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2009年8月27日 (木)

可搬箱型収納什器・漆

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 家族がみんな寝てしまったので仕方なく眠る「ちち(仮名)」さん。犬というのは自分や仲間の匂いはどんなものでも平気だそうですが、それにしても自分のおしっこが染みこんだトレイに鼻先を向けて寝るというのは???です。

 いったんこの状態になると眠たいのが優先されるようで、人がそばを通ったぐらいでは反応しなくなります。そう思って油断していると、眠りの浅い時に通りかかってキャンキャン鳴かれて往生する、ということもあるので注意は必要ですが・・・・・。
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 新型インフルエンザ発生のあおりで、すでに新学期が始まっているところも多いようですが、私のところはいつも通りに9月の頭から新学期。実質的に夏休み最後となる今週は「宿題チェックウィーク」だそうです。今日も「やり終えた宿題をなくした」という悲劇のヒロインが学校に来ていました。

 夏休み中は、対外試合や研修会などでかなりの職員が学校を留守にしています。残っている教員で課題プリントのあまりを探したりして、ひっそりしていた職員室が久々に賑やかになりましたが、同時に夏休みの終わりを意識して悲しくなりました。毎日出勤してはいても、夏休みが終わるのは悲しいものなのです。
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 で、私の夏休みの宿題といえばこれです。岡山で夢待ち人さんに、「あれどうなってるの?」と聞かれて、それこそ宿題やり残して夏休みも残りわずかとなった子どもが母親に責められているかのごとき心境になりかけました。木工室は暑いのでつい足が遠のきます。それも作業が遅れている大きな原因の一つでした。

 秋風が吹くようになって、作業そのものは汗水垂らすことなくできるようになりましたが、肝心の工作技術が確立できておりません。ルータで木を彫るというのはそれ自体簡単な作業ですが、一つの失敗もなく20本ほど彫る、というのはなかなかです。
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 トレイになる桐の集成材、精度を出すために丸鋸盤できっちり切断したところ、それでは箱の中にはまり込んで出てこないことが判明。やむなく数ミリ小さなサイズにしました。これを持ち歩くと少しカタカタ鳴るかも知れませんが、下の方になるトレイを持ち上げるために紐をつける予定ですので、それを少々立派なきしめんタイプのものにすれば解決できるものと思われます。

 当初はトレイ3段重ねの計画でしたが、実際はめ込んでみると大きく隙間が空くことがわかりました。結局、4枚重ねできっちり蓋が閉まり、なおかつ中でガタつかない、という厚みになるよう、自動カンナ盤で削りました。
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 3段目までは箱の「壁」に支えられるので問題ないのですが、その上に乗るだけの4段目は滑り落ちる危険があります。3段目にダボか何かをたてて、4段目の底に開けた穴にはまり込むようにする計画です。

 そうなると、トレイの縁はある程度の幅がないといけません。試作品(7月6日)ではトレイ1枚に18本のペンが収まる計画でしたが、少々減らすことになりそうです。あと、アタッシェケースのように持ち歩くとき、ペンが水平なのと垂直なのとではどちらがbetterなのか、何かヒントがありましたらご教示いただければと思います。
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 スペース効率からいうと、持ち歩く時にペンが垂直になるようなレイアウトが望ましいのです。デスクペンほどの長さのあるペンを収めることはまずありませんから、そんなに長いスロットを掘っても無駄になります。トレイ自体を小さくして、4段ぶち抜きのインク瓶が入るスペースをもうける、という案もあるのですが、インクを入れると今以上に重くなりそうです。

 ちなみに、箱とトレイ4枚で重さ3キロ。トレイをえぐってそこにペンが入るので差し引きゼロ、もしくは若干軽くなるか、というところです。あとはトレイを完成させて塗装し、次に箱の部分を鞄の形に組んで塗装すればできあがり。たった1行で書ける作業ですが、なかなかどうして重たいものです。
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コメント

セーラーの営業用鞄は水平での収納となっていました。
知っているのはそのぐらいですけどね。

いよいよ形が見えて来ましたね、やってみると気が付かなかった所とか新たな工夫とか出てより発想に膨らみが必要になる様は見ていても心躍ります。私的にはゴルゴ13のアタッシュ風より少し温もり感のある色合いが良いのでは?なんて想像してしまいます。自分が作るには大変でしょうが、こうして過程を拝見させて頂くのは実に楽しいドキュメントですね・・(*^_^*)

 二右衛門半 さん

 営業用の鞄がそうだ、というのは効きますね。しかも水平の方がスペース効率がよいので・・・・。

 夢待ち人 さん

 あぁでもないこうでもないと造りながら行き当たりばったりに設計変更していく、まさしくかち割り大工というヤツです。造りの悪い所を何とか見た目でカヴァーできるような塗装を考えているのですが・・・。

ペンの収納は、ホントにどのような形がいいのでしょうね。
ペンケースに入れて適当に鞄に突っ込んである分には、あまり変わらないような気もしますが・・・

最後の仕上げは、銘木の板を張ってみるのはいかがでしょう?
ちと重くなってしまいますね。

 銘木といわれるものはたいてい重いですね。切削が困難と知りつつ桐の木を採用したのも重量ゆえですし。でも、これが集成材でなく無垢なら、立派な銘木です。

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