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2009年12月 1日 (火)

トレドの日・12月

Rimg0239  野生を取り戻した?「くま(仮名)」さん、ではなくて、これはお得意の「遊んでちょうだいっ!」攻撃をしているところです。彼女には、ご幼少のみぎりからとっても変な癖があるのです。遊んでほしいとき、人の顔を見つめながら口を開け閉めして、歯をカチカチ鳴らすのです。口を開けて、歯をカチカチいわせてみてください・・・・・そう、その音がするのです。

 柴犬を飼うのははじめてでしたので、柴犬にはおもしろい習性があるものだと思っていましたが、お散歩に連れ出すようになってびっくり。誰に聞いてもそんなけったいな犬は初めて、などとおっしゃいますし、獣医さんに相談しても「おもしろいですねぇ」と感心される始末。歳があがるにつれ、カチカチも次第に巧妙になってきて、最近では甘えたうなり声を発しながらカチカチいわせられるようになりました。

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 トレドというペンそのものを紹介する「トレドの日」は、もうこれぐらいで十分かと思います。毎月1日はトレドの日、というのはいいとして、今回で一応の区切りということになるでしょう。

 春には黄色いトレドも出る、などという噂もありますが、綺麗だとはいえ、色物トレド、どうもピンと来ません。やはりトレドといえばこれ。初期型で金一色のニブがついたヤツです。

 いわゆる最初期型というものを何人かの方に見せていただいたり、書かせていただいたりしたことがありますが、いずれの個体もニブがヘロヘロで、ちょっと筆圧をかけると先がパカッと割れる、というものでした。逆に、そうであるからこそ、紙に触れた瞬間に柔らかさを感じ取ることができますし、柔らかいのを確かめるかのように筆圧をかける必要もありません。

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 実に端正な、本当に美しいと感じるペン先。正対しておりませんが、珍しくまともに撮れました。これを連れて帰るとき、もう1本、EFのペン先を持つ個体とで悩みましたが、ペン先のしなり具合でこちらに決めたことを覚えています。もう1本の方のペン先は、実にかっちりとした感じで、全く違うペンと思えるほどでした。そこらへんは、ペン先そのものの個体差、ペン芯との組み合わさり方などによって変わってくるものなのでしょう。

 見るため、見せるためのコレクションならともかく、自分にとって気持ちよく書ける萬年筆を手に入れたいのなら、必要以上に噂に振り回されないようにすべきです。何というブランドのいつ頃のヤツはペン先が柔らかい、なんていう話を聞いて興味を持ったとしても、はたして自分が同じように感じ、感動できるという保証はありません。逆に世間で酷評されていても、自分が書いて気持ちよければそれがベストな萬年筆なのではないでしょうか。

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 このペリカンさん、お顔はいかがでしょうか。美人コンテストが開かれたこともあるという胴軸のペリカンですが、私には審美眼がないのでどの子が美人で不細工なのかが分かりません。目のあたりを見てウルトラマンに似ているかどうかを見分けるぐらいがやっとです。それでいくと、目はまずまず丸い方で、さほどウルトラマン顔ではないと思います。

 このペンは最初期型ではなく、「2番目」などといわれるタイプのようです。ペン先は同じくらいヘロヘロですが、最初期型の尾栓が刻印などのないつるつるなものであるのに対して、私のものにはPelikan W.- Germanyと刻印されております。さらに後の世代になると刻印のW.-がなくなり、さらには刻印そのものもなくなっていくようです。併せて、ニブもバイカラーのものへと変化していきます。

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 同じメーカーの、同じモデルの萬年筆でありながら1本ずつはっきりと分かるほど書き味が違うというのは、実におもしろいことです。逆に、書いてみなければ自分に合うのかどうか分からない、という怖さもありますね。

 今年も残りわずか。気がついたら新年を迎えていることでしょう。寅年にちなんでトレドで何かやるんじゃないか、といわれていますが、何もやりません(きっぱり)。同じペリカンの白虎も持ってません。今年のお正月にやったトレド丑は、たまたま並べてみたらできたので・・・というだけのことです。何でも最初にやったモン勝ち。まねや二番煎じがオリジナルを越えることはないのです。

 せっかくのお正月、何かおもしろい企画を考えないと・・・・・とは思うのですが、もうアイディア枯渇しました。こんなんやってみたらどう? なんていうご提案、ありましたらぜひお聞かせください。

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コメント

「年越し、来年、どないしたもんでっしゃろ・・・」とのテーマで、名古屋サミットをいたしましょう。

 Bromfield さん

 首都圏と関西とにそれぞれ在住するもの同士が名古屋で会いましょうってごく普通に約束するあたりに恐ろしさを感じつつも、楽しみにしております。

元祖1日トレドの日、結構面白かったです。実のところ私は毎月1日にはペン先時計に置く一本を替える事にしようかと思っております、注文中の一本置きは届いていませんが、ペン先時計の万年筆を月替わりで1日に撮っていこうかなって・・笑 来年はもう一本だけトレドが欲しいとは思いますが、年寄りの欲望はきりがありませんからね(笑)

自分も「今月の8本」がちょっとマンネリ気味なので来年から「今月の○○」でリニューアルしたいと思います!それと更新日をちょっと変更してみようかな〜〜と思っております!基本の月15回の更新は動かさないようにと思っておりますが、それ以外をどうするか……ちょっと思案中です!

皆さん、色々テーマを考えられていて、すばらしいです。
私などは特に何も無いので、そのうち何かひねり出したいところです。
ところで尻軸に刻印のあるトレド、はじめて見ました。
勉強になります。

 夢待ち人 さん

 そうやって新しい企画が生まれるきっかけになれたのでしたらうれしい限りであります。

 時計の前に置いて様になるペン、確かにおもしろそうな、そして難しそうな企画ですね。

 たがみ たけし さん

 私の場合、今月の8本と決められることに尊敬の念を抱いておりました。私なんかは成り行きで使うペン決めてますから。

 su_91 さん

 私も話に聞いてましたが実物を見たのはこれが最初でした。Blogに企画ものを入れておくと、ネタに困らない・・・はずだったんですが、トレドの日は逆に苦しんだりして・・・。

おもしろい^^

さっそくみましたよよよよよ☆☆☆

くま(仮名)そんなシャレわかりにくいですよよよよよよよ☆☆☆

 ****な皆さん

 コメントありがとうございます。

 ネット上には危険がいっぱいなので
個人名ではないけれど伏せました。
あしからず。

うーむ、トレドは、いくら眺めても飽きが来ませんね。
尻軸の刻印はわたしも知りませんでした。
ほんと、勉強になります。
誘惑というと怖いので、勉強と言うことにしておきましょう。。

 二右衛門半 さん

 勉強になると、もっと深く掘り下げてみたくなりますから、結局はその道の研究者ということになって、資料がいっぱい集まってくる・・・と。

くま(仮名)さん変顔でもかわいいなんて罪な女ですね‥!

めっちゃ高そうですが、書き味はぜひ試してみたい一品でございますね。

ところで動物を彫るのに理由はあるんでしょうか(*´艸`)
蛇っていうくくりにすると、それだけで金銭だったりいろいろありますよね!ペリカンは万年筆菌の化身でしょうか‥

記事にテーマを設けるというのは、なかなか達成するのが難しい月とかもありそうですが 達成したときは嬉しいんでしょうね(*゜∀゜)
私はとりあえず1日1回更新ってところでしょうか!

 ちょびママ さん

 そう、変な顔しても可愛い、親ばかな世界です。

 スペインのトレド、この町では昔からこの手の細工物がさかんに作られていたそうで、その技法を使った萬年筆(の軸)だからトレドという名前なんでしょうね。

 ペリカンは萬年筆菌の化身、すばらしいお言葉です。もともとは、ペリカンの胸のところが赤いのを見て、あぁこれは餌がないとき自分の胸の肉をヒナに与えているからだと勝手に人間が思い込んで、ペリカンは母性愛の象徴、ということになったそうで・・・。

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