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2009年11月23日 (月)

みりあむ

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 お昼ご飯を食べに出かける直前におさえた「くま(仮名)」さんの寝顔。彼女くらいになると家族の動きがよく分かっていて、あぁこれはみんなで出かけるんだなと思えば吠えもせず、じっと寝ております。その点修行の足りない「ちち(仮名)さん」の場合は、朝、みんなが身支度をしているのを見て家族がいなくなると知るぐらいで、それ以外は顔を見ればワンワン鳴いております。

 「くま(仮名)」さんは「ちち(仮名)」さんがやってくるまで、ずっと一人でお留守番をしていたわけで、それはそれでかなりのストレスだったのだろうと思いますが、立派に(?)なれてくれたのはありがたい限りです。
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 昨日ナガサワ文具センターで見かけて、親方のお薦めもあって購入したエッシェンバッハのリーディンググラス・・・って老眼鏡ですね。さすがに明るくて、ホームセンターで売っているものよりは見やすいように思います。もはや、こういうものがなければ細かな文字は読み取れなくなってしまいました。何につけても「変なモン」を追い求める私にとって、海外の有力光学メーカー製の老眼鏡、あまりにもぴったりすぎます。
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 今日は結婚記念日。午後から妻と二人、奈良のまちをブラついてまいりました。私たちは学生時代からのつきあいですので、まずは大学のすぐそばにある写真美術館へ。奈良市在住の写真家、入江泰吉先生が亡くなられた後、数多く残された作品の寄贈を受けて開館したもので、志賀直哉を始め多くの文人が愛した高畑の地にあります。

 入館すると、紅葉や夕景をきれいに撮るには、というテーマで無料のレクチャーが開かれておりました。えぇっ、そんなことも知らずに写真を撮っている人がいるのかっ! と驚かされる内容でしたが、聞いた人にはとてもためになったことと思います。
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 写真館を出て裏手に回ると新薬師寺です。新しい薬師寺、ではなくて、霊験あらたかな薬師寺、という意味のこのお寺、往事は現在の8倍以上の敷地に伽藍が広がっていたといわれておりますが、今は有名な十二神将のある本堂を中心としたこぢんまりとしたお寺です。

 若い頃、妻と訪ねたときにご住職に説明していただいて、何とまぁよぅしゃべる坊さんやなぁ、という印象が残っておりましたが、山門前に置かれた案内をみて、やっぱりなぁ、と懐かしく思いました。そして山門をくぐり、ふとみるとそこに一対のカエルが。ありがちなものですが、いかにもサービス精神旺盛なご住職らしい、と思わされます。
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 お寺を出て、静かな高畑の住宅街、閼伽井(あかい)町をぶらぶら下ります。閼伽というのは仏様にお供えするお水のこと。英語の祖先であるインドの言葉を音訳して閼伽。アクア、っていうことですね。

 バスが走る通りまで下ると、学生時代にオープンして今も続く喫茶店があります。実は、本日の目的はこのお店でフレンチトーストをいただくこと。神戸だ京都だとフレンチトーストを探し求めてきましたが、結局、身近な奈良の地にそれを食べさせてくれるお店があったのです。
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 どうです。このフレンチトーストの清く正しい姿。卵と牛乳を混ぜたものに漬けてフライパンで焼きました、ということを全身で表現しております。これはもう、家庭で作るフレンチトーストそのもの。私たちはずっとこれを追い求めていたのです。

 焼いてくれたマスターも歳をとりました。お店ができた当時もフレンチトーストはあったのでしょうか。あの頃はこの近辺に喫茶店がほとんどなかったので、学生でいつもいっぱいでしたが、休日ということもあってか、地元のなじみ客を中心にゆったりとした時間が流れる店内は、ほとんどあの当時のままです。
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 一緒に頼んだエスプレッソに添えられたチョコレート。ノンシュガーのコーヒーといっしょにチョコレートを食べる「ショコラ・パリ」なんてCMが盛んに流されたことがありましたが、「これ、チョコレートです」と教えてくださったマスターの奥様はとっても美しいフランス人。そういう意味でもこれは正統派のフレンチトーストなのです。

 二十数年ぶりにみる奥様は相変わらずお綺麗。お顔もスタイルもすばらしいのだけれど、なんと言ってもその佇まいが綺麗なのです。古い道具を愛し、音楽を愛し、とってもおいしいカレーを作るマスターが惚れ込むのも無理はない、と思わせるミリアムさんに会うために、この次はカレーを食べに来ようと思います。
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コメント

結婚記念日、おめでとうございます。

こちらのブログでは神戸界隈のお話しはよく拝見するのですが、奈良の名店案内、参考になります。奈良の散策もこの時期、良いですね。百人一首の猿丸大夫「おく山に もみぢふみわけ なく鹿のこゑきく時ぞ 秋はかなしき」というのを想い出しました。

 Bromfield さん

 ありがとうございます。

 鹿の鳴き声というのはあまり詩的なものではないのですが、確かにこの時期、鳴いているのを聞いたことがあります。

 昨日雨だったせいか、今日はものすごい人出で、奈良を訪れる観光客にとっての入り口が近鉄奈良駅ですが、そこから徒歩で10分から15分ほどの大仏殿の前まで、バスは50分ほどかけて走って、いやのろのろと動いていたようです。

 高畑界隈は本当に大好きなところで、もし知人が奈良に来たら観光地よりこのあたりを案内したいと思う、そんな場所です。

結婚記念日おめでとうございます。

ここはお勧めだと思う場所には観光客はいない、三重県でもよく見られる光景です。
なんでも観光客がゴミを食わせていく為に、奈良公園の鹿が激減しているんですってね。
賑やかしいのは良いことですが、それに伴っていろいろと問題が起きてきますね。

ちなみにBromfieldさんがおっしゃったその和歌、三重県四日市市で詠まれていますが、もみじ谷を訪れる観光客もそうはいないようです。

 二右衛門半 さん

 ありがとうございます。

 件の和歌が奈良の話ではないと知ったときからもみじ谷に行きたいと思っておりますが未だに果たせておりません。

 ビニールゴミを食べてしまい、消化器系がおかしくなって死んでしまうということですね。観光客が油断していると、勝手に鹿が鞄の中をあさるのです。

結婚記念日、おめでとうございます。
確かカールツァイスもめがねを作っているので、そちらなんか威張りが効きそうですね。
フレンチトースト、昔は苦手な食べ物でしたが、果たして今はどうでしょう。
もう二十年以上食べてませんね。

 su_91 さん

 ありがとうございます。

 カールツァイスもいいですね。威張れそうに思えますが、知らない人の方が周りには多いので・・・。

 昔の食パンはすぐに固くなったので、それを卵と牛乳の液につけ込んで焼いてもらった、そのおいしさが原体験ですね。

エッシェンバッハの老眼鏡って……ルーペだけだと思ってました!「変なもん好き」の面目躍如ですね〜〜その偉大な「変なもん好き」の方に長年連れ添ってこられた奥様はさらに偉大だ〜〜(笑)!

これからも夫唱婦随で金婚式まで頑張って下さい!応援してます!(てか、応援したからってどうなるもんでもないのですが……)

 たがみ たけし さん

 いや、変なモン好きやで、この娘、っていう確信に近いものがあって、一緒になったのかもしれません。

 それと夫唱婦随ではなくて・・・と、一応恐妻組合理事長として書いておきます。

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