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2009年5月11日 (月)

似ているけれど

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 土曜日から続く2頭の写真、一応今日が千秋楽です。ケージの外の「くま(仮名)」さんに挑みかかる姿勢の「ちち(仮名)」さんと、余裕というよりどうしていいのかわからない「くま(仮名)」さんの対比。時折、両者ともに唸りながら走り回るも、お互い柵を隔てているのでどうすることもできない、でも遊びたいし、ちょっと怖い、てなところです。

 対照的なように見えて、結局2頭とも似たもの同士。しっとりと落ち着いたレディである「くま(仮名)」さんと、血気盛んな「ちち(仮名)」さん。でも、新しい散歩ルートに出ると飼い主の後ろに隠れてしまうところや、肝心なところで気が弱いところなど、やはり犬は飼い主に似るものなのだと実感させられます。
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 こうして並べてみると、実に似ております。ご存じPLATINUMのグラマーと#3776です。特徴的なギャザード軸の樹脂が艶やかなところ、派手な金のリングがそこここに巻かれているところなど、まさに親子のようです。

 が、しかし、この2本は親子ではありません。ハトからカモが生まれないのと同じで、萬年筆とボールペンの親子というのはあり得ないのです。手元に数本のグラマーがありますが、#3776に一番よく似ているのがこのボールペンというのも皮肉な話です。
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 実に堂々としたペン先。書き味はプラチナらしく硬くしまった、それでいてカリカリしない滑らかなものです。私の周りには「プラチナは硬いから嫌い」などという人が両手で数えるほどおりますが、そういう人たちにメーカー名を告げずに書かせてみると異口同音に「いいなぁこれ、モンブラン?ペリカン?」などといいます。舶来の萬年筆はすごい、という神話にとらわれているのでしょう。

 実際、ペリカンの現行品は硬いペン先を持つものが多数派です。柔らかくて気持ちいい、と萬年筆に慣れた人が言うのでM1000を買っては見たがコントロールできずにオークション出品、なんていうのもよく見かけます。(そのおかげで3万円程度でM1000が手に入るのですが・・・・・あ、これはM1000欲しい上級者の陰謀なのかも!)

 新品で買った初めてのペリカン、M640サハラのペン先は、pen and message.で入念に調整してもらってもチョークで黒板に字を書くような感触でしたが、今では快適と感じる書き味です。書き味というのはペンだけによるものではなく、書き手の扱い方や感じ方による部分が大きいということなのでしょう。

 萬年筆とボールペンという違いはありますが、キャップをポストして並べてみてまたびっくり。リングの位置がぴったりと合っております。偶然なのか、グラマーの設計者が意図したものか。#3776を縮めたような外観の・・・・・と紹介されることの多いグラマーですが、こうしてみるとやはりよく似ております。

 調子に乗って、明日はグラマーの萬年筆を引っ張り出してみようと思っております。
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コメント

面白いですね、人に個性があるように萬年筆にもそれぞれ感触や扱い方があるんですね、成長も違えば使う場面まで違ってくる。そんな進化の過程での苦労は楽しいとさえ思ってしまう、私は何気なくプラチナから始まり今はプラチナの感触が好きです。日本の下町的職人技術を感じます。

 夢待ち人 さん

 実は私、大昔、学生の頃はプラチナ一本槍。それの反動か、しばらく見向きもしない時期があって、最近では中屋の影響もあって再びプラチナに惹かれている、というところです。

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