フォト

最近のトラックバック

« 服 | トップページ | 苛立ち »

2008年11月13日 (木)

japan

Rimg0008
 夜目にも凛々しい「くま(仮名)」さん。家の中でのデレッとしたお姿とはうって変わって、外に出ますと凛としております。お散歩デビューの頃は、すれ違う皆さんから例外なく「男の子ですか」と聞かれたそうです。帰ってくるところを遠目に見で、デーモン小暮閣下が歩いてらっしゃったか・・・と思ったことも一度や二度ではありません(冗談のようで本気)。
 今日は「漆の日」。古代エジプトでも使われていたことが確認されている漆。我が国でも、数千年前の遺跡から漆塗りの櫛が出土しているそうです。漆の技法を究めようと、平安時代の初期、惟喬親王が京都の法輪寺に参籠して虚空蔵菩薩から教えを受けた、その満願の日が11月13日だとか。美しい伝説ですね。漆黒の闇、といいますので、夜のお散歩に出かける真っ黒な「くま(仮名)」さんを撮ってみました。
 で、今日のタイトル。生徒たちに「宿題」なんて言っても、忙しいのでやってくるのはわずかです。そこで、授業終了間際に「Japan」と黒板に書いて、「意味わかる人」とやります。当然ながら教室内は「にっぽん!」の大合唱。それが静まったところで、「ほな、これは?」と「japan」と書きます。国名は大文字で書くんやで、とストレートに突っ込むのから、小さい日本や、とひねるのまでいろいろですが、正解を出すのはまずいません。あえて正解を言わず、「次の授業で答言いますけど、それまでに調べてたら偉い!」と宣言してチャイムが鳴ります。
 ね、子ども相手ですけれど、楽しい仕事でしょ。若くしてこれ読んでる人、給料安いし労働基準法適用されないし世間の人から蔑まれるしでたいへんですけれど、教師目指しませんか?
Rimg0182
 軽口はさておき、漆塗りの萬年筆。今まで当Blogにも何本か登場しておりまして、それが手持ちのすべてです。奥から、仙台大橋堂、エボナイト軸に玉虫塗り。PILOT85周年記念飛翔天人、これは蒔絵。PILOT77周年記念、ウルトラ。金属製の軸とキャップに漆塗り。一番手前が、オリジナルのウルトラスーパー500。樹脂製の軸とキャップ(金属製か?)に漆塗りです。
 漆塗りの萬年筆は手に吸い付くようですばらしい、などといいますが、異論はありません。持っているだけで嬉しくなります。大橋堂はすでにインクを抜き、もうすぐお嫁に出す予定。残念ながらきれいに写っていませんが、玉虫塗りはやはり美しく、じっと見ていると手放すのがためらわれます。
 で、居並ぶペンを差し置いて、当Blog立ち上げの9月16日の記事に出てきたのが、漆とくればこれでしょう、という1本。中屋のライターモデル、ポータブルサイズ赤溜塗りです。
 ただ単に溜色、といえば赤。中屋を知ったとき、まずはこの色と思っていました。控えめないぶし銀のクリップに、黒く光るルテニウム仕上げのペン先。一からオーダーすれば絶対にひとつに決められない私にとって、この組み合わせのペンが目の前にあったこと、それが購入の決め手でした。中屋を2本も持っていながら、カルテは1枚も書いていないという変態顧客の私です。
 プラチナのブルーブラックという色、こんなにいいとは思っても見ませんでした。このペンから出てくるから、余計にいい色だと感じるのだろうと思っていましたが、緑色のセルロイド軸から出てきてもやっぱりいい色。今まで気がつかなかったことが残念に思われます。
 たいへん気に入っております中屋の赤溜。難点は、間接光など上手に使わないと、まともに撮れないことぐらいでしょうか・・・。
Rimg0189

« 服 | トップページ | 苛立ち »

コメント

漆がお嫁に行くことまであるのですね。私にとって漆はまだ先(の予定)のペンですが…。

漆は見た目もマットで、持った感じもマットなのが面白いですね。漆アレルギーってのもありますが・・・。

 達哉ん さん

 漆といえど、総量規制&等価交換の原則からは逃れられません。使わないペンは可哀想、ただそれだけです。
 漆アレルギー、こういった塗りの製品に触っても出る人がいるそうです。
 そうそう、中国では、原子力発電所のコンクリート壁にも漆を塗っているそうです。漆のパワー恐るべし。

中屋の赤溜、きれいですね~!
私にとって、いつか見てみたい万年筆です。
微妙な色の濃淡が味わい深いですね。

リンク、ご快諾ありがとうございました!
こちらも張らせて頂きました~☆

 みーにゃ さん

 リンクありがとうございます。中屋、これから少しずつ漆が透けてくるかと思うと楽しみで楽しみで・・・。またお見せできる機会を楽しみに待ちます。

プラチナの溜塗りなら2本ほどありますけど・・・・古いのが。
大橋堂は2本持っていますがなぜか出張販売にも行ったことがありませんね。
塗りはほんと手触りが好きです。

 二右衛門半 さん

 出張販売に行かずして大橋堂オーナー、なかなかいい変態ぶりです。大橋堂の実演販売も、実は一度も植原さんにお会いしたことはなく、今関さんばっかりなのですが・・・。

写真綺麗です、もちろん中屋の赤溜もさることながら・・赤溜もいいですね、10角の黒溜もいいですよ。やはり中屋はなんと言っても漆もいい、加えて国産ペン先としても大好きですね。いい事ばかり言いましたがついでに中屋を抱えている猫ちゃんもこれまた可愛い!

 夢待ち人 さん

 ほんと、中屋はいいですね。うまく撮れなかったなぁ、と見てみると、たまたまなのですが、漆の透けた感じに見えて、結果オーライです。
 最近は、猫だの犬だの、こういった箸置きみたいなものを見かけるとつい買ってしまいます。 

ペン先人生の方にもコメントさせていただきたいのですが、なぜか当方ではうまくIDがとれず、今のところ読ませていただいているだけです。もうちょっと勉強してみます。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/604476/65037548

この記事へのトラックバック一覧です: japan:

« 服 | トップページ | 苛立ち »

2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31