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2008年12月30日 (火)

餅つき

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 ケージからしっぽをはみ出させて眠っていた「ちち(仮名)」さん。仔犬だ仔犬だと思っていると、いつの間にか大きくなっているものです。現在の体重はおよそ6キロ。片手に楽々乗せられた頃が懐かしいですが、一方で、まだまだ直らない甘噛みながら最近は加減することを覚えたようですし、だめっと言われると一瞬噛むのをやめるあたり、成長の跡も感じられます。何よりこの姿勢。人が見ているのに寝転んだままというのは凄い進歩です。遊んでくれそうかどうか、見極めてから起き上がるようになったのです。

 さて、今日は妻の実家で餅つきです。機械で搗いた(こねた)餅を丸めたりあんこを入れたりするだけですが、妻の兄弟がすべて揃いますので、我が家も私と犬以外は全員参加です。

 私が子どもの頃は、29日が餅つきの日、と決まっておりました。5人兄弟であった父の実家に全員が集結して、それはもう賑やかなものでした。朝早くから蒸し上げられた、四角いせいろに入った餅米が石臼にあけられます。それを、杵でゴニョゴニョとこねて、あらかた米粒を潰してやります。この状態を「半殺し」といって、子供たちの大好物。大人の目を盗んではひとつまみ、ふたつまみ。「これっ、餅なくなるがなっ!」と叱られるのですが、次の臼を搗くときにはまた同じことの繰り返しです。1

 杵を持つのはたいてい私の父で、臼に手を入れるのは祖父の役目でした。2人のコンビネーションは絶妙で、いつか父が杵でおじいさんの頭をたたくんではないか、と心配して見ていましたが、そんなことは100パーセント無いのでした。ある程度大きくなると、私も杵を持たせてもらえるようになりましたが、振り下ろした杵が寝てしまいますし、手を入れている人の頭を叩きそうで怖かったことぐらいしか覚えていませんが、今となっては貴重な体験です。

 搗きあがった餅は、大の大人が「熱い熱い」と叫びつつ両手で持ち上げて、餅取り粉をしっかり撒いた板の上に置きます。最初は世帯数だけの鏡餅をとり、そのあと小餅をとりますので、臼にして最初の5、6杯は鏡餅オンリーです。ようやく餅を搗きあげて、晩ご飯を済ませた頃、いい具合に固くなってきた餅を、各家の「餅ぶた」という浅い木の箱に取り分けて、風呂敷で包んで持ち帰ります。お正月は目前ですが、餅つきから帰るときの足取りは重いものでした。そう、餅つきが終わると、年の暮。私の実家では餅つきが済んでからが正月準備の本番。当然そこには大掃除もあるわけで、子供心にも憂鬱なものでした。

 さて、1年分の汚れを綺麗に落として正月を迎えるこの時期、あえて綺麗でないものを。復刻版の早川式操出鉛筆とボールペンです。銀のボディがいい具合に硫化してきております。シャープペンシルの方は最初の頃に復刻された0.7ミリ芯を使うもの。ボールペンはそれより新しかったと記憶しております。シャープにしろボールペンにしろ使用頻度が低いので、コレクションそのものとなっているのが可哀想ですが、もう少し黒ずんでいくのを楽しもうかと思っております。
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コメント

コレについては回転ノック式のものしか持っていないんですよねー。
繰り出し式がいいなぁ。

餅つきは機械任せで、臼と杵を使ったことはありません。
うちの臼は庭で天水を受け止めているだけ。。。
モグラたたきにならなくてよかったですね。

 二右衛門半 さん

 操出式いいんですが、ほとんど見せびらかし専用で使っておりませんね。
 実は、今日はジェットストリーム多色か早川式かで迷ってたんですが、餅つきのレトロ感にあわせてこちらに。二右衛門半さんのを先に読んでればジェットストリームいったんですが・・・。

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