フォト

最近のトラックバック

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2008年12月

2008年12月31日 (水)

除夜の鐘

R0010729
 とっても静かな大晦日の夜。この1年を振り返り、物思いにふける「くま(仮名)」さんです。実際、何を考えているのかはわかりませんね。この直前まで、大好きなピカチュウのぬいぐるみを囓りまくって遊んでおりました。どうも今夜は元気がない、と思ったら、餌鉢をひっくり返してしまってお腹がすいていたようです。散らばった餌をポリポリ食べて少し元気になりました。

 この2月に父が亡くなり、高校受験を控えていた娘の合格祈願、氏神様に行くことができません。そこで、お寺なら許してもらえるかも、とお参りしたのが奈良県桜井市の阿倍文殊院。こちらで祈祷をお願いすると、般若心経がうすく鏡印刷された写経用紙をくださいます。写経して送ると本堂に供えていただけるというので、娘と2人、それぞれに写経いたしました。正直、長男の時には「受かるはずがない」と信じていた学校を受けさせましたのでかえって緊張感が無かったのですが、娘の場合、「ひょっとしたら」という感じでしたので、そりゃもう気合いが入って大変だったのです。長いこと今の仕事をしておりますが、受験生を持つ親の気持ちというものを身にしみて知った、それがこの2年間でありました。

 で、その写経に使ったのがPILOTの77周年記念、ウルトラでした。下手くそな字で汗をかきながら、1時間ほどかかって写し終えましたが、終わってから気づいたのは、もっと適したペンがあった・・・ということ。それが、同じPILOTのカスタム般若心経です。

 スターリングシルバーの胴軸に般若心経が浮き彫りのように蝕刻されております。その存在を知ってから、オークションに出るたびに何度も挑戦し、いつも落とし損ねていたペンでした。父が亡くなった夜、夜伽をしながら何気なく覗いたオークションに出ていたものを、いつもよりすんなりと落札したものです。平成20年の1本を選べ、といわれたら、文句なしのこのペンをあげるでしょう。

 ペンの形や大きさは、一昨日ご紹介したカスタムカエデとほぼ同じ。ペン先の形もいわゆる「烏賊ペン」です。手に入れたとき、すでに銀がいい具合に黒ずんでおりましたので、磨くことなくそのまま使い続けております。PILOTのペンクリニックで、ペンドクター奥野氏に2度も見ていただき、調整戻りも解消して、非常によい状態になっております。
R0010730

2008年12月30日 (火)

餅つき

R0010702
 ケージからしっぽをはみ出させて眠っていた「ちち(仮名)」さん。仔犬だ仔犬だと思っていると、いつの間にか大きくなっているものです。現在の体重はおよそ6キロ。片手に楽々乗せられた頃が懐かしいですが、一方で、まだまだ直らない甘噛みながら最近は加減することを覚えたようですし、だめっと言われると一瞬噛むのをやめるあたり、成長の跡も感じられます。何よりこの姿勢。人が見ているのに寝転んだままというのは凄い進歩です。遊んでくれそうかどうか、見極めてから起き上がるようになったのです。

 さて、今日は妻の実家で餅つきです。機械で搗いた(こねた)餅を丸めたりあんこを入れたりするだけですが、妻の兄弟がすべて揃いますので、我が家も私と犬以外は全員参加です。

 私が子どもの頃は、29日が餅つきの日、と決まっておりました。5人兄弟であった父の実家に全員が集結して、それはもう賑やかなものでした。朝早くから蒸し上げられた、四角いせいろに入った餅米が石臼にあけられます。それを、杵でゴニョゴニョとこねて、あらかた米粒を潰してやります。この状態を「半殺し」といって、子供たちの大好物。大人の目を盗んではひとつまみ、ふたつまみ。「これっ、餅なくなるがなっ!」と叱られるのですが、次の臼を搗くときにはまた同じことの繰り返しです。1

 杵を持つのはたいてい私の父で、臼に手を入れるのは祖父の役目でした。2人のコンビネーションは絶妙で、いつか父が杵でおじいさんの頭をたたくんではないか、と心配して見ていましたが、そんなことは100パーセント無いのでした。ある程度大きくなると、私も杵を持たせてもらえるようになりましたが、振り下ろした杵が寝てしまいますし、手を入れている人の頭を叩きそうで怖かったことぐらいしか覚えていませんが、今となっては貴重な体験です。

 搗きあがった餅は、大の大人が「熱い熱い」と叫びつつ両手で持ち上げて、餅取り粉をしっかり撒いた板の上に置きます。最初は世帯数だけの鏡餅をとり、そのあと小餅をとりますので、臼にして最初の5、6杯は鏡餅オンリーです。ようやく餅を搗きあげて、晩ご飯を済ませた頃、いい具合に固くなってきた餅を、各家の「餅ぶた」という浅い木の箱に取り分けて、風呂敷で包んで持ち帰ります。お正月は目前ですが、餅つきから帰るときの足取りは重いものでした。そう、餅つきが終わると、年の暮。私の実家では餅つきが済んでからが正月準備の本番。当然そこには大掃除もあるわけで、子供心にも憂鬱なものでした。

 さて、1年分の汚れを綺麗に落として正月を迎えるこの時期、あえて綺麗でないものを。復刻版の早川式操出鉛筆とボールペンです。銀のボディがいい具合に硫化してきております。シャープペンシルの方は最初の頃に復刻された0.7ミリ芯を使うもの。ボールペンはそれより新しかったと記憶しております。シャープにしろボールペンにしろ使用頻度が低いので、コレクションそのものとなっているのが可哀想ですが、もう少し黒ずんでいくのを楽しもうかと思っております。
R0010707
 

2008年12月29日 (月)

年の終わり

R0010594
 昨日の夜あたりから猛烈な腰痛で、動くたびに「ううっ!」などと叫ぶ飼い主。その声に反応したものの、アホらしいのか、脚をぴーんと伸ばして再び眠りに落ちる「くま(仮名)」さん。まぁこの仔たちには腰痛も関係ありませんし、周りが忙しそうにしていても、盆暮れ正月ってそれなんのこと、ってな具合でしょうね。

 思えば旅行中から、どうにも脚が痛いなぁ、と。TDRであっちこっち、東京都内であっちこっちと、歩き回ったのが堪えたのでしょうか。歳をとると数日遅れて筋肉痛がやってくる、と言いますが、今回のはまさにそれでしょう。歳をとったらとっただけ、しっかり体を動かすようにしないといけない、まぁあたりまえのことですがこれが出来ていないのを痛感しました。

 気がついたら、今日が48年目のスタート。来年は歳男です。小さな子供だった頃から、誕生日を祝うということがありませんでした。むしろ、この忙しいときに・・・という感じで、気がついたら年が明けていた、ということの方が多かったように思います。24p5

 年齢を重ねることが樹木の年輪にたとえられることがあります。春から夏にかけて成長する白っぽい春材と、夏から秋にかけて成長する茶色の夏材、これの作る模様が年輪です。木を縦に切ったときには、それが木目となって現れます。私の誕生日がくる頃、木々は生長せずにじっと春への準備をしているわけです。ですから、1年を通して同じ調子で成長するような気は、材木にしたときに年輪・木目がほとんど認められません。

 幸いにも、私たちの国には四季がありますので、木々は美しい年輪を積み重ねます。PILOTの旧カスタム楓、萬年筆とボールペンのセットが出てきました。これにはまだインクを入れておりませんが、別にもう1本、中古で手に入れた萬年筆があり、そちらはスーツの内ポケットに入れて持ち歩いておりました。ただ、嵌合式のキャップは摩擦だけで止まるタイプですので、ポケットから取り出すとキャップだけ、ということがよくあって、それで持ち歩くのをやめてしまいました。

 シルバーンのそれを小型にしたようなペン先、インクが指につくといって嫌う人もおりますが、私は大好きです。構造上、ペン先は柔らかくはありませんが、適度な長さと太さの軸と相まって、さっと出してぱぱっと書く、という用途には最適です。この旧カスタム、まさに萬年筆が実用の道具であった時代のペンだと感じさせられます。
R0010695

2008年12月28日 (日)

なんだろう・・・

R0010681
 タイトル通りの表情でこちらに近づいてくる「ちち(仮名)」さん。この後は、ペロリとなめてみるか、カプッと咬んでみるか、あるいは跳びついてくるか、ですので、撮影者は急ぎ逃げなければなりません。22日から27日まで5泊6日、よその飯を食べたことが効いたのか、かなり賢くなった印象の「ちち(仮名)」さん。本日も11時過ぎにご帰館の飼い主に向かって耳を完全に寝かせて跳びついてくる様の何とも可愛らしいこと・・・。横で「くま(仮名)」さんが寝たままちらっと見ております。「ふんっ、男はそうやっていっつも若い娘にだまされるのよ」みたいな感じでしょうか。
 今日の夕食は実に3時間。下調べもせず分度器ドットコムさんの実店舗に向かい、年内最終営業日、早めの閉店に間に合わず、そのまま同じ駅前のイタリア料理店になだれ込んだのが午後7時すぎ。シェフのお任せコースをオーダーして、ゆったりと時間が流れ、お店を出たのは午後10時を回っておりました。まぁ、夫婦でじっくり会話を楽しみながらの夕食でしたので、時間を無駄にしたという感じはありませんが、さすがに夜遅くなり、電車も優等列車が少なくなってきますと何やら心細い感じがいたします。
R0010649
 で、今日はささっと更新して寝るぞ、ってことで、前々からこれは何だろうと思っていた萬年筆を晒して、皆様にお教えを請います。
 これ、パーカー180のごとく両面書きなのか、と思わせて、どうもそうではないようです。キャップにIMSという刻印があり、プラチナのカートリッジが使えます。わかっていることはそれだけ。調子が悪くてインクがうまく出ていないので、実際どっち側で書くのかも定かではないという状態。まぁペン芯の見た目からこっちだろう、というのはありますが・・・。このペン、何なのでしょうか。
R0010651

2008年12月27日 (土)

くったり

R0010676
 何とか起き出して、朝からペットたちを迎えに行ってきました。「くま(仮名)」さん、いつものことですがよそで過ごすとお疲れになるようで、ひたすら寝ております。隣で「ちち(仮名)」さんがおやつをもらっていても知らん顔です。昨日帰宅した家族一同、へろへろでありまして、一夜明けてもそれは後を引いており、今日は1日、家中「くたっ」となっておりました。

 東京方面への自動車旅行、行くときは夜中に走ることもあって5時間半の行程ですが、帰りは「起きている」時間帯で、食事のために止まったりしますので、今回も6時間半かかりました。90キロのリミッター付きのトラックが90キロで走るトラックを追い越すのは、やはり無理があるのでやめてもらいたいものです。数十分も追い越し車線をふさがれるのは迷惑です。加えて、帰省シーズンに入りかけていることもあって、明らかに不慣れなドライバーが多いのも怖いところ。周囲の状況を全く見ないでふらふら走る車が多いので、大変心臓に負担がかかります。慣れているはずなのに気がついてみると手に汗握っていた、なんてこともよくあります。

 で、何でこんなに周囲が見えてないのか、とほとんど怒りを覚えつつ考えていたのですが、あぁ、そうか、と。運転席が低い位置にあるのも一因ではないかと。ミニバンタイプなどが増えたとはいえ、やはり主流なのは足を投げ出して座るタイプ。たまにセダンに乗ると、料金所などで勝手が違って焦りますが、そんなときは車線変更一つでもふだんより気を遣っていることを思い出しました。

 で、そうはいっても、自分や家族、周りの人たちの生命財産を預かって走ってるんだ、っていう意識を持って、もう少ししっかり走ってもらいたいもんです。免許取得のハードルは今ぐらいで良いとして、定期的に運転能力をチェックする仕組みが出来ればいいのですが、免許保有者の人数を考えると現実的ではありませんね。何より、言ってる私自身が落とされたりしたら洒落になりませんし・・・。

 無事に東名を走れたのは視界の良い車だったから、ということで、透明軸の萬年筆を。手始めに、ウォーターマンの廉価なライン、クルトゥール系統のペンです。透明軸とはいっても、カートリッジ/コンバータ式ですから、気にせず使うことが出来ます。鉄ペンですが、けっこう大きめの立派なペン先で、なめらかな書き味です。コンバータを使っていろいろな色のインクを入れてみましたが、インクというのは小さな容器に入っているとさほどきれいに見えないもので、透明な軸を通して美しいインクが見える・・・という状態にするには、実用的でないほどの薄い色のインクを入れるしかありませんでした。国産各社が出している透明軸の萬年筆でも事情は同じではないかと思います。ちなみに写真では、純正のカートリッジが入っております。
R0010679

2008年12月26日 (金)

聖地巡礼

Rimg0068
 最初に東京へ来たのは、おそらく中学の修学旅行だったと思います。そして、高校生だったか大学生だったかの頃、上野の国立博物館で正倉院展が開かれたことがあり、歴史少年でもあった私は親に懇願して上京したのが2度目です。世田谷の大蔵に叔父がいたので、そこに泊めてもらうことになり、東京駅についたら電話をせよと言われての出発でした。

 で、ちょっといたずら心を出して、東京到着後、電話もせずに新宿から京王線に乗り、教えられた最寄り駅からバスに乗って、番地を頼りに叔父の家を探し当ててピンポーン。驚きの表情を隠せない叔母。初めて自力で東京へ行った遠い思い出です。

 社会人になって以来ずっと、私にとって東京へ行くということはすなわち秋葉原へ行くことでした。今よりずっと面白い街でしたが、当時楽しませてくれたお店もほとんど残っておりません。本多のおやじさん、ご冥福をお祈りします。そう、若松も移転して、昔より面白みが減った感じがします。それでも、MNB指定でThinkPadの英語キーボードが買えるなんていうのは、他にはない貴重なお店です。

 現在、東京へ来る目的は変質してきております。目的地の大半は銀座周辺。PILOTペンステーション、ユーロボックス、ペンクラスター、北欧の匠、C.O.U.、伊東屋、銀座松屋の7階、五十音、レモン社。さらに最近、クレマチスという革製品のお店もできたようですが、こちらは手が出ませんね。新宿駅西口のキングダムノートも加えて、1日ではとうてい回れそうにありません。

 最近の新しい萬年筆にはあまりそそられるものがないので、書斎館やフルハルターには足が向きません。ですが、昨日はフルハルターへ行き、グランザスネオを受け取ってまいりました。pelikan_1931師匠からの情報を受けて即予約。12月初旬に住所氏名を書きに行ったのが初フルハルターで、昨日が2回目。いや、グランザスネオ、実にすばらしいペンです。初対面の人間が住所氏名を書くのを見ただけで、何年も前から書き癖知ってるよ、ってな感じでばっちり調整してくださる、その腕前はまさしく神業です。言い古されていることですが、あえて言わずにはおれない凄さなのです。

 で、それから神田経由で銀座線に乗り、京橋で降り損ねて銀座駅から悪魔の館へ。実は、京橋で降り損ねたのが幸い?したようです。悪魔の館に足を踏み入れますと、います、WAGNERの会員の方です。東京での例会でお見かけしたことがあります。旧知の方のごとく親しくお話しするうち、藤井さんが出してきたものが超危険物。セイラーの80周年記念、しかもコーティングをはがした個体です。お値段も危なく、長刀研ぎが使いこなせるのであれば「ください」と言ってしまうところでした。で、件の会員氏の背中を思いっきり押すだけ押して、もう少し待てばNさんが来られるということでしたが、そうなるとさらに長居してしまいますので、後ろ髪を引かれつつおいとましたのでした。東京おそるべし。近づかないほうが家庭円満に過ごせる街です。
R0010671_2

2008年12月25日 (木)

くまさがし

Rimg0063
 一昨日はTDSで1日過ごしたのですが、そこで気になることがありました。袋に入っていない状態のクマのぬいぐるみを抱いている人や、SHOPで買った商品とは思えない、透明なビニール袋に入ったチップ&デールを持ち歩いている人が異様に多いことです。あれはいったい、どこで手に入るのだろうか、謎は深まるばかりです。

 園内の電車に乗っているとき、「あっ!ダッフィーだっ!」という若い女性の悲鳴にも似た叫びを聞いて指差す先を見ると、サンタクロースとクマが並んで手を振っております。なるほど、あのクマはダッフィーというのか、と合点した次第。なんでも、ミニーがミッキーにプレゼントしたテディベアだそうで、ダッフルバッグに入っていたので名前はダッフィー。どこへでも持ち歩いているうちに命が宿って・・・だそうです。ミッキーがいつも持ち歩いていたので、顔とかお尻とかにミッキーのシルエットが入っているんだとか。そうか、だからみんな、ミッキーと同じくずっと持ち歩いているんですね。

 で、素性はわかりましたが、どこで手に入るのか。あちこち聞きまわって、TDSの中で一番へんぴな場所にあるお店だけで売っていると知り、急行するも売り切れでした。
Rimg0064
 iPodや任天堂のゲーム機など、人気のある新商品が発売されると、みんなが買いに走ってすぐになくなります。そんなとき、木曜か金曜が入荷日だからそこを狙え、なんてことがよく言われます。TDR3日目となった今日、木曜日ということで朝からSHOPに行ってみたところ、黒山のクマだかり。店内すべての棚がダッフィーで埋め尽くされておりました。早速顔つきがかわいいと思えた1頭を保護して、あとは景品と思しきチップ&デールを残すのみです。

 私は昼ごろから抜け出して大井町と銀座へ。そりゃ、木曜に銀座へ行かなくてどうする、というぐらいのもんですから。所用を済ませてTDLで家族と合流。ミッキーマウスの顔の形をした豚まんをおやつに食べて、娘と作戦会議です。あきれるほかの家族を残し、娘とともに再びTDSインパーク。いますいます。透明袋入りチップ&デールを持った人がいっぱい。キャストに聞いてもわからないというので、意を決して1組のカップルに声をかけます。いきなりおっさんに声をかけられて固まるカップル。ですが、事情を話すとすぐに表情が緩み、園内マップまで取り出して指差しながら、「ここでやってるゲームの景品ですよ。がんばって。」と教えてくれました。

 盲点、というべきでしょうか。アラビアンコーストというTDSでは比較的人気のなさそうな場所で、そのゲームは行われていました。登り斜面にゴムまりを転がしてジャンプさせ、その先にあるバスケットに入れば景品GET、というもの。1回4球で500円。娘と2回並んで合計2千円。2度目に各自成功して、チップ&デールも無事に保護することができました。ダッフィーの半額です。

 50手前のおっさんが3日もテーマパークと東京都内とを歩き回ると、もう限界です。しかも記事も長くなってしまいましたので、大井町と銀座の件はまた明日ご報告します。おやすみなさい。
Rimg0065

2008年12月24日 (水)

聖なる・・・

Rimg0043
 夜の闇に幻想的に浮かび上がるシンデレラ城・・・・・って、夜景モードというものがあるのを忘れて写らん写らんとぶつくさいいながら撮ったショット。こういうとき最強なのは携帯電話のカメラかもしれません。デジカメよりよっぽどきれいに撮れるのでしょう。手軽なもの、安いものばかりがもてはやされてきた結果とはいえ、開発者の皆さんには素直に脱帽です。

 制限とか決まりとかいうものは、いったん崩れると歯止めが効かなくなるものです。今日もまた、「ユルいから大丈夫」との甘言とともに両腕をつかまれて、ビッグサンダーマウンテンに乗せられました。何がユルいねんっ!しっかり怖かったです。

 やはりTDLは夜のジャングルクルーズに限ります。かつては奈良ドリームランドにうりふたつのアトラクション(関西でいうところの「パチもん」)がありました。その船長は自らカバ山ゴリ男と名乗り、それがまた見事に風貌とマッチしていて、あの船長さんだけでもまた見たいものです。

 で、本日TDLでお世話になった船長さん、クリスマステイストを織り込んだトークとギャグがお見事で、テンポもよく、ひょっとしてこの人関西人か?と思ってしまったほどでした。
R0010665
 金色の地に描かれた holly leaves(柊の葉)。赤と緑と金。見事にクリスマスカラーです。萬年筆とボールペンがあって、それぞれ大変立派な赤い紙箱に入っております。ひょっとしたらメカニカルペンシルもあったのでしょうか。3本並んで入りそうな箱です。

 日本ですとクリスマスは若いカップルのもの、という感じが強いのですが、この箱に描かれたカップル(特に男性)はあまり若くない、むしろ落ち着いた年齢に見えます。文化の違いでしょうね。
R0010667
 シェーファーが96年に出した The Holly Pen です。萬年筆はシェーファーならではのインレイドニブを持つ両用式。ボールペンはクリップの部分を押して先を出す方式です。かんじんのHolly Leaves は立体的な模様になっております。

 このペン、真夏に手に入れて、いざクリスマスという頃になって「何?この箱」と妻に発見されてしまったという、実に派手な箱。萬年筆は先が反りあがっていて、シェーファー特有の書き味です。クリスマスカラーですし、Holy=聖なるぺんなのかぁ、と思い込んでおりましたが、よく見るとエルがダブっています。hollyって何?と調べてみると、柊のことでした。柊の葉のペン、だったのですね。辞書を引くことの大切さを改めて感じました。聖なる夜。みんな寝静まって静かです。
R0010670

2008年12月23日 (火)

堕ちる

Rimg0009

 12月23日天皇誕生日、午前8時過ぎのTDSエントランスです。この噴水、写真右端に見えるようにTDR25周年の「飾り」がつけられており、それをバックに写真を撮ろうという人たちの順番待ちの列は、どうやら閉園間際まで途切れることがなかったようです。

 23日午前零時に出発して、途中、浜名湖SAで休憩したあと、なぜか目が冴えてどんどん走ってしまい、午前5時半には目的地に到着。新名神を経由したためか燃料消費が少なかったようで、無給油で来てしまいました。リッター8キロをわずかに切るぐらいの燃費ということになります。

 で、家族4人がTDSで楽しんでいる間、私は東京駅でThinkPad X61s(オークション落札品)を受け取りました。残念ながらレモン社はお休みでしたので教会へは行かずにすみました。この記事は、入手したばかりのThinkPad X61sで打っております。キーボードの感触が実にいい。トラックポイントがたいへん使いやすい。黒一色のボディが実にクール。しかもこの機体、天板とパームレストに3色のIBMロゴがついているところもポイント高いのです。
Rimg0022
 さて、旅行すなわちトラベルです。旅行中もお気に入りの吸入式萬年筆を使えるように、ということで、簡単かつ安全にインクが持ち運べて、手を汚したりせずkインクを吸入できるもの、ということで作られたという、ヴィスコンティのトラベルインクポット。吸入式の萬年筆を何本ももっている方に「いかがですか」とお勧めしたら、「何本も持ってるから、インク切れたら別ので書くからいい。」と見事なお答えをいただいたことがあります。趣味人よりむしろ実用に徹して萬年筆を使う人のものなのでしょうね。インク壜は落とすと割れてしまいますから、こういう容器の存在意義はあると思います。

 ホテルで夕食後、妻と娘と3人で再入園した際、「親の遺言」で乗ることを拒んできた「堕ちる」系統のアトラクションに乗せられてしまいました。センターオブジアース。生命保険の会社がこんなんスポンサードしてええんかっ! 絶叫系のマシンは法律で禁止せんかいっ! とわめきつつ、乗ったらもう最後。下を向き、固く目を閉じて足を踏ん張っていただけで、何がどうなってたのか全然わかりませんでした。萬年筆の高みに堕ちるのとは勝手が違いすぎました。
R0010654

2008年12月22日 (月)

容器

R0010644
 ちょっと油断した隙に、机上にあったシャーベットの空き容器を取り込んでねぶって(なめて)いる「ちち(仮名)」さん。もう、そこまで届くほど大きくなっていたのですね。甘味料やら着色料やら、犬のみならず人間にとってもあんまり良いものは入ってなさそうですが、とりあえずおいしそうに、楽しそうにやってます。

 つい最近お散歩デビューした彼女、夕方、ペットホテルに連れて行くのも大変でした。リードをつけて玄関を出ようとすると、あんたは踏み潰されたカエルかいっ!ていうほどべったりと地面におなかをつけて踏ん張り、その場から動こうとしません。柴犬本来の警戒心の強さが出ているようですが、ひとたび外に出てしまうと、好奇心旺盛な彼女のこと、すれ違う犬ごとに喜んで寄っていっては怒られております。

 さて、このあと我が家は、恒例となっております年末の旅行に出かけます。かつては大晦日のTDLが一番すいている、などといって通っておりましたが、戸建ての家に住むようになりますと、大晦日から元旦にかけて、家だけ残していくのが申し訳ないような気がして、最近は暮れのくそ忙しい時期に敢行しております。東京からの帰省ラッシュが始まる直前に東名を下って帰宅できればいいな、と。

 愛車NE51の後部座席をフラットにして、なんと日産純正オプション!の空気マットを敷きます。ダブルの布団が悠々敷ける広さです。毛布を1枚敷いて、子供たち3人がごろ寝。助手席のお母さんも途中から隙間を見つけて潜り込みますが、運転席は終点までお父さんの指定席となっております。10年ほど前なら東名もすいていたので、東京まで5時間ほどでしたが、最近は深夜とはいえ混雑も激しく、運転者の体力も下がっているので6時間はかかってしまいます。

 さて、そんなわけで明日から数日は「くま(仮名)」さんや「ちち(仮名)」さんのお姿なしでの更新となります。東京方面へ行くからといって、あくまで家族旅行ですから、悪魔の館に立ち入ったり、教会に参拝したりすることは(おそらく)ありません。

 クリスマスシーズンならではの容器に入った4色のペン。ロットリングのサーフです。スチールながらとてもスムーズなペン先。ウォーターマンのコンバーターを挿してあり、新しいインクが出たときには試筆用として活躍します。PILOTの冬将軍と霧雨のような、同系統の色ながらはっきり違う、なんていう組み合わせを比較するのに、同じペン、同じ字幅というのが便利です。
R0010647

2008年12月21日 (日)

実用の道具

R0010603
 アクセサリーを入れる袋を見つけて、「これ私の。文句ある?」って感じの「くま(仮名)」さん。夕刻、飼い主が帰宅するとムクッと起き上がり、きゅんきゅん鳴いて、ケージの外に出して欲しいとせがみます。明日の夜からはホテルで過ごすなんてこと、本人(犬)はそれこそ夢にも思っていないことでしょう。

 娘は朝から部活動でしたが、その他の家族は午前中ゆったり過ごして、お昼は外食。たまりにたまった衣類をクリーニングに出して帰宅すると、もうやることがありません。お部屋の掃除をしたいところですが、旅行前に仕入れておきたいものがあったので久しぶりに大阪日本橋の電気街を徘徊することにいたしました。Special_zoni

 近鉄日本橋駅で降りて、堺筋を南へ。途中、「大源」というお店で白味噌を購入します。お正月といえばお雑煮。我が家は、白味噌仕立てに焼かないお餅を入れる。具は雑煮大根と金時人参をそれぞれ薄く輪切りにしたもの。昨年は2キロの白味噌がすぐになくなってしまったので、少し増やして今年は3キロ。キロって、もうすでにお味噌の単位とは思えませんが・・・。これでお正月休み明けの体重増決定です(泣笑)。

 日本橋3丁目から南がいわゆる「電気街」ですが、堺筋西側のいわゆる「ヲタロード」が行くたびに活性化しているのが嫌なところ。3色のIBMロゴがついたX6シリーズがあれば・・・と中古漁りです。さんざん探しましたが、さすがは年末、めぼしいものは買われてしまったあとでした。秋葉原でも探してみることにします。

 少々古くても、手になじむ道具は良いものです。米wearever社の萬年筆。モデル名など不明ですので、例によってご存じの方、ぜひご教示ください。金色の胴軸には剥げているところもありますが、手に持った感じは「ピタッ」と決まります。本当に実用のための萬年筆というのは、手の大きな外国人であってもこの程度のサイズなのでしょう。あるいは、レディシェーファーのような女性向けのシリーズなのかもしれません。銀色のペン先は硬めの書き味。ロジウムメッキされた金ペン・・・ということはまずないでしょう。ステンレスか何かだと思われます。エンペラー付きでもごく普通のインクフロー。おもしろくも何ともない、実用のためのペンです。
R0010645
 

2008年12月20日 (土)

おかえり

R0010599
 お父さん、お母さん、お帰りなさい。さみしかったよぅ、あそんでぇ、と騒ぎまくっている「くま(仮名)」さんと「ちち(仮名)」さん。ブレまくっておりますが、これでもスポーツ写真モード?での撮影です。大人になって落ち着きが出てきていたのに、「ちち(仮名)」さんの影響か、最近再びやかましくなってきた感のある「くま(仮名)」さんです。

 さて、お休みの日は夫婦でどこかへ(というより神戸一択)お出かけ、というのが最近のパターンになっております。ここに末の息子がくっついてきて、元町penandmessage.にて生意気にも萬年筆談義に参加、というのもよくありましたが、冬になり、風邪がはやり出しますと、小さな子を人混みに連れ出すのははばかられて、最近はもっぱらお留守番です。Mag_bungubako_new

 で、本日のお目当てはこれ。趣味の文具箱#12であります。今日あたりは、あちらこちらの萬年筆関連サイトやBlogで取り上げられているであろうこの雑誌、どの号も外れなく、一定の情報欲を満たしてくれます。今はなきナガサワのセンター街店で初めて目にしたときのインパクト、今でもよく覚えております。おぅ、こんなにも知らないメーカーが・・・とか、何じゃこのペンはっ!などと、ワイワイ言いながら何度も繰り返し読みました。#3を過ぎたあたりで仕事や子育てに手一杯となって、しばらく購入していなかったのですが、#8あたりから再び購入し始めたのでした。そうなると気になるのは欠番になっている号。それも今年7月、南青山の書斎館で手に入れることが出来ました。今は、ベッドサイドに全巻ずらりと並べ、ナイトキャップ代わりにぱらぱらめくって眠りにつく、というような状態です。

 あれは忘れもしない7月9日。職場にISOT2009の招待券が届いているのを良いことに、立て込んでいる仕事を無理矢理片付け、妻と東京ビッグサイトへ。数年前とはあまりにも変わってしまった、商談の場でしかないような雰囲気にたじろいで早々に退散し、南青山書斎館、銀座伊東屋、北欧の匠、五十音、レモン社銀座教会店と巡って、最後は八重洲口まで蒸し暑い中フゥフゥいいながら歩いて新幹線に倒れ込む、という強行軍をこなしたのでした。

 途中伊東屋では、penandmessage.のYさんKさん、分度器.comのTさんとばったり遭遇し、Tさんをして「ここは神戸かっ!」と言わしめたという異常な行動でありましたが、こういうものは「慣れ」の要素も大きいようで、その後も何度か、東京へ「遊びに」行くという暴挙を繰り返しております。で、自分でも思うのは、「アキバ行かんようになったなぁ」ということ。かつては東京へ行くといったら秋葉原探訪が目的でありました。いまや、大阪日本橋ほどではないにせよ、秋葉原の魅力が薄れて来つつあるように感じられて、少々寂しい思いです。

 話が大きくそれてしまいましたが、本日の神戸行き、実はもう一つ目的があったようです。いえ、私は何も関与しておりませんが、レッドブックに載るようなものは繁殖しなければいけませんから、当然、つがいでいることが望ましいわけです。ジャポネスク万歳!
R0010629

2008年12月19日 (金)

目に点

R0010572
 手招きをする「ちち(仮名)」さん。昨日のペコちゃんと連続するショットです。少女漫画のキャラクターみたいに、目に点が・・・。我が家に来て2ヶ月。ケージの縁に前足をかけるのがやっとだったのに、今や、タイミングが合えば跳び越すんじゃないか、ってな勢いです。ポジション的に、先住犬の「くま(仮名)」さんを凌駕しそうな感じがします。

 さて、あっちからもこっちからも「おいでおいで」されると、うれしい反面悩んでしまいます。今日は月に一度のpenandmessage.営業延長日。ま、ふだんでも7時過ぎて居座っていたりすることがあるので、時間の延長自体は特にどうということもないのですが、休日とはまた違った方に会えたりもしますので、そういう意味で魅力的なイベントです。奇数月の営業延長日には行くことができない、というジンクスを先月破ったばかりですので、勢いに乗って今月も・・・と思ってしまいます。

 ところが、今日は職場でも大きなイベントが・・・。最近、どの業種でも、若い人の「宴会離れ」が進んでいると聞きます。私たちは、若い頃から「宴会に出るのも仕事の一部」と叩き込まれているので、よほどのことでもない限り、オフィシャルなイベントは欠席しません。特に今年のように、いろんなことが次から次へと起こって忙しかった年こそ、みんなで労をねぎらいあうことが大切だと思っております。

 そういうことで、時節柄、クリスマスカラーのペンを持ち込んで見せびらかし、萬年筆談義を繰り広げよう、と思っていた元町訪問計画はお預け。労苦をともにした職場の皆さんと、年を忘れるイベントに参加したいと思います。皆様がこれを読まれている頃には、カラオケ愛好会のメンバーとなっていることでしょう。そういえば、カラオケって、一時ほどには2次会の定番ではなくなっている気がしますね。

 目に点があるものつながりで、BicBoyくんをご紹介。日本におけるシェーファーの代理店はBicさんということなので、宣伝をかねてシェーファ-・バランスの萬年筆とボールペン共々記念撮影です。残念なのはどちらも現行品ではないこと。しかし、この萬年筆の入っていた箱には、しっかりBicの保証書が入っておりました。

 グリーンのマーブル模様。クリスマスの雰囲気出てますでしょ? 手持ちのシェーファーの中では珍しく、ごく普通のコンバータ式ですが、とにかく細いペン先はとってもスムーズです。ボールペンの方は、カランダッシュのゴリアットカートリッジへの換装がうまくいかなかったので、ジェットストリーム化できるかどうかを検証中です。

 元町で素敵なひとときをお過ごしになった皆さん、またお話を聞かせてくださいませ。
R0010588

2008年12月18日 (木)

あがり

R0010581
 思わず立ち上がり、ペコちゃんになっている「ちち(仮名)」さん。おやつがもらえそうなので盛り上がっております。鳴き声がだんだんと「吠える」という感じになってきた、もうすぐ4ヶ月の柴犬(女の子)であります。活発な性格で、要求を満たそうとよく吠えるので、飼い主も我慢が必要。うるさいからといちいち反応していると、もっとひどいことになるのでしょうね。

 さて、11月9日の記事に書きました日本語検定、お陰さまで受検者全員合格でした。妻は準1級で悔しがっておりましたが、私は何とか1級に認定されましたので、日本語検定は「あがり」です。次は漢字検定あたりを狙ってみようかと思っております。

 漢字検定にしろ、この日本語検定にしろ、上級の試験はほとんどカルトクイズであります。漢字検定では辞書に載っていそうにない(と思える)漢字がぼこぼこ出るようですし、日本語検定でも、ほんまにこんなんあるんかっ!というような四字熟語や語句などが平気で出題されます。テキストは買ったものの、ほとんど勉強する時間がなかったので、今回は「運」で合格したのでしょう。

 運で合格するぐらいなので、その認定証も、とってもありがたいものになっております。6級は兎、5級は鹿、4級は梟が、それぞれ地に描かれているようです。それらをメインに、場合によっては鷹なんかが別に描かれていたり・・・。格調高い(?)認定証なのですね。

 これが3級では鶴になり、2級だと虎、1級に至っては鳳凰でございます。めでたいっ!
 
 かてて加えて、普通はA4サイズである認定証が、1級だけB4サイズ。立派になった分、空白が寂しいのか、青龍まで描かれております。ちなみに、準1級の場合、絵柄は同じでサイズだけA4になります。

 で、鳳凰と青龍が描かれているので、それに負けないもの・・・ということで、麒麟を置いてみました。ペンの下に私の名前が書かれております。pf刻印のBニブ、例によって気持ちの良い書き味であす。M800ベースで軸に凝ったもの同士の比較で、ハンティングやコンチェルトは少し違うな、と感じましたが、この麒麟はビッグトレドとほとんど変わらないバランスであると感じます。黄色という、下手をすれば安っぽくなる色でありながら、持って重く、しっかりとした軸の模様のせいもあって、けっこう重厚な感じのするペンです。
R0010585

2008年12月17日 (水)

すっきり

R0010567
 1日2回、抗生物質を服用している「くま(仮名)」さん。逃げ回るのを捕まえ、暴れるのを押さえつけて、飼い主が手を傷だらけにしながら口の中に錠剤を押し込むのです。これは何とかせねば、ということで、試しに錠剤とハムを重ねて持ち、「くま(仮名)」さんの鼻先につきだしてみました。結果は大成功。ハムを舐めている隙に「すっ」と錠剤を滑り込ませて、飼い主も痛くないし、「くま(仮名)」さんも気づかないうちに飲み込んでしまう、すっきり解決です。
 R0010556
 それにしても汚いですね。夜遅くまで作業する人が、思わずラーメンをすすりながら・・・なんてことが続いたのでしょうか。高品質キーボードで、打てば誰にでもその良さがわかりますが、こういう状態では触りたくもありませんね。職場には3台しか共用PCがないので、混んでくると私の私物PCを使おうという人も出てきます。誰彼なしに操作するとPCの調子が落ちますので、101配列のキーボードをつなぎ、自力でPC作業ができる人しか寄りつかないようにしてあるのですが、それでもこの状態です。

 共用PCにつながった日本語キーボードは、ゴボウと一緒にお風呂に入ったのかっ?!というほどに黒ずんでおりますが、ちゃちなメンブレン式でバラすと元に戻らないような気がしますので、残念ながら放置しております。静電容量無接点式で洗いやすいこのタイプのみ、半年に1度のペースでキーを丸洗いしているのです。
R0010560
 中性洗剤入りのお湯を張った洗い桶に、すべてのキーを入れます。しばらく浸けおいてから、ひとつひとつ、ウェスでキーをこすり洗いして、ざるに入れて流水ですすぎます。オレンジクリーナーなど強力なものは、キートップを痛めることが多いので使えません。

 このキーボードはベース部分が鉄板で、しっかりした剛性を感じさせる造りですが、鉄板ゆえに錆が出ております。ゴミを拭き取るとともに、とれる範囲で錆をこすり落とします。その後、きれいに洗って水気を拭き取ったキートップをはめ込んでいくわけです。そのときのために、最初に汚い状態の写真を撮っておいて、それを見ながら「復元」していきます。
R0010562
 約30分。しっかりやっても小1時間で作業完了。気をつけることといえば、キーをなくさないようにすることぐらいです。筆記具にこだわる皆さん、キーボードにもこだわってみませんか。弘法は筆を選ばず、なんて言いますが、それでも書き味の良い筆記具だと仕事がはかどるような気がするものです。良いキーボードも同じで、入力作業がとっても快適になります。ですので、デスクトップはすべてRealforceシリーズ、ノートPCはできるだけThinkPad(もちろんUSキーボード)というのが私のささやかなこだわりです。

 と、いうことで、今日は写真だらけのBlogに挑戦してみました。洗剤を薄めたお湯が逆むけの指にしみるのを我慢して洗った甲斐がありました。とってもきれいになったキーボードをつなぐと、すっきりした気分で作業に取りかかることができるのです。
R0010565

2008年12月16日 (火)

ばっちり!

R0010488
 とってもぶさいくなお顔でおやすみの「くま(仮名)」さん。傍らでカッターナイフやらニッパやらをとっかえひっかえ、あぁでもない、こうでもないと難しい顔をしている飼い主に愛想を尽かして寝てしまったのです。

 キーボードがい打ちにくい・・・指の腹にべったりと瞬間接着剤がこびりついております。少し早く退勤できたので、東急ハンズへ寄って(というよりは大回りして)材料を買い込み、ボールペンの改造に励んでおりました。

 工房 楔(せつ)のパトリオットペン。軸に使われている木がとても素敵です。現在、ブライヤーと黒柿を所有しておりますが、残念なのはその書き味。何ということもない普通の油性ボールペンなので、萬年筆を好んで使うような人間には好きになれないのです。早くから、三菱鉛筆のジェットストリームをばらして、そのリフィルを入れるという改造が知られており、私も手を染めておりました。
R0010550
 上から順に、パーカー互換リフィル、カランダッシュのゴリアットリフィル、ジェットストリーム(加工後)、ジェットストリーム(加工前)です。もともと一番上のものが入っているところへ、下のものを入れます。ジェットストリーム赤は、パトリオットペンのブライヤー軸に入れて使用中。重要なのは、リフィルではなく一番安いタイプのボールペンを買うこと。先端部のバネを使う必要があるからです。

 ジェットストリームは、お尻の部分を切ると、インクに続いて封入されている透明な油のようなものがこぼれますが、気にせずパーカータイプと長さを合わせ、バネごと仕込んで一丁あがり、です。とっても簡単で費用対効果が高いのでお薦めです。ジェットストリームにはボール径が3種ありますが、ぬらぬら系がお好きならボール径の大きなものを、滑らかでありながらなおかつかっちりと書きたい、というのであればボール径の小さなものを選ぶと良いかと思います。

 で、あまりに滑らかすぎて面白くないのと、今や誰でもやっていることなので、あえてコストパフォーマンスの悪い改造をしてみたくなりました。カランダッシュのゴリアットカートリッジを入れてみよう、というわけです。R0010551

 パーカータイプより少し短いので、何らかの方法で伸ばしてやる必要があります。ゴリアットカートリッジはお尻に穴があるので、不器用な私は何かを接着しようにもうまくできませんでした。そこで、ごく普通の事務用ボールペンの芯を切ったものをお尻の穴に突っ込んでみました。やや長めに切ったものを突っ込んで動作確認し、少しずつ切り詰めてベストな長さにする、という工程です。ニッパを使うと簡単に切り詰めることができます。

 何度も瞬間接着剤を付けられ、それをカッターナイフで削り落とされて、傷だらけになったゴリアットカートリッジ。お尻から突き出ているのが、名も無き哀れなボールペンの芯です。

 で、ここまで手間をかけて、結局どうなのよ、ということですが、そりゃもう、ばっちりです。ジェットストリームのどこにも引っかかりのない滑らかさも捨てがたいのですが、ゴリアットならではの上品な書き味、これはハマります。細めの軸が多いカランダッシュですが、こういう太い軸にいれてみると、むしろこの方がマッチングがよいのでは? と思えます。

 これで、萬年筆が使えないときも快適な書き味が堪能できるわけです。ちなみに、シェーファーのボールペンでも改造を試みたのですが、そちらは今のところ成功しておりません。シェーファーのリフィルはパーカータイプとほぼ同じ長さなのですが、お尻のところだけ径が細くなっており、ここがネックとなって、ゴリアットが入りません。ならばジェットストリームで、といきたいところですが、こちらは先端部の太さがネックです。多色版に使われている細いリフィルを試してみようかと思っております。いや、改造って本当に楽しいです。ゴリアットを使ったので高くつきましたが、ジェットストリームだと本当に安くて効果大。是非(自己責任で)お試しください。
R0010553

2008年12月15日 (月)

あしもと

R0010407
 じっと足元を見つめる「ちち(仮名)」さん。何があるんでしょうか。飼い主も思わず覗いてみましたが、何もありませんでした。犬には犬なりの、気になる何かがあったのでしょう。いずれにしても、時に足元を見つめ直すことはいいことです。

 去りゆく年のしめくくりと、やって来る新しい年に向けての準備、それらが同時進行となる忙しい時期です。身辺の整理をしながら、「来年はかくありたい」と構想を巡らせます。この時期は、毎年のように、来年こそ、予定をしっかり管理できる人になりたい、と思います。

 予定の管理、するべきことの把握、それには手帳が必要です・・・と、このあたりから雲行きが怪しくなって、興味は予定の管理なんかより、手帳そのものに向かうのです。迷った挙げ句、「ほぼ日手帳」に落ち着く、というのがここ3、4年のパターンです。パタンと開くこと、トモエリヴァーという紙が気に入っていることが、結局その他のことより優先されてしまうのです。

 手帳とくれば、それに合わせる筆記具が必要。いろいろ試行錯誤して、やっぱり萬年筆に落ち着いております。不精者ですからカートリッジ式で、ネジ式キャップは論外。さりとて嵌合式でもキャップ紛失の危険があります。モンブランのボエム・・・は高すぎますし、現在のモンブランには絶対にお金を出したくない。もし、ただでもらったら・・・それでもやっぱり、お尻にキャップねじ込んでいるうちに時間が過ぎてしまいます。サッと取り出してサラサラッと書いて、スッとしまうのが理想ですから、日本の誇る あれ しかありません。
R0010539
 写真は、妻が使っているもので、私のは色違い(青)です。ニブは中字。手帳用だから細字が良さそうですが、走り書き、なぐり書きにはある程度ぬらぬらしている方がよいのです。偶然のぞいた三越のオンラインショップで、在庫処分として安く売られていたものを購入しました。ピカピカで豪華な最近のものより、さりげない感じで気に入っております。気に入ってるならなぜ自分のを撮らないのか・・・いえ、実は行方不明なのです。予定だけでなく、モノの管理もしっかりやらなくてはいけません。まずは足元を見つめ直さないと、年を越せそうにありません。

2008年12月14日 (日)

日曜日らしい日曜日

R0010531
 「くま(仮名)」さんはゆったりと水を飲み、背後では「ちち(仮名)」さんがご飯をがっついているという、よくある我が家の夜の風景。現在抗生物質を服用中の「くま(仮名)」さんはあまり食欲がなく、その食べ残しを「ちち(仮名)」さんがいただき、という構図。さすが日曜日、時間がゆったりと流れております。R0010535_5

 今日は予想外にプリンタのご機嫌が良く、午後2時過ぎには通知票も仕上がりましたので、また育児放棄かぃ、と白い目で見る子供たちを尻目に、夕方から神戸へ出かけました(with my wife)。言い訳ではなく、こうして夫婦円満、仲良くしている姿を見せるというのも、子供たちへの情操教育になると信じております。

 元町のお店では、常連の皆さんが熱心に情報交換。私たちも混ぜてもらって、他愛ない話、濃い話をしていた30分ほどの間に、中屋が2本、売れていきました。いつもながらすばらしい魔力を持った中屋の萬年筆・・・another personさん、命拾いしましたね。

 さて、私たちはペン先にガタンと段差のあるペンを1本調整してもらって早々に退散。西宮市の阪急夙川(しゅくがわ)駅前にある分度器ドットコムのリアル店舗へ向かいます。ネット通販に加えて店番もしなければならず、オーナー大変らしいでぇ~と話しながら閉店間際のお店に到着すると、しっかりオーナーがお店番。例によって知らない人なら絶対に声をかけません、っていうお顔と超渋い低音ボイスで「吉宗さんところから?」と聞かれましたので、素直に「はい」と。昨日もお会いしているせいでしょうか、「このあと、奈良まで帰られるのですか?」と確認されてしまいました。はい、昨日も帰っておりますのでたぶん大丈夫です。

 で、右の写真のものを購入いたしました。まぁ素直に考えたら、ぱかっと二つに分離して、中から一回り小さな猫が出てくると、そう考えますね。半分正解、半分不正解です。中には何も入っておりませんが、マトリョーシカを作る職人さんが手がけた、ちゃんとしたものなのだそうです。それだけではおもしろくないので、いちびって中に入れるものも同時購入しております。

 お店を出て、次は夕食。妻は駅構内にある成城石井のイートインコーナーで十分、なんて言うのですが、せっかくの夙川(何が?)ですから、ちょっとおしゃれに食事をしようか、と。駅前を一回りして、アルテ・シンポジオ(http://www.artesimposio.com/)というイタリア料理店へ。素材や調理法にひとひねりあるものを少しずつ、10皿出してくれるというおまかせコースをたのみ、けっこう贅沢なディナーとなりました。

 自家製のパンは、温めただけで供され、バターも何もついてこないのですが、それが最高においしいですし、お料理ごとに何種類ものオリーブオイルが使い分けられており、それぞれが素材の個性と見事にあっておりました。まさに、至福のひととき。やはり日曜日はこうでなくてはいけませんね。

 最後に、長身の猫と同じモチーフのボールペンとキーホルダーを。これが、いちびって同時購入したものです。ボールペンはそこらの事務用透明軸のやつに入ってそうな芯を猫の胴体にプスッと差し込んだだけ、ってな感じのもの。キーホルダーは一番猫らしい形でバランスがとれております。ちなみにいずれも、妻が購入したものです。
R0010536

2008年12月13日 (土)

つかれた

R0010439
 くたびれた様子の「ちち(仮名)」さん。実は疲れているのではなくて、日があたってぽかぽかするわ、夜は寝ていないので昼間眠いわで、こういう表情になっております。ガチャピン風な目の上が眠たそうな感じを強調しておりますね。

 今日は朝から通知票を作っておりました。およそ600名分を一気にやるとプリンタがダウンしますので、最低でも2日に分けて印字しなければいけません。懇談会は目の前ですから、時間との勝負です。午後4時頃までかかって、とりあえず期末テストの点数を打ち上げました。そろそろプリンタのご機嫌がおかしくなってきたのをよいことに、仕事を切り上げて神戸へ向かいます。岐阜から木工家が来られますので、作品を見せていただいて「ええやつ」をいち早くゲットしてしまおうという魂胆です。

 おぉ、無くしてしまったぁ!と天を仰いだ黒柿のボールペン。とってもすばらしいペンでしたのに、簡単になくしてしまった、そのことを作者にもお詫びして、とりあえず忘れようと努めておりました。その姿を哀れに思し召した木工家、前回のものに負けず劣らず、いや、前回のものをしのぐほどの「変なところ」から切り出したペンを見せてくれました。そう、今年の漢字は「変」ですものね。

 美しいです。本来の目的はペンではなく、黒柿を使ったカッターナイフ。9月末に、もし材料が入ってきたら作ってくださいませ、とお願いしてあったものです。で、カッターを見るたび失ったペンのことを思い出したら可哀想、ということで、ボールペンも作ってくださったというわけです。さて、いいボールペンが手に入ったら、次は改造です(何でやねん)。娘から「ボールペンぐらい、買ったままで使いなさい。」とキツく言い渡されておりますが、まぁ、中は見えないので大丈夫でしょう。
Top_2
 などと考えつつ、帰ろうとしたのですが、ルミナリエ恐るべし。人が多すぎます。こんなところうろついたらインフルエンザもらってしまいます。ちょうどポイントもたまっていたことですし、新幹線を使っての迂回帰宅といたしました。新神戸駅のホームにあがりますと、例の懐かしい放送「。。。のうしろには、乗車口がありません。。。」

 え、もしや500系?何と懐かしい。東京~博多間に1日わずか2往復のうちの1本に乗れるとは・・・。もうまもなく、新大阪から東でこれが走る姿が見られなくなるのですね。おもわず東京まで乗っていこうかと思いましたが、いかに鉄分多めとはいえおとなですから、ぐっと我慢しました(あたりまえです)。

 で、京都から奈良へ向かう近鉄特急は伊勢志摩ライナーでした。快適な車内で、明日、もしプリンタがご機嫌を損ねたら・・・などと考えておりましたら、不安でたまらなくなってきました。仕方なく、電車を降りても帰宅せず、職場へ直行します。冷えて調子が戻ったのか、快調そのもののプリンタをよしよししながら、再び通知票作りに突入して、午前様でご帰館。休日は平日よりも疲れる、というこのところのパターンを何とかする、っていうのを来年の抱負にしよう、などと考えております。

 模様を見ていただきたいので、あえてストロボを焚いての撮影。実物はもっと綺麗ですし、これからツヤふきんで磨きますので、まだまだ良くなります。ちなみに、黒柿というのは材木としての名前。綺麗な孔雀杢の出ているものは大変貴重です。今度は落とさないよう、なくさないよう大切にします。
R0010528

2008年12月12日 (金)

ナンセンス

R0010509
 最近、「赤ちゃん返り」の激しい「くま(仮名)」さん、飼い主の膝元で無邪気に遊ぶ、の図です。この背景に、「ちち(仮名)」さんのケージがあって、激しく泣き叫んでおるところです。「どう、私だけ、遊んでもらってるのよ・・・」とでも言いたげに、勝ち誇ったような表情の「くま(仮名)」さん。ひとしきり遊んでもらうと、満足してケージに帰って行きます。お利口さんです。

 必要なもの=インクさえ与えておけば、しっかりお利口さんに仕事をする。理想的なペンですね。しかもお値段が安ければ申し分ない。そういう意味で、以前、デスクペンがすばらしいと書きました。日中、職場のデスクで仕事をしているときはひょいっとデスクペンに手が伸びます。

 役所(学校も立派な役所です)というのは難儀なところで、白くて綺麗な紙を使っていると「無駄だっ!」と市民の皆様に叱られますので、あえて「黒っぽい」コピー用紙を納入してもらっております。例の配合比率偽装騒ぎで、一時綺麗な紙になったことがありますが、やはりご批判を浴びたらしく、それより値段が高くて色が黒く、インクで書くと滲みまくる紙に切り替わっております。何とも無意味です。私も納税者なので、ええ加減にせぇよ、ってな感じですが、まぁ仕方がありません。

 少し前までは、イタリアからやってきた鞄に大好きな萬年筆を入れて出勤しておりましたが、そんな紙にペン先を着けるのはもったいないので、仕事には安いペンだけを使うようにしております。それでも、少し気合いの入る場面というのはありますので、そんなときには安くても少しだけ上等なペンを使うようにしております。

 すこしだけ上等なペンその1は、シェーファーのデルタグリップ。決まった様式の書類に細かな文字を埋めていくようなときに使います。デスクペンよりフローが良く、シェーファーの「ヌメッ」とした感じのインクが書きやすいのです。

 で、もうひとつ、すこしだけ上等なペンその2が、同じくシェーファーのノンナンセンス・ステンレススチール。キャップをひねって開けるというところに儀式的な要素があって、少々姿勢が改まります。両者ともペン先はFですが、デルタグリップがそのものずばりFなのに対して、ノンナンセンスはMぐらいの感じです。封筒の表書きなどにも使えますので、これはこれで役に立っております。

 意味ないじゃん、ってなことが多い日常ですが、その中に少しでも意義を見いだして、明るく前向きに、ニコニコと仕事をしていきたいものだ、と遊び好きで怠け者の私は思っております。
R0010526

2008年12月11日 (木)

修理

R0010490
 ケージに張られたネットの隙間から顔を出そうともがく「ちち(仮名)」さん。彼女はお行儀よくできず、ケージの縁に手をかけて立ったままおしっこをするので、それを防ぐために閉じ込められてしまったのです。しかし、さすがは犬。すでに1カ所、ネットを留めるボタンをかみちぎって隙間を空けております。そこから顔を出そうとして失敗したところをパチリ、です。ちなみに、もしこのジャンプが成功しますと、しっかり前玉を舐められてしまいます。R0010495_2

 今日もまた、良いこと、悪いこと相半ばでありました。なんと言ってもショックなのは、「またかっ!」の液晶割れ。腰につけているPalm Tungsten Cの液晶を割ってしまったのです。カバーテック社製の革製ケースをつけているのですが、経年劣化で緩くなり、時々Palmが「露出」してしまうのですが、それに気づかず歩き回っていてどこかにぶつけたか、押しつけたか。いずれにしても無残なお姿。

 こういうときにあるとありがたいのが予備機です。スタンバイしていた予備機にデータを同期して、今度は破損しないぞ、ということで、アルミニウム製のがっしりしたケースに入れました。ちょっとごついのと、革製のケースより使い勝手が劣るのでお蔵入りしていたものですが、そんなことも言ってられません。これなら、あちこちぶつけても大丈夫。使い勝手よりも安全性をとることにします。

 それはそれで良いとして、破損した機体の修理(交換)に萬年筆が買えるほどかかってしまうのが痛いところです。さらには、交換品が届いたときの「また外国から何か来たのぉ?」という家族の冷たい視線。修理するのに外国とやりとりしなければならないようなものを腰にぶら下げているなんてのは、怪しい人認定なのだそうです。
R0010498
 一方の良いこと、ですが、こちらはたいしたことではありません。先日大阪市内で開かれたPILOTのペンクリニックに持ち込んでそのまま預かり修理となっていたPILOT65周年記念の萬年筆ができあがってきたのです。たまたま午後7時頃に退勤できたのを幸い、そのまま受け取りに行ってまいりました。やはり、そのものずばりの65周年はいいですね。昨日紹介した「謎の65周年もどき」ともども、かわいがってやりたいと思います。

 昨日は外観だけお見せしたカスタム67と「謎の65周年もどき」に加え、本物の65周年、3本そろってペン先とキャップリングの記念撮影です。右から65周年、67、謎と並んでいます。カスタム67のペン先だけ5号で一回り小さく、65周年と謎は同じ大きさ、10号ペン先です。刻印が微妙に違っています。キャップリングもそれぞれに違います。貸し出し中の72も加えて記念写真を撮るのもおもしろいかもしれませんね。引き続き、謎のペンに関する情報募集中です。
R0010499
R0010500


 

2008年12月10日 (水)

まるまる

R0010481
 暖房を入れると、やはり乾燥するのでしょう。水を飲む回数の増える「くま(仮名)」さんです。冬毛になり、その肥満ぶりがいっそう強調されております。わが子たちはこれを「太ましい」なる造語で表現しております。

 語感というのは結構大事なものです。高校生の頃、私は妹と2人で、「語感遊び」を良くしておりました。TVを見ていて、スキンヘッドでがっちりした体格の黒人男性が出てくると「おおっ、これはゴードン!」ってなぐあいです。要は、あるイメージを名前で表現する、あるいは名前から連想されるイメージを語り合う、という他愛ないものでしたが、なかなかに楽しいものでした。顔の周りがぐるっとひげで囲まれている白人男性は、「ジェームズ」なのです。R0010484_4

 この遊び、後になって気づいたのですが、ハナモゲラ語の世界にも通じるものがあるように思います。ハナモゲラ語は全くもって意味不明ですが、何となくルールというか、法則性というか、そういうものがありそうに思えます。何言うてるん?意味わからん、なんて言いながら、聞いていてニヤニヤしてしまう、何でスキンヘッドがゴードンでひげがジェームズなのか、決めた本人にも不明ですが、でもぴったりくるのです。

 子供ができて、「きかんしゃトーマス」を見るようになり、そこに出てくる「ゴードン」担当の声優が内海賢二さん。ラオウやサミーデイビスJrの声の人ですが、これがまた、見事にゴードンな見た目で、大喜びしてしまいました。

 意味不明な話はこれくらいにして、意味不明な萬年筆のことを少し。目をつぶって触ると、あ、これは柄入り、とわかります。胴軸とキャップに、細かなチェイス模様が刻まれております。目をつぶったままでも、キャップと尻軸、それぞれに丸められているのがわかります。モンブランやプロフィットのようなバランス型、しかし同軸のふくらみはあまりない、という形のペンです。

 要するに、PILOTの65周年記念でしょ? いえ、違うのです。キャップリングに忍冬文がありません。カスタム67と比べても、軸の柄、キャップリングなどが違います。これは何なのでしょうか。

 どうやらこのペン、当Blogにも良くコメントを寄せてくださっている「さるお方」と、ヤフオクで競り合ってしまったようです。だって、めずらしかったんですもん・・・・・。信頼できる筋から「それはね・・・」という情報もいただいたのですが、ちょっと危ないのでここには書きません。さらなる情報を求めております。写真上がカスタム67、下が問題のペンです。
R0010487

2008年12月 9日 (火)

満開

R0010471
 がりがりがり・・・「ちち(仮名)」さんが水を飲むときの音です。給水器のパイプをなめるのではなく、かじっております。そしてこの顔。確かにお鼻の短い仔を選んだはずなのに、日を追うごとに長くなっていくお鼻。ゆくゆくは天狗になるのではないかと思えるほどです。とんでもないやんちゃ娘で、まだまだ甘噛みが直らず、無駄吠えも多い、粗相もすると、躾がいのある仔です。

 さて、今日はほぼ定時に退勤して、そのまま前任の職場へ直行しました。ほぼすべてのコンピュータが、中国原産といわれる鬱陶しいマルウェアに冒されている、ということで救援要請があったのです。

 かなり前から、あちらこちらで感染報告のあるタイプで、ファイル名kavo.exeやmmvo.exe、w.exeなど。PCに自分自身をコピーし、自動実行するためのautorun.infファイルを作成した上で、どちらも隠し属性に設定します。実は、ここが一番やっかいなのです。

 マルウェアとしての動作は、オンラインゲームのパスワードなどを盗み出すもので、実行されるとどこかのサイトに接続して情報を流そうとします。ですので、ネット接続していないPCであれば、感染してすぐに深刻な事態になるようなものではなさそうです。しかし、感染したPCにUSBフラッシュメモリなどを挿すと、そこへ自分をコピーし、さらに別のPCへと感染していくわけで、ある程度の範囲で一斉に対策を施さないと、いつまでたっても駆除できないという、なかなかに面倒なヤツなのです。

 基幹となるPCをはじめ、あれもこれも、出るわ出るわ、あちこちで検出ソフトの警報音が鳴り響き、ちょっとしたパニック状態です。「私は変なサイトを見に行ったりしないので大丈夫」と言って検疫を拒否する人もいますが、そういう人をなだめすかして検疫すると、ほぼ100パーセント感染しておりました。実は、このタイプの人が、感染の被害を拡大していくのです。こちらの職場は今が見頃、マルウェア満開です。遅い時間に職場に残っていた人の分を検疫しただけでこれですから、明日以降、もっとえぐいことになるのでしょう。そこで(また呼び出されないように)何人か駆除できる人を養成しておきました。

 応急処置として、マルウェアを自動実行するautorun.infが作成されないよう、各種ドライブのルートにautorun.infという空フォルダを作ります。これは簡便なテストを兼ねていて、作成できない場合は陽性です。あと、フォルダオプションで「すべてのファイルとフォルダを表示」に設定することを2回繰り返してみます。1度設定しているので、2回目は最初からその設定になっているはずですが、感染しているPCではなぜか最初の「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示しない」に戻っています。

 コマンドプロンプトで隠し属性を解除してファイルを削除すると、たいてい治癒となるのですが、今日のPC群に感染しているのはけっこうしつこく、また、全体にPCが古くて動作速度が遅いので、操作している間に再びマルウェアに設定を変えられたりと、大変な作業でした。応急処置をするだけで22時過ぎまでかかってしまいました。皆さんのPCは大丈夫でしょうか?

 ひどく疲れましたので、見ていて癒されるようなペンを。日曜日に教会へ行ったのですが、あまり食指が動くようなものはありませんでした。その中で、ちょっといいかも、と保護してきたのがプラチナ・シープの花柄。女の子の浴衣みたいな花柄が懐かしくていい感じです。

 書き味はいわゆるプラチナのそれで、あえて渋めにしてある(のだと思います)インクフローと硬いペン先により、細くてカチッとした字が書けます。萬年筆というと「ぬらぬら」「すらすら」というイメージが強く、確かにそれは気持ちがいいのですが、仕事で書類を書くといった場合には適さないように思います。アホみたいにたくさん萬年筆がありますが、考えてみればそのほとんどが細字系でした。
R0010479

2008年12月 8日 (月)

暖簾

R0010474
 丸くなって眠る「くま(仮名)」さん。いかにも暖かそうな敷物は、妻が子供の頃から愛用していた毛布で仕立てたものです。以前は粗相をしてこの敷物を汚してしまうこともしばしばでしたが、最近はすっかり賢くなって、臭くなったので洗おうか、というところまでもつようになりました。

 「くま(仮名)」さんの住処であるケージのそばには、リビングの出入り口があって、そこに暖簾が掛かっております。「のれん」になぜ「暖」という字が使われているのか、気になって調べてみますと、禅宗のお寺で、隙間風を防ぐために簾(す、すだれ)のすきまに布を張ったものが、「暖簾」なのだとか。「トリビアの泉」を見ていて、「へぇ~」とは言わずに「そうやろ」とばかり言っていた私。また一つ、どうでもいい知識を身につけてしまいました。

 大学生の時でした。帰宅した私に、母が一言、「ジョン・レノン死んだで。」おそらくはイマジンすら知らなかったであろう母ですが、中学生の頃からビートルズにハマっていた息子に、とりあえず知らせてやろう、ということだったのでしょう。そのとき以来、この日、12月8日は、私にとって、対米開戦記念日でもなく、針供養の日でもなく、Lennon's dayなのです。

 さて、大事なこの日。まずは先日の日本語検定の結果が出ました。受検した人全員、とりあえず合格。おかげさまで、私もようやく1級に認定されました。さて、次は難関の漢字検定に挑戦してみましょうか・・・。

 いいことばかりではないのが世の常です。もうひとつ、今日は成績提出の締切日でした。21時過ぎまで待ってみましたが、結局、すべての成績が出そろうことなく終わりました。成績を算出するのは本当に大変な作業で、教師にとっては一番嫌なことかもしれません。どんな職場でもそうなのでしょうが、期限を守る人はいつも守りますし、守れない人はなかなか守れません。早め早めから、期限が守れるように気をつけて作業を進めてくださいねぇ~、と声かけをしていても、結局は同じような結末になります。

 腕が2本しかないのに、萬年筆何本買ったら気が済むの・・・と言われても改めない私と同じで、どれほど言っても効果がない、そういうのを「暖簾に腕押し」というのですね。
R0010465

2008年12月 7日 (日)

かくほ

R0010462
 元気がない「くま(仮名)」さん。どうやら、「ちち(仮名)」さんが成長してきたことによるストレスかもしれません。これまでも気をつけてきたつもりなのですが、なにせチビがは手がかかる、すなわち手をかけるわけで、その辺を敏感に感じ取っているのでしょうね。

 おそまきながら、家中みんなで「くま(仮名)!」「くま(仮名)!」とかまいまくり。成長してきておとなしいので、ケージから出して自由に徘徊させておいてもほぼ大丈夫。しばしの間、好きにさせてやりました。このストレスのせいか、足をなめたり噛んだり・・・そのためでしょうか、少し毛が抜けて肌が荒れております。明日はお医者さんに診せないといけません。

 さて、昨日は異例の日中更新をすませて、やっぱり風が強くて寒い! ということで須磨の海を見るのは中止。夙川を通らない電車で六甲アイランドに行って「みせびらかし」です。いつものようにここは何のお店なんだと強い疑問を抱きつつ、店主からはおかしいおかしいと批判されつつ、しっかり珍しいペンも見せていただいて元町へ向かいます。R0010445_2

 ルミナリエ開催中ですので、スタート地点となる元町周辺はクルマの大洪水。何とかたどり着いて、2本ばかり調整していただきました。「どうぞごゆっくり」という店主のお言葉を振り切って、早々に退散。夜の10時を過ぎた頃には、写真のような椅子に座っておりました。

 「新車の匂い」というのがありますが、あれは接着剤その他の匂いだそうで、あんまり体にいいものではないとか。で、この椅子が着いた車はこの4日から営業運転に入ったもので、車内は新車のにおいが充満。とっても快適でありました。

 JRバスのドリーム号の一部には、もともと6席ある1階部分を4席にしたプレミアムシートというヤツが設定されております。バスヲタクとしては一度は乗らねば、と思いつつ、いつも満席。ところがこの4日から、別会社でこれを使った便が設定されたのです。ま、便というより、流行りのツアーバス、しかもピンクの車体なので、あぁちょっと乗るのに覚悟がいるかな、とも思ったのですが、不安を好奇心が押し切った形で初乗車となりました。

 結果は大満足。運行に関わっている方々のご苦労については良く聞きますし、その点で不安もありましたが、運行(運転)や接客その他、まったく文句なし。大阪を出発して名神から東名、浜名湖と海老名(だったと思います)で30分ずつ休憩をとって、TDLの駐車場に定刻の7時40分に到着。夜行バスにありがちな疲労感をまったくといっていいほど感じませんでした。これでぷらっとこだまより少しだけ安く東京へ行けてしまうのですからたまりません。とっても冷たい風の中で撮った1枚。三菱ふそう エアロキングダブルデッカー ハイウェイライナーです。撮影者の背後には、パークのオープンを待つ人、人、人の大洪水であります。
R0010447
 オッサン一人でTDLまで行くとは、相当なネズミマニアと思われそうですが、目的は他のところにあります。この寒い時期、時間を潰すのも楽ではないので、それならと終点までツアーバスに乗ったという次第。新宿駅西口と品川駅前にも停まるのですが、路線バスと違ってどこで降りても同じお値段なので、30分ほど余分に乗って時間調整です。

 バスを降りて、京葉線から埼京線直通のりんかい高速鉄道を乗り継ぎ、着いたところは恵比寿。ここへ9時に来ることが本来の目的、「アホな企て」なのです。萬年筆研究会WAGNERの表例会。私以外にも関西からの参加者がいらっしゃって(知ってましたが)お互い好きでんなぁ、ってなもんです。

 成果は上々、楽しくお話をして、いろんな人を冥府魔道に引っ張り込みました。トレドを買おうかと思っている人にビッグトレドもいいなぁと思わせたのも罪深い行いですね。これは悔い改めなくてはならん、ということで、聖地フルハルターに巡礼し、そのあと教会にも行ってきました。教会で得たものはまずおいて、今日の「アホな企て」の成果を。

 一番下は、飛天(M)に冬将軍を入れて書いたもの。その上は、螺鈿朱鷺(F)に純正の黒インクをいれたものです。私はまともな字を書くことができませんので、妻に代筆してもらいました。筆記角度が立ち気味で、私が書くより「しっかりした」線が出ております(ここ、重要)。

 最上段に髪の毛が写ってます。・・・・・狙ってやったわけではないのです、断じて(笑)。これは書いてある文字の通り。インクは純正の黒。アホな企てですが、確保したペンでかくほそい字、というお話でした。
R0010464

 

2008年12月 6日 (土)

好日

R0010430
 きのうは大雨、今日は一転してすばらしいお天気。すでに12月ですが、小春日和という言葉がぴったり。お散歩も気持ちよかったのでしょう、ご機嫌で飼い主を見上げる「くま(仮名)」さん。視線の先が「おやつ(と彼女は思っているもの)」であるのはいうまでもありません。この仔は、前足が少し短いので、胸を張っておすわりをしても「猫背」なんですね。

 先週の水曜日、私にとっては死ぬほど大切な会議がありまして、そこで意見表明をして現在の状況から抜け出すぞ!と意気込んでおったのですが、会議が始まる直前に小学校からお電話・・・といえば結末は決まっております。そう、子どもさん、熱が出たので迎えに来てね、っていうことです。

 うわぁ~、嫌や、そんなん、とかいいながらも、放っておく訳にもいきませんから、お休みをもらって次男を連れ帰りました。元気そのものですが、食欲がなく、へろへろになっておりますので、とりあえず大好きなものを食べさせると、やや回復。時計を見ると、すでに会議が始まっている時刻。

 結局、意見表明しなかったので、私は来年度も現在のお仕事を担当することになりました。嫌いではないのですが、もう長くやっているので、できれば誰かと交代したかったなぁ・・・と。でもまぁ、絵に描いたようにその日に子どもが発熱、というのも、「来年も続けなさい。」というご先祖の気持ちなんだろう、と考えてがんばることにします。

 もうだいぶ前のことになりますが、駅までのバスがいつになく遅れて、しかも途中の停留所では遙か向こうから手を振りながら走ってくるおばさん。「もぅ、また遅れるがなっ!」と舌打ちしても仕方ない。結局、乗れなかった電車は、途中で事故を起こして乗客大混乱、ってことがありました。それ以来、うまくいかないときには、これは先祖のメッセージ、と考えるようにしております。
R0010434_2
 次男がお世話になったお医者さんの前で、愛車エスカルゴの記念撮影。いいお天気、白い建物、黄色くて愛嬌のある車。これがお休みの日とくれば、まさしく好日。このクルマ、平成元年生まれ。誕生してすでに20年。メーターを何度も交換しているので走行距離は不明ですが、おそらくは10万キロ以上走っており、たぶん事故車です。

 セカンドカーとしてひとひねりあるのが欲しいなぁ、ということで、甲子園にもよく出てくる愛媛県の西条高校の前にある自動車屋さんで購入しました。ええ、新幹線と特急いしづちを乗り継いで、自分で取りに行きました。そして、台風来襲中の明石海峡大橋を渡って帰ってきたのです。ほんまにアホですね。でも、気に入っております。

 こんなに天気のいい日は、神戸に行きたくなります。夙川で途中下車して寄り道してから、きらめく須磨の海を見たら、幸せになれると思います。そのあとは元町でコーヒーを飲みながらちょっと大物を調整してもらい、六甲アイランドの鞄屋さんで見せびらかし。夜は夜でまたアホな計画があるので、こんな時間に更新しております。良い週末を。
R0010436

2008年12月 5日 (金)

時間がかかる

34595
 「くま(仮名)」さんがかじっているのを見て、私にも頂戴と大騒ぎの「ちち(仮名)」さん。試しにと与えられた骨形のガムを難儀しながらもおいしそうに食べております。鶏のささみと牛の皮、というコンビネーションで、けっこう歯ごたえのあるもの。「くま(仮名)」がご幼少の折には、かじり疲れると休憩しておりましたが、「ちち(仮名)」さんはアゴがだるいときゅんきゅん鳴きながらも噛むことをやめず、形がなくなるまでノンストップで噛み続けます。このあたりにも、2頭の性格の違いが現れていて面白いものです。

 さて、現在、企んでいることが一つ。ま、それほどたいそうなことではないのですが、聞いた人はあきれるだろうな、という企て。これにそこそこ時間がかかるので、場合によっては明日の更新ができないかもしれません。

 まぁ明日は明日で、明日になったら考えることにしましょう。とりあえず散らかった部屋を片付けて・・・とやっていたら、机の引き出しから、何とも懐かしいものが出てきました。ヒューレット・パッカード社の小型PC、100LX&200LXです。
R0010424
 もう中学生の頃から、萬年筆菌に感染・発症していた私ですが、一時期、小康状態、というか、別の病に罹っていた、ともいうべき時期がありました。それが、この小さなコンピュータにはまり込んでいた時期なのです。IBMのThinkPad220を買うか、HP-100LXを買うか、おおいに悩んで悩んで、それぞれの長所短所を萬年筆で紙に書き出して比較検討・・・というようなことに何日も費やしておりました。基本的に鞄を持ち歩かない人間でしたので、最終的には腰にぶら下げることのできる100LXに決まった次第です。

 実はこのLX、今でも動きます。ただ、いわゆる倍速化改造を施してありますので、現状のままでは使い物になりません。そう、いじくって使えるようにしなければならないのです。こいつと遊んでいた時期、萬年筆は趣味の対象から外れ、実用の道具の一つになっておりました。それほど夢中にさせてくれたこの小さな箱。どこかに、萬年筆との共通点があるはずだと思っております。こんなのが引き出しから6、7台も出てきたので、これからぼちぼちと再設定を楽しんでみる予定です。
 斜めってしまいましたが、シャルロッテと一緒に記念撮影。いかに小さいか、おわかりいただけますでしょうか?
R0010426

2008年12月 4日 (木)

妻の日

R0010400
 丸まっております。小さい頃はウロボロスさながら、しっぽをくわえておりましたが、3歳と10ヶ月になる「くま(仮名)」さん、最近は滅多にやらなくなりました。

 ちなみにこの仔、しっぽを振るのが下手くそです。「ちち(仮名)」さんがしっぽを振っているところは、いいカメラと明るいレンズがなければ撮れませんが、「くま(仮名)」さんならあんまり明るくないレンズのついた普及品のデジタルカメラで十分撮れます。バスのワイパーが間歇動作しているような、ヒョッコ、ヒョッコという動き。滑らかさというものが感じられません。大きくなっても、しっぽの振り方だけは上手になりません。

 さて、昨日は「妻の日」だったのです。Thanks!(さんくす)・・・3くす・・・ってなことだそうで、なんで12月なのかというと、1年のしめくくりだから。1年分の感謝の気持ちを妻に、という日だったのです。

 いやぁ、過ぎてから知ってしまった、残念残念、というところですが、ちょこっとしたプレゼントに、と手に入れたペンがあります。妻は昔の女の子ですから、赤とか、ピンクとかの系統の色がけっこう好きです。何となく、妻が好みそうなペンの条件をあげてみると、

  赤またはピンク系統の軸色で、小ぶりなボディ
  バイカラーの見た目に美しい(派手な)ペン先
  吸入方式などメカ的なことはほとんど不問
  珍しい見せびらかし系が嫌いではない

 というあたりでしょうか。ラレックスのアニマリ、コンウェイステュアート、カヴェコスポーツ、アウロラのオプティマなど、ペンおたくではない割には普通の人が持ちそうもないペンを持っております(オプティマは普通のペンですが、しかし、イタリア製です)。そんな妻が見たことのないペンを、ま、これでも使って、と差し出すのは、けっこう難しい。高価な限定品などではなく、しかもそんなに数がなさそうなもの、ということで、最初はレディアガサあたりを探しておりました。

 で、結局、見つけたのが、レディシャルロッテ。クリップのない、小ぶりなペンです。同じくシャルロッテの名が付いたペリカン(CP)のやつとの共通点といったら、どちらもペンということぐらいでしょうか。

 EFのペン先は残念ながら金ではありません。しかし、いわゆる「あたり」のペン先でしょうか、ルーペで覗くととても綺麗な形をしていおります。そして、ボディは付属のペンケースと同色の綺麗なレッド。手帳用として使ってもらえるかな・・・。

 レディシャルロッテ、この他には、黒とグリーンがあるようです。緑と赤、2本揃えばクリスマスっぽくて美しいことでしょう。
R0010422

2008年12月 3日 (水)

わたしだって

R0010406 疲れ果てて眠りに落ちようとする「ちち(仮名)」さん。飼い主がお昼寝をしていると、ケージごと移動してきて髪の毛を引っ張るほどの暴れ犬ですが、そこはやはりチビ。電池が切れるのも早いのです。
 「くま(仮名)」さんが噛んでいる犬用ガムを、あまりにもうらやましそうに見つめるものですから、試しに与えてみましたところ、悪戦苦闘しながらも完食。そのあとはお水をたっぷり飲んで、この有り様です。

 この時期は、何かとせわしくて、疲れがたまりますね。私の勤務先では、先日行われた期末テスの点数を、教務に提出する〆切です。みんな、疲れたぁ、と言いつつ、点数が出そろったのが午後9時過ぎ。お疲れ様です。

 さて、ここからです。提出されたものを整理統合して生徒に渡す個票を作ります。あれ、なんでこの教科の点数がないの?と思って調べると、点数を入れたUSBメモリを使って担当者が作業中。
「点数出した?」
「この中に入ってます」
「USBメモリ渡してくれないと提出したことにならないよ~。」
私だって私だって、疲れるわ、ってなもんです。

 さて、どうにか作業を終えて、ようやく帰宅。まずは洗面所に行って、蛸壺を覗いてみます。・・・・・また、どっと疲れてしまいました。
R0010415
 このペン芯、もう3日も蛸壺の中に浸けられておりますが、水気を拭き取ってみるといまだに赤い色が出ます。ちゃんとアルカリイオン水でも洗浄しました。超音波洗浄器にも入れました。それだけやってもこれです。赤系統のインク、本当に怖いです。いったん入れたら変えない覚悟で使わないといけませんね。未体験なのですが、これはやっぱり、ロットリング洗浄液の出番でしょうか。

 気を取り直して、組み上げてみます。ペン先はステンレスですので、気にせずグイッと押し込んで、サクサクッと組み立てたお姿、どう見ても落花生ですが、作った人たちは、人魚の姿をモチーフにしたのだ、と主張されているようです。

 ロットリング社製のリーフという萬年筆。もう10年以上前に購入した記憶があります。字幅はBで、これにモンブランのボルドーを入れて、学級日誌などにコメントを付けるのに使っておりました。当時の私は猛烈に筆圧が高かったのですが、それをものともしない頑丈なペン先。今でも何の問題もなく使えております。チープな感じの軸は、そのくびれた形とディンプル模様のせいもあって握りやすく、インクフローやペン先の滑らかさなど、申し分なし、というペンでした。
R0010419


 

2008年12月 2日 (火)

くろうねぇ

R0010402
 食後にゆったりと前足の爪のお手入れをしている「くま(仮名)」さん。柴犬は清潔好きである、といわれておりますが、まだまだ小さな「ちち(仮名)」さんの場合、排泄こそ決まった場所でできるものの、出てしまったものには無関心。踏みつけようが、体に付着しようが知らん顔です。何頭か犬を飼ってきましたが、一緒にお風呂に入ったのは「ちち(仮名)」さんが初めてです。ええ、あまりに汚くなっていて、これは拭き取るだけではちょっと・・・だったものですから。飲食中の方、すみませんでした。R0010412

 さて、今日は本当に何もない1日で、Blogのネタにもこと欠く状態。仕方ないので、愛用(していた)の小銭入れの写真を撮ってみました。ええ具合になっております。鹿革なのでとっても柔らかく、ガバッと大きく開いて中身が一望できます。見えているのは、デンマークのクローネ硬貨。こいつが財布に入っていれば、お金の苦労ねぇ(無ぇ)、ということでしたので戴いたものです。

 銀座にお洒落なお店を構えていながら、こんなくだらない(失礼)駄洒落を機関銃のごとく連射してくる白髪の紳士。そう、北欧の匠の成川さんです。ハンス・オスターのペンケースを購入した際、あまりにすばらしい(くどいっ!)駄洒落に感動して、買ってしまったのがこの小銭入れなのです。成川さん愛用の同じものを見せていただくと、真っ黒に光っておりました。ため息の出る美しさ。

 しかしながら、あまりに柔らかな革でできているために、逆さまになると小銭が自重で「ふた」を押し広げて落ちてしまいます。うっかり逆さまにポケットから出して、あたりに小銭を撒き散らかすこと数度。最近ではぐっと出番が減っております。

 これを見た人はほぼ例外なく(私もそうだったのですが)、目一杯広げてやれば元のようには閉まらないだろう、と格闘すること数分、やっぱりあかんわ、と諦めるのです。こいつは、どれほどぐぐっと広げられても、手を離せば元の通り、すぅ~っと閉じてしまいます。レンズシャッターのような見た目が素敵です。

 さて、この時期といえばテストの採点。PILOT823で、滑らかさを楽しみつつささっと済ませました。823の前に使っていたのが、真っ赤な軸のPILOT製萬年筆。モデル名はわかりません。ペン先が細くて時に解答用紙を破ってしまうこと、そして、コンバータCON-50の棚吊りがひどいことに悩まされておりました。

 「棚吊り」をご存じない方もいらっしゃるでしょう。私も1年ほど前までは意味を知りませんでした。ペン先を下に向けているのに、コンバータの中ではインクが上、すなわちペンのお尻側に寄ってしまっている状態です。ペン芯に貯えられているインクが無くなると筆記不能となり、キャップを締めてペンを振っても、容易にインクがおりてこないのです。

 解決策として、引き出しの中に転がっていた、賞味期限切れのプラチナ製カートリッジを解体して球を採りだし、手持ちのすべてのCON-50に入れております。カタカタ音がするのは気になりますが、これで、棚吊りからも解放されて、ペンを使うのに苦労無ぇ・・・。毎日寒い中、たいへん失礼しました。
R0010413

2008年12月 1日 (月)

しはす

R0010399
 悠然とお食事中の「くま(仮名)」さん。以前にもご紹介したように、この子はペタッと寝ながら餌を食べます。ここのところ、「ちち(仮名)」さんのご飯が気になって仕方がない様子でしたので、フードの銘柄を変えてみましたところ、換毛の時期と重なったこともあってよく食べるようになりました。躾という面からは良くないこととされておりますが、柴犬はとにかく餌に飽きます。これはおいしい、と食べていたのに、ふと気づくと見向きもしなくなっている、ということもしばしばです。

 さて、今日から12月。新暦を使う現代でも、旧暦12月をそのままスライドさせて「師走」とよんでおります。いろいろ言われておりますが、「師走」というのはあて字のようですね。坊さん(ぼんさん)がお経をあげるために檀家を走り回る「師馳す(しはす)」が語源、などと断言している書物もありますが、まぁ、語源なんてものは、良くわからないからこそ、話題として面白いのでしょう。

 さて、忙しいこの時期、筆記具も大活躍です。この様式を作った人間は実際に自分が書くことなんてこれっぽっちも考えてなかったんだろうなぁ、という、ひとつひとつの記入欄が信じられないほど狭い書類が、どどっとのしかかってくるのです。私も老眼が入ってきたので、自分が今書いている文字の一画一画がよく見えず、勘で書いている、なんてことがあります。こういうときこそ、デスクペンの出番。カリカリの書き味と引き替えにとにかく細かい文字が書けるので重宝します。

 私とは比較にならないほど几帳面に仕事をこなす妻が、細かい文字を書くのに使っているペン、それがセーラーのホスカルです。このピンク軸のものは、ショップチャンネルの通販で売られていたのをGETしたものだそうです。

 ペン先はスチールですが、きれいに調整されていることに加え、極黒を入れていますので、大変滑らかに、気持ちよく書くことができます。裏抜けや滲みもあまり気にすることなく、細かな文字を黙々と埋めていけるというのもポイントが高いところです。

 とってもスリムなホスカル。持ち主とは少々合わない感じがしましたので、バランスをとる意味でプラチナ・グラマーと並べて撮ってみました(グラマーの方は残念ながらボールペンですが)。で、このホスカルHOSCALって、どんな意味なのでしょうか? 何かの固有名詞でしょうか。それとも、おしゃれなシャレーナ、みたいな感じの命名なんでしょうか。ご存じの方、ご教示くださいませ。
R0010409

« 2008年11月 | トップページ | 2009年1月 »

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31