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2009年8月11日 (火)

お墓掃除

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 気づかれないように遠くからねらったのに、しっかり気づいて顔を上げた「ちち(仮名)」さん。この子はけっこう敏い子で、家族が朝ご飯を食べるまではワンワン騒いでいますが、身支度を調えているのを見るとドテッと横になってしまいます。今騒いだら遊んでもらえるとか、もうみんな出て行くからアピールしてもムダとか、そういうあたりをきっちり見極めております。しかしながら人生経験の乏しい犬の悲しさで、未だにFAXで送受信しているときにはベロンと出てくる紙を見ては吠え倒すのを可愛いと思うあたり、親ばかですねぇ。
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 山上宗教都市として、狭い街中に1000人以上はお坊さんが居るという高野山。訪れる人のほとんどが観光客であり、「おぉこれが光秀の墓か・・・切腹してるぞ」なんていいながらそぞろ歩く奥の院の一角に我が家のお墓があります。何も知らない人にはうらやましがられたりしますし、なかなかそんなところにはお墓を持てないものですが、持っているとこれがまた大変。高野山は大変に交通不便なところで、自宅からの距離はさほどでもないのに、車で行くにしても電車で行くにしても1日仕事になってしまいます。

 春秋のお彼岸とお盆は、お墓参りの人と観光客が同時に訪れるので道路も電車も混雑してけっこう難儀をいたしますが、私が子どものころに比べると電車の乗客はグッと少なくなりました。その分、クルマで訪れる人が多いのですが、サンデードライバーには酷な道ですので、いわゆる「サンドラ・ブロック」が頻発して、余計に所要時間がかかるという悪循環。運転に自信のない人、根拠のない自信を持っている人は電車をご利用いただきたいと切に思います。
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 ガタガタ揺れるケーブルカーの窓枠を台座にした割には字が読める程度に撮れております。最近のカメラの手ぶれ補正はたいしたものです。大阪の中心部、難波から約1時間半で電車の終点、極楽橋駅。その先はケーブルカーとバスを乗り継いで高野山の街に入ります。

 所要時間5分のケーブルカーは、山上の高野山駅付近で551パーミルという急勾配。水平距離1000メートルに対して垂直距離551メートルということですので・・・・・三角関数覚えている人は計算してみてください。

 高野山に至る路線、計画段階では奈良県五條市付近を経由する予定でしたが、地元の反対で和歌山県橋本市付近を経由して極楽橋に至る現在のルートに変更されました。結果、大変な急勾配と曲率の小さなカーヴが連続しており、車体長18メートル程度の車両が40キロにも満たない制限速度の下で運行されております。
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 この路線が通らなかったことで五條は大変惜しいことをしました。今、五條市にはJR和歌山線が走っておりますが、夜の10時を過ぎると電車がないような閑散線。一方の橋本市は南海電鉄による沿線の宅地開発で大阪のベッドタウンとして発展しております。ちなみに、五條市も大阪のベッドタウンなのですが、大阪へ出ようにも電車がない。仕方なく、マイカーで橋本市へ出て南海電鉄を利用する人も多いようです。奈良県には他にも、「鉄道なんか要らん」と言ってしまったためにその後の発展が妨げられたという街がいくつかあります。

 お墓を掃除してお参りを済ませ、有名な刈萱堂の対面にある、我が家がお世話になっているお寺へご挨拶に。現住職は先代の息子さん。先代は私の祖父の呑み友達でした。そういうつながりがあればこそ、奥の院にお墓、なんてのが実現したわけです。

 一度高野山に上がってしまうと、帰りの電車の時刻を気にしながらの時間つぶし。いつも利用するバス停の前にあるこのお店、今日はこれを紹介したくて記事を書いているようなものです。どうです、とってもあやしくて素敵なお店でしょう。
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 二右衛門半さんのような店主を想像してしまいましたが(失礼)、まだ恐くて戸を開けたことはありません。仏教、神道、民間信仰に遠野物語、その他諸々のトンデモ本に出てきそうな内容。腰にザイルを巻き、それを屈強な人に店の外で握ってもらった上でなら入っていけそうです。でも案外、こういうお店に限ってごく普通のおじさんが店番していて、置いてあるものも普通だったりして・・・。

 高野山に住んでいる人からもらった萬年筆を紹介する予定でしたが、長くなりすぎましたので今日はこの辺で。まぁ、お盆ぐらい萬年筆から離れたらどうやねん、という声がどこからともなく聞こえてきたりしたら、それこそ稲川淳二さんの領分ですね。
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コメント

子供の頃、近所のお寺が主催していた高野山の夏合宿に参加した兄達が、道中の山道のカーブでバス酔いが辛かったと言ったので、私だけはずっとその合宿には参加しませんでした。
やっぱ、本格的な山道のようですね。
高野山合宿に参加しなかったバチが、最近当たっているような気がします。

 foolsbook さん

 まぁバチが当たってることもないのでしょうけれど・・・。高野山に通じる道はいくつかありますが、刈萱伝説で知られる九度山から高野山の大門に至るルート、かつては有料道路だったこともあって一番整備されていて全区間2車線ながら、実は一番酔いやすいという厄介なことになっております。観光バスなどはほぼ100パーセントこの道をたどりますが、きついカーブでは乗用車ともすれ違えないことがあるほどの道で、これを下っていくとき、運転しながら酔ったことが何度かあります。運試し、三半規管試しにいかがですか。

まじない秘法の店、この店の札に見入った時、もうまじないにかかってしまったようなモノですね。ここは是非とも扉の向こうを探検して頂きたいと思います。果して高野山に万年筆仙人の二右衛門半さん(コレクターを超越された)がお住まいになっているのか、興味深い所・・(親愛なる二右衛門半さんにはくれぐれにも誤解のないように・・笑)

ここ数年、お墓参りもしていない罰当たりモンです。
高野山も、行ったこと無いですねぇ。
でも酔い易いという道、一度愛車で走ってみたいものです。

 夢待ち人 さん

 高野山まで行かずとも、我が家から歩いて行けるところに「東洋民族博物館」という、これはもう仮面ライダーに出てくる怪人の親玉が潜んでいるとしか思えない建物がありまして・・・・・。googleで検索すると写真入りで探訪記があがっておりますが、ここは本当に近づくのも怖いような感じでした。
 期待しているのが、高野山の店に突入したら珍しい萬年筆を発見、なんてことなんですが・・・。

 su_91 さん

 毎日の生活がそのままバチあたりな私ですが、子どもの頃からお墓参りをするのが「仕事」だったので、今でもごく自然に行きますね。それでも毎回感動するのが、母の従兄弟(80近い)が綺麗に掃除をしてくれていること。ですので、私の墓掃除なんてちょいちょいとその辺をなで回すだけです。

墓掃除、お疲れ様でした。
わたくしの方も本日、1件のみ済ませてきました。
参りに行く墓は4件ほどあり、うち1件は兵庫県の山奥な上、詳しい場所を知らないと言うことで行きませんが、残りは全てこの付近ですから大変です。
墓巡りだけで結構な時間を喰いますよ。
うち1件は元々、池上本門寺にあったものを大変な思いをしてこちらまで移設したらしいです。
移設しなければ東京に遊びに行く理由が出来たのにと思うと残念です。
というわけでうちでは5代ぐらい前の先祖まで同じ町内、もしくは隣町ですから帰省する必要はありません。
高野山は大変でしょうね。

小学校の林間学校は高野山、臨海学校は白浜、修学旅行は伊勢というのが大阪市内の小学校のお決まりでした。
高野山での思い出は夏なのに涼しく静寂なこと。
画像を見るだけでも涼しげですね。

 二右衛門半 さん

 いやぁ、実にお墓関連は大変なご様子ですね。遠いところにあると、よほど忙しいときには「ごめんなさい」できるのですが、お近くにあるということですとそうもいかないでしょうから。

 しげお さん

 臨海学校はなかったですねぇ・・・。その代わり、教員養成系の大学でしたので4泊5日の水泳実習ってのを二見浦でやりましたが、年頃の大学生ですから、スキーと同じで夜の方が気合いはいってましたね。

 高野山は涼しいのですが、慣れてくると暑いんですね。実際、住んでいる人は夏になると暑い暑いと言ってますね。

あら、つきみそうさんも二見で水泳を?
うちの母校も二見で水練があるんですよ、しかも「ふんどし」で。。。

 二右衛門半 さん

 ふんどしで泳ぐとお腹が冷えなくていいそうですね。水泳実習では大学の教官で泳ぎに自身のある人(もちろん資格あり)が教えてくださるわけですが、中に赤ふんの人もいましたね。

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