなりません。しかし、結局は有線にするのが根本的な解決策でしょう。どこのメーカーでも良いので、安定稼働する無線LANルータを出していただきたいものです。あるいは、PLCに逃げるというのも一つの手かもしれませんね。
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2010年2月12日 (金)

有頂天の先に・・・

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 ひたすら眠る「くま(仮名)」さん。ケージの周りでドタバタやっていても知らん顔です。彼女が顔を上げるのは、名前を呼ばれたときではなく、ビニール袋のカシャカシャいう音が聞こえたときや、家族が食事を始めたときなど。やはりワンこですから食べることが第一なのです。

 本日午後から、生徒たちは県内各地の公立高校へ出願に出かけました。私の県では公立高校の選抜が2種類あり、これが1度目。しかし、職業系など特色ある学科は定員のすべてをこの選抜で募集するため、そうした学科を希望する生徒にとっては、今回がほぼ唯一のチャンスとなります。
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 2月はじめの教室は、悲愴な顔をした生徒ばかり。人生で初めて受験というものを経験するのですから無理もないところです。なぜか不思議なことに、学校で授業が行われている時間に自習室を開放している塾がいくつもあるので、そちらで勉強している生徒もいるようです。1月や2月に急に欠席が増えた生徒は、風邪をひいたわけではないのがほとんどです。

 そしてこの週末には、大阪や京都の私立高校で合格発表が行われます。昨今は学校での掲示が少なくなり、そのほとんどが郵送によるもの。この発表により、受験した生徒のほとんどが合格します。

 昨今の経済状況もあって、受験生の大半が併願受験。年間経費が20万円以下の公立高校が本命で、同じく100万近くかかる私立はできれば避けたい、ということです。ですので、私立を併願で受験して合格した生徒の内、実際に入学するのは8~10パーセント程度と言われております。
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 新聞に、各私立高校の受験者数から「倍率30倍!」なんて書かれているのを見て恐れおののく受験生。でも実際には定員の10倍ぐらいの人数が「合格」となることも珍しくないのです。

 週が明けた月曜日、教室内はうれしい顔の生徒であふれかえることでしょう。生徒たちには「不合格だった場合だけ連絡してきなさい」と指導していますが、「せんせぇ、うかったぁ」という電話が途切れることがありません。そりゃ嬉しいでしょうね。それには共感します。

 喜びに水を差すようですが、ここに大きな落とし穴が口を開けていることに気づかない生徒が多く、3月には涙、涙となるのです。本県の公立高校の定員は、すべて合わせて生徒数の3分の2弱になるよう設定されています。そして入学者確保のために定員の何倍もの合格者が出ていること。私立に受かったのだから公立にも受かるのだ、と思い込む生徒のなんと多いことか。それが大いなる勘違いだと何度説明しても理解できない、いや、耳にすら入らない生徒が多いのです。
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 かわいそうになぁ、と思いながら、なだめたりすかしたり、そしてしょっちゅう叱ったりしながら、これから先も授業が続きます。勉強しようとしている生徒に申し訳ないという気持ちで一杯になりながら、私立に受かっただけで授業を真剣に受けようとしない生徒たちを怒鳴りつけ、崩れそうになるところを何とか持ちこたえる、それが、この先卒業式までの教師の仕事になってしまいます。

 来週半ばには、今日出願した高校での学力検査。結果は2月下旬に出ます。その次は3月に願書を提出して、卒業式前に学力検査。卒業式の翌日が合格発表です。この2回とも涙をのむ生徒が、2月3月の学校生活を振り返って反省することができれば、その先の人生で役立つ経験となるのでしょうが、さてどうでしょう。
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 さて、写真の筆記具は、セーラーと大阪難波の高島屋が組んだ複合筆記具。セーラーお得意、キティちゃんで知られる優美蒔絵で通天閣をテーマにした模様が描かれています。テーマその1は、通天閣の足下にある大きな「王将」の駒。ご存じ坂田三吉にちなんだものですので、ほかにも駒が描かれています。もう1本は通天閣の中に祀られている「ビリケンさん」のお顔のアップ。

 この週末、東京吉祥寺でペンクリニックをされている川口先生を高島屋に表敬訪問した折、売り場で見つけて「こら変やっ」と保護。まだまだ数はありますので興味のある方はどうぞ。黒、赤のボールペンとシャープが一体になっていることを知ると、妻と娘が「あんたどっちにする」と柄の取り合いをしておりました。将棋は妻、ビリケンさんは娘のものとなり、二人とも「まぁ怪しいけど便利やから許す」と。「ほかにも一杯あるんやし、どうせ使わへんのやろ」と取り上げられてしまいまったのでした。

2010年2月11日 (木)

Krusell

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 寝ているところにストロボを焚かれて迷惑そうな表情の「ちち(仮名)」さん。ケージの外に出ると、しゃべるお父さんスリッパのところへ一目算、咥えて走り回るのですが、なぜかしゃべる方を正確に選んで咥えます。そしてスリッパの方も、かなりの確率で「痛い痛い」としゃべるのでおかしさ倍増ですが、喜んでみているとすぐにスリッパがボロギレになってしまうので、おやつを見せて取り上げます。
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 その筋では悪評高い?Expansysにお世話になって、スウェーデンから香港経由で届いたのがこちらのケース。これであんたもどこでも情報が手に入る生活できるんだね、おめでとう、っちゅうようなことが書いてあるんでしょうか、厚紙でできたラップ型のケース。これで製品をぐるりと巻いているのですが、ただ広げただけでは製品を取り出すことはできません。

 届いたのはiPod Touch用のキャリングケース。先日ご紹介しましたPiel Framaのレザーケースはけっこう良かったのですが、惜しむらくはベルトクリップ。取り付けが甘くなりがちで、気がつくとベルトクリップだけが残っていた、ということが数回。そのいずれも落ちたそのときに気づいたり、たまたまデスクのそばに落としていたりと幸運が重なったのですが、このままではいずれiPod Touchを紛失してしまいます。
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 もう少し強固なベルトクリップがついたケースはないのか、と探してこれにたどり着きました。フランスのカヴァーテック、アルゼンチンのヴァジャも実績があるのですが、納期がかかりすぎるので今回はパスしました。

 ラップ型のパッケージからケース本体を取り外すのには、この製品の一大特徴であるMultidaptの穴をボールペンの先などで突きながらスライドさせます。ここの部分、競合する製品のほぼすべてがネジで留めるという方式ですので、その違いをいきなり認識させる、心憎いやり方です。
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 標準では一番シンプルなベルトクリップが付属します。ベルトにつけられるのは良いのですが、使うときにはクリップごと外すことになり、使い勝手がよくありません。せっかく買ったのに残念・・・と思って調べてみると、いろいろなタイプのクリップが別売されているではありませんか。また英文でメール書くのか・・・と暗い気持ちになりかけたとき、楽天に取扱業者があるのを発見。ポータブルGPSを販売している業者さんがKrusellのケースを取り扱っていたのでした。なんという幸運。早速、クリップをベルトに残し、ケース本体側だけを取り外すことのできるタイプのアダプターを註文しました。
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 iPod Touchに装着してみたところ。非常にいい感じです。外光センサーを塞がないので画面の明るさも自動にしておけます。あとは追加で注文したベルトクリップが届けば最強、のはずです。

 退役したPiel Framaのケース、どうもこれ、第2世代のiPod Touch対応のようですが、私はLate2009で問題なく使っておりました(外光センサー以外)。あまりによく緩むので、背面のベルトクリップ取り付け用ノブをロックタイトで固定してしまっております。外すことはまず不可能ですので、邪魔なら切り取るか削り取るより手がありません。それでもいいよ、ほしいよという方がありましたらさしあげます。コメントかメールでご連絡ください。先着1名です。
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2010年2月10日 (水)

君の名は

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 あられもない姿で眠る「くま(仮名)」さん。彼女は本当にこの姿勢が大好きで、丸まって寝ていても最後にはこの姿勢になります。いくら好きでも、屋外で飼われていたなら絶対にこうして寝ることはないでしょう。この状態では、本名で呼ばないと目も開けてくれません。うちの飼い主、くまくまとよく言うけれどそれって私のことなの?なんて思ってるのでしょうね。

 そういえば彼女は、クルマに乗せているときでもリードを握ってくれとせがみます。リードなしで助手席に乗せておくと、すぐに運転者の膝に乗ってきます。彼女なりに不安なのでしょうね。
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 先日フラナガンさんで手に入れたまともなペン、LAMY LOGO萬年筆です。今更、という感じも強いのですが、なぜか持っていなかったことと、コンヴァータがついていたことが決め手になりました。徹底したオートメーションで作られるLAMYのペン、当たり外れが少ないというか、どれも皆、最初から普通に書けるという印象を持っております。聞けば、金型の精度一つでも半端ではないレヴェルまで詰められていて、それをまた相当にキツく組んでいるとのこと。樹脂製の軸でもバリが出る心配など皆無だそうです。

 比較的手頃なお値段のLAMY萬年筆で何をするのかといえば、ヘンタイなインクを試すのです。特に赤い系統のインクなどは、上等なペンには絶対に入れたくないものですから、こういった書き味の良い鉄ペンは重宝します。
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 あちこちで紹介されているこのペン、シンプルに見えてけっこう凝ったデザインです。首軸がギャザード調になっているあたりが印象的で、キャップを閉じるとそれが半分隠れ、なおかつキャップと胴軸との段差が僅少というのも精度が高い感じを演出しているように思えます。シンプルな円筒形の萬年筆でありながら強烈な個性。こういうのをデザインというのでしょうね。ウォルフガング・ファビアンおそるべし、です。

 円筒形といえば広島で出会った謎の萬年筆、ホスカル2というモデルなのではないか、という情報をいただきました。ホスカルを名乗るにしては軸が太いようにも思いますが、情報の提供元を考えるとかなり確度は高いと思います。情報提供ありがとうございました。
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 もう1年以上前に、どーむさんのところで詳細な紹介がなされておりますが、そこではキャップを尻に挿すときの感触がいまいち、とされています。これでキャップが「カチッ」とお尻に挿さってくれると確かに気持ちいいのでしょうけれど、こういうヌゥ~っと挿さる感じも悪くないな、と思っております。

 このペンのキャップは本当に不思議な感じで、前後どちらに挿したときにも違和感がないのです。そうなっているようには思えないのに、ばっちりと決まった位置で止まり、段差なく一体化して見える、その感じがとても気に入っています。
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2010年2月 9日 (火)

居場所

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 できればやめてほしいなぁ、と思いつつ、おそらく一生直らないだろうと思う「ちち(仮名)」さんの習慣。こんなふうに、トイレとして使っているトレーに頭をのせて寝ることです。高さとかちょうどよろしいのでしょうが、いただけません。

 この鼻先には自分の出したものがしみこんでいる(トイレシーツ)わけですから、犬にとっては心地良いのでしょう。ちなみに彼女、ケージの縁に前脚をかけて立った状態で排泄をします。「くま(仮名)」さんのカチカチと同様、我が家の犬たちは何故けったいな習慣を持つのでしょうか。
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 転がることがないので撮影が実に楽なPILOT QUATRO。初見の印象で、四角い軸は持ちにくいんじゃないかと思ってしまいますが、細身でなおかつ面取りがされておりますから違和感なく握ることができます。

 首軸の部分はねじが切られているとはいえ面取りのされた断面ですし、四角い部分も手の中への収まりがよい感じです。意外に悪くないというより、むしろ持ちやすいペンだと感じます。
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 四角くてしかも細い軸を実現するためでしょう、いわゆる「ヤリ」が外に出た形になっており、挿したカートリッヂの先端が隠れず外に出る形です。別にやりにくいわけではありませんが、このタイプにカートリッヂを挿すときは少し緊張してしまいます。

 長男や長女の心の中には、萬年筆の居場所がありません。しかしうれしいことに次男にはしっかりとそれがあるので、呼び寄せて握らせてみました。実に筆圧の高そうな握り方ですが、萬年筆を持たせるようになって、これでも筆圧が下がった方なのです。小学校入学の頃は鉛筆の芯が折れるほど、持つ手が震えるほど力が入っておりました。
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 知人からのお誘いがあったので、夕刻から大阪市内へ出て一杯、というつもりでおりましたら、暖かかったせいもあるのでしょう、日が暮れる頃になってうじゃうじゃといろんな輩が集まってきまして、結局、学校を出ることができませんでした。

 何をするでもなく、ただただ徒党を組んで校地内を歩き回る、ただそれだけなのですが、実に薄気味悪いですし、放置すれば何かが壊されたり、持ち去られたりするのは確実ですので、ただただ見守ります。もちろん、早く帰るように声をかけたりもしますが効果はありません。
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 こういう様子を見た人は例外なく、なんとだらしない教師たち、とおっしゃいます。我々も許されることなら「強制排除」したいところですが、それは法律で禁じられているのでやれば警察のお世話になってしまいますし、双方にけが人が出た挙げ句、すべて学校側の責任ということで決着させられます。

 うろついているのは卒業生や生徒なので、家庭に連絡して家族に引き取りに来てもらう、というのが普通でしょう。しかしこの家族があてになりません。「私には無理だから学校で何とかして」といわれるのはマシな方で、「いちいち電話してこないで」と怒られる方が多いのです。要するに、連中には居場所がないのです。
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 家庭にも地域にも、どこにも自分の居場所がない。先述したような事情があって追い出されることがない学校という場所は、彼らに残された最後の居場所なのかもしれません。でもこれ、なるほどぉ、といって放置しておくと、国を滅ぼしかねない問題だと思うのです。学校だけではなくて、社会全体で考えていかないと、いずれとんでもないことになるでしょう。
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 ところでこのクアトロ、赤も黒もともに14金ペン先を持つタイプですが、赤い方のキャップトップが少し変なのです。ロットによってはこういう仕様もあったのでしょうか、透明な樹脂が盛られて、内側に文字が書かれています。構造からして店頭での名入れなどではなく、記念品などとして作られたものかもしれません。例によって、何かご存じの方、いらっしゃいませんか。

 

2010年2月 8日 (月)

ここにおったんか・その4

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 横着きわまりないお姿の「くま(仮名)」さん。この姿勢から頭を降ろすと、自然に餌鉢が口の前に来て、頭はクッションで支えられるという、まさにお気楽極楽な体制。映画のワンシーン、無茶苦茶高い枕を置いたベッドで誰かに運ばせた朝食を摂る欧米人、みたいな感じです。

 彼女が何かごそごそやってるな、というときは、たいていこういったベッドメイキングにいそしんでいるのです。年齢とともに上達し、今ではうらやましいぐらい気持ちよさそうなベッドをコンスタントに作り上げる「くま(仮名)」さんです。
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 PILOTのサインペン(スペアタイプ)、けったいな砂時計を添えて。歯磨きが苦手な次男にしっかり磨かせるために洗面所に置いてあった砂時計、砂が落ちなくなってしまいました。ケースのシールが甘くて水分が入り、砂が固まってしまったようです。

 仏壇萬年筆の姿をしたサインペンで、萬年筆用のカートリッヂが使えるという製品。高級感(?)を醸し出そうとしているのでしょうか、クリップと、胴軸のキャップと合わさる部分に金のラインがあしらわれています。生意気にもねじ式キャップですので、砂時計みたいなことにはならないでしょう。
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 キャップをとるとこの通りで、一見すると油性サインペンにも見えます。知らない人が名前書きに使ったりすると悲惨なことになるでしょう。交換用チップもありますので、チップを取り替えてブルーブラックのカートリッヂを入れるとか、いっそコンヴァータを突っ込んで好きな色のインクを・・・・・というのも楽しそうです。

 ロットリングのサーフ萬年筆にPILOTの色彩雫シリーズを入れて採点に使っているのですが、こいつを何本か仕入れてその代わりにしてみたい、という気になっております。軸の色が黒と赤だけですので、シールなどを軸に貼って何色が入っているのか見てわかるようにする必要がありそうです。で、そのシールにまた凝ってしまうという本末転倒ぶりをさらすのでしょうねぇ・・・・・。
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2010年2月 7日 (日)

ちょびっと変なモン・22/2/07

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 新しい寝床を買ってもらってご満悦の「ちち(仮名)」さん。とはいえ、すでに飾りのリボンを噛みちぎっていたりもします。気持ちよく寝られるのだから大事にすればいいのですが、結局は噛みまくって中の綿を出し、ボロボロにしてしまい、そこら中に綿が飛び散るのを嫌った飼い主に取り上げられてしまう、という顛末。遠からず、このお布団もそうなる運命なのでしょう。
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 今日は父の三回忌。奈良時代創建の長弓寺円生院さんにお世話になり、親戚の皆さんにも遠方からも来ていただいて供養の後、精進料理をいただきました。完全なる精進料理で、お肉や魚などは一切使われておりませんが、それらが使われたお料理よりも数段おいしく、法事の時だけではなくでも、またいただきたいと願うすばらしいものでした。

 法事を終えて自宅に戻ったところで、ふとカトウセイサクショの萬年筆のことを思いました。大阪市内某所に、比較的珍しいタイプが売られていたのを思い出して、寒がる妻を家において単身出かけて参りました。
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 目指したお店は残念ながら扉が閉ざされておりましたので、ここまで来たのだからとフラナガンさんをのぞいて帰ることにしました。例によっていくつか気になる筆記具を保護してきたのですが、その中の1本、首軸のえぐり方からして、学童用ではないかと思われるカモフラージュ柄の萬年筆です。
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 どこかで見たようなシェイプ。一体どこのですかと尋ねましたら、BICです、とのお答。そう、老眼の進んだ私は、眼鏡なしではペン先の刻印などがよく見えないのです。持ち帰って写真に撮り、PCの画面で拡大してみて「おぉ、ホンマにBICや」とわかるのです。スチール製のペン先に、しっかりBICボーイが描かれておりますね。

 インクはヨーロッパタイプのショートカートリッヂ。ダミーカートリッヂはなく、本物が一つだけ、反対向きに入っておりました。えぐられた首軸は、指が当たる部分だけ通気口のように見える深い穴が開けられているように見えますが、実際には小さなくぼみの底が黒く塗られているだけで、穴が開いているわけではありません。
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 それに対して、ペン芯の見える裏側は、手抜きかと思えるほど浅くて径の大きな、ゴルフボールのディンプルみたいな仕上げになっております。何でもないことでうまく変化をつけているあたり、さすがBICです。

 それにしても、学童用(と思われる)ペンで迷彩柄。けっこう喜ぶ子供もいそうですが、萬年筆としてはちょびっと変です。今日はこのほかにごくごくまともな萬年筆と、こいつと同じくらい変な萬年筆、都合3本も保護してしまいました。それらも追ってご紹介して参ります。 
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2010年2月 6日 (土)

ウサビッチ

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 アゴ枕でくつろぐ「くま(仮名)」さん。そばへ行くと立ち上がってしまいますので、隣の部屋から望遠で撮影。残念ながらケージに目がケラレてしまいましたが、これまで何度も撮り逃してきたショットをようやくおさえることができました。

 犬は大人になっても人間でいうなら3~5歳の子供並みの知能だといわれますが、何かを感じ取る力は下手な人間以上に優れているように思います。こんな風に寝ていると誰かが喜んで寄ってくるはず・・・と思っているのかもしれません。
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 リビングの炬燵の上でこれを見たときは、思わず笑ってしまいました。先日、腕時計の修理をお願いした際の待ち時間にUFOキャッチャーで手に入れた「ウサビッチ」のぬいぐるみに、鬼のお面が被せられていたのです。お面は節分用に買ってきたお菓子に入っていたもので、全く無関係なこの二つを結びつけたセンスに笑ってしまいました。ものはついでと、もう一体のぬいぐるみにおたふくのお面を被せて並べて記念撮影。あつらえたようにぴったり、というのはこういうことをいうのでしょう。
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 これが問題のお菓子。変なモンの主要供給源のひとつ、西宮市夙川の分度器ドットコムさんからの帰り、夙川駅ホームにある成城石井で求めたものです。首都圏の人には何ということもないのでしょうが、関西では成城石井の品揃えが少し異質ということもあり、お気に入りの店の一つです。

 節分の豆、おそらくは鬼の足と思われる飴や金棒をイメージしたかりんとうなどと一緒にお面が入っている、大きい方の袋をまずバスケットへ。ふと見つけてしまった小袋、鬼バージョンのほか、たお多福バージョンまでも買い求めるあたり、我ながら病気です。

 人間の顔につける鬼のお面はともかく、小さなお面は・・・・・謎ですね。飼い犬や飼い猫につけるためのものでしょうか。
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 ウサビッチ自体、次男の大のお気に入り。異様に取りやすいUFOキャッチャーだったので、2体合わせてコイン数枚でGETできてしまいました。今日、同じ店に行ってみたところ、あまりに取りやすいことに気づいたのか、キャッチャーの機械自体がなくなっておりました。残念。

 元は双子であったマフィアのボスで、子分の裏切りで爆殺されたものの、2人分の体を組み合わせて復活したのが、限定スニーカーマニアのキレネンコ。子分と思われるプーチンとともに刑務所から脱走し、裏切った相手を・・・・・なんていう設定のアニメーションです。あまりにバカバカしく、かつシュールで、あり得ないシーンの連続ですが、DVDが3巻ほど出ておりますので機会があればご覧ください。本当にアホくさいアニメです。
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2010年2月 5日 (金)

ばかたろう

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 寝ているところをパチリ。よく見ると、お布団(クッション)が裏返しになっております。「ちち(仮名)」さんは、飼い主がそばを通るたびにクッションを咥えて立ち上がり、「遊ぼうよ!」とアピールします。結果、クッションがあっちへ行ったりこっちへ行ったり・・・・・。挙げ句の果てにはこうして裏返しになったまま眠ることになるのです。

 人間から見ると、せっかくふわふわな面があるのにアホやなぁ、というところですが、彼女にすればとりあえず何か敷いてあればよいのでしょう。ちなみにこの「アホやなぁ」は関西弁ですから、東京近辺でいえば「バカだなぁ」というぐらいの軽い感じです。
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 メインで使用しているワードプロセッサソフト、一太郎の新版が届いたので早速インストール。なんでも25周年だそうです。かつてはコンピュータといえばNECのPC-9800シリーズであり、そのキー配置にぴったりと合った(合わせた)ワードプロセッサが「松」でした。管理工学研究所の技術者がアセンブラで記述した、非常に軽快に動作するソフトで、スピード狂の私にぴったりでした。

 「一太郎」については、この「松」に比べると動作がもっさりとしていたことや、機能的にも見劣りする部分がいろいろとあったので、当時は「バカ太郎」などと失礼な呼び方をしていたのを思い出します。「松」の優秀さに惚れ込んだ某Sさんが取り扱いを申し入れたのに対して、中間マージンが高いことを理由に断った管理工学研究所。結果としてSBの流通網に乗ったワープロソフトが一太郎だったことや、Windows時代に入ったこともあって、「松」は消えていったのです。
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 最後の頃にはIBM-PC、当時の言い方でいうならDOS/Vにも対応しており、ThinkPad220や230などで使っていた記憶があります。MS-DOS時代は、この「松」に加えて表計算ソフトのLotus1-2-3、データベースの「桐」が三種の神器で、あと、主にファイラーとしてVz Editorがあれば十分、という幸せな時代でした。ハードディスクにEMS必須、という一太郎4の頃に出たP1-EXEというワープロもなかなか優秀でしたが、「松」を置き換えるまでには至りませんでした。

 ちなみに、管理工学研究所では「菊」という表計算ソフトを開発していたといわれますが、Lotus1-2-3の日本語化を担当することになったこととの絡みもあって日の目を見なかったようです。当時のLotus1-2-3は今のエクセル以上にすごかったと思います。
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 Windowsの時代になっても、相変わらずMS-DOS時代メインで頑張っていたのですが、Windows98が出たあたりでもはやこれまでと環境を移行し、当時のMS-WORDがあまりにお馬鹿さんだったので「仕方なく」一太郎を使うようになりました。バージョンでいうと6あたりでしょうか。ちなみに、今回の一太郎2010はバージョン20にあたります。

 歴史に「たら」は禁物ですが、もし管理工学研究所が積極的にWindowsへの対応を進めていたなら、という思いはあります。時代は大きく変わって、有り余るマシンパワーにものをいわせて重たいソフトをさらっと動かす、というようになり、仕方なく使い始めた一太郎にもすっかりなじんでしまいました。非力なCPUに限られたメモリ。何度もconfig/sysを書き換えては再起動を繰り返してようやく使い物になる、といった環境でもサクサク動いていた「松」の軽快感が忘れられません。

 でも、今は一太郎をしっかり応援しなければいけません。PCソフトの世界にもグレシャムの法則は適用されるように思えますし、コンピュータを買ったらついてきた、とか、会社で使っているとかいう理由で、今やMS-WORDが多数派のようにも感じられます。天の邪鬼な私にとっては好都合ですが、おっさんになった私が今更WORDに移行するのは無理。一太郎さんには最低でもあと10年は頑張ってもらいたいものです。
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2010年2月 4日 (木)

春は名のみの

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 珍しく敷物も敷かず横たわる「くま(仮名)」さん。立春というだけのことはあるのか、暖房を効かせていても寒い季節が終わろうとしているのを感じます・・・・・と書きたいところですが、そんな気配はみじんも感じられない寒い日が続いております。私の住むあたりでは、これからが寒さの本番。例年、雪が降ったり積もったりするならこの時期と相場が決まっております。

 クルマで走るのに支障が出るほどの積雪は、感覚的に言うと5年に一度かそれ以下の頻度。ですので、ひとたび雪が積もれば大混乱となります。足首まで埋まるほど雪が積もっているのに夏タイヤで家を出て、あっちでゴツン、こっちでドカンとやってはその場に車を捨てるという迷惑行為が横行。タイヤなどの備えをきちんとしている車が通行できないというおかしな状況になります。2年前にけっこう積もったので、おそらく今年は大丈夫かとは思いますが・・・・・。
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 職場の同僚のデスク上で見つけて、携帯電話で撮影したせんとくん。平城遷都1300年祭、今ひとつ盛り上がっておりませんが、春になればもう少しは、という期待もあります。奈良の春は本当にいいもので、入江泰吉先生の写真に見られるような、それこそ萌え盛る風景があちらこちらで見られます。

 私としては初見のせんとくんボールペン。これまで目にしたせんとくん系筆記具の中ではもっとも実用的と思えるものです。軸の太さがちょうど良く、クリップも大きめでしっかりしているのでバインダーの表紙など分厚いところにも対応できます。 あいにく持ち主が出張中でしたので、入手先など詳細は不明ですが、これは手に入れなくては、と思わせるブツです。
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 今週末は県内にある私立高校の入学試験。明日金曜日には受験する生徒たちを集めて「諸注意」を行い、しっかりやってきなさいと激励するのですが、年々気合いが入らなくなってきております。

 すでに受験票を紛失してしまった生徒もいまして、保護者がどうしようとオロオロしているのに本人は平気な顔で「再発行」などと口走っております。確かにそうですが、そんなネガティブな方向で受験先の記憶に残るのは嫌だなぁ、とか、高校生になろうかという者が大切な受験票の管理もできないのは恥ずかしいことだとか、そういった意識が全くありません。

 そんな生徒たちが無事に受験できるよう、今日は夜を徹して「高校への行き方マニュアル」を作ります。利用する交通機関と地図、それに受験当日朝の電車やバスの時刻表。受験前日にそれを見せてやると、「えぇっ、こんなに早く乗らんとあかんのぉ?!」とと絶叫する
生徒がたっくさんいるんですね。もうすぐ春爛漫、お気楽極楽でけっこうなことであります。
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2010年2月 3日 (水)

鬼に金棒

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 三和土に散乱した豆をひたすら食べる「ちち(仮名)」さん。家の中で豆まきをすると、後始末が大変。けれども、冬の最終日といえど節分の夜は猛烈に寒いのが普通で、庭で豆まきなんてとんでもない。そんなお悩みを一気に解消する最終兵器がワンコだったのです。

 昨年の豆まき、その楽しげな雰囲気に混ぜて混ぜてと騒ぐ犬たちをケージから出したところ、食べる食べる・・・・・。その故事にちなんで、今年は最初から犬頼みの豆まきとなった次第です。メイン会場の玄関は「ちち(仮名)」さんの担当。「くま(仮名)」さんには、リビングの片隅にちょこっと豆をまいてあげます。
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 豆で追いやられる気の毒な鬼さんたち。その姿を象徴するかのような「鬼に金棒」です。ちょうど一月前、伊勢神宮への初詣の帰途に駅の売店で見つけたもの。こりゃ節分の日のネタになるぞ、と買い求めてしまうあたり、相当重症です。

 変なモンを手に入れて自己満足するだけでいられる心の強い人がうらやましい。誰かに「ホレホレ」しないと気が済まない人は、人の迷惑考えず見せびらかしまくるわけです。Blogというもの、そういう人にはうってつけの道具ですね。
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 大きな金棒の、それも背後に、ちょこんとくっついているいたいけな鬼さん。角も1本ですし、これは子鬼ですね。いかにもかわいらしく、豆をぶつけるのがためらわれるような感じです。

 奈良・興福寺ではこの日に「追儺会」が行われますが、そこに出てくる子鬼はしっかりと怖い顔をしています。そちらを見に行こうかとも思ったのですが、猛烈に寒くて風もあったので今年は断念です。どのくらい寒いかというと、しっかり暖機して今日は大丈夫、と思ったエスカルゴが信号待ちの交差点で突如エンジン停止、となるほどです。後ろについていた皆さん、たいへんご迷惑をおかけしました。
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2010年2月 2日 (火)

プラチナサライ

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 ゆったりとくつろぐ「くま(仮名)」さん。いわゆる「スフィンくま」状態です。家族が食卓に着いていないとき、あるいは明らかに食べていないときには、こういう姿勢でじっと見守ってくれているのですが、匂いや雰囲気などで食事中と知るとお行儀の悪い犬に大変身。やはり躾をやり損なったのだなぁ、と実感する瞬間です。

 そうは言ってもさすが5歳の「くま(仮名)」さん、年齢なりの落ち着きは身につけているので、まぁよしとすべきでしょう。
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 しげおさんにお教えいただいて、さっそく買って参りました。出版元が小学館ですから、一世を風靡した例のシリーズと同じだろうなぁ、と思いつつ、厳重にシュリンクされた姿を見ると、これを破るためにも買って帰らねば・・・という気持ちになります。

 この雑誌はビジネスリーダーをターゲットにしたもの。この号ではオーディオが特集されています。そして、雑誌の内容とはなんの関連もなく付録になっているのがSPARKLEと名付けられた萬年筆。かつてラピタについてきたALWAYSやWhiteなどと同じ。嵌合式キャップのミニサイズ萬年筆です。
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 一般的な萬年筆は持ったときのバランスや造形に重きを置いているものばかりなので、胸元をさりげなく飾るものとして企画されたのだそうです。しかし、ビジネスリーダーなどと呼ばれる人たちが外側の胸ポケットに萬年筆を挿すなんてあり得ないと思いますし、百歩譲ってそういうことがあったとして、このペンではちょっと・・・・・です。お金が借りやすいようにあえて国産車に乗る社長さん、という話を思い出してしまいました。
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 ラピタの付録と同じ手法でポンと作るのなら、ちょっと1本切れたようなペンにするぐらいの度胸というか、ひねりがほしかったですね。題して「ビジネスリーダーたるもの、二右衛門半たるべし!」なんてね。

 ごくありきたりな銀色の萬年筆。手帳のお供に持ち歩くにはいいでしょう。これなら落としても笑って済ませられます。セールスポイントでもある銀色に輝くボディは、見るも無惨な指紋の博覧会で、これでは胸元を飾る役目は果たせそうにありません。
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 萬年筆と雑誌といえば、思い出すのが「万年筆コレクション」。静岡県でテスト販売が行われていて、第5号までは毎月発行、それ以降は隔月刊とのこと。第5号の付録万年筆は「京都」だそうで、例のコレクションボックスを入手した人もいるようです。とりあえずは5号を入手すべく努力をしておりますので、首尾良く手にした暁にはまたレポートいたします。今度はどこまで続くのかな・・・・・。
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2010年2月 1日 (月)

お好み焼き屋の陰謀

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 久しぶりに犬の写真でご機嫌を伺います。呉から帰った日、それこそ三つ指ついてお出迎えをしてくれた「ちち(仮名)」さん。この子はトイレの場所をしっかり覚えているのは賢いのですが、狭いところが好きという犬の習性からか、よくトイレスペースで過ごしております。もう少ししっかりと分離できるようになるともっと良いのですが。
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 広島大会に持ち込まれたシェーファー・タルガと、モデル名不詳でリサイクルショップで保護されたというセーラーのペン。この頃はセーラーがシェーファーの代理店をしていたので、インスパイアされたのか、非常によく似ております。これをごらんになった地元萬年筆会社の社員Yさんは、クリップにはめ込まれた赤いインサートを見て、「ずぅ~っとこのインサートを入れよったんよ、わし」と昔を思い出されてました。

 これを持ち込まれたのはIkontaさん。セーラーの方は、キャップトップと胴軸端部に赤い樹脂があしらわれております。そのことを確認した上で、次の写真をご覧ください。
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 セーラーのキャップが、タルガにきっちりとはまっております。継ぎ目を指で撫でてみても段差が感じられないほどです。この逆に、セーラーの軸にタルガのキャップという組み合わせはうまくいきません。持ち込まれたIkontaさんはじめ、これを見た人は皆、これが単なる偶然というようなことがあるだろうか、いやない(反語)と思ったことでした。
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 プラチナのキャップがついたセーラーのショート、なんてものが二右衛門半コレクションにありますし、これもやはり偶然なのでしょうが、それにしてもよく似ております。結局、機能を追求していくと、どうしても似てしまうものであるよ(詠嘆)という結論に落ち着きましたが、クリップの造形なんぞ双子以上に似ています。
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 クリップといえば、たがみ たけしさんのところでも書かれている謎のクリップ。未だに持ち主が判明しておりません。ひょっとすると、いえ、おそらくは、全く無関係な善良な広島市民が落とされたものではないかと思われます。現在このクリップは雪に閉ざされた滋賀県北部にありますので、心当たりのある方、いちど連絡をとってみてください。
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 WAGNER広島大会の会場にほど近いお好み焼き屋さんに「落ちて」いたことから、そのあたりに座っていらっしゃった東西の二右衛門半さん、お二人のいずれかが落とされたものでは、と誰もが思いましたが、片手に2、3本の萬年筆を持ち、常人には理解できない内容を語り合っていらっしゃったにもかかわらず、お二人とも落としていないとのこと。それに、裏面にあるのPixの文字からみて、少し上等な、いってみればまともな筆記具のクリップですので、二右衛門半なものからは少し離れてしまいます。

 ヘンタイが大量に入店したことに危機感を覚えたお店の方が、トラップとして差し出したもの、すなわちヘンタイホイホイなのではないか、という結論に落ち着きましたが、私の解釈は少し違っております。ずばりこれは、哀れなヘンタイたちに向けてお店の人が送った警告メッセーjジなのです。そう、「嫁」がこういうトラップを使うかもしれないから気をつけなさいよ、ということなのです。
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 WAGNERのペントレで「ええもん」を手に入れた人は、たいていの場合、湯気を上げながら帰宅します。箱その他諸々を途中で処分しても、完全に気配を消すことはできません。「嫁」には、その目に見えない湯気を関知するセンサーが標準装備されておりますから、玄関をくぐったとたんにアラートが作動するはずです。

 そのあとの動作は、それぞれの「嫁」によって違いますが、とんでもなく高度な探知プログラムを内蔵したタイプですと、こういったクリップなどをさりげなく差し出して反応を精査します。あ、それは師匠のトレイにあった・・・・・などと思い出すと脇の下が湿り、喉が渇きます。「嫁」はそうした反応を捉えて、「黒」と判定するのです。今年は例会や地方大会が稠密に配置されておりますので、十分ご自愛いただきたいところです。

 今回の広島大会でも、自分に関連づけられていない「嫁」が入場してきた瞬間、とっさに話題を変えるプログラムを発動させたヘンタイが確認されておりますが、いきなり天候の話題というのは、どう見ても不自然。そのような小手先の技で高精度を誇る「嫁」のセンサーから逃れることはできないばかりか、むしろ事態を悪化させ、水風呂にどっぷり浸けられてしまうことになりますので注意が必要です。
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 大会の翌日、水風呂に浸けられたかもしれない西の二右衛門半さんのコレクション(のごく一部)。このほかにも小さなペンケースにして10個あまり持ち込まれてました。で、このケースにある「リリー萬年筆」ってどういうメーカーだったのでしょうか。所有者ご本人もよくご存じないそうですので、情報をお持ちの方がありましたらよろしくお願いします。

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