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2008年9月20日 (土)

もらって嬉しいもの

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 手紙をもらうこと、特にそれが私信であることは、すでに非日常的なことになりつつあるので、嬉しさひとしおです。はやる気持ちを抑えて、ゆっくり、ゆったりと封を切ります。最近は、万年筆趣味を通じてお知り合いになった方からお手紙をいただくことも多くなりました。それらは例外なく、便箋や封筒にも心を配ったもので、手に取っただけで嬉しくなります。

 レッドブックに載っているのでは?といわれる、私と同じシェーファー愛好家の どーむ さんからいただいたお手紙は、封筒と便箋ともに曼珠沙華の柄の入ったもの。音もなく近づいて来ている秋を、改めて意識させられました。また、WAGNERでお近づきになったNさんからいただいたものは、昔ながらの住所、氏名などが枠の中に入ったゴム印が押されていて、これも見ただけでご本人を思い出させるもの。郵便扱い作業中に割れてしまうリスクが高いことにあえて挑戦し、封蠟で綴じられた、前途洋々たるTSさんの手紙。いずれも、大事に封を切り、じっくりと読ませていただきました。

 同じ万年筆愛好家でも、あぁこの人の前では字が書けないなぁ、と思うような達筆の方から、この人となら勝負になるかも、と親しみが持てる方まで、書かれた文字はさまざまですが、それがまた、文字通りその人のキャラクターなのがすばらしい。
 私自身は、さまざまな万年筆を収集し、使っていますが、超がつくほど達筆な上司には「万年筆が可哀想や。俺が買うたろか」と笑われる日々です。特に、一番マシな字が書けると思っているビッグトレド、上司も気に入っているようで、可哀想可哀想と目にするたびに言われ続けております。
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 写真は、シェーファーPFM-V(ファイブ)。eBayで、ヨルダン在住のセラーから買いました。あまりに安かったので、まさか国名通りJordanではないだろうなぁ・・・などと待つこと1週間、無事届いたペンは、キャップもへこみのないきれいなもので、外観はバッチリ。シュノーケルの吸入機構も元気そのものなのですが、書いてみると、少し前の軽自動車で、エアコンをかけて急坂を上っている感じ。どうにもインクの出が悪いのです。 さて困った、ということで、俗に、「忘れ物を届けに」行ったと云われている大宮でのWAGNERで、師匠に見ていただいたところ、すばらしい書き味に。ペン先の寄りがきつかったのと、部品がひとつ逆さまに取り付けられていたのを直していただきました。

 しかし、これは稀代の「あほなペン」ではないかと思います。こんなに太い軸なのに、インクが入りません。吸入機構が場所を取りすぎているせいでしょう。しかもその吸入機構が金属だらけで、どんどん腐食していく・・・。私の大好きなヤクザ映画にも通じる、「滅びの美学」がこのペンにはあるのです。
 シェーファーの象徴ともいえるインレイのペン先、現行のVLRやレガシーなどでもいいのですが、このシュノーケルといい、タッチダウンといい、吸入機構に凝っているシェーファーが特に好きです。それはやっぱり、私がひねくれ者だから・・・?

 で、大好きなシェーファーで書いた文字・・・・・う~ん、やっぱり、ペンが可哀想かも・・・・・
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