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2009年8月24日 (月)

Tough

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 先週末に満1歳となった「ちち(仮名)」さん。やんちゃ盛りで目に入るもの全てを破壊し尽くす上、先住犬たる「くま(仮名)」さんを追いかけ回して噛みついたりマウンティングしたりとやりたい放題。そのため、なかなかケージから出してもらえません。

 それでも、「アンタはダメよ」と贔屓するとすねるでしょうし、ストレスがたまって可哀想です。危なそうなものを全て待避させて・・・というのも無理ですので、ここ数日は逆転の発想で、彼女が大好きなものを配置しておいてからケージの戸を開ける、という作戦をとっています。

 これが今のところは大成功。彼女が満足げな表情でかじっているのはライツのステープラーが入ったパッケージ。エイリアンの頭部を想わせるこのステープラー、それほど使いやすいものではありませんし、針がしょっちゅう詰まるのも困りもの。そして何より、パッケージから出すのが本当に大変なのです。
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 「ちち(仮名)」さんに噛まれるようになって3日目のパッケージ。犬歯が貫通したところもありますが、ブリスターパッケージとしての形をしっかりとどめております。これを買ってきて使おうとすると、カッターナイフか何かでパッケージを切り開く必要があります。欧米の製品にはこういったタフなパッケージに入ったものが多いようですが、これは今までに出会った中で最強です。これまたタフな「ちち(仮名)」さん相手に何日もち堪えてくれるのか、この先が楽しみです。

 お盆休みに萬年筆の杜、いや叢というべきでしょうか、雑然とペンが積み上げられていたのを整理移動しました。そのとき、あぁこれも最近書いてないなぁ、と手に取ったのが昨日登場したサハラとOmas。サハラには「派手なもん同士」ってことで、新品の時からずっとウォーターマンのフロリダブルーを、Omasには、その美しいブルーの軸にあわせて色彩雫シリーズの紫陽花を、それぞれ入れておりました。
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 ふと気になって洗ったのが8月14日の夜。いつまでも出てくる青い水に根負けして、蛸壺に張った水に浸け置くこと1週間。その間、毎日水を取り替えておりましたが、いつまでたっても清く透明な水にはなりませんでした。いずれのインクも染料タイプ、それほど心配することもないのでしょうが、何となく気分がすっきりしません。

 親方の超絶調整を受けて最高の書き味であったPILOTエリートのショートタイプも、半分以上蒸発したような旧タイプブルーブラックのカートリッヂを入れていたことが災いしたのか、ささっと洗って現行ブルーブラックのカートリッヂを入れて以来、むちゃくちゃに渋くなっております。これもあわせて、前々から一度使ってみたいと思っていたロットリング・クリーナーを試してみた次第です。
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 まずはエリートから。お猪口に入っているクリーナーを吸わせたり吐かせたりしたところ、液がほんのりと青くなったかな、という程度。クリーナーを充填したコンヴァータを装着した状態でしばらく経過観察してみることにしましょう。

 タフなのは何といってもOmas。水の出し入れではほとんど青い水が出なくなっていたのですが、エリートと同じことをしますと、液が真っ青になりました。お猪口の底が見えないほどの濃さです。タンクにクリーナーを満たして放置し、3時間ほどしてから吐き出させてみるとまたも青い液。改めて新しいクリーナーを吸わせてさらに3時間、今度は透明な液が出てきました。下の写真は、これから吸わせるぞ、とペン先を浸したときのもの。浸けただけですでに液が青くなっております。
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 お前はなんちゅう管理をしてるんじゃっ、萬年筆が可哀想やろがっ、と怒られそうですが、どちらもキャップを開けると普通に書ける状態からのスタートです。当面使わないから洗って・・・と思わなければ、何の問題もなくそのまま使い続けていたことと思います。

 Omasの方は、タフで知られる色彩雫を入れていたことも効いているのかと思います。カーボンインクでなくても、こびりついているものを落とすような力もあるのかもしれない、というのがロットリング・クリーナーを使ってみた感想です。

 あとは、経過観察中のエリートがどう変化するか、というところ。これは入れていたインクがインクですので、もう少しじっくり浸け置きたいと思います。

 サハラは、ペン先を浸けて状態でクリーナーを吸わせてタンクを洗浄した(つもり)後、ペン先ユニットを外してクリーナーに浸け置き。下の写真の右側のように、多少液が青くなりました。とりあえずサハラはこれで良し、です。ちなみに左側のお猪口に入っているのがOmasから吐き出された液です。ストロボの着いていない肉眼で見ると底が見えません。
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 ロットリングのクリーナー、なかなかに効果的ですが、どのようなものをどういう風に攻撃するのか、今ひとつはっきりしないところもありますので濫用は慎むべきかと思います。こういうものを使わなくても済むように、萬年筆はこまめにメンテナンスしてあげましょう。

 作業したのは欅の一枚板を脚に載せただけの座卓。仕上げに塗られているオスモの塗料、ひ弱いものですが、ロットリングのクリーナーで簡単に剥けてました。ん・・・そういう用途にも使えるのか? でもムラになったりしそうでとても怖いです。

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コメント

なかなか威力がありますね!ペン先、ピストンの洗浄には効果的ですが……やはりちょっと腰が引けてしまいますね!自分の持ってる万年筆は現役を引退していても可笑しくないじいちゃん、ばあちゃん万年筆が多いので〜〜

最近インクは2〜3種類だけになりました!多いのはパイロットの普通のブルーですね〜

 たがみ たけし さん

 心配でしょ、これ。効く薬ほど怖い、っていう奴です。

 で、いたわってあげたい皆さんにはアルカリイオン水がよいかと。元町のお店で店主の指の汚れをどうやったら落とせるかと考えていたK女史が見つけた逸品。これとメラミンスポンジを併用すれば指に着いた色彩雫も綺麗に落ちてしまいます。

 カートリッヂを外してふき入れてやると、色の付いた液がペン先からしたたり落ちます。吸入式なら吸わせてみましょう。pHが高い水ですから、材質への悪影響はそれほど心配しなくてもよいのでは、と思います。ただ、指につくとヌルッとするあたり、あぁ蛋白質溶かしてるなぁ、アルカリやなぁ、と実感させられます。

ステープラーごと「ちち(仮名)」さんのおもちゃですか・・・
なんかもう、豪気と言うかなんというか。
うちのわんこは、一時期空ペットボトルがおもちゃでした。

青いオマスは美しいですねぇ。
こんなの、ほしーです。

色彩雫は、ホントにしぶといですよね。
私も洗うときは、超音波洗浄器を併用しても数日掛かりです。
アルカリイオン水は、入手しようと思いつつ、なかなか買えてません。

 su_91 さん

 豪気っちゅうより、むしろ弱気なんですよ。並のもんではすぐに形がなくなるので、なかなか破られないこのパッケージに期待、というところです。

 じつはこれ、昨年の春あたりに異動される方への餞別代わりに刈っておいたものが数個残っておるのです。パッケージが破れそうになったら中身を取り出して使おう、ということですね。

 青いOmas、本当に綺麗ですしペン先も吸い付くようなと形容される評判通りのものです。しかしそこはOmas、吸入機構の動きの渋いこと渋いこと。軸がやせてきたのか、もともと精度が悪いのか。Omasは使うより飾っておくものだと思いますね。

台所用洗剤でもかなり落ちますよ。
BOSSじゃないところが効いていますね。

 台所用洗剤は効く、ってのはよく聞きますね。ただすすぎが不十分だったら・・・と思うとペン先ばらせない私は躊躇します。

 ちなみに現在Omasはアルカリイオン水につかりっぱなし。まだ青い水が出ます。

台所用洗剤は私の見たところ、きれいにする効果より、インキ誘導駅と同じような働きをする効果の方がより強いみたいです。
洗浄不十分はあまり問題にならないように思います。
あくまで私感ですけどね。

きれいになると良いですね。

 二右衛門半 さん

 なるほど、界面活性剤が効くんでしょうか。まだ継続中なので試してみます。

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