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2009年1月

2009年1月31日 (土)

いぬ

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 フラッシュ撮影されても起きない「くま(仮名)」さん。誕生日も過ぎて、満4歳。立派な淑女ですので、少々のことには反応しないのです。人が歩いただけでわいわい騒ぐ「ちち(仮名)」さんにも見習っていただきたいところです。

 今日で1月もおしまい。1月は行く、2月は逃げる、3月は去るなどといいますが、身近には、1月はいぬ、っていう人もおります。私の暮らす地方では、帰る=いぬ なのですが、そこから「行ってしまうgone」っていう意味なのでしょう。

 今年の抱負として、家の中を片付けよう、というのがあって、家の中に転がっているさまざまなガラクタや、お嫁に出してあげようと思う万年筆などをオークションに出品しなければ、と思いつつ、気がついたら1ヶ月過ぎてしまったわけです。毎日やっていることはBlogの更新だけ、という情けない日々。ふと、リビングにあるテレビの上を見ると、カレンダーの日付が16日になっておりました。回転式のカレンダーも、この2週間ほど更新されないままになっていたのです。
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 詳細不明のデスクカレンダー。ボックスを回転させると日付が進む、昔はよく見かけたものですが、液晶を使った机上カレンダーが主流の今、ほとんど見かけることがなくなりました。昔は地球をかたどったものもありましたね。しかも、これのペンスタンドにささっているのは、ボールペンではなくて萬年筆なのです。

 ゴムチューブでインクを吸引する方式で、軸の色に合わせて、PILOTの深緑というインクを入れております。細字でカリカリとした書き味ですが、ペンスタンドにきっちりとハマる(抜くときに固いほど)せいか、ペン先が乾いてしまうこともなく、スッと抜いてサッと書けます。

 当初、電話の横のメモ用に、と思ったのですが、ペンのお尻が鋭利に尖っておりまして、それが顔のすぐ下に来る、というのが先端恐怖症の私には耐えられず、意味もなくテレビの上に鎮座しております。小学生の次男が日付を変える係なのですが、飽きてしまったのか最近は仕事をさぼっております。
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 さて、明日からは2月。今月より短いのですが、やろうと思っている(だけ)のことがどれだけこなせるのでしょうか。仕事もてきぱきと進めて、世界の萬年筆祭りに参加できる余裕を作りたいものです。

2009年1月30日 (金)

おたやん

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 ふくれっ面です。深夜にご帰館の飼い主が、すぐそばにいるにもかかわらず一つも遊んでくれない、というので、夜中じゅうどたんばたんと暴れていた「ちち(仮名)」さん。いくら騒いでもかまってもらえないのですねた顔です。

 一昨年に退職された方を囲んで、夕刻よりワイワイとやっておりました。現役時代、自分にも他人にも厳しかった人が、最近産まれた孫の話になると相好を崩してうれしそうに語られる姿をみて、本当にお幸せそうだなぁ、と思いました。退職してからもこんな風に元気に、日々前向きに生きられるとすばらしいなぁ、などと思いつつ。

 その宴席には、あらかじめ先付けがセットされておりまして、お料理の上にカヴァーがわりにおかれていたのがこちら。美しいお多福さんであります。このお多福さんから連想されるかつての同僚の名を呼ばわりつつ席につく人が一人二人ではなく、そこでも懐かしい思い出がよみがえって、始まる前から楽しい宴席でありました。
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 で、このお多福、食べられるのです。けっこう厚みもあってしっかりしており、あまりおいしそうな感じではありませんが、気をつけてお食べください、ということで持ち帰ってまいりました。

 気をつけて食べるって、何に???と思っておりましたが、このお多福さんの髪が、お歯黒のようなもので着色されているとのこと。ですので、食べるとイカ墨パスタを食べた後みたいに、歯が真っ黒になるそうです。萬年筆のパーマネント系のインクと同様の、お酢に鉄を溶かしたもので着色しているのだとしたら、タンニンの作用でしばらくの間黒いのが残るのでしょうが、まぁそこまではしていないと予想されます。子どもにお土産、っと渡して食べさせてみることにしましょう。

 一度でもお歯黒をしたことのある歯なら、一反木綿を噛みちぎることができる、なんてことをどこかで読んだか、聞いたかした記憶があるのですが、本当でしょうか・・・って、一反木綿が絡んでいる段階で、本当も何もありませんね。

2009年1月29日 (木)

メンテナンス

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 季節外れの換毛で、心なしか色あせた感のある「くま(仮名)さん。いいときにはそれこそ黒光りしているのですが、今はマットブラックであります。まぁしかし、お元気なので心配ないでしょう。

 さぁ「くま(仮名)」さんの写真も撮れたし更新するか、と思ったら、eoブログにログインできない・・・メンテナンスだそうです。仕方なく、手持ちの萬年筆のメンテナンスでもするか。。。と思ったときに、まず思いついたペンがこれ。PILOTのカスタムカエデ、現行品です。
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 少し前のPILOTカスタムの流れをくむペン先で、同じ10号でもカスタム74系列のものとは違う特性ということがよく知られております。そうはいっても、いつ合理化の名の下に変更されるやもしれませんので、とりあえず押さえたものです。ペン先はなかなか気持ちよいしなり具合で、木目が美しい軸も気持ちのよい握り心地です。

 このペンを帆布製のペンケースに入れて常用していたところ、なぜか軸が白っぽくなってしまいました。ペンケースに使われていた布に染めやその他の際の薬品や接着剤が残っていたのではないか、と推測されますが、詳細は不明です。

 濃いめの茶色だった軸が、白木に近い色になってしまいましたので、まずは椿油を塗り込んでみました。将棋盤などに塗る、という話を聞いたのがきっかけです。多少は戻ったようにも思えますが、効果は薄く、最終兵器として名高い佐々木商店のつやふきんで磨いてみるも、未だにこの程度です。雨ざらしになったいウッドデッキ、みたいな風情で、手に取ると濃いところと薄いところ、はっきりと2色まだらになっているのがつらいところです。それでも書き心地の良さに変わりはありませんので、手の脂、鼻の脂も含め、さまざまな手を試しつつメンテナンスを続けております。何か良さそうな情報がありましたらお教えください。よろしくお願いいたします。
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2009年1月28日 (水)

おかえりっ!

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 三つ指ついて?お出迎えの「くま(仮名)」さん。直前までご飯を食べていたのがバレバレですが、すました顔でお座りしております。飼い主が帰ってきた、夕食だ、お相伴だ、というところでしょう。このあと、食卓のほうに向かってお行儀良く座り直すのです。

 さて、私の暮らす県の中学3年生には、大きく4回の受験チャンスがあります。2月初旬に県内の私立高校の入試があり、その数日後、隣接する府県の私立高校の入試があります。少子化が進んでいるところに経済状況が悪化しているので、入学のハードルを下げて生徒を確保し、入学後に徹底的に鍛え上げて進学実績を上げる、という方針の私立高校が主流派となってきております。結果として、受験した生徒の大部分が合格する、というのがここ数年の傾向です。Rimg0141

 そんな中、今日は県外の私立各高校への出願日。午後から、生徒達が緊張した面持ちでそれぞれの出願先へと向かいます。道中でのトラブルや書類の不備などがあった場合に備えて、教師は学校で生徒の帰りを待ちます。一人で電車に乗るのは初めて、なんていう生徒もいて正直どきどきで送り出したのですが、全員が無事に戻ってきてほっと一息。心なしか、出発したときより大人びたように感じられる表情。自分の人生を左右する大仕事をやってのけた、という感じがにじみ出ております。

 さて、出願前には、生徒から提出された願書と、担任が作成した調査書(内申書)をはじめ、必要な書類をチェックします。入念なチェックをするのですが、それでも時にミスが紛れ込みます。今日も書類不備があって、私が高校へ急行して対処する事態となりましたが、ここ数年ずぅ~っと3年生の担当なので、比較的冷静に対応できたのが救いでしょうか。
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 さて、よそへ出す書類のチェックですから、付箋や鉛筆が大活躍します。今回は、カトウセイサクショカンパニーのセルロイド製エクステンダーに、教室に落ちていた短い鉛筆を挿して使っておりました。これ自体小さいので、机の上には置くと見失います。使ったら胸ポケットへ、ということを励行して、なくさずに作業を終えることができました。小型の萬年筆のような外観、クリップがけっこう便利です。神戸元町のpenandmessage.さんに入荷してすぐに購入したもので、私のは緑軸なのですが、写真に撮りやすい妻の赤軸を借りました。そもそもは西宮の分度器ドットコムさんのオリジナル商品です。補助軸と考えると高価ですが、パーフェクトペンシルよりさりげない感じで気に入っております。
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2009年1月27日 (火)

出席停止

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 寝ております。たら~んと寝ております。少々風邪気味ですが、餌や散歩の時間には異常なほど元気な「ちち(仮名)」さん。我が家はお陰さまで、今のところ長女がインフルエンザにかかっただけ。飼い主の腰が痛いことをのぞけばおおむね健康な一家です。その腰も、昨日お世話になった自然形体療法の成果でしょう、かなり好転してきました。

 インフルエンザの流行で、学校保健法第12条による出席停止となる生徒が増えてきております。出席停止は忌引きと同じく、出席にも欠席にもなりません。ちなみにこの出席停止は、学校教育法第26条および第40条による出席停止とは性格の異なるものです。

 冬場、授業のために教室へ行くと、室内は異様に暑く、窓ガラスは白く曇り、何とも形容しがたい臭いが充満している、ということがよくあります。生徒達の殺気立った抗議の声を無視して、換気のためにすべての窓と扉を開け放ち、ガラスの曇りが無くなったら授業開始、となります。風邪やインフルエンザがはやる時節には、部屋の換気と湿度の維持、手洗いとうがいの励行というのが常識ですね。

 生徒たちはとにかく寒がりますし、すぐに体調を崩します。あたかもそれが流行でかっこいいことでもあるかのように寒がるのです。公立学校というのは、これだけ大勢の人間が生活する場所としては現代において最も劣悪な環境の一つだと思いますが、それにしても寒がりすぎるように思います。人類史上最悪のパンデミックであったスペイン風邪なみの大流行でもおこれば、日本から若い人はいなくなってしまうのではないか、そう思えるほどに、目の前の子ども達は弱いのです。
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 スペイン風邪はもともとアメリカから感染が広まったのだそうですが、こちらのペンケースは正味のスペイン土産。LOEWEがあるぐらいですから、なかなか侮れないスペインの革製品。ちょっと渋めな質感と奇抜なデザインに興味があって譲り受けました。

 外側はバックスキン調、大昔に流行ったエチケットブラシの代わりになりそうな手触り。くるっと巻かれて、女性用腕時計のそれと同じようなベルトで留められています。ベルトにはいくつか穴があるので、けっこう入るんだろうな、と期待して中を見るとまたびっくり。なんと贅沢なスペースの使い方でしょうか。中央の筒型の収納部は、500円玉と同じくらいの直径で、ペンは5、6本入るかどうか、というところ。この部分だけ単体でペンケースとして使えるとよいのですが、残念ながらシュピーゲル号のように分離したりはしません。

 巻かれていた部分は中央の円筒を境に2つのジッパー付きポケットになっています。、けっこうものが入りそうで、たくさん入れたときにはベルトをゆるめて留める、ということになるのでしょう。また、開いた状態の両端にはベルトで押さえられたフラップがあり、定規や付箋、メモなど、薄いものを挟み込めということなのでしょう。いずれにしても、あまりかさばるものを入れると、巻いたとき表面にひびいて美しくなさそうです。何でもかんでも持ち歩くのではなく、本当に必要なものだけをこのケースに入れて持ち歩きたいなぁ、と思うのですが、整理のできない私には、そんな日は来ないようにも思います。
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2009年1月26日 (月)

格子

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 深夜11時を過ぎて、朝もらった餌の残りを食べる「くま(仮名)」さん。彼女にとってはごく普通の日課なのですが、犬としてみると普通ではないのでしょう。すぐそばで暮らす「ちち(仮名)」さんの場合、餌を与えるとテレビCMの間に食べきってしまいます。成熟した犬と成長期の犬の違いだけでなく、性格というか、ライフスタイルの違いなのでしょう。「くま(仮名)」さんは小さな頃からこんな食べ方でした。

 確かあったはず、と探していたペンが見つかりましたので、いちびってこんな写真を撮ってみたのです。1年近く前、penandmessage.に行ったある日のこと、店に巣くう悪魔のお一人と出会いました。その直前、お店のスタッフが「こういう時間にその人は来ない」という話をされているのを聞きながら、「いやぁそんなことない、来る、来るような気がすごぉ~くする」と思っておりましたので、正直、お顔を見て驚いたものです。

 で、その方が「こんなん好きでしょ?」と萬年筆を差し出されましたので、はい大好きです、とお礼を述べてありがたく頂戴しました。でも、見れば見るほど、何かが引っかかるのです。この違和感は何だろう、とずっと考えていて、最近気づいたのです。これ、もらう前に家で見たことがある!と。それ以来「もう1本」を捜し続けておりました。どこかに紛れ込んでいるはず、と信じて。で、苦節半年、ようやく見つけました。これでやっと、いただいたペンと比べてみることができます。

 PILOTエリートのショートタイプ、格子柄。これとは別に、尻軸が黒い樹脂製のタイプもあるようですね。ペン先はいずれもFで、77年製と79年製。これがまた、どちらもPILOTの書き味で、私の鈍感な手では違いなど感じられようはずもありません。恐ろしいことに、筆記状態で写っているのがもともと持っていた方。インクが見えますねぇ・・・。こわごわ書いてみますと、「お、書ける、書けるぞ!」と大感動。1年はたっているはずですが・・・・。

 それぞれに黒と青のインクを入れて仕事用に持ち歩く、というプランを思いつくも、キャップを取るまで色がわからん、ということに気づいてボツ。暑い季節になれば、昨年の夏と同様、シャツの胸ポケットに挿して持ち歩く、という使い方で活躍してくれるはずです。
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2009年1月25日 (日)

レディ

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 「まぁはしたない」というお姿でお昼寝中の「ちち(仮名)」さん。ケージに脚を引っかけて寝るのが具合が良いみたいで、好んでこうしておりますが、びっくりして飛び起きるときなど、脚が抜けなくて「きゃんっ」ってなことも良くあります。

 我が家の犬は2頭とも雌です。いつの頃からでしょう、ペットの性別を男の子、女の子というようになったのは。私が子どもの頃は、「これ、どっち?」「おんた(雄)」「めんた(雌)」なんて言っておりました。一般的にもオス、メスただったはずです。この変化、どうも、ペット業界の陰謀っぽい感じがします・・・。

 人間の女性は、成長して社会に通用するようになると「レディ」になりますが、犬の場合はどうなのだろう、と考えておりました。雄でも雌でも、う゛ーっと唸りながらおもちゃと遊んだりしておりますし、見た目も含めて、人間ほど性差が感じられないように思います。けれども、この犬は雌じゃないか、と感じるポイントは、表情が少し優しいとか、所作がおっとりしているとかいうこと、そして何より、その大きさであろうと思います。

 人間でも、男性はでかくてごつくて、女性は小柄で華奢、というイメージ(だけ)があります。最近は控えめなで小柄な男性や、スポーツなどで鍛えて立派な体格の女性などもあたりまえになっておりますが、少し前までは前述のステレオタイプなイメージがあったように思います。おっさんである私なんかは、未だに大柄な女性を見ると「おおっ」なんて思ってしまいます。考え方が古いのですね。
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 大好きな萬年筆ブランドであるシェーファーも、その黄金期においては同じような考えだったのではないかな、と。代表的でそのものずばりなのがPFM。Pen For Menなんて、あごをなでて「う~ん、マンダム!」なんて言いながら手紙を書いているチャールズ・ブロンソン、っていうイメージ。インクは入らないくせに太くてでかい、そんなアホさ加減もおっさんにぴったり。

 一方で、女性向きというラインナップがレディシェーファー。写真は642というタイプで、金属製の胴軸とキャップには菱形の模様が彫り込まれております。キャップをした状態で全長135ミリ程度。この時代としては普通の大きさで、特に小振りということもないように思うのは、私が日本人だからでしょうか。

 一見、何の特徴もなさそうな小振りなペン、レディシェーファー。0エリアのど~むさんのようにハマっている人がいるのは、これのせいではないでしょうか・・・と勝手に決めつけているのが、このペン先。ちっちゃいのに、思いっきり、です。

 先日、WAGNERの集まりでお会いした某文具店主によると、「誰や、修理に出したペンを落としといて黙って返すのはっ!」っていうクレームを寄せたお客さんがいたという、この反り具合。先端が反っているところを写したカタログ写真を必死で探してやっと納得してもらったそうですが、さもありなん、ですね。ペン先に正対して写真を撮ると、(事故で)折れ曲がってしまったよう写ります。でも、この反りのおかげで、何ともいえない書き味が実現されていると思うと、ますますシェーファーに入れ込んでしまうのです。
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2009年1月24日 (土)

鏡開き

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 土曜の昼下がり、こたつのそばでくつろぐ「くま(仮名)」さん。「ちち(仮名)」さんが来てからというもの、こういう機会が少なくなった、と彼女は感じているのかもしれません。以前よりもっと、甘えん坊になったように感じられます。毛艶が無いように感じられるのですが、ケージの周りにはアンダーコートが散らばっております。彼女は今頃になって換毛しているようです。これも「ちち(仮名)」さんが原因。小さな彼女のため、部屋を暖かくしておりましたので、「くま(仮名)」さんの換毛期がずれてしまったようです。

 ずれてしまったものはほかにもあって、その代表的なものが鏡開き。以前はお餅屋さんで買ってきた鏡餅を、正月明けに開いておりました。これが大変な作業で、固い餅にタガネをたてて分割するという荒技。ここ数年はすっかりめげてしまって、小餅が詰まった鏡餅形のパックを購入しております。これだと鏡開きも一瞬。パックを切り開くだけです。

 神棚や仏壇には、小さな鏡餅をお供えしますが、ここ数年、これが密かな楽しみになっております。お餅の上に小さな干支が乗っているものを購入するのですが、これが実に可愛らしいのです。亥年にウリ坊の乗っているものを見たのがきっかけで、ネズミ、そして今年の牛です。残念ながら、ウリ坊もネズミも、次男のおもちゃとなって消息不明。今年は形のあるうちに記念撮影をしておくことにしました。

 いや、実に可愛らしい牛さんです。この後、パックから出されて牛さんは次男のおもちゃ箱へ。お餅はお雑煮に、という予定。お正月はとっくに終わって、節分もすぐそこまで来ております。この先、怒濤の年度末へとなだれ込んでいくかと思うと実に気が重い。さて、今年は年度末の修羅場をうまく捌いて、世界の萬年筆祭りに行けるかどうか・・・。もうすでに、そこに興味が向いている飼い主です。
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 なぜか、四国松山の三越から電話が・・・・・暁、ついに発売ですか。

2009年1月23日 (金)

やぁやぁ!

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 少々聞こし召してご帰館の飼い主を、立ち上がり、手を挙げて迎える「ちち(仮名)」さん。傍らでは「くま(仮名)」さんが優雅にお休みです。深夜にもかかわらずこの激しい動き。酔った飼い主では追従できず、見事にブレております。

 今日は夕刻より、前の職場で一緒だった人たちと会食。誰にでも愛されていた方がすでに退職されているので、その人を囲んで語らおう(だしにして呑もう)、というわけです。

 前の職場にいたのは7年以上前。Windows98は不安定だから2000にしましょう、などとキャンペーンを張っていたことを思い出します。お世話になったのは3年間だけでしたが、この職場でのことを振り返ると、登場人物がみんな「濃ゆい」ので、短くとも印象深いのです。その中でもとりわけ「濃ゆい」人たちと、とても楽しいひとときを過ごし、Blog更新のためと後ろ髪を引かれる思いで帰ってきました(というのは言い過ぎ)。

 以前に書きましたが、大橋堂と黒樹脂軸のキャップレスを失ったのがこの職場。事務用ボールペンの芯と透明な軸との間に、認印を押した小さな紙片を入れている人がけっこういましたが、今思えばそれも紛失防止のためだったのでしょう。

 黒い樹脂製で多面体断面の軸を持つキャップレス。ボールペンのようで、ことによるとLAMYのサファリよりも安っぽく見えるかもしれません。私自身も、気合いの入ったところでは大橋堂、ちょこちょこ使うにはキャップレスと使い分けておりました。本数が少なく、使い分けに悩むこともなかったのは、今から思うと幸せだったのかもしれません。
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 紛失してから長くいこと、これと同じタイプには縁がなく、ようやく最近、紛失したのと同じ14金ペン先のものを発見。マットブラックのボディは、使い込んでいくうちにテカりが出てきますし、クリップなど金属製の部分は塗装が剥げてきますので、インクを入れずに静態保存中です。現在のところは、先に手に入れていた合金ペン先のものだけをしっかり使い込んでおります。

 上の方が合金ペン先。よくテカっております。クリップの角が光っているのは剥げて下地が出ているためです。下の方が保存中のもの。新品の時はこんなにマットな感じなのですが、まぁ1月もたてばほどよくテカってきます。私の用途ですと合金で十分ですので、今しばらくこの状態が続きそうです。かわいそうにますますテカり、剥げていくことでしょう。でも、実用に徹したこの感じ、ある種の凄みが感じられて大変気に入っております。今日までも、そして明日からも、無造作にノートや手帳に挿され、あるいはハンカチと一緒にポケットに入れられて、それこそボールペンのように使い倒されていくことでしょう。
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2009年1月22日 (木)

規則正しく

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 気持ちよさそうに寝ております。このところ飼い主は帰宅が遅いので、こうした寝姿を見ることが多いのです。帰宅したときには大騒ぎですが、遊んでくれないな、となるとすぐに寝てしまうのです。犬は規則正しい生活をする動物ですから。

 昨年の秋からこうして毎日駄文を書き連ねているので、その意味では飼い主も規則正しい生活をしているといえなくもありません。帰宅すると食事を摂って、少し休憩つつ犬たちを観察します。これはっ、という姿を撮ったら、それにあわせてBlogのネタを考える、という、まさしくタイトル通りの自転車操業であります。

 ぐうたらで寝坊助だと思っていた自分ですが、3時間または6時間で目覚めるということに最近気づきました。睡眠を科学する、なんていう系統の本ならば必ず書かれているような内容ですが、自分には当てはまらないと思っておりました。逆に、5時間寝て起きる、なんていうのは3時間寝て起きたときより辛いので、最近は起きる時間から逆算して床に入るようにしております。でも、深夜番組が大好きなので、ついつい見入ってしまって予定時刻を過ぎ、起床まであと1時間、なんて頃に横になることもあって、あぁこれでは体にも腰にも良くないなぁ、などと思いながら日中を過ごしております。

 私の妻は立派な人で、どんなに疲れていても目覚まし一発で起きます。おかげで私は起きる心配をせずに眠れるわけですが、たまに妻が不在なのに朝早く起きなければ、なんていうときのために、一応目覚まし時計も持っております。

 孫悟空が持っていたドラゴンボール四星球を模した(?)目覚ましです。設定時刻になると「気円斬!」とか、「悟空っ!」とか、お約束の「かめはめ波」とか、ランダムに叫びます。これがかなり気に触る声なので、今までのところこれで起きられなかったことはありません。球の部分全体がスヌーズボタンになっており、5分ごとに叫び続けるので、自分が起きなくても妻が目覚めて怒ってくれます。朝一番の新幹線に乗ってEBIS303へ行くぞ、なんていうときに活躍してくれておりますが・・・・・目覚ましもアホなら起こしてもらう人間もアホですね。
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2009年1月21日 (水)

腰が・・・。

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 とっても良い姿勢ですっくと立った「ちち(仮名)」さん。腰のあたりがぐぐぐっと逆海老反りになっているあたり、目にまぶしい体毛の効果もあってかとっても美しいのです。何とか写真に収めようとするも失敗の連続。ついに、画面左にいる長男におもちゃで気を引かせ、立ち上がったところを横からパチリ。やらせ写真一丁上がり、です。

 飼い主は昨年末からの腰痛を引きずったままです。あまりにも痛いので、何とか時間をひねり出して自然形体療法を受けて参りました。痛いのは痛いのですが、どこが痛いということを正確に伝えられないことや、相当長い間放置していることもあって、少しマシになった、という程度ですが、とりあえず我慢できる範囲になりました。

 老化してきている椎間板が圧迫されているのが主な原因であろう、ということ。新陳代謝を盛んにし、回復させる時間を稼ぐために毎日8時間ぐらいは寝なさい、ということでしたが、毎晩(朝)、新聞配達のバイクの音で「あかんっ!」と床に入るような生活が続いていますから、当分はこの腰痛とおつきあいすることになりそうです。Rimg0128

 昨日の「黒いもの」の候補の一つだったのが本日紹介の萬年筆。イタリア、スティピュラ社のフロレンティアです。PCやPDAにハマっていた頃、「インク無いけど、使う?」と言って差し出されたもので、箱も説明書もなく、情報は「イタリアもんやで」ということだけ。まぁ、もらえるものはいただこう、と、「おおきにっ」と元気に右手を差し出したのを覚えております。

 スティピュラというブランド名や、イタリア製だということも知らない「うぶ」な時代のお話です。ぱっと見にもわかる22の文字、へぇ、ペン先は22金か、などととぼけたことを思っておりました。この22は原子番号。そう、硬くて柔らかい金属といわれるチタンなのだと知ったのはずっと後になってから。同じくイタリアのオマスも軸までチタンというのを作っておりましたが、こちらはごく普通の樹脂製の軸で、形も平凡。シェーファーのノンナンセンスみたいなシルエットです。

 ヨーロッパタイプのカートリッジかな、なんて思いながらあわせてみることもせず、つけペン状態で書いてみたことがあるだけですが、ペン先は腰のあるしなり具合。でも、金ペンのそれとは明らかに異なる感じです。しなることはしなりますが、先っちょには何かカリカリッとした感触があります。インクを入れて、ペン芯にインクがなじんでくると印象が変わるかもしれませんし、ルーペで見たペン先はそれほど美しくもないので、追い込めば違う印象になるのでしょう、字幅がBなので、仕事ではあまり活躍の機会がなさそう。趣味のペンとしてスタンバイ中です。調べてみると、銀製の軸を持ったフロレンティアもあったようですね。これで軸が銀だったら最高なんですけれど・・・。
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2009年1月20日 (火)

黒いもの

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 ゆったりとした姿勢で、じっと見つめる「くま(仮名)」さん。300年前の今日、生類憐れみの令が廃止されておりますが、我が家の犬たちは「おいぬ様」状態。このところ、お腹の調子が悪い「ちち(仮名)」さんが注目されがちなので、「くま(仮名)」さん、アピールに必死です。1日おきに黒い犬と白い犬を登場させておりますが、今日は順番で黒い犬。今年のMartin Luther King Jr.'s Birthdayが昨19日で、今日20日がオバマ大統領の就任式。不思議なカレンダーの偶然です。

 さて、そうなると今日は「黒」がテーマになりそう。でも、萬年筆で黒いのって普通すぎて、ふだんと何も変わらないので、萬年筆でないもので黒いもの。多人数で乗るために買ったエルグランドの塗色が黒。何ともいえない色で、光が当たると緑色に見えたり、なすびみたいな色に見えたり。日が暮れてしまっては写真が撮れないので、この企画はボツ。飼い主は腹黒いのですが、これも紹介するほどのものではないのでボツ。ほかにも見渡せば黒いものはいっぱいありますが、取り上げるほどのものがない・・・。これが、世のBlogerさん達を悩ませているネタ切れというやつなのか・・・と今更ながら実感です。350pxwhitehousetour_cropped

 さて、関西にはおもしろい企業がいろいろありますが、この記事も関西の企業らしくておもしろいです。
http://mainichi.jp/select/world/presidential/news/20090120k0000e040043000c.html?inb=yt

 この記事に出てくる会社、ホワイトハウスを建ててしまった、というのがすばらしいところ。私の住んでいるところからですとクルマで30分ほどでいけるところにあるのに、今日の今日まで知りませんでした。このホワイトハウス、レンタルできるというのがまたおもしろい。何か口実はないかなぁ、と思わず考えてしまいました。
http://www.mikami-ind.com/index.html

 黒いものはないかと考えていたのに、いつまにかホワイトハウス・・・。脱線です。授業をしていても、よくこういうことがありますが、生徒の側からすると本筋の授業より脱線したお話の中身の方がより印象に残るそうです。まったく、困ったもんです。

 一時期、黒いノートPC、IBMのThinkPadシリーズにハマっておりまして、周辺機器やら関連グッズなどを含めていろいろと集めていたのですが、その頃まとめて何本か「おまけ」としていただいたのがこのボールペン。黒いボディに赤いワンポイント、というThinkPadのカラーリングを逆転させたかのような配色です。クリップをノックするタイプですが、クリップを後方に延長して「玉」をつけてあるので、普通の尻ノックのように扱うことになります。ラバーグリップか?と思わせる黒い部分は固くてつるつるで、むしろグリップを悪化させています。

 レノボブランド化がますます進むThinkPad。下手をすると、ThinkPadという名前そのものがなくなりかねません。最近、そんな危機感から、再びThinkPad関連グッズを集め始めました。困ったもんです・・・。
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2009年1月19日 (月)

ゆめ

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 夢見る瞳・・・といいましょうか、暖かな窓辺で、自ら破いたカーテンの穴から見える青空を仰いでもの想う「ちち(仮名)」さんです。どーんとお尻の穴が見えているご無礼をお許し願います。この姿を見て、自分も幼稚園児だった頃に空を見てぼんやり何かを考えていた記憶がよみがえりました。近くに飛行場があって、レシプロの小型飛行機のエンジン音が何とも心地よく感じられたことだけはなぜかしっかりと覚えているのです。

 その昔発行していた学級通信のタイトルが「ゆめ」でした。この学級通信というやつ、なかなかにおもしろい文化だと思います。60年代のメッセージソングみたいな思い入れたっぷりのものから、こりゃただの連絡票ではないかと思えるものまで、担任の個性や考え、学校や学級の置かれている状況などが反映されているものです。毎年4月、新しく担任したクラスの学級通信のタイトルを考えるのが楽しみでもあり、苦しみでもありました。もう何年もそんな春を迎えていないのはとても寂しいことです。

 今日は、Martin Luther King, Jr. Day 。「私には夢がある!」キング牧師の生誕を祝う日です。ワシントン大行進での I have a dream! の演説、何度も何度も繰り返し聞いた時期がありました。英語はわかりませんけれど、本当にすばらしい演説だということは伝わってきます。逆境にあっても夢を実現するために努力し、そしてそれを応援し、支える人たちが出てくる。数え切れないほどの問題を抱えてはいても、ジャイアンよりわがままであっても、やっぱりアメリカという国はすばらしいと素直にあこがれてしまいます。
 http://dreamer1.hp.infoseek.co.jp/dream.html

 萬年筆好きにとってのアメリカといえばシェーファー、といいたいところですが、一般的にはパーカーでしょうか。今となってはイギリスというイメージの強いパーカーですが、シェーファーと並ぶアメリカの両雄、というイメージも根強いように思います。そんなパーカーの廉価なボールペンが、父の引き出しから出てきました。Parker Vector Americana Roller Ballです。

 もうそのまんま、直球勝負のアメリカものです。キャップを外すと普通の水性ボールペン。星条旗にしか見えないこの外観こそが値打ちでしょう。残念ながら、すでにリフィルは死亡。そのうち新しいものに入れ替えて復活させてやろうか、とも思うのですが、水性ボールペンは使わないので何とも・・・。それでもポケットに挿しておいて、サッと取り出してサラサラっとやってみたいものです。
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2009年1月18日 (日)

安心

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 安心しきって寝ている「くま(仮名)」さん。フレームに収まりきらないほど寄っておりますので、彼女の鼻とレンズの間は10センチもありません。家の中には嫌なことをする人はいない、という安心感でしょうか。少々の物音にも動じません。特に今日のように、家族がみんな家にいると安心感が高いようです。

 今日は朝から出勤。他の業種の場合、休日といえど、出勤すれば平日と同じように厳しいのでしょうが、私の場合、休日出勤はまったりモード全開です。ふだんより遅い目の時間に出ていって、お客様である子どもたちと接することなく、マイペースで仕事を片付けることができます。今日は、来週の行事関連の打ち合わせがある、ということでしたので、少し時間はとられるかな、と思いつつ、それでも気楽に家を出たのでした。

 予想に反して打ち合わせは大盛り上がりで、そこから派生した業務が山盛り。自分の仕事に手をつけることができないまま、気がついたら日が暮れておりました。さらに難儀なことに、自分の仕事というのが本日締め切り。こういう状況でも、まぁしゃあないか、とすんなり仕事に入れる気持ちの余裕があります。今日は日曜日ですから。
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 仕事でまるまるつぶれた週末でしたが、それほど疲労感がないのも良い感じです。取りかかった仕事はまず終えることができる、という安心感。これにハマってしまうと、週末も職場で過ごすことが普通になってしまいます。でもその安心感って、ホンモノなのでしょうか。何となくまがい物っぽいにおいがするような気もするのですが・・・。

 イタリア製の萬年筆は、どうも癖がありそうで、あまり持っていないのですが、そのうちの1本がこれ。まがい物のセィフティ機構をもったヴィスコンティ・メトロポリスです。イタリア製でも、もっとまともなペンがいくらでもある中、何でわざわざこのペンなのか、それは「アホ」なペンだからです。まずはキャップをした状態で人に見せ、おもむろにねじ込み式のキャップを外します。むむぅっと顔をしかめつつ、見ている人の顔をの前に首軸を差し出すと、相手も「へっ?」ってな顔になります。そこでおもむろに、「ペン先、落としてしもた!」などと、あまりにもベタなことを口走ったりします。
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 「アホ」なペンですが、首軸のねじなど、よく見ないとねじが切ってあるようには見えません。けっこう精密な造りです。そう感動しつつおしりをプッシュすると、インク吸入用のノブがニュッとせり出してきます。ここはポンッという感じで出て欲しいのですが、渋るようにニュッと出る、このぐらいの飛び出し具合で良いのだろうか、と悩んでしまうほどの微妙な出方。これを回してインクを吸い上げるのも、あまり気持ちのよい操作感ではありません。ハズレの個体なのか、イタリア製だからこれが普通なのか・・・。

 で、インク吸入用のノブより前よりの部分、普通のペンなら吸入用のノブにあたる部分をひねると、ペン先が繰り出されます。セイフティ機構といいますが、下向きに操作してもインクが漏れ出てくるわけでもなく、あくまで「雰囲気」です。こんなん、ペン先中へ入れとかんでもええがな、とそのままキャップをしたくなるのですが、それをやられると存在意義が無くなるからでしょう、ペン先を出したままでは閉められないようにキャップは上げ底になっているのです。長さは十分あるのに、何を考えてるんだろう、という感じですが、そういうペンと知って喜んで買うやつがいるからこそ、作るメーカーがあるわけですね。
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2009年1月17日 (土)

見えない動き

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 静かに目を閉じている「ちち(仮名)」さん。ただのお昼寝ですが、こういうシーンを撮れるということは、それだけ大人になってきたということでしょう。顔の部分だけですと、黙祷しているところ、と捏造することもできそうですが・・・。

 あの日は、鉄筋コンクリート造6階建てのマンションの5階にある1室で朝を迎えました。3LDKで60平米という、やや古めの住居でしたので、布団を敷くと部屋はいっぱいで、枕元にはタンスがそびえている、という状態でした。ドスッという鈍い音で目覚めると、隣にあったのは妻の寝顔ではなく木製の救急箱でした。タンスの上に置いてあったものです。寝ぼけた頭で、あぁよかった、救急箱で怪我をしたら笑い話だ・・・などと馬鹿なことを考えていると、「揺れた?」と妻が話しかけてきました。それからはひたすら情報収集。7時近くになるまで、神戸がすごいことになっている、といいう情報はなく、京都市の南部で震度5、というのに驚いていたほどでした。Rimg0125_4

 出勤した頃から、だんだんと状況が明らかになり、時間の経過とともに、生まれてこの方経験したことの無いほどの災害だということがわかってきました。幸い、という言い方は不適切だと思いますが、親戚など近しい人がそちらの方面にいないことに安堵したことを覚えています。

 私が今住んでいる地域も、活断層の巣といわれております。土の下に、見えない動きがある。満員電車で倒れかかってくるおっさんに我慢ができずに、グイッと押し返すのにも似た動きが土の中で起これば、土の上の私たちは倒れてしまうのです。このような駄文を打っている最中にそれが起こらないとも限りません。こんなに呑気にしていられることに感謝せずにはいられません。

 ビルが横倒しになっていたり、阪神高速の高架が落ちていたりした、あの日の風景。今、神戸の街を歩いても、その記憶が確実に薄れてきていることを実感します。いつも、意味も無く急いでいて、グッと押すエレベータの「閉」ボタン。神戸方面にいるときには、ぐるりと見渡してから押すことにしています。神戸の人は、確実に優しくなったと感じています。そして、その中で自分本位に振る舞うことが、とても恥ずかしいことに感じられるのです。「人徳」という言葉から最も遠いところにいる私が、束の間「ちょっとだけいい人」になれる場所。それが神戸(とその周りの地域)なのです。

 さて、記憶にとどめておくべきこの日に紹介するようなペンを、私は持っておりません。せめて、ほかにはあまりないようなペンを紹介して、この日の記憶を忘れがたいものにしておきたいと思います。
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 シェーファー製、スノーケルのデモンストレータです。2度ほどオークションで見かけて2度とも逃し、東京へ行った折に通りかかったブランドリサイクルのお店で見つけたものです。なんと、吸入機構も生きています。比較のために、ほぼ同じ形のスノーケルを並べてみました。このピンクのスノーケルは、pelikan_1931師匠はじめ、何人かの方のご協力で生き返ったものです。
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 尻軸を回すとペン芯の中から吸入管が繰り出される、そこが最大の特徴ですが、では吸入されたインクはどのようにしてペン先に供給されるのか、とか、単純に、中はどんな仕掛けになっているんだろうとか、謎な部分の多いペンです。軸が透明になっていることで、スノーケル管が繰り出されるときの内部機構の動きを見ることができます。

 デモンストレータにはインクを入れていないので、ピンクのペンでの感想を述べます。重い目、太い目のペンが好みの私ですが、このペンはとてもしっくりと手に収まり、ガチガチに固いけれども当たりの柔らかいペン先は、なめらかすぎず、引っかかりすぎず、とても気持ちよく文字を紡ぎ出してくれます。自分が健康で今日在ることに加え、先人たちがシェーファースノーケルという偉大な発明を遺してくれたことにも感謝したいと思います。
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2009年1月16日 (金)

花金

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 帰宅した飼い主にせがんでケージから出してもらった「くま(仮名)」さん。家族の証言によると、夕方の散歩から帰ると死んだようにドテッとしているそうですが、クルマを車庫に入れる音を聞くとムクッと起き上がって玄関の方を向いてお座りするのだそうです。まぁその姿はかわいいのですが、その後うるさいのには参ります。「ちち(仮名)」が来るまではそれほどひどくなかったように思うのですが・・・。

 さて、今日は花の金曜日。週休2日になったことで塾通いをする子供、塾通いをする時間が増えたんではないか、と思います。高いお金を出して塾に通わせてもらっている割には、子供たちの学力は低下傾向です。塾で習ったから、と授業はうわの空で聞いおります。塾で習ったことも実は定着できていないので、結局、何にも身につかないままになってしまう、というパターン。塾に通わせる親御さんは、そこをよく考えて、子供に話をしておくことが大切だと思います。

 こちらも仕事なので、生徒にこっちを向いてもらえるようにあの手この手、必死ですがまだまだ力が足りません。疲れただけで今週も終わりました。今日は月に1度のpenandmessage.さんの延長営業日ですので、私とも思えないほどてきぱきと仕事を片付けて、さて退勤、目指すは神戸、と思っていたら、あらら、突発的な仕事がわいてきました。これはもう、土曜日曜もつぶれそうです・・・ということで残業(うちの業界にはこの概念自体がありませんが・・・)突入。とりあえず区切りのつくところまで片付けてヘロヘロと帰宅。何も思いつかないので、金曜日だから金色の万年筆、と短絡的に撮りました。
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 まばゆい感じを出そうとフラッシュを焚いたのでぎらぎらですが、手前がシェーファーのインペリアルブラス。インペリアル、とついていますが形としてはタルガ系統ですね。特に磨いたりしておりませんが、ふだん使っていないのでそんなにくすんでおりません。湿気の多いところに置いて緑青みたいなのが出たこともあるので、乾燥剤といっしょに紙に包んで保管してあったのですが、正解だったようです。例によって気持ちよく反りあがったペン先、固いけれども当たりの柔らかい書き味、これぞシェーファー、であります。保有するシェーファーにしては珍しく、ごく普通のカートリッジ式なので出番が少ないのでしょう。

 奥は我らがPILOTのエリート。R14Kとあるのですが、14金張りの外装、ということでしょうか。プッシュ式の吸入機構がついていたのですが、冬木立とトレードされて、現在はカートリッジ式になっております。ペン先の形こそ現行シルバーンと同じですが、この時期のものはガチガチに固いペン先で、シルバーンのようなしなやかさは感じられません。しかしながら、事務用に使うには、それが書きやすさにつながっています。固いペン先で書き味はソフト。お色もめでたい金色、という2本でした。
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2009年1月15日 (木)

なめる

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 不自然な姿勢で前脚を舐めている「ちち(仮名)」さん。昨日、「くま(仮名)」さんが身だしなみを整えているのを見て、「私もっ!」と始めたものですが、気になるところは念入りに、そうでないところは適当に舐めております。あちこち舐めるのはストレスがたまっているから、という話もあるようですが、立派に成長していくためには多少のストレスは必要ではないかと思います。屋外で飼われている犬たちに比べたら、いつも家族が見えるところにいるだけ恵まれていると思いますが・・・。

 夕刻、妻からの電話。USBフラッシュメモリが開けないとのこと。この時点では、落ち着いて作業をすれば復旧できるかも、と期待しておりましたが、区画情報その他メタメタになった状態で、ハード的な要素もありそうですので、すぐにいじるのをやめました。さて、専門業者に依頼するとどのくらいかかるのでしょうか。データはお金には代えられませんが、舶来萬年筆が買えそうな金額になるのは確実でしょう。ハードディスクなどですと、何となく「嫌だなぁ」という感じがしてから壊れるものですが、メモリカード系統のストレージはいきなりダメになることが多く、大丈夫、となめてかかっていると痛い目に遭います。言い古されたことですが、転ばぬ先のバックアップ、これに尽きますね。
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 データ救出作業にお金がかかるので萬年筆を諦めて・・・というわけでは無いのですが、ファーバーカステルのパーフェクトペンシル、しかも廉価版です。とはいえ、鉛筆の木部までも黒く染められているところが素敵です。鉛筆を舐めながら書くという癖の持ち主、コントなどでは良く出てきますが、身近で見たためしがありません。そんな癖の持ち主であっても、こんな黒い鉛筆だと、舐める気も失せるのではないでしょうか。当たり前ですが、削っても削っても、黒いままです。

 鉛筆のお尻には消しゴムがついており、軸のてっぺん(クリップの上部)を引き抜くと鉛筆削りになっております。使い込んでいる知人によれば、新品の状態よりも、削られて三分の二から半分くらいの長さになった状態の方がバランスが良く、書きやすいのだとか。メカニカルペンシルですら、ほとんど芯の補充をしたことがない私。この鉛筆が半分の長さになる日は来ないのかもしれません。
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2009年1月14日 (水)

おしゃれ

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 念入りに前足のお手入れをする「くま(仮名)」さん。裏白で黒い躰がオレンジのお布団に映えておしゃれです。「まゆ毛」の部分が目のように見えて、寝ているときでも目をつぶっているのかどうかよくわかりません。白と黒で目立ちそうなカラーですが、案外、自然界では理にかなった配色なのかもしれません。

 真っ黒で美人の「くま(仮名)」さんと、真っ白できれいな「ちち(仮名)」さんの飼い主は、おしゃれというものに縁がありません。こういう色が好みとか、このタイプの服が好きとか、あ、この小物、おもしろい、とか、そういうのはあるのですが、コーディネートというものが全くわからないので、結局は地味で目立たないことが最優先です。この季節、月曜から金曜まではドブネズミ色のスリーピースで教壇に立っておりますが、こいつの天敵がチョークの粉。職員室では「よぉっ、ホコリ高き男っ!」といつもほめられております。そんな私が最近手に入れたのが、5000円也の値札も晴れがましいこちらのペンです。
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 甘くなってしまいましたが、ブラウンのボディに14金のペン先。セーラーのシャレーナです。最近のものは豪華になっておりますが、この当時のものは実用品らしいたたずまい。握ってみると、少し太めの耳かきでも持ったかのような感じ。つけペン状態で書いてみましたが、見失いそうな小さなペン先にもかかわらずしっかり、しっとしした筆記感です。いたずら心を起こして、Φ3.5のイヤホンジャックにあてがってみましたが、さすがにペン先の「えら」の部分が邪魔になって入りませんでした。逆に言うと、この部分がなければ、すっぽり挿し込めてしまいそうです。

 目下、専用のコンバータとカートリッジインクを手配中ですが、使い途が思い当たりません。まめにメモをとるような人でもないし、こういう細くて華奢なものを持ち歩いていたらすぐに失うか、壊すかしてしまいそうです。結局は見せびらかし専用ということになるのかもしれません。
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2009年1月13日 (火)

ミルク

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 何というか、大人になった感じのする「ちち(仮名)」さん。撮影直前までわんわんきゃんきゃん大騒ぎしていたのですが、ここは躾のしどころと家族みんなで無視していたので、あきらめておとなしくなったところです。美貌では「くま(仮名)」さんに及ばないとはいえ、こうしてみるとなかなかのものです。

 さて、我が家の犬たちには、当然ながら(本名)があります。ネット上で本名を公開して、「マリリンに逢いたい」みたいな熱心な犬が現れたりすると厄介なので仮名にしております。名前はまだ無い、ってな意味での(仮名)ではありませんのでご安心ください。

 「くま(仮名)」さんは、そう呼び習わされているが故の仮名。本名は黒い見た目からは思いもよらないものです。一方「ちち(仮名)」さんは、見た目の通り、ミルクのような乳白色のボディ故、「ミルク」由来で「ちち(仮名)」さんなのです。で、本名の方も、見た目からとっておりますが、そこは関西人の家庭に飼われている犬ですから、「シロ」なんてひねりのない名前ではありません。さて、どちらかでも犬の名前を当てることが出来る方、いらっしゃるでしょうか。
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 帰宅して郵便受けを見ると、オークションの落札物らしきものが。早速開封すると、予想していたより大きなものが現れました。蓋にはおなじみの Waterman's Ideal の文字、そして INK と浮き彫りになっております。素直に考えて、ウォーターマンのインクポットです。何か見覚えがあるなぁ・・・と思ったら、牧場などで使われているミルク缶と同じ形なんですね。

 ねじ込み式の蓋の内側には、螺旋状のバネが入っております。蓋を開け閉めするときの助けになるのでしょうが、現状ではすぐに蓋から外れてしまうので、あけてみると缶の底にバネがある、という状態です。大きさ比較のため、昨日とは違う金屏風(2枚も買ったのかっ!)の前に、モンテヴェルデのカラーインクセットを置いてみました。いわゆるヨーロッパタイプのカートリッジ2本半分の高さがあります。胴の部分の直径はちょうどこのカートリッジ1本分です。

 こういうものについての知識がないので、ただおもしろそう、ということで手に入れましたが、何かご存じのことがありましたらお教え願えればと思います。ついでに、犬たちの本名を当てるぜぃ、っていう挑戦もお待ちしております。
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2009年1月12日 (月)

横着

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 横着にも横向きに寝たまんま餌を食べている「くま(仮名)」を、これまた横着に片手持ちでパシャッとやったところです。案の定、ブレまくってしまいました。彼女の場合、こうして寝ながら食べているというのは健康状態がよい証です。

 さて、一昨日に続き昨日も、交通機関での忘れ物。上着は新幹線の車中と確定しており、すぐに発見・保管されておりましたが、昨日の分は説明するのも難儀で、しかも忘れた場所が確定できませんでした。

 JR摂津本山駅に入った時点では確実に持っていた荷物。ホームのベンチか、隣の駅まで乗った普通列車の車内か。妻曰く、「六甲ライナーに乗ったときには持っていなかったような・・・」ということで、そのどちらかとにらんでいたのですが、結果は大ハズレ。六甲ライナーの車内に忘れていたのでした。
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 で、駅などに電話して、小振りな白い布製の手提げ袋を忘れました、と言うと、中身を聞かれます。実はここが問題です。「糊と、屏風と、鉛筆のようなものです。」糊や鉛筆のようなものはともかく、屏風って・・・。

 小物の写真を撮るとき、背景のぼろ隠しとレフ板のような効果を狙って、小型の金屏風を買ったのです。しかし、手提げ袋の中身で「屏風」って、明らかにおかしい。それに、鉛筆「のようなもの」って・・・。

 糊の名門、不易糊工業の「どうぶつのりカラー」5色セットです。これだけの糊、いつになったら使い切るのでしょうか。それぞれの容器には、帽子をかたどったキャップと同じ色の糊が入っております。背景に見えておりますのが小さな金屏風。これから先、ブツ撮りに活躍してくれそうです。

 糊が5つ、横並びにくっ着いているというお話でした。
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2009年1月11日 (日)

ぴったりハマる

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 ワンちゃんのベッド、ということで売られているこの手の製品、我が家の犬たちは、咬みまくってボロボロにするだけで、これを布団にして寝るなどということはありませんでした。「ちち(仮名)」さんの場合、偶然はまってみたらぴったりだった、ということで、気持ちよく寝ていたのでしょう。暗い部屋でしたので、隣の部屋の明かりで撮影しました。熟睡していたようで、AF補助光をあてられても起きることもありませんでした。こんなふうに静かに寝てくれていると、飼い主も心安らかに過ごせます。
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 昨日忘れた上着を受け取りに、まずは新大阪駅へ。事前に電話連絡をしておいたので、スムーズに受け取ることが出来ました。関係者の皆様に感謝。そのまま地下鉄、阪急と乗り継いで夙川へ。お目当てはアルテ・シンポジオのランチです。人気が高く、いつも混んでいるということで、ラストオーダーの少し前、2時過ぎを狙っての入店で、結果は大成功。これならディナーでもいけるんじゃないか、というほどのボリュウムとお味に大満足して、すぐそばにある分度器.comさんへ。スタッフの皆さんが風邪でダウンということで、オーナー自らお店番です。

 例によって実用より趣味に走ったお買い物をして、隣の岡本駅へ。この駅前には、ちょっと品揃えのよい文房具店があるのです。ここで買い入れたものを、分度器さんでもらった手提げ袋に入れて荷物をひとつにして、六甲アイランド行きのバス停へ・・・・っと、休日のその時間だけ、バスが欠けています。仕方なく、JRで一駅移動して六甲ライナーでル・ボナーへ。例によって革製品の話はそっちのけ、萬年筆とそのケースの話題で盛り上がり、罪もない初心者を泥沼に引きずり込んで、最後にちょこっと小銭入れを求めて、penandmessage.に向かいます。
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 コーヒーをいただいてふと気づくと、あ、またやってしまいました。先ほどの手提げ袋がありません。入れ歯、上着に続いて三連荘でチョンボです。こういうのを正月ぼけというのでしょうか。仕方がないので、JRと六甲ライナーに捜索を依頼して、お店のオリジナルボールペン、TACTのサンプルで試し書き。ジェットストリームのリフィルを使用しているだけあって、ウルトラスムーズな書き味。そこへスタッフKさんが、手袋をはめた手でパッケージを運んでこられるではないですか・・・・・。

 penandomessage.店主のBlogで、このペンの発売が告知されている記事へのコメント、みんな買う買う、取り置きを、と書いてますが、私はそんなことひとつも書いてません・・・・・なんで取り置いてくださってるんだろう。不思議です。しかし、関係者によれば何の不思議はないとのこと。アンタみたいにハマって入る人がコメントつけたら、そりゃ買う買うオーラ出ますわ、ってことらしい。おっかしいなぁ。

 ジャーマンシルバー、この場合はシルバー800のことではなく、洋白とか洋銀とかいわれる、500円玉の材料なんかにも近い素材のようですね。洋白は材料としては黄銅よりよっぽど強いですから、これは護身用に首からぶら下げておくのが良さそうです。ちなみに、改造の方ですが、カランダッシュのゴリアットカートリッジ、径はOKですので、後にエクステンションをつけて長くしてやればいけそうです。うまくいきましたらまたご報告します。
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2009年1月10日 (土)

忘れ物

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 写真を撮るのを忘れてしまったので、数日前の「くま(仮名)」さんのお姿を。いや、ふすま1枚隔てたところに彼女はいるのですが、写真を撮りに行くと遊んでくれと大騒ぎするので、深夜につき、控えておこうかと。飼い主が帰ってくると、必ずこんな風に遊んでもらって、おやつをもらわないと寝ないのが困ったところ。「ちち(仮名)」さんが」来てから、少し甘やかしすぎたかもしれません。

 さて、今日はWAGNERの新年会でしたが、そのためだけに出かけて行ったら、いくら何でも「アホ」過ぎます。今回は残念ながら見送りかぁ、と思っておりました。そこへ飛び込んできたのが「モバイル専科 閉店」のニュース。

 http://www.wolf.ne.jp/ これです。これを見たら、行かないわけにはいきません。まだ携帯電話が普及していない頃、ビットマップシンジケートの皆さんに触発されて、「モバイル」にハマっておりました。IBMのPT-110とか、HP-100LXとか持ち歩いていて、「外で画面見て何してるの?」なんて、よく言われました。今やどうでしょう、電車の中で携帯の画面見つめている人、車両によっては多数派だったりするほどですね。やっと、時代が私に追いついたのです・・・・っていうのは冗談として、その頃、お世話になったお店です。最近でも、大阪店でデータレスキューしてもらって命拾い、ってことがありました。閉店までにぜひ一度行っておかなければ・・・ん、ならばそのついでに新年会にも、となった次第です。
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 電車に乗ってすぐ、入れ歯を忘れたことに気づきました。ま、食べにくいぐらいの方が糖尿持ちには良いか、と自分を納得させます。寒くなるという天気予報でしたが新幹線は順調、富士山もきれいです。田町あたりで併走していた京浜東北線の快速に狙いを定め、東京駅でどたばた走って次は秋葉原。たどり着いたモバイル専科は、以前(相当前です)来たときと変わらない雰囲気。ほかのお客さんの問い合わせに「来週には入りますよ」と店長。うむ、最後の最後までお取り寄せできるんだ・・・と自分も記念にお買い物をして、精算の時に「残念ですね」「え?」「お店、なくなるんですね」「いえ、続けますよ。ネットの方もサーバが変わるだけで、リニューアルして続けますよ。」

 なんなんでしょう、先ほどのリンク先を見て、実店舗が無くなる、と解釈した私は間違ってますでしょうか・・・。何のためにここまで来たんやぁ!!、などとは叫ばず、むしろ喜びつつ、末広町から銀座へ。いつものように礼拝堂の上まで行きましたが、幸いなことに魅力的な委託品もなく、そのまま恵比寿へ。地下鉄網、実に便利につながってますね。恵比寿駅前で昼食を済ませ、WAGNERの新年会へ。高密度です。謎な部屋に、40人ばかり入って熱気むんむんです。
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 まぁ縁起物ですから、ということで中央あたりにトレド丑。左上隅、グレーの腕はペンクリ中のpelikan_1931師匠。右隅はaurora_88さん。トレド丑の上、黄色の服の人がらすとるむさんです。どうしていつまでも「くま(仮名)」なの、ちゃんとした名前をつけてあげればいいのに・・・いえいえ、本名はちゃんとあるのですよ。ネット上に個人情報を広めないための処置です、なんていう話を、何人もの人としました。

 実はトレド丑より、別のペンの方が数段人気があったのですが、それはまた今度。ひょっとしたら別の人が紹介してくださるかもしれません。

 で、新年会は第2フェーズ、アルコール入りの方へと移行して、ディープな会話を楽しんだ後、またも走りまくってのぞみの人に。うつらうつらしているうちに京都に着き、またまた走って近鉄電車。これでもまだ、最終電車ではないところが素敵です。ほんと、便利な世の中になったものだなぁ。。。と感慨にふけっているうちに下車駅。外は寒いかな、と思った瞬間に気がつきました。のぞみに上着を忘れた!

 最初と最後に忘れ物をした1日が、ようやく終わろうとしております。

2009年1月 9日 (金)

アシが・・・

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 ようやくお腹の調子も普通になってきた「ちち(仮名)」さん。後脚をポーんと放り上げて、ケージの壁(?)にもたせかけて寝ております。ただ寝ているだけでなく、かなり気持ちよく寝ている状態です。

 新学期に入って、あちらこちらの私立高校へ挨拶回りをしております。先方の担当者とアポイントメントをとって出かけるわけですので、いつ止まるかわからないエスカルゴは使えません。そこで、現行品(?)エルグランドで出かけることになります。エスカルゴの2倍以上の排気量でゆったり走る。いかついお面なので直前に割り込まれることがほとんど無い、など、エスカルゴに乗るより快適なのですが、今日はどうも様子が変。扇風機に鉛筆を突っ込んだ(よい子はしてはいけません)ような音がするのです。

 1日走り回って、高速道路ではモノクロ2値のクルマに出会うと困るぐらい走って、この音。エンジン回転にあわせて音が変化しますので、要はどこか「回っている」ところから出ているというのはわかるのですが、何せエルグランドはエンジンフードが不釣り合いに小さく、あけてみても何もわかりません。で、仕方なくディーラーに持ち込んでリフトアップしてもらいましたが、下から見ても何もわからないのです。小1時間あぁでも無いこぅでも無いとやった挙げ句、原因不明のまま、クルマを預けて帰ることになってしまいました。この3連休、家族そろって乗れる車がない状態で過ごさなければなりません。
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 アシといえば、さすが3連休前、関西から東京方面へ向かう高速バスも軒並み満席ですね。某研究会の新年会に参加するのに、安くて快適な夜行バスで・・・と思っていたのですが、いきなり躓いてしまいました。やはり早めからの準備が大切ですね。寒くなりそうですし、関ヶ原あたりで雪が降ると新幹線もヤバいかもしれません。

 さて、どうやって新年会に行こうか、どんなペンを連れて行こうか、と考えていて、ふと目についたペンケース。変な形をしております。四角形の4辺、平行な組み合わせがないのです。eBayで手に入れたのですが、こちらから怪しい英語で質問すると、スペイン語で回答がきて泣きそうになった、という思い出があります。グリーンの革製で、内側はスゥェード調。2本差しで、あまり長いペンは入りません。変わったものが好きな私としては、けっこう気に入っているのですが、これに入れる2本を選ぶ、というところでいつも時間がかかってしまうのが難点でしょうか。
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2009年1月 8日 (木)

欲しかったけど・・・

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 欲しいのです。「くま(仮名)」さんは柴犬。犬ですから、これ食べさせちゃダメ、というものがあります。チョコレートケーキを狙っている「くま(仮名)」さん、だめですよ・・・。ちなみに、この写真の左後ろでは、V字回復を遂げた「ちち(仮名)」さんが鳴き叫んでおります。

 飼い主が食べている、見た目がおいしそう、匂いがおいしそう。だから犬たちは「お相伴!お相伴!」と騒ぐのでしょう。トーストが大好物の「くま(仮名)」さんにしても、最近は舌が肥えてきたのか、マーガリンが塗られていないところは食べません・・・。

 飼い主も、ネットオークションで失敗することがあります。写真ではすばらしい色艶の萬年筆。これは軸買いっ! と落札して、届いたものを見て死にたくなる、ということがあります。まだまだ、修行が足りません。

 eBayで入手した、我らがPILOT謹製の萬年筆。安いなぁ、金ペンちゃうからかな、と思いつつ、国際郵便料金けっこうかかるなぁ、と待つこと2週間。到着したペンと対面したときの脱力感は強烈なものでした。慌てて見返すと、オークションの説明文には Woody と。はい、わかってます。Wood じゃないんです。最後の y が存在感ありますね、こうなると。

 キーボードを置いているのは、安物のプリント合板の机。どんどんめくれてきております。写真ではそれより木材っぽく見えておりますが、マクロ撮影で木目(のようなもの)を強調して撮ったからこうなるだけで、実物は学校の机の天板より貧相です。シミの付いたプラスチック、というのはこういうものだと思わせる、素晴らしい仕上がり。Namikiブランドが存在することの意義を思い知った1本でした。
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2009年1月 7日 (水)

身中の虫

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 「ちち(仮名)」さんの寝姿。実はこれ、少し前に撮ったものです。昨夜から今日にかけて、とても写真など撮っている場合じゃない、という状況でしたので、近影、ということで。

 いつもお世話になっている動物病院の診療時間が終わった午後11時過ぎ、「ちち(仮名)」さんが何度も嘔吐し始めたのです。生後4ヶ月の仔犬が吐く吐く、最後には胃液だけしか出てこないのに、まだまだ吐きます。これはいかんと水を飲ませても、そっくりそのまま吐いてしまうのです。

 大阪市内には朝5時まで受け付けてくれる夜間動物救急センターがありますが、うちの犬たちは車に乗るのを怖がるので、搬送するだけでもけっこうな負担になるだろう、ということで、しばし様子を見守ることに。ぐったりと横になる「ちち(仮名)」さんの近くで、飼い主は夫婦揃ってごろ寝。幸いにもその後は落ち着いてきて、これなら朝から病院へ連れて行けばよさそう、ということで5時過ぎには布団に入ってしばしの睡眠。ですが、妻は朝までリビングで仮眠してくれたのでした。

 朝7時、犬が病気なので休みます、なんて連絡を入れるのは初めて・・・と思いながら起きてみると、ぴょんぴょん跳びはねる「ちち(仮名)」さんのお姿。実に生命力が強いです。これなら大丈夫と、夫婦揃って普通に出勤。帰宅してから病院に連れて行き、待合室で粗相してしまった便から、見事(?)原虫が発見され、これが原因でお腹をこわしていた可能性が高い、と診断され、虫下しを処方していただきました。

 以前、Palm Tungsten C の液晶が割れてしまった、ということを書きましたが、それは3度目で、何でこんなに割れるのだろうか、と考えておりました。液晶を保護するカバーにSDカードを入れるスペースがあったので、そこに入れてあった「雪めがね」。うむ、どうやらこいつが犯人かもしれない、と思い至りました。「ちち(仮名)」さんのお腹の虫。Palmのカバーの中の虫めがね。身中の虫には、けっこうひどい目に遭わされるものです。
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2009年1月 6日 (火)

成長の跡

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 気持ちよさそうにお昼寝中の「ちち(仮名)」さん。この仔も年末からお腹をこわしていて、しかもくしゃみや咳の連続。それでも元気にぴょんぴょん跳びはねております。家族が昼食を済ませ、それぞれに自分の部屋に戻ってしまうと、静かなリビングでこうして眠るようになりました。少し前までは、姿が見えないと言っては鳴き、見えたら遊べと言って鳴きで、大騒ぎでしたが、いくらか成長したようです。

 飼い主は、まだインターネットというものがない頃から、パソコン通信にハマっておりました。MS-DOSのノートパソコン(98互換機!)と2400BPS(!)のモデムを使い、徹夜でリアルタイム会議(チャット)に参加した挙げ句、NTTの請求書を見た妻に激怒される、という、まさしく神話時代を生きていた人なのです。
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 インターネットは商用利用前であり、JUNETというこわ~い世界があるらしい、ぐらいの認識でした。Windowsのバージョンでいうと2.11から3.1にかけての頃。ちなみにVistaは6.0にあたります。今や知らぬ人はないExcelはまだまだヒヨコのような存在で、表計算といえばLotus1-2-3。そうそう、UAEといえばドバイのあるアラブ首長国連邦ですが、当時の私たちにとってのUAEは、「修復不可能なアプリケーションエラー」という、どうすることもできない、それでいて毎日必ず出会う厄介なものでした。

 さて、ここまで成長してきたPCとWindows。使う方の私は、歳をとったせいか、あまりいじる意欲がなくなってきています。反面、かつて嫌々使っていた筆記具などが趣味の対象となり、ハマりこんでいるというのは何とも皮肉な話です。成長というと年輪を連想してしまい、木目の美しいものがあると思わず手に入れたくなってしまうのですが、その結果が写真のアホな定規たちです。

 上は 工房 楔 謹製の定規で、材はスネークウッドです。模様は綺麗ですが、精一杯努力していただいても、目盛りの見にくさはどうしようもありません。しかも材が材ですから、いずれ割れてくるでしょう。これをそんな値段で買うなんて、アホです。

 下は、Sagoニューマテリアルギターズ http://www.sago-nmg.com/pc.html が端材を使って制作したものさし。5センチごとに白蝶貝を使ったドットが埋め込まれています。これも、線を引いたり紙を切ったりぐらいしか使い途のない、それでいて高価な、アホなものさしです。ちなみに、この個体は(・・・って?!)ブビンガという材で作られています。

 世界のナベアツさんが、アホになりまくっておりますが、関西弁の「アホ」は、とっても奥深い言葉なのです。
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2009年1月 5日 (月)

嬉しい楽しい・・・ちと不安

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 あぁ疲れた、とごろんと横になった飼い主に、「おかえりぃ~っ」と絡んでくる「くま(仮名)」さん。甘えております。不倶戴天の敵である「ちち(仮名)」は、その様子を見て半狂乱になって暴れておりますが、ケージの中ゆえどうすることもできず、束の間、「くま(仮名)」さんの天下なのです。

 さて、昨夜借りてきたバス、明るいところでよく見れば上級版のミッドシップ。ですので、ホイールベースもやや長めです。オルガンタイプのペダル、エア併用ブレーキ、細かなところで乗用車とは違った操作系。デカいくせにハンドルはけっこう敏感ですし、強力なエア併用ブレーキは油圧とはまったく異なる感触で、慣れるまでは強力なのにブレーキングが不安、という変な感じです。あと、大きな内輪差にも気を遣います。このように、戸惑うことも多いのですが、それでも大型車の運転は実に楽しいものです。皆さんも大型免許、1枚いかがですか?

 で、そんなバスに子どもたちを乗せて行って来ました長浜ドーム。いや、でかいですね。カブトガニの甲羅を伏せたような屋根が特徴的で、何とテニスコートが12面もとれます。しかも、背後に伊吹山、目の前には琵琶湖というすばらしい立地です。それにしても、屋内でテニスの試合、っていうのは、結構あるらしいのですが門外漢には見た目に違和感を覚えます。
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 で、鉄分の多いものにとっては、北陸本線(琵琶湖線)の田村駅すぐそば、というのが何とも・・・。今でこそ敦賀以西は直流電化区間となり、当たり前のように223系などが走っておりますが、かつては直流電化区間はここ田村までで、この先は交流電化区間でした。寝台特急電車583系を種車とした、世にも珍しい491系というのがこのあたりや湖西線の永原以東の主役でした。往時からすれば本当にあっさりすっきりしてしまった田村駅でした。

 無事にミッションを終えて、気がつけばもう松の内も終わりですね。明後日は七草粥を食べて始業式。短くて密度の濃い3学期が始まります。今年の年末年始、腰が痛い痛いと言ってそれらしいことを何もせずに終わってしまいました。せめて、おめでたい柄の萬年筆でも、ということで、PIILOTのシルバーン、松竹梅です。現行品ですが、文明商社のケースの中で、とってもいい具合に「すすけて」いたのを見て、反射的に保護したものです。キャップの先の方に見られるように、黒くなったのではなく、金色に近い方向に、何とも言えない色あいに変わっていたのですが、手にとって眺めたり書いたりしているうちに普通の銀色に戻って来つつあります。ですので、現在は養生中で、あまり触らずに空気に触れさせています。
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2009年1月 4日 (日)

自然形体

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 可哀想に、毛まみれになって眠る「くま(仮名)」さんです。人間の目で見ると、こんなに毛まみれには見えませんが、マクロ撮影するとこの通り。彼女は現在、風邪を召しているご様子で、頻繁にくしゃみをし、咳でしょうか、コホコホとやっております。おまけに昨日あたりから大好きなお散歩にも行こうとしないので、これは一大事とお医者様へ。ペットのお医者さんに関しては、年末年始も無休、深夜救急もありという恵まれた状況。小さな子どもを抱えている我が家にとって、人間もそのぐらいの体制に・・・といいたくもなりますが、ペットは自由診療ですし、もしものことがあっても・・・ですからね。

 飼い主の方も、「くま(仮名)」さんが体調を崩し始めるのと時を同じくして腰痛に悩まされておりましたが、たかが人間の腰痛ぐらいでお正月に診てくれるところなんぞありませんでした。ようやく今日、自然形体療法を取り入れている整体院に駆け込んだ次第です。

 6年ほど前、肩がたまらなく痛くなったことがあって、「早めの五十肩」などといわれて思わずgoogleで検索。そこにヒットしたのが、自然形体療法でした。失礼ながらどことなく怪しげな雰囲気漂うその療法ながら、「安静にして時間薬で」などとばかり書かれている肩の痛みに対して、ハッキリ「治ります」と宣言しているので、思わず治療を受けてしまいました。

 結果は大成功。まぁ暗示にかかりやすい人間だからかもしれませんが、猛烈に楽になりました。ちなみに、私の妻ですと効果はそれほどでもなかったようですが、これは妻がふだんからいい姿勢だからと思われます。私はもう、悪い姿勢の標本箱みたいな人間なので、すこし修正してもらうだけでぐぐっと良くなるのでしょう。Mel72

 さて今日も、1時間ほど車を転がしてたどり着いた山浦整体院 http://www.eonet.ne.jp/~tozomo-hazuki/tozomo/山浦整体/山浦整体院.html にて、問診から始まって約1時間ほどの治療を受け、何となくすっきり。しつこい痛みは残っておりますが、体を動かすのがぐっと楽になりました。そこで、余勢を駆って、というわけでもないのですが、レンタカー屋さんに出向いて借りてきたのがこれ。日野自動車のメルファ7です。明日は、こいつに人を乗せて滋賀県まで遠征の予定。リアエンジンのせいか、単に調整の関係か、ブレーキを踏むとやや左に流れ気味なのが気を遣うところですが、まぁ視界も良いし、運転席右側にずらり並んだスイッチ類がバスの運転手さん気分を盛り上げてくれます。無事に戻って参りましたら、明日はメルファのインプレッションです。

 で、今日の文具は、自然=緑という連想から、緑の革巻き筆記具です。お正月ということで、お猿さんが餅を焼いて食べておりますが、これはあくまで背景です。主役はPILOT製の萬年筆とメカニカルペンシルのセットです。未使用品でしたがそこそこ古いもののようです。ガチガチに詰まっていたペン先を少し広げてもらい、何とか書ける程度のインクフローを得ておりますが、現在まで活躍の機会なしです。飼い主がまめにメモする人であったならば、ロディアに緑の革表紙などつけて一緒に持ち歩くのでしょうが、そんな日は永遠に来ないように思います。
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2009年1月 3日 (土)

首が痛い

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 タイトルそのまんま、飼い主は寝転んでテレビを見てばかりなので、首が痛くてたまりません。年末からずっと続く腰痛も、姿勢の悪さと運動不足が原因であることは明白。昨日、便所の火事だっ、とばかりやけくそで這いつくばってトイレ掃除をしてみましたところ、一時的に腰が楽になるという一見あり得ない結果を得ました。良い姿勢と適度な運動は大切ですね。その点、犬はまん丸になって寝るのに、起きて伸び一発、腰が痛そうな様子も見せません。2足歩行というのは腰に優しくないのでしょうね。R0010764_3

 今日も夕方までごろごろしていて、まぁこれではいかんだろうということで一念発起、というほどでもないのですが、実に4日ぶりに外出着に着替えて電車に乗りました。この電車がまた難物で、立っていても席に座っても腰に来ます。特に電車からホームに降りるとき、わずかな段差で突き抜けるような痛み・・・。相当老化が進んでおります。
 
 で、その体にむち打つように、大阪日本橋の電気街を北から南へ、地下鉄の駅で一駅分歩きました。秋葉原駅から末広町駅まで歩くより若干長いかな、という程度の距離です。その時には ヒィ とか ウゥッ とかうめきつつ歩いていたのですが、就寝前のこの時刻、何となく腰の痛みが軽いように感じます。運動の効果あり、ということでしょう。帰りに「家族に」と求めたみたらし団子。スチレンの保温箱に入っておりますので、家で食べてもおいしいこと・・・。しっかり食べて、夕食後も寝転んでテレビを見ていたので、結局首の痛みはそのままです。

 私はどうも、この首が弱いようで、これでは一生、レースカーに乗ったり宇宙飛行をしたりできないだろうな、と思っておりますが、萬年筆の世界でも首が弱いといわれているものがあって、その代表格がアウロラではないでしょうか。

 アウロラのオプティマ(現行品)とカルロ・ゴルドーニの首軸を並べてみました。下の方、ペン先が金色の方がいわゆる天狗ペン、カルロ・ゴルドーニですが、こいつの首軸には「くびれ」がありません。これを天狗ペンと命名した人から、「なんとぶっさいくな首軸やっ!」といわれてしまったほどです。しかしながら、pelikan_1931師匠のBlogほかで得られた情報によると、この「ぶっさいく」な寸胴の首軸、この頃のオプティマがとってもいいのだそうです。

 昨年、某所で開かれたWAGNER地方大会で、私がオークションで落とし損ねたペンをまとめてお持ちの方に出会いまして、う~む、こういうことがあるから楽しいですなぁ、と笑っておりました。これまた、古いオプティマがええらしいぞぉ、と書きつつオークションで探すとなると、結局は・・・・・。まぁ、お金を使わなくてすむとはいうものの、頭の痛い問題かも
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2009年1月 2日 (金)

使ってこそ

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 愛用のピカチュウと遊んでいる「くま(仮名)」さん。飼い主や家族がいい雰囲気で過ごしていると、彼女も落ち着いてゆったりとしております。飼い主が怒声を張り上げたりしますと、しっぽと頭を下げて縮こまってしまいます。その姿を見て、あぁ、こんなに怒鳴ってはいけない、などと気づかせてもらう、ということもしばしばです。

 飼い主が子どもの頃、三賀日はお店も開いておらず、ふだん通りなのは交通機関ぐらいでした。百貨店勤務の親戚が3日から営業になった、と嘆いていたのを良く覚えております。隔世の感がありますね。

 この1月2日という日は、午後から皆揃って父の実家へ行き、大人たちはお節料理で呑み、夜になると全員揃ってすき焼きか水炊き。水炊きになると、当然そのあとに「雑炊」が待っているわけですが、ここで大人たちがああでもない、こうでもないと揉めるのを見るのも楽しいものでした。もちろん子どもにとっては、何より「お年玉」です。高校生ぐらいの頃には軽く10万円を超えるほどもらっていた記憶があります。貯金しなさい攻撃を免れて手元に残ったお年玉を握りしめて、近所のダイエーへ行き、文具売り場のガラスケースに飾られたモンブランのノブレスを買って有頂天・・・というのが萬年筆沼へ足を踏み入れた最初です。

 さて、年末にふらっと入った銀座ハンズで目にして、反射的に買ってしまったのがこれ。ジェットストリームの4色BP+MPです。ジェットストリームに緑インクが出れば最高だが。。。と思っていたら、こういう形での登場。これはもう、ほぼ日手帳のかんぬき代わりに導入するしかありません。ロットリングのフォーインワンから始まって、ゼブラのクリップオンマルチ、そして書き味の面からキャップレスデシモへと変遷していたほぼ日手帳のかんぬき、今年はこのペンに決定です。このタイプ、残るはPILOTのドクターグリップ4+1ですが、どうにもあのグニュグニュが気持ち悪そうなので手を出しておりません。

 クリップオンマルチと使い勝手は同等。ペンの先端から胴軸との接合部分まで一体の金属部品に白い樹脂製のものを巻いてあり、ここは固くもなく柔らかくもない触感で、筆記時のバランスにはこの部分の重みが効いている感じです。ボールペンが4色あっても使い分けできないだろうなぁ、と思いつつの導入ですが、そもそもほぼ日手帳自体、あまり活躍しないまま1年をすごし、メモ帳に変身しているという状況をまず何とかしなければ・・・。
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2009年1月 1日 (木)

丑年

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 あけましておめでとうございます。飼い主は、昨年末から続く腰痛で、名実ともに寝正月となっております。「くま(仮名)」さんはどうやら成長してきた「ちち(仮名)」さんが煙たいようで、もう少しすると順位逆転となりそうです。その「ちち(仮名)」さんは、新年早々あれですけれども、昨年暮れからお腹の調子だけが悪く、毎日朝からシャワーで洗ってもらうような状態でしたが、ようやく落ち着いてきたようです。お腹の調子以外はバカみたいに元気なのですが・・・。

 せっかくのお正月、それも元旦ですので、本日はトレド尽くしです。これだけトレドがありますが、そのほとんどがいただきもの。世間一般には、何か変な模様のある萬年筆、という認識のようで、こんな変なのが好きなんだったら使わないからあげます、ということで集まってきたのです。

 最初は「6本のトレド」っていう企画でしたが、もののはずみで1本増えてしまいましたので、今年の干支を作ってみました。ペリカンということを活かして、大ペリカンの柄とペン先が合うようにひねってあります。

 ビッグトレド系はすべて天冠とキャップにメタルの入った旧タイプ。トレド系は新旧さまざま、プリント天冠も混じっております。現行タイプのニブはビッグトレドの1本だけ。トレドはENやらpf、ビッグトレドは現行とpfのほか、20cもあります。で、あろうことか現行のニブ(字幅はF)がついたやつが一番手になじんで書きやすいのです。このニブをほかのビッグトレドにつけると、何か違うのです。非常に奥の深い世界であります。

 で、そうはいっても、軸の中央部にしっかり重みがかかる感じは最高で、トレドと名が付けば書きやすい、ということになります。もしも、萬年筆は1本だけ、と規制されたら、最終的にはビッグトレドを選ぶのではないか、というほど惚れ込んでおります。
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