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2009年2月26日 (木)

脱出!

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 帰宅しますと、激しい「ちち(仮名)」さんの鳴き声。何事だろうと思いつつリビングに入ると、何やら黒いモノがうろうろしております。お散歩から帰ってケージに入れられたはずの「くま(仮名)」さんが室内を走り回っているのです。

 噛みちぎられたぬいぐるみの中綿やら、ノートPCのACアダプタやら、そこら辺にあったモノを引っかけて散らかしつつ走り回ります。これはいかんということで、食べ終わったばかりのプリンのカップを見せますと、うれしそうにペロペロ。ようやく静かになりました。ワンちゃんにも、思いっきり何かを発散したいときがあるのでしょう。

 それにしてもおもしろいのは、飼い主が帰ってきたときに抜け出していた、ということ。職場で子ども達に、「今日は脱出の日だよ。」と話していたので、できすぎた偶然にニヤッとしてしまいました。エルバ島に流されていたナポレオンが島を抜け出し、パリに向かったのが1815年の今日だったのです。何でそんなことを知っているのか? 以前は社会科の教師でしたので、2・26事件のことを話すとき、ついでにいうと今日は・・・なんて余談を混ぜて生徒を「ツカ」んでいた、その名残なんです。
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 インターネットなど無い時代、学校の先生はこういう本から「お話のネタ」を得ていたのです。事実、この本は今や絶版。新鮮な情報を、と考えるなら本よりネットでしょうし、残念ながら再刊されることはないでしょう。奥に見えるのが100円ライター。堂々たる厚みで、4月1日から3月31日まで、「今日は何の日」が続きます。今よりもまだ給料の薄かった16、7年前、それこそ清水の舞台から飛び降りる覚悟で買った(5200円!)本です。当時は毎日、年間にして200日ほど学級通信を出しておりましたから、こういう本でもないとなかなかネタが続かなかったのです。この仕事するのに本を買い惜しむようではいけません。ついでに萬年筆も・・・・・かな。
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 自分のモノではないのに、とても書きやすくて、つい手が伸びてしまう萬年筆があります。プラチナ製のショートタイプ、名前はわかりませんがひょっとしたらプラチナ・ポケットというやつなのかもしれません。見たとおり女性用で、妻が高校生の頃に親戚から贈られたものだそうです。首軸にはしっかりと妻の「旧姓」が彫り込まれております。

 妻にとっては、「プラチナは硬くて渋い」という印象を固めるに至った一本。旧姓が彫られていることもあって、長い間、引き出しの中に幽閉されていたようです。一昨年の秋にpenandmessage.が開店し、ためしにと調整に持ち込んで、うっとりするような書き味に変身。暗い引き出しから、明るい机の上へと脱出を果たしたペンなのです。
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コメント

自分もプラチナは「硬くて渋い」と思っていた口ですが、3776プライヤーをPen and message.で書いてみて「なんじゃこりゃ!」と思いました。硬いのですが、インクフローが良く、サラサラとかけます。それから更にギャザードも逝ってしまったのです!


国産のちょっと古めの万年筆にはこういった柄物が多く見ていて楽しいものですね!

こっちは古いプラチナで調整したのって、ほとんどないなぁ。
とはいえ、ポケットなどのショートタイプは確かに書き味がそぐわないです。

このネタ本は初めて見ました。

本日は、この万年筆ではなく、このネタ本、ポチッといきました。物欲は、いろいろなところから湧き出てきてしまいます。

男性の手には小さすぎませんでしょうか。

私は、家島に出掛けた際、みつけた文房具屋さんでガサゴソしていたところ、プラチナとセーラーのこのタイプの万年筆が見つかり、「ウハウハ」と購入してきましたが、軸の細さも軽さも気に入っております。
そこで購入したプラチナは、よくしなって気持ちがよいです。

「今日は何の日」を手にすると、私の場合、まず自分の誕生日のところを見てしまうのでしょう。。。

 たがみ たけし さん

 そうです。プラチナ系(含中屋)の書き味っていうのは、ハマってしまうと危険ですね。ペンが増えてしまいます。


 二右衛門半 さん

 ひどいのになると、口語調で書かれたのもあります。そのまま棒読みしても「先生のお話」になるようなやつ。大きな書店の教育書コーナーへ行くとこういうのが並んでいて笑えます。


 Bromfield さん

 本の虫、っていうぐらいで、本というのは萬年筆以上に人の所有欲をかき立てる場合がありますね。


 聖祥 さん

 この手のキャップが長い萬年筆は、筆記状態にするとふつうの筆記具サイズになります。後の方を持って寝かせて書く私ですが、小さすぎるというほどではないですね。

 イベント会場などで、生まれた日の新聞記事あげます、なんていうのが昔はよくあったように思うのですが。

おはよう御座います、みなさんは夜中コメントが多いんですね。私は最近朝早いのは気にならないのですが夜遅いのはちと辛くなって参りました。プラチナは付き合うと好きになっていくように思います、その無骨で頑なで一本気な萬年筆道の印象もですが日本語を書くという動作にプラチナは心地よさを感じさせてくれるような気がするのは私だけでしょうか?

 夢待ち人 さん

 国産の萬年筆、どれも本当に漢字が書きやすいのは確かですね。もっとも、私のような悪筆ですとそれも関係ないのですが。

 

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