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2010年1月 7日 (木)

癖?

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 竹久夢二が描いた女性のような風情で座る「くま(仮名)」さん。だらしないといえばそうかもしれませんが、女性がこういう風に座っている構図の絵、けっこうよく見るなぁ、と思いませんか?

 滑りやすくいフローリングの上で安定しないというだけでなく、この座り方は彼女の身についたもの。カーペットが敷いてあろうが飼い主の膝の上であろうが、どこでもこの座り方。癖になっているのです。人間でも「無くてななくせ」といわれるぐらいですから、犬に座り方の癖があっても不思議ではありません。
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 で、今日は五節句のひとつ、人日(じんじつ)です。五節句は一桁の同じ奇数が月と日で重なる日ですが、さすがに元日は別格なのではずして、今日をトップバッターに、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午(たんご)、7月7日の七夕(読めますか?)、9月9日の重陽(ちょうよう)まで。

 私のように鉄分の多い人間は、旧暦の重陽の節句の日に合わせて新橋~横浜間の鉄道が開業した、という話を思い出してしまいます。その年、明治5年は閏年。旧暦の閏年は日ではなく月が一つ多いので、月給も13回支給となりますが、財政難であった明治政府はこれを回避するために太陽暦に切り替えた・・・・・社会科の教師だった頃はこんなヨタ話をしては「うそやぁ~」と言わせ、それに続くやりとりの中で夢の中にいる生徒を現実に引き戻したものです。
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 で、いつのまにか人日の節句が七草粥の日になってしまったのだそうです。ななくさなずな、とうどのとりが、にほんのくにに、わたるまで・・・・・。母はこう歌いながら、春の七草を細かく刻んでおりました。その七草は近所の河川敷などから父が見つけてきたもの。今思うと、けっこう怪しいものを食べていた可能性もあります。

 春の七草を探すときには、「せりなずな、ごぎょうはこべらほとけのざ、すずなすずしろ、これぞななくさ」と呪文を唱えます・・・などというと、若い人など本気にしかねませんね。

 せり(芹)、なずな(薺)、ごぎょう(御形)、はこべら(繁縷)、ほとけのざ(仏の座)、すずな(菘)、すずしろ(蘿蔔)という7種類の植物。これをお粥に入れて食べますので、細かく刻むのです。とうどのとり、っていうのが長い間疑問で、「凍土の鳥」で白鳥か? などと思っていたアホな時代もありましたが、さすがに人にものを教える立場になって「唐土の鳥」すなわち外国からやってきて畑を荒らしたり疫病をもたらしたりする好ましからぬ鳥、ということだと知りました。今ならさしずめ鳥インフルエンザというところでしょうか。
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 残念ながら私に七草を探す能力がないのと、青臭さ満開のお粥が子供たちに不評なことから、昨年あたりからフリーズドライの国産七草という「変なモン」に頼っておりますが、それでもこうした習慣は続けていきたいもの。今は嫌がっている子供たちも、家庭を持ったら「そらあかん、食べるモンと決まってるんや」と言いつつ嫌がる子供たちに七草粥を食べさせるようにな・・・・・ればいいな、と願っております。そう、これも文化の継承なのです。

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コメント

はい、私の家では、私だけが食べなくて、娘二人をふくむ
全員が食べます。

私は昔から、香草(セロリ、中国パセリなど)全然ダメです。

七草がゆ、別に七草すべてを入れなくても良いという説もあるみたいですね。
みなさん、律儀ですな。
うちでは今年は事情により正月からおじやが続いていましたので今更感があります(笑)

 マオじぃ さん

 ご無沙汰しっぱなしです。お元気でしょうか。

 あんなにお酒を召し上がるのに香りのきついものが駄目とは。

 二右衛門半 さん

 そもそも七草そのものに意味があるわけではないですからね。
お腹に優しいものを食べればそれでいいわけですが、今時は
お正月だからといってごちそうばかり食べるわけでもないので
お腹休める必要が無い人も多いはずですね。

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