フォト

最近のトラックバック

« カッターズ・ハイ? | トップページ | 妙に短い »

2009年7月16日 (木)

ど定番

Rimg0433
 これが一番好きなんです、という「くま(仮名)」さん。深夜、家族が寝静まった時間帯に、ゆったりと象さんのぬいぐるみをなめ回すのが彼女の日課です。本当にくつろいだ、なおかつ熱中している様子で、近くを飼い主がうろうろしても知らん顔です。

 さて、1学期の終業式も目前ということで、打ち上げの小宴に参加して参りました。この時期に呑むと言ったらビアガーデンが定番。今日は、施設の前庭で開かれている文字通りのビア「ガーデン」での一席。この業界は相当に高齢化しておりますので、いつもはちょぼっとした会席などが多いのですが、まだ脂っ気の抜けない私などにとっては懐石にすらならず、帰りにラーメンでも、となるところですが、今日は文字通り鉄板メニューの焼き肉でありました。
090610_img04
 皆さん、実によい表情で大いに盛り上がっておりました。木曜日なので、夜は木工したいなぁ・・・というところでしたが、参加させていただいてよかったと思います。今日もまた木の箱が出てこないのはそういうわけなのです。

 いろいろとネタにしたいモノがあって、このところ萬年筆が出てこない傾向にありますので、リセットする意味を込めての1本は、これまたど定番のペンにしました。
Rimg0500
 ご存じLAMY2000。説明不要の定番萬年筆です。萬年筆を趣味としている人ほど持っていないという、けったいなペンでもあります。あまりによくできすぎているために、すぐに飽きてしまうのもその一因ではないかと思っております。

 トヨタ車には絶対乗らないと決めている私は、自動車購入の相談を持ちかけられたらトヨタ車を薦めるのですが、このペンからはトヨタ車の匂いを感じてしまうのです。
Rimg0502
 このペンの特徴としてよく語られる、ボディの継ぎ目がほとんどわからない、というところ。必要なモノであるインク窓ですら、目立ちすぎないようにされております。トヨタの車はどこでネジ留めしているのかわからない、触ってくれるなと言いたげなモノが多いのです。その辺も実に似通っております。

 トヨタ車の特徴として、イヤらしいほどに買い手の心理を突いてくるところがあると思います。これ、いいでしょ、欲しいでしょ、と来るのです。ニッサン車が「いいものです、手をかけてます」と言いつつ、見せ方が下手だったりするのと対照的です。そこを考えると、このペン先はどうなんでしょうか。
Rimg0503
 萬年筆好きな人が何時間でも見つめていたいはずのペン先を、かくも大胆に隠してしまう。でもこれ、トヨタ的です。クルマそのものに興味のない人にとっては、クルマは快適で安全、楽に走らせることが出来ればよいのです。エンジンがどうであるとかサスペンションがこうなってるとかは関係ない、そういう人こそが多数派だろうと思います。

 このペンもそう。もちろん、造形上のことが第一なのでしょうけれど。ペン先なんか見えていなくて、もうまく書けるのならそれでいいじゃないか、という部分も否定できないでしょう。別に萬年筆でなくてもいいんだけれど、っていう人にもアピールできそうです。

 そういうペンをおまえが持っているなんておかしいのじゃないか、と言われそうですが、これは、ちょっと変なのです。変というのはおかしいかもしれませんが、これは西ドイツ製で、比較的初期に作られたタイプではないかと思われます。ペン先は18Kで、尻軸に L のロゴ。そう、どちらも使っているときには見えない、そこに特徴があるのです。
Rimg0504

« カッターズ・ハイ? | トップページ | 妙に短い »

コメント

さすがつきみそうさん。定番の中にも、面白いものをお持ちですね。当方もラミー2000は所有しておりますので、しげしげとどこかにMade in XXと書いていないか探しましたが、見あたりません。ひょっとして、ピストンが動かなくなり、シリンダーを交換した際、胴軸ごと新しくなったのかもしれません。

当方の所有するのはBBニブ付。従兄弟に就職祝いで贈ったのはMKニブ付(クーゲルのM)と、こちらも多少「変なもん」路線です。 

 Bromfield さん

 今回のような初期のモノは、キャップの裾の方に LAMY2000 W.GERMANY と彫られており、逆に現行にはあるクリップの付け根側面の LAMY の刻印がありません。

 クリップの裏面を何とか覗き込むと、今回のモノは無印ですが、時代が進んだものはW.GERMANYとかGERMANYなどと彫られています。

 あらゆる2000を見比べたわけではないので、以上は年代のはっきりしたモノを手に入れたときの記憶に過ぎませんが・・・。

歴史的な万年筆ラミー2000はいいですね。機会があれば欲しいと思わせてくれます。昔、トヨタの車はよくギアが噛みよくエンコした時代があったんですよ。若い頃よく言ってました、欲しいと思う車は日産が造り、売れる車はトヨタが造るとね・・遠いイニシエの話です。

 夢待ち人 さん

 そうですねぇ。それを今のレベルにまで持ってくるのは凄いことですね。だから人にすすめるのはトヨタ車です。

 LAMY2000、本当によい萬年筆なんですが、良すぎてつまらない、ってところがありますね。

つきみそうさんのご指摘の通り、わたくしは持っておりません(笑)
なぜなのでしょうね?手に入れる機会はいくらでもあるだろうに。
前期型はやはり現行とはいろいろな点で違うのでしょうね~。

私はまだ初心者なので持っていません・・・と、いうことで。
もちろん欲しいんですけど、なぜか決め手が無くて・・・
セラミコンや木軸の万年筆版が出れば、買ってしまいそうですが。

 この時代のものと現在のタイプとを、いずれもBBニブ付きで所有しております。使い込むには面白みのない(書き味が良すぎるせいかも)万年筆ですが、手放すには惜しいものとしてずっとコレクションに入ったまま。

 初期タイプと後期タイプの意外な違いはもう一つ、インク吸入量の違いです。初期のものは1.2CC程度はいけますが、後期のものは1.0CCしか入りません。これは個体差ではなく仕様です。

 御指摘の通り、万年筆に余りこだわりのない人の方がこの万年筆に惚れ込みやすく、また所有する率が高いと言えそうですね。だからと言って、持っていると恥ずかしい万年筆という訳でもなく、寧ろ発売から42年も経ってもいまだに現代に通用するそのデザインの良さには、時代を超越した普遍性を見る思いです。もしかしたら今後も生産され続け、いずれ最も長い間、殆どデザインを変えることなく生産されている万年筆(既にその域か?)として、ギネス・ブックに載せられるかも?

 monolith6 さん

 なんと、そんな大きな違いがあったとは・・・。ご教示有り難うございます。
 初期のものと現在のもの、長さや太さも微妙に違いますが、吸入量の違いは大きいですね。まさしく、大事なところはすべて隠した万年筆らしい話だと思います。

 万年筆でもカメラでも車でも、あるいは時計もそうでしょうか、何にせよ趣味の対象となる工業製品は、できのよいものほど注目されにくいという宿命があるように思います。その良さをよく知っていながら敢えてできの悪い(ところのある)ものを喜ぶ、というのが楽しいじゃないか・・・などと思ってます。

ラミー2000、良いですね。書き味はとても気に入っています。
私のはFなんですが、BBなんて言う太いニブがあるとは知りませんでした。是非そのうち手に入れたいと思います。問題はF以外のニブってオークションには殆どでないんですよね~
(実は私の2000は粘度の低いインクを入れると首軸からインクがにじみます、ヌードラーズなら漏らないんですが・・・)

 あいあん さん

 ご無沙汰しております。その節はお世話になりました。

 もともと太いですからね、このペン。Fであってもかなり太いので、BBなんて想像しただけで恐ろしいですね。

 首軸のところの金属の輪っかがあっても漏るのでしょうか。

レス遅くなり失礼いたしました。
リング入ってます、その部分からも、その下の銀色の接合部からも微量なのですが漏ります。微量ではありますが場所が場所だけに確実に 指に付いちゃうのですよね。
今ヌードラーズのレッドブラックでおさまってはおりますが・・・
2000のBBムラムラと欲しくなってきました。
でも国内ではBまでしか買えなさそうですね。
海外通販はしたことがないので躊躇しております・・・

 あいあん さん

 あれぇ、リングはあるのに漏れるとなるとかなり重症な気がしますね。それでは仕方がないので海外通販でBB、1本いかがです?

 私は英語さっぱりなのですが、googleの翻訳は割といけます。無事にコミュニケーション取れて、商品も届いてますよ。

今ファウンテンペンホスピタルを見ていたのですがやはりBニブまでしか有りませんでした。
他のネットショップを知らないものですから(ToT)
さてさてどこに売っているものやら・・・
つきみそう様はどこでお求めになっておられるのですか?
もしよろしければお教えいただければうれしいであります。

 あいあん さん

 某所にて、LAMY2000のBBニブ付き、125ユーロででています。送料を入れても2万円までですね。

つきみそうさま わざわざお調べ頂きありがとうございます

今のレートだと17000円ぐらいですか?ほぼ日本のネットプライスと変わりませんね。と言うことは日本定価と本国定価にそう代わりがないと言うことで適正な国内価格と言うことでありますね。
ちょっと感心致しました。
送料3000円で日本まで来るのですね。
これは近いうちにゲットせねば・・・

実は今日ぎっくり腰の治療に江坂まで行っておりました。
ブロック注射のおかげで夕べは眠ることさえ出来ないぐらいだったのがすごく楽になりまして、それでつい帰りにモリタさんに寄ってしまいましてペリの白亀のBBを衝動買いしてしまいました。
試し書きをしてしまうと歯止めが・・・今日買うつもりなんか全然無かったのに・・・一緒に試した800の3Bと同じぐらい太かったので歯止めがきかず・・・

ついでにラミー2000のBも試筆して参りました。
ペン先の研ぎ形状はパイロットに似ているなあという印象を受けました。でもあれより太いニブだと購入欲がわきますねえ。
最近太字好みでございますです。

また是非某所をお教えくださいませ。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65037802

この記事へのトラックバック一覧です: ど定番:

« カッターズ・ハイ? | トップページ | 妙に短い »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31