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2009年12月 5日 (土)

恋い焦がれる

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 これが噂の「腕枕をして寝る犬」。休日など、家族がリビングにいるときは、こんな風に半分すねているような顔をして寝る、それが「くま(仮名)」さんのスタイルです。実に羨ましい限りです。前脚がしびれたりしないのかな、と他人(犬)事ながら気になりますが、この写真を撮ったすぐ後に、ガバッと起き上がってクンクンカチカチと騒ぎ始めたぐらいですから大丈夫なのでしょう。

 遠くへ出かけない休日でしたので、そこら辺を整理しておりましたら、ペントレで手に入れた萬年筆が出てきました。もったいなくてインクを入れることもできずにそのままになっている一本、ブルーのアウロラ・オプティマです。
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 寝姿が美しいペン、という賛辞がが本当にぴったりくる萬年筆です。こうして何となくパッドの上に転がしておくだけで「風景」になります。国産の仏壇萬年筆あたりがしっくり来そうな「事務用箋」の上にあえて置いてみましたが、まずまずです。

 ある意味、ありふれた萬年筆なのに、なぜインクも入れられないのか。これは完動品ですから、入れたら漏れるから、というのは答にはなりません。この萬年筆は吸入式ですから、インクを入れたらペン先を拭わなければなりませんが、実はそれがイヤなのです。
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 これがインクを入れさせない原因。ペン先が綺麗に(見苦しく?)焼けております。この焼け具合が実にいい雰囲気なので、これをそのままにしておきたいのです。インクを拭ったときに、万一インクが「クリーナー」の働きをしてしまったら困る、という勝手な思い込みで、つけペンで書いてみることすらしていないのです。

 どうなんでしょうか。穏やかで清浄剤なんかが入っていないようなインクがあれば書き味を試してみたいのですし、「んなもん、ペン先こすったぐらいで色変わるわけないやろ!」という先達の力強い励ましがあればこわごわこすっても見ますが・・・・・。

 堅めだけれども不快ではない、そんな乗り心地を持つクルマ。少々荒れたところを走り抜けると、タイヤは激しく上下に動いているけれど、ダンパーがよい仕事をしているので、衝撃はほどよく減衰されてお尻に伝わってくる、そんなクルマにも似た感じの書き味、それがオプティマ系のイメージです。あかく焼けて鈍く光るペン先を煌めかせつつ、ササササッと書く、そんな日は来るのでしょうか。
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コメント

この色のオプティマは、万年筆を買うようになった当初から欲しい一本です。
でもなぜか、いまだに縁がありません。
いつでも買えると思ってしまうと、どうにも駄目ですねぇ。

 su_91 さん

 とはいえオプティマもマイナーチェンジを重ねておりますから、この仕様がいいな、というときに押さえておかないと後悔しますよ。

 私はペン先やクリップ、リングなどが銀色なのより金色の方が好みなのでちょうど良かったのですが。

私もオプティマがずっと気になっています。
初めてPen and message.に行った時に、店主さんより手渡されたのがオプティマだったような記憶があります。
私は深紅のオプティマが欲しいですが、この青も非常にキレイですね。。。

くま(仮名)さんの腕マクラぜひお願いしとうございます(*`艸´)
我が家のちょびは人間のように仰向けになったりすることが多いように思うので、とてもかわいいですね!

うーむ。細くてスタイリッシュなのが欲しいと思ってはいても、こうやってまた鮮やかなブルーを見せ付けられると欲しくなってしまいますね!

 foolsbook さん

 赤も良し、緑も良し。この青もいいですし、銀のヤツもいいです。ずんぐりむっくりなのにスタイリッシュというオプティマ。そして、最初に書いたときにはそんなに感動しないのに、インクを入れて一月ほど放置しておくと信じられないほど良くなっている、そんな変態ぶりも素敵なペンなのです。

 ちょびママ さん

 我が家の犬たちも、家の中にいるという安心感ゆえか、よくお腹を放り出して仰向けになって寝ております。この腕枕の状態から、寝返りを打つようにぐるりんと回転して仰向けになるのが彼女のいつものパターンです。

 そう、外見の美しさでペンがほしくなるというのは、もうすでに相当深いところまで萬年筆菌が入り込んでいるのかもしれません。おぉ怖!

 こんにちは。

 首軸が初期のものではないことから察するに、ニブ&ペン芯をすげ替えたもののようですね。

 エボ焼けは、インクを吸入してティッシュで拭う程度なら落ちないと思います。尤も、綿棒なんかで表面を擦ると簡単に落ちてしまうので、注意が必要です。

 monolith6 さん

 ご教示ありがとうございます。なるほど、こういうものは
見たことないな、というのもうなずけました。

 あまりにも初期のものですと、素材故に軸がベコベコに
なっている個体がほとんどですので、このあたりに古さが
ちょうど良いところです。

 ペン先、そぉっとやってみようと思います。

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