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2009年8月 7日 (金)

暗黒面(Dark Side)

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 よく利用する駅前のコインパーキングで、馴染みの(?)アルファと並んだエスカルゴ。すっかり日も落ちてそぼ降る雨の中、クルマの向こうには強力な水銀灯という悪条件下でパチリ。固定ファンは多いけれどノイズが多いことで有名なデジカメによるショット。この塗装のエスカルゴなんておそらくは世界に1台。ナンバー切り抜いても無駄な抵抗・・・・・隣のアルファもモデル名そのままです。

 何で馴染みなのか。私はこのアルファのオーナーを知りません。一度だけ、この近くでエヴァンゲリヲン携帯を予約した帰りに空車待ちをしていたオーナーさんと会釈を交わした程度。このコインパーキングの常連というか主のようなクルマで、エスカルゴを駐めに来てこのアルファを見なかったことはありません。そういう意味での「馴染み」なのです。ちなみにアルファのオーナーさんは美しい女性でありました。
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 ストロボを焚いてようやく模様が見えるル・マン100のブライヤー軸。柘製作所やセーラーなんてとんでもない、プラチナにだって及ばないほどのグレードの低い材なのでしょうか。首軸も含めて木製という意気込みは認めますが、見事なまでに各パーツの色合いが違います。しっかり握られて手の脂を吸った胴軸だけがやたらに濃い色になっております。

 思わず、手近にあったウクレレ用クリーナーで磨いてみましたが、ホコリや手垢によるものと思われる汚れが若干拭き布についたものの軸の色には変化が認められませんでした。考えてみればもっともな話です。

 こうなると、胴軸以外の部分を濃い色にすべく鼻の脂を塗ったりイボタロウで磨いたりするしかありませんが、気になったのが首軸の先の方。とっても黒っぽい帯が目立ちます。
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 これは模様の一部なのか、それともインクのシミなのか。手に入れたとき、このペンにコンヴァータはついておりませんでした。首軸の金属部分もきれいなものですし、カートリッヂで使われていた公算が高いのですが、普通に考えるとこの黒い帯、インクがついたように思えます。

 ところが、ペン芯側を見てみると、黒い帯が微妙に薄くなっております。気になって仕方ないので、ペン先を洗うついでにメラミンスポンジで軽くこすってみました(いい子は決して真似しないようにしましょう)。しかし、スポンジは真っ白なまま。まぁ木が染まるほどにしみこんだインクが簡単にとれるわけもないのですが、黒い帯の部分をルーペで見ると、もともとこういう模様だったのかも、という気になってきます。
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 同じことなら気分よく行こうと、これは元々の模様なんだ、ひょっとしたら入り皮なのかも、と適当な嘘を自分について、ペン先の観察に移ると、さらに衝撃的な事実が明らかになったのでした。

 こいつもまた、七三分けのペン先だったのです。どうもウォーターマンとは相性が悪いらしく、手にするペンはほとんどが七三分け。以前所有していたオペラも大概なものでしたが、こいつは史上空前、七三分けというより八二もしくは九一とでもいうべきものです。それに加えてえぐい段差と左右の重なりがありましたので、一旦ペン先を取り外して指圧。気持ちよくはありませんが一応問題なく書けるまでにはなりました。なかなかどうして、見た目と裏腹に落ち着きのないペンのようです。
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 ショートサイズのカートリッヂを使い、予備もひとつ仕込んで持ち歩きペンに・・・と思いましたが、キャップの嵌合がこれまた緩いのです。ゴシゴシ磨いてやろうにも、キャップが外れるのでて黄色いつやふきんが真っ青になってしまいます。こんなペンを胸ポケットや背広の内ポケットに挿すなんて自殺行為です。

 木軸の萬年筆は人気がありますが、木で出来てればいいってモンではありませんね。適度に撓るペン先の柔らかさが、よけいに哀しい気持ちにさせるペンなのでありました。
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コメント

おおー、ブライヤーお持ちとはさすがですね!!
ペン先なんて部品取りのペンをもう一本購入して交換すればいいじゃないですか!

 二右衛門半 さん

 最初期ルマン100のペン先がどこかに転がってればいいんですが。
 でも、苦労して部品取りのペンを手に入れたらまた七三分けだったりして・・・。

なかなか味のあるルマンのようですね、これはこれで面白いように思えますが・・柄も飽きが来ないようですし、七娯三100なんて如何でしょうか?それにしてもすごいペン先です、これは殿堂入りですよ(笑)

これはまた、すごいペン先ですねぇ。
こんなのをペンクリに持っていったら、嫌がらせ以外の何物でもありませんね。

エスカルゴって、日産の車でしたっけ?

 夢待ち人 さん

 七誤三,うまいです。山田くん3枚,ってところでしょうか。

 萬年筆やパイプなんかに縁のない人でも、このペンを持つと「気持ちいい」と言いますね。そこはやっぱり使い込まれた木軸の良さなのでしょう。

 su_91 さん

 ウォーターマンは結構こういうのが多いみたいで、日本の輸入元はよほどしっかりハネているのだろう、という話もありますね。

 ニッサンPike Car Factpryとか言って、昭和から平成に変わるころにこういうのがぽこぽこ造られたのです。Be-1、パオ、フィガロといった「変な」クルマたちですね。エスカルゴはその商用車版。4ナンバーなので車検は毎年ありますが税金が安いので乗っております。

こんにちは、お暑いですね。

私もシェーファーの鉄筆で4/6しかも片側のイリジウムの一部に剥落ありっての持っておりますが、こんなすごい1/9分けは見たことがありません。
これで書けるんだからこれまたすごいですねえ。
もう1本反対側にも切り割り入れてもらってミュージックニブってのはいかがでしょうか?・・・世界で1本ですよ~

ps
アルファ、現行は女の人が乗ると似合いますよね~
これでFRなら文句ないのですが・・・
FR最後のスパイダーヴェローチェが一番好きなアルファです(段付きも好きですが)

 あいあん さん

 シェーファーも左右不均等で有名ですね。お約束のイタリアものでは、アンコラ・ペルラのペン先がやはり七三です。どれもみな書けるのでいいと言えばいいのですが。

 そういえばLAMY2000、インク漏れ対策として一部仕様変更とか。やはりまともな状態でも漏れやすいんですね。

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