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2009年6月 8日 (月)

イタリアン

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 いつものように寝ながらご飯を食べている「くま(仮名)」さん。小さい頃はこんな習慣なかったはずなのですが、いつ頃からお行儀が悪くなったものか・・・。朝のお散歩のあとで餌鉢満タン。それにほとんど手をつけずにお昼頃にむしゃむしゃ。仕上げは日付が変わる手前あたりで完食、というのがいつものパターン。お昼ご飯でさえ2時間はかけるというイタリア人も真っ青の長いお食事であります。
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 さて、昨日は朝からお仕事をして、昼から西宮市夙川にあるアルテ・シンポジオさんへ。いつ行ってもお店の外観写真を撮り忘れるので参ります・・・が、今回はお店のオーナーがイタリアで買ってきたというドア・ノッカーを撮ってきました。こちらのページにあるものとほぼ同じかと思われますが、袖口の部分が何かの顔のようにも見えて何とも変なところがよろしいですね。
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 いつものようにおいしく楽しくランチをいただいたら、お店から徒歩1分の分度器ドットコムさんへ。こちらはイタリアンではありませんが、なぜか文房具屋さんで甘いもの談義に花を咲かせてから元町pen and message.へ。

 家を出る直前に届いた萬年筆を調整してもらうのが目的です。見てもらおうというペン先のアップが左の写真。これだけ見ると、おおっ、ダヴィンチいきよったかぁ、ってな声が出そうですが、そんな高価なものには手が出ません。数千円で入手した、今や廃番となっている萬年筆です。

 何といってもこのペン先。ダヴィンチに使われたのと同じ形ですが、世に出たのはこちらが先、1986年発売です。「現在は」インクフローも抜群で、ガチガチに固いニブながらとてもすばらしい書き味です。このあと訪ねた鞄屋さんの店主曰く、K女史がいたら握力勝負になっていたであろう、というほどのすばらしさです。

 ペン全体のデザインはジウジアーロ率いるイタルデザインによるもの。ドリア式円柱を思わせる軸は金属製でしっかりと重く、外したキャップは尻軸にパチンとはめられます。そうまでしているのに、閉めている状態でキャップがユルユルと廻り、むしろ尻軸に挿ささっているときの方がしっかりしているところが「イタリアン」です。
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 ペン先をルーペで見ると、球もきれいな形で切り割りも左右均等、段差もないので調整不要かと思われましたが、なぜかインクが出ません。それを何とかしてもらって書くことA5版1枚、すばらしい書き味に有頂天になっていたら、パタッとインクが止まりました。

 「イタリア人のことやし、空気穴(溝)掘るの忘れたんちゃうか?」などと冗談を飛ばしつつ、再度ペン先を外して診てもらうと、「案の定」溝が途中でせき止められております。アートナイフで「堰」を削り取ってもらうと、前にも増して快調な書き心地。イタリアン恐るべしであります。

 もともと固いのに「えくぼ」まであって、おまけにちゃんとお辞儀しておりますから、しなるという言葉とは無縁なペン先。ペン芯がしっかりしていなければ絶対にインクが来そうにもないというのは素人の私でもわかります。
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 どうもありがとう、とこのペンを持って六甲アイランドへ。イタリアンな鞄屋さんの店主に見せびらかしてうらやましがらせて、奥様から韓国旅行のお土産までいただいて一瞬コリアンなひととき。でも最後はイタリア旅行行くぞっ!っていう決意表明を聞いてお店をあとにしたのでした。

 それにしても、イタリアン、良いです。うまく機能するまで大変だけれどハマれば最高、っていうのは、これクルマにも共通するイタリアものの特徴なのでしょうね。シルエットがきれいなのだからポケットにものを入れられなくても文句言うな、っていうスーツもありますし、イタリアンはホントすごいです。とても私にはついて行けない世界だぁとつぶやくと、傍らで妻がフンと笑ったのでした。
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コメント

イタリアの万年筆、デルタとスティピュラしかもっておりませんが、何故か机の上には鮮やかな青色のアウロラのシャープペンシルが、ここ1,2年鎮座しております。

イタ万といえば、そのあでやかな色を想像しますが、今回のは色は渋いが、ニブは派手ですね。この格好良さ、惹かれます。現在、銀製軸にはまりつつありますが、銀無垢のイタ万、よく考えずにポチッといきそうで、要注意です。

 Bromfield さん

 比較的まともと思われるアウロラですらこの有様です。デルタやマーレン、モンテグラッパは知りませんが、オマスやスティピュラ、ヴィスコンティあたりは文句なしに変だと思います。

 ふぐはくいたし命は惜しし、っていうノリで、イタ萬おひとついかがですか? 見る対象としては本当にすばらしいです。

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