2018年11月16日 (金)

背中に書くな

20181117_072207

 それなぁに、と見上げる「くま(仮名)」さん。飼い主にとっては長く感じられた1週間でしたが、ようやく週末を迎えることが出来ました。来週の今ごろは神戸ペンショウです。

20181117_071453

 連載開始50周年記念だとかで、今度はこういう万年筆が雑誌の付録になりました。ヨーロッパ標準のショートタイプカートリッヂを使う、おそらくは中華萬、というところもいつも通りです。どういう色柄なのかと開けてみると

20181117_071650

 これ以上無いほどの見事な仏壇萬年筆でした。ブツブツが見られるクリップも、一応それらしい形にシェイプされているもので、まっすぐで単調な形ではありません。

 落とし込み嵌合、いわゆるパッチンというやつですが、このパッチン具合が実に気持ち悪いのが残念なところです。個体により当たり外れがあるのでしょうが、私のは確実に外れの個体です。

20181117_071602

 キャップには荊冠を被った骸骨が描かれています。ゴルゴ13は姿勢がいいのに、こいつは前屈みな感じがしますし、脚も曲がっています。その方が雰囲気が出るからなのでしょうか。何事においても死なないように細心の注意を払っているゴルゴ13なのに、いつもこの骸骨が出てくるのはどういう意味があるのでしょうか。

20181117_071708

 あぁこれ、よぅあるやつや、という平凡なペン先。ここにそれらしい刻印なんかを入れると雑誌の付録とも言えないお値段になるのでしょう。結局、キャップに変な模様が描かれた仏壇萬年筆、ということで、一体誰が使うのでしょう。

2018年11月15日 (木)

KPS2018・出展者紹介14

44871356_2186936774907825_874039452

 神戸ペンショウ2018開催まで、残すところ1週間となりました。3日間というのは我々も未体験のことですので、どのようなことになるのかわかりませんが、とにかく来場者には楽しんでいただき、来て良かったという思いを胸にお帰りいただきたいと思っています。

46140806_2197563380511831_3648012_2

 この人がいないと神戸ペンショウという感じがしない、というのが【ドミニク・フォンデ】さん。今年も出展いただきます。KOBE INK物語をお買い上げの方には、税込み1620円で特別デザインをエングレーヴィング。また、彫刻入りのコンヴァータCON-70や、オリヂナル線画カクノなども販売されます。

Mainv01

 あなたの毎日をそっとささえるペンのストーリー。いいですね。萬年筆で生活が破綻しているんじゃないかという人も多いですけれど、そうではない、ペンが支えてくれているんだと前向きに考える、そういうことも大切です。

 高級輸入筆記具、国産筆記具の商社、【酒井】さん、神戸ペンショウ登場です。日本で唯一のTWSBIホールセラーですので、エコシリーズをベースに、オリヂナルカラーのサンセットオレンジをまとったペンなども販売されます。

Item05_01

2018年11月14日 (水)

変なモン

20181104_193955

 ねぇ遊んで、と耳を無くしてねだる「ちち(仮名)」さん。ワンコが耳を寝かせてしまうのは狩りの態勢だそうですけれど、こやつに狩りなんて出来るのだろうか、と思ってしまいます。

 獲物をたっぷり手に入れる、ということでは、WAGNERの岡山大会は狙い目というか、そういう提供者がたくさん現れる大会です。今回も、新幹線が遅れて昼過ぎに会場入りすると、まず受付に1点。いつものようにFさんから、ガチャ由来のお土産を頂戴しました。

20181115_064543

 続いてはT田さんから、このようなものを見せていただきました。倉庫を整理していたら出てきた、という加算器方式の電卓です。11インチのiPad Proと並べるとこんな感じ。かなり大きくてしっかりした、重たい電卓です。

 かつて電卓の草創期には、こういうタイプが主流であったのだとか。今でも経理の現場では愛用されている方は少なからずいるそうです。

20181115_064640

 単なる「+」「=}キーがないのが特徴です。また、「-」キーが赤くなっているのにも意味があるのです。文系人間なので今ひとつよく理解できていないのですが、何も数値が入っていない状態から、数値を置いていき、最後の計算させる、という感覚なのだそうです。

 7たす5は12です。この計算は「7」「+=」「5」「+=」と押せば、「12」と表示されます。でも、7ひく5は2、という計算をしようと「7」「-」「5」「+=」と押すと、「-2」と出ます。

 最初は「0」だったところに、「7」「-」と入れることで、「-7」という数を置いたことになってしまうのです。そして「5」「+=」で5を加えたから「-2」だと。

 ですので、「7」「+=」5「-」「+=」と押します。まず7という数字を置く、そこに「-2」という数を置いて、二つを「+=」キーで足す、というわけです。

20181115_064551

 現在も同じ型番でマイナーチェンジされながら販売されています。逆ポーランド式なんかでも熱狂的な愛好者がいるように、このタイプも慣れてしまうと普通のは使えないぐらいにハマってしまうそうです。そういう意味では、萬年筆愛好家の集いに登場したのも当然と言えるかもしれませんね。面白いものをありがとうございました。早速愛用しています。

2018年11月13日 (火)

KPS2018・出展者紹介13

44871356_2186936774907825_874039452

 気がつけば、神戸ペンショウまであと10日ほどとなりました。遠方から参加を予定されている皆様、お宿の確保はお済みでしょうか。近場の皆様は、三連休に趣味にハマる、ということでご家族の了解を得られていますでしょうか。

 「神戸の、ほれ、異人館の近所にな、廃校になった小学校があって、いろんなお店やら、おもろいイヴェントやらやってるらしいねん。いっぺん見にいかへん?」などとご家族を引き連れてのご参加、お待ち申し上げております。

46099026_2196956893905813_427818631

 え、なんで眼鏡の写真? と一瞬思いました。【Arbre Or】アルブルオール合同会社さんは地元兵庫県からの出展です。ユニークな万年筆を世に出し続けているTWISBIなどの新製品や、有名舶来ブランドのお買い得商品などを取りそろえております・・・・・ということですので、ご家族と一緒に来場されてもご満足いただけるのではないでしょうか。

46093500_2196949063906596_700993502

 11月23日限定になってしまいますが、毎度人気の【ぺんてる サインペンLABO】 さんは23日(金・祝)のみのご出展となります。会場で販売されるオレンズシャープペンシルや、スマッシュシャープペンシルなどをお買い上げいただいた方にご参加いただける、27色の水性インキを使った、あなただけのオリヂナルサインペン製作のワークショップです。

 ぺんてるサインペンは、1963年に発売された、世界初の携帯用サインペン。NASAも公式スペースペンとして採用したというほどの品質を誇ります。今回は、秋と冬をイメージした27色の水性カラーインクから好きな色を選んでミックスし、それをサインペンに充填して持ち帰ることが出来ます。毎回、大人気となるイヴェントですので、これを目当てに早めの会場入りをおすすめします。

43639643_2177086879226148_192738511

 神戸ペンショウは、11月23日(金)から25日まで、北野工房のまちで開催です。

2018年11月12日 (月)

振り逃げ?

20181112_235927

 コンパクトに熟睡している「くま(仮名)」さん。撮影のためにケージの扉を開けただけでも、同じように寝ていた「ちち(仮名)」さんが悲鳴を上げたのですが、当人(犬)は微動だにせず眠り続けておりました。

 本日も朝からお客様がひっきりなしに来られて実に忙しい1日でした。にもかかわらず、17時過ぎには職場を出て大阪心斎橋へと出かけた飼い主。何を考えているのでしょう。

20181109_190046

 7日に発売となった三代目のiPad Pro。初代のWiFiモデルを保有している飼主ですが、そちらは妻の専用機となっていて、必要なときでも持ち出すことが許されません。賛否両論あるFaceIDですが、私は大好きですので、それが搭載されたのを機に、自由に使うことの出来るiPadを手に入れようと、11月1日にdocomoで予約。しかし、例によって在庫僅少でいつになっても入荷済みになりませんので、改めて7日にApple Storeでピックアップ予約。結果的に、かつてiPhone Xを手に入れたのと同じ手法になってしまいました。

 ケースも買い込んで、準備万端。7日は定時に退勤して心斎橋へ出向きましたが、あまりの人の多さに回線契約不可とのことでそのまま帰宅。これがファーストストライク。

20181109_185919

 買ったケースにはペン差しが付いているので、イチビってApple Pencilも押さえて、木曜日は大阪市内への出張に合わせて、お昼休みに心斎橋へ。あろうことかdocomoのみ、機器がエラーを吐いて契約事務が出来ない、というお言葉。これがセカンドストライク。

 仕方無く金曜日にもう一度チャレンジするも、docomoのみ回線契約不可、という状況は変わっておりませんでした。7日に予約をした商品の取り置き期間は13日の火曜日まで。10日の土曜は岡山行き、11日の日曜は終日お仕事となるので、サードストライク、もはや引き取りは絶望か、と思いつつ店舗スタッフに事情を話して相談すると、「上長に相談して参ります。」とのお言葉。

 そろいの黒いTシャツにジーンズ、髪型もラフな人の口から「上長」なんて言葉を聞くと、それが正しい会話であることは理解できても、たいへんな違和感を覚えます。

20181109_185939

 結局、docomoの手続きが可能になるまでの間、私が予約した商品を店舗が確保しておいてくれることになりました。そのかわりに、オンラインのピックアップ予約はキャンセル。私としては、docomoの「月々サポート」利用でのiPad購入となるので、支払い総額も抑えられてありがたい話です。

 それでも、応対してくれたスタッフがくしゃくしゃのメモ用紙に判読不能な文字で提示条件と私の携帯番号を記入していましたので、そのまま忘れ去られてしまう可能性もあるなぁ、と半分諦めていたのですが、以外に早く、本日、本当に電話がかかってきたのです。

20181113_024812

 それでは、と福島県から研修に来られている先生方をホテルにお送りするのを兼ねて、今日の日はさようなら。お約束の19時に心斎橋に到着して、実際、そこからが長かったのでした。とにかく、契約事務が進まない。スタッフが操作する端末があちこちグレーアウトして必要事項が入力できない、なんてことが何度もあって、100分ほどかかってようやく契約事務が完了したのでした。

 ちなみに、対応してくれたスタッフは妙齢の女性で、なおかつ、回転する砥石でペン先の形を整えている兄貴だったら、指がなくなるまで見とれてしまっているであろう、というほどの美女でした。iPad Proの美しい液晶画面共々、眼福、眼福であります。あとはデータの復元に一晩かかるのかな。。。

2018年11月11日 (日)

KPS2018・出展者紹介12

44871356_2186936774907825_874039452

 土曜日は岡山往復、そして本日はまるまる職場に缶詰状態で過ごしました。地域で盛大なフェスティバルが行われるので、後方支援として学校に詰めておく、というだけのことですが、やはり気持ちが休日モードなのでほとんど仕事がはかどりませんでした。

 日が暮れてさぁ帰ろうかとなった頃に、何人かの人があれをしてくれこれもやって欲しいとお願いに来て、結局それをやっつけるのに10時頃までかかりました。やはり仕事の遅い人間はダメです。

Slide2_1512x_1

 安定感のある文房具屋さんとしてよくお世話になっている竹田事務機さん。その店舗営業部のブランド【TAG STATIONERY】さんも神戸ペンショウ2018に出展されます。

 表情豊かな濃淡と奥行きのある色彩のオリヂナルインク、「京の音」「京彩」各色が販売されるほか、萬年筆好きなら知らぬ者はいないというトモヱリヴァーやフールス紙のシートも販売されます。Webページはこちらです。

44219127_2181893872078782_611384380

 こんなものを持ち歩いていて職務質問なんぞされたら、一発でアウトです。しかも、これらを持ち歩いている人の見た目と言ったら・・・・・。

 素直でシンプルな形と実用性にこだわったペンジャケットを製作されている、愛知県から出展の【drkr】でらくろさんです。いつも持ち歩きたいけれど傷が付かないか心配、というお気に入りの一本を守ってくれるペンジャケットを作ります、ということですので、お気に入りの1本を持って、北野工房のまちへお越しください。

101

 悪魔の館、なんて言ってはいけません。80年前のデザイナーズマンション、銀座奥野ビルから出店の【Euro Box】さん。首都圏以外にお住まいの方にとっては、通販だけが頼りのこのお店。たまに東京へ出る機会があったとしても、その日にお店が営業されているとは限りませんから、神戸まで来てくださるというのはありがたいことです。

45672263_2193770387557797_727121181

 秋は神戸で萬年筆。神戸ペンショウ2018は、11月23日から25日まで、北野工房のまち3階の講堂で開催されます。

2018年11月10日 (土)

WAGNER岡山

20181111_002256

 大嫌いなお風呂に入れられたものの、新しいクッションをもらった「ちち(仮名)」さん。柴犬が柴犬の上に乗っかって眠るというシュールな光景です。

 実は本日もお仕事があったのですが、ホンマもんの教頭先生にお任せして岡山へ。ひさしぶりのWAGNER参加です。

20181110_114933

 本日はなんと言ってもこれ。以前、会場のビルを出たすぐ目の前にある居酒屋さんで供されたマグロの刺身。その熟成されすぎたヴィジュアルとお味を、ミクサブルインクで再現しようというのです。広島からでも滋賀からでもいいので、とにかく調合に来て欲しい、という願いもむなしく、危険を感じた当事者は現れませんでした。仕方が無いので、師匠とケロ御大とで調合が始まりました。

 宴会に限らず、何でもしっかりお食べになるケロ御大。しかし、伝説のマグロの刺身は、そのケロ御大をしても箸が動かなかったという逸品でした。ゆえにこれをケロまたぎと言い伝えられております。そのお刺身の色、見事再現されるのでしょうか。

20181110_125526

 三重県は四日市の「方」から来られたマスターと、継承順位第二位の方です。ふと疑問に思ったのですが、二右衛門マスターとグランドネーガス、どちらの方が偉大なのでしょう。

 一緒に写っている一般人のお二人は、シャッター音を聞いて跳ね飛ぶように身をよけましたが後の祭。この人垣の中には、一体どんなお宝(一般的にはガラクタという)があったのでしょうか。

20181110_144842

 救急救命の現場写真か、と思った方、その通りかもしれません。インクのボトルは倒れ、あちこちに赤褐色のシミ。通常はインクの量を記録しながら狙った色を出そうと混合していくものです。そうしなければ、できあがったインクはその場限りのものとなって再現できないからですが、本日は「この色を4秒間注ぐ」などといった、信じられないような記録の取り方で調合が進められておりました。実際に作業に携わった方によると、それでも再現できるのだそうです。

20181110_150359

 できあがった新色「ケロまたぎ・・・とりでぃREDBLACK」です。なお、文中に出てくる人物や団体名などはすべてノリで適当に名付けられたり呼ばれたりしているもので、よく似たものをご存じであるとしても気のせいだとお考えください。

 ※ 萬年筆界のゴッドファーザー(名付け親)である親方により、「とりでぃ鮪ブラック」と命名されました。親方の命名は絶対ですので、以後、この名称でお願いします。

2018年11月 9日 (金)

KPS2018・出展者紹介11

44871356_2186936774907825_874039452

 神戸ペンショウ2018、出展者紹介も残り13組となりました。チェックしながら進めているつもりでしたが、やはり漏れ落ちというか、この人(お店)はこの日に入れとくべきだった、というのが出てきます。

45516841_2193711807563655_834998195

 初日はご不在ながら、24日と25日にワークショップも開いてくださる【小日向 京】さん。東京からの出展です。文具ライターとして活躍されていますので、ご存じの方も多いことでしょう。飾り原稿用紙での執筆体験は、皆さんがお持ちの筆記具で原稿用紙に好きなことを書く、という、ただそれだけ。参加無料のワークショップです。ご自身が執筆に使用されている名入りの飾り原稿用紙も販売されますので、是非、お気に入りの萬年筆などをご持参のうえ、ご参加ください。https://mobile.twitter.com/kohinata_kyo

2

 こちらは福島から出展の【ひろじぃくりすたるあーと工房】さん。新作も含めたさまざまなものの販売のほか、皆さんが持ち込んだお気に入りの萬年筆や雑貨などにエアブラシで花柄を描くワークショップも開催されます。

44404840_2183861538548682_443950930

 同じく福島から、【Pentonote】さん。ペンとノートと珈琲を楽しめるお店です。オリヂナルの萬年筆やインクを販売されます。インクは新色も登場。乞うご期待、です。

 福島からの出展者、それぞれのWebページをご紹介しておきましょう。

 http://hirojii.jp/ と、http://pentonotelife.com/ です。どっちがどっち、なんて説明不要ですね。

2018年11月 8日 (木)

海のペン・2

20181109_002228

 突然むくりと起き上がったかと思うと、外に出て縄張りを確認しに回る「くま(仮名)」さん。こちらを見ながら、上下の歯をかみ合わせてカチカチと音を鳴らす、おなじみの挨拶をしているところです。可愛い奴じゃのう、と撫でさすりにいくと、背後で「ちち(仮名)」さんが鳴き叫ぶ、といういつもの光景であります。

20181109_061555

 ちまたで話題(?)の、ジンハオ謹製、鮫の萬年筆。金豪ってのがジンハオで、その次の二文字が鮫ですね。それはわかりますけれど、鮫を形取った萬年筆、というコンセプトについてはどうしてもわかりません。鮫好きな人が社内にいたのでしょうか。それとも、彼の地では鮫というと何か特別な意味合いのある生き物なのでしょうか。習近平の影武者か?と聞かれることの多い私にもよくわからないところです。

20181109_061706

 ずらりと12本セット。両用式の萬年筆で、すべてコンヴァータ付きです。国産萬年筆用のコンヴァータが数百円することを考えると、12本で2000円しないのでお得ですね。しかし萬年筆本体もきちんと使えるものです。

20181109_062113

 キャップはネジ式嵌合ですが、とにかく遅い。くるくるくるくる回す必要があります。ペン先の刻印、何の図でしょうか。中華人民共和国の地図なのか、とも思いましたが、それにしては変な出っ張りが多すぎます。まさか、こんな所にも覇権主義が・・・・・。日本は描かれていないので、とりあえず安心ですが、本当に、何を描いた刻印なのでしょう?

20181109_061858

 で、鮫の頭部がアップになるようにキャップの写真を撮っていて判明。どうやらお馬さんが車を引いているような、そんな図柄のようですね。あくまで想像でしかありませんが。

 しかし、きちんと目や口のラインなども作ってありますね。呼吸用の穴もあります。この萬年筆、いつもインクを呑ませて書いてあげましょう。じっとしていると死んでしまいます。

20181109_061940

 コンヴァータが12本、といいますけれど、ほかのどんな萬年筆に使えるのでしょう。おそらくは欧州標準の口なのかと思いますが、それも合わせてみないとわからない面がありますし、第一、手持ちの欧州製萬年筆でコンヴァータ使うものなんてほとんどありません。

 どんなものかわかったし、調整の練習なんてしません(そんな器用なことできません)し、いずれはWARNERの会合でじゃんけん大会の景品になる運命なのでしょうね。

2018年11月 7日 (水)

KPS2018・出展者紹介10

43639643_2177086879226148_192738511

 出展者紹介も10本目の記事となりましたので、今日は少し違う方向でのご案内を。

 神戸ペンショウ2018は、初の3日間開催。カレンダーがそうなっていたから、ということもありますけれど、3日間ずっと出展していただくというのは大変なことと思います。ですので1日のみ、2日のみという出展者さんが出てくるのも当然のことです。

 で、思いついたのです。3日目はちょっと変わったことをやってみよう、と。

45424916_2192097881058381_235800070

 最終日となる11月25日(日)の10時から15時の間、実験的にお客様に出展していただこうではないか、という企画です。

 「出展」ですので、「出店」すなわち何かを販売されるのもよし、「出展」そのままにご自慢のコレクションを展示されるのも良いでしょう。販売される方の値付けと欲しいという方の気持ちがピッタリ合えば、まさにWinWinで両者笑顔、でありますし、どこか掛け違うとさっぱり売れないかもしれません。それでも、品物を並べる人、買おうかどうしようか迷う人、はじめから冷やかし専門の人、それぞれに楽しめるのではないでしょうか。なお、販売については20歳以上の方限定です。

 前日までに、事務局にお申し込みください。出展者の氏名、連絡先、電話番号の記載されたメール、もしくは会場で直接のエントリーも可能です。また、当日であっても、幸運にもスペースが空いていたならばお申し込みいただけます。メールは次のアドレスへ。

mkawai@kobe-nagasawa.co.jp

45367086_2192097874391715_788388303

2018年11月 6日 (火)

柴犬

20181107_004100

 何かを訴えている「ちち(仮名)」さん。彼女はクッションが大好きなので、お姉さんに買ってもらった柴犬型のクッションを「ちょうだい!」と言っているのです。ケージの柵の間から前脚を出して、何とか引っ張り込もうとしていたのですが、どうやら無理だとわかったようです。

20181105_003928

 ワンコとしては、これが自分たちをかたどったものだという意識はないでしょう。ただ単にふかふかして気持ちよさそうだとか、噛んだりひっかいたりするのに良さそうだとか、単に新しいものへの好奇心とか、そういうことで欲しがっているだけでしょう。

 飼い主は柴犬とみると何でもかんでも買い込んでしまうのですが、このメモ帳型付箋は失敗例。表紙はこんな風に柴犬そのものなのですが、中身はただの罫紙で、柴犬なんてどこにもあしらわれておりませんでした。

20181107_004146_2

 対してこちらのクッションは、どこからどう見てもワンコ、それも柴犬っぽいワンコです。いかにも触り心地が良さそうなので、「ちち(仮名)」さんも本当に欲しそうにしています。

 でも、新しいクッションはお風呂から出た後に与えられる、というのが我が家のしきたり。このクッションとじゃれ合ったり、体をあずけて眠ったりするためには、恐怖のお風呂という試練をくぐらなければならないのです。彼女はきっと、寝心地の良いクッションで眠りながら、お風呂に入れられているという恐ろしい夢を見てうなされることになるのでしょう。

20181107_004226

2018年11月 5日 (月)

KPS2018・出展者紹介09

44871356_2186936774907825_874039452

 32の出展者、どこまで紹介したのかな、とだんだんわからなくなってきました。数えてみると、ここまで8回で16の出展者さんを紹介してきたようです。庭文庫さんを入れると17になります。本日から後半。まずは地元に近いところから。

Safe_image

 はっきり言ってあまりなじみのない【ジイテックス】 GEETEX さん。40年以上の実績を誇る総合商社で、世界各地から面白いものを買い付けてきてくださっているのですけれども、私たち消費者が直接そのお名前を目にすることは少ないのです。そういう会社の存在を知ることが出来るのも、こういうイヴェントがあればこそです。

 ドイツ、シュナイダー社製の万年筆や各種筆記具は必見。こんなのもあったのか、と再発見できる可能性大です。http://www.geetex.co.jp/list.html?id=10

44401456_2183951488539687_307193273

 萬年筆趣味はお休みしていたのに、このお店が出来たばっかりに再燃してしまったという、私にとっては因縁浅からぬお店、【Pen and message.】さん。実に罪深いお店です。皆さんもこのお店には行かない方が良いです。すごすぎます。ハマってしまいます。魅力的すぎます。珈琲まで飲めてしまいますし、それがまた、実にうまいので困ります。店主のこだわりが深いし、それでいてスタッフの皆さんが気さくなので、引っ張られて困ります。

 このお店に行くと、いつでも萬年筆の調整をやってもらえます。もちろん、神戸ペンショウの会場でもやってもらえます。予約まで出来ます。萬年筆のみならず、その周辺を彩るさまざまなものを販売されていて、とっても困ります。紹介しきれませんのでURLを。http://www.p-n-m.net/

44163918_2181080122160157_494239788

 今年はブラウンで攻めてくる【NAGASAWA】ナガサワ文具センターさん。神戸ペンショウを企画運営する主体の一つでもあります。この色が今までなかったなんて。そしてペンショウ限定だなんて。運営の末席を汚す身でありながら、これは欲しいです。1本挿し、3本挿し、5本巻き、10本巻き。10本挿しジップ。罪作りです。欲しいです。

 実は神戸ペンショウ会場である北野工房のまちの2階には、通常時からこのお店のインク専門店があるのです。そんなに増やしたら地名がなくなるで、というほどに増殖した神戸インク物語。インク沼に暮らす人にとっては苦しい選択を迫られるかもしれませんね。

 神戸ペンショウ2018、開催まで3週間を切りました。

2018年11月 4日 (日)

紙フェス

20181020_095653

 今日はお休みの日。恐れていたお風呂の日に当たってしまった「くま(仮名)」さん。お風呂を嫌がる我が家のワンコたち、昨日は「ちち(仮名)」さんが夢の中でもお風呂で絶叫していたほどです。回数を重ねて慣れるどころか、回を追うごとに嫌がり方が激しくなってきています。

20181105_003656

 土曜日の音楽会は午前中で終わりましたので、予定通り昼から神戸へ。そこで手に入れてきた、紙製のブローチ。はさみを形取ったもので、好きなところまで開いて止めることが出来ます。

20181105_003708

 オッサンがこんなものつけるわけにはいきませんので、これは妻か娘のものになるのでしょう。このほかにも定規や分度器、絵の具のパレットなどなど、文房具をモチーフにしたブローチがたくさんありました。

20181105_003831

 面白そうな付箋。こういう付箋にメモを書いて貼っておけば、本文も一読してもらえるのではないでしょうか。読んだ後は切り抜きの部分だけ取っておいて捨てられる運命かも。

 これには一文バージョンもあって、「なんでやねん!」とか「おねがいします」なんて文字が切り抜かれたものもあったのですが、無難にこういう柄を選択しました。

20181105_003900

 ちょっとだけ大きめの付箋をノート仕立てにしたもの、でしょうか。三冊セットで買えるようになっておりました。中身が確認できないので表紙で選ぶことになってしまいますが、この二冊は合格でした。

20181105_003915

 表紙に見合った中身です。もう一冊、表紙がワンコになっているものも買いましたが、こちらの中身は普通の罫線のみ。これは外れかもしれません。

 ほかには、紙フェス3日間で3個限定、という商品があって、2日目の夕方に会場入りしたのに3個とも残っていたのには驚きました。でも、お値段を見て納得。これなら、残っていても不思議ではありません。そちらの紹介はまた日を改めて。

2018年11月 3日 (土)

KPS2018・出展者紹介08

44871356_2186936774907825_874039452

 えぇお天気の文化の日。晴れの特異日だそうですね。神戸行きたいなぁ、と思いつつ朝から職場へ。今日は保護者も参観できる音楽会なので、小学部は通常授業です。私は中学部所属の予備の教頭なので、別に何も期待されてはいないのですけれど、電話番ぐらいは出来るかと思って出勤です。小学部の先生は月曜日に振替休日となりますけれど、私にはそんなものはありません。

44149968_2180886538846182_832874107

 11月の終わり頃に神戸でペンショウ?世の中は三連休か知らんけど、ワシは仕事や、という方もあることと思います。本日は、3日間の会期の内、1日だけ、あるいは2日間だけ出店される出展者をご紹介いたします。

 まずは、岐阜の【輸入ヨーロッパ文具 Il Duomo(イル・ドゥオモ) 】さんです。イタリア万年筆を中心に、日本未発売のペンやデッドストックなどを取り扱ってらっしゃいます。ネットショップでの営業を中心にされていて、オークションで変なものを掴まないためには、なんて情報も出してくださっています。

 ナポリのLeonardやNettuono1911、フィレンツェのPineiderなどのペン、イタリアンレザーを使った万年筆のための手縫いロールペンケースは、使われている革に興味津々です。https://www.ilduomo.jp/SHOP/ilduomo0001.html

Croppedcxqdrw7q_400x400

 また、25日には古本屋・庭文庫の店主であり詩人の中田実希さんとの「万年筆で誌を楽しむ」というワークショップも行われます。こちらも楽しみですね。

 最初の1日だけ、という出展者もありますので注意が必要です。私は、勤労感謝の日は移動する祝日にならないはず、一生カレンダーに印つけてもらえるから忘れない、と踏んでこの日が結婚記念日になるようにした、という人間ですが、この日だけ出店してくださるのは、結構な盛り上がりを見せているデコカクノを取り扱う茨城の【eric+mart】さんです。

45070648_2189182054683297_741914759

 PILOTのお手軽でしっかりした萬年筆、カクノ。これにいろんなデコレーションをしてしまおうというわけで、デコレートされたカクノやそのためのアクセサリーのほか、万年筆画やヌルリフィル、レザーペンケースなどの販売、単色やバイカラーでの鍍金を施すサービスなどを提供されます。特にデコカクノは、軸の外側にペタッと貼るとか描くとかではなく、軸が透明であることを活かし、金魚やキノコなどを軸の中に精密に作り込んでいます。

45055317_2189181948016641_918630377

 神戸ペンショウ2018は、北野工房のまちで11月23日から25日まで開催。三宮駅または元町駅から山側へ、かの有名なトアーロードを上っていくと、意外と早く着きますよ。

2018年11月 2日 (金)

担当者

20181030_000321

 こんな風に眠っているのが一番幸せやなぁ、と思わせてくれる「ちち(仮名)」さん。週末の職員室、午後4時半過ぎ。コーヒーが空っぽになっているのを見て、もう一度淹れるかどうか悩んでいると、背後で笑い声がしました。振り返ると、引きつったような笑いを浮かべて私を見ている事務職員さんと、ホンマもんの教頭先生。現状ではNo. 1の呼び声高い保護者から、私を指名しての電話があったのですが、受けた人たちは私がコーヒーメーカーの前で腕組みして立っていることに気づかなかったのだそうです。

 気配を消してたんです。あぁ、残念、そのまま消えれば良かった、などと軽口を叩きながら、仕方なく席について呼吸を整えます。この人からの電話は絶対に長くなります。通常なら30分、お怒りだと2〜3時間。今日はどれ位でしょうか。

20181103_091347

 結論から言うと、120分でした。つい先日、学年主任が電話をかけて、「お子さんのことでご相談したいので・・・」というところで話がこじれるのを見ていたのですが、それに対して収まらない思いを訴えてこられたのでした。

 瞬間湯沸かし器方の人なのですが、ありがたいことに、予備の教頭が相手なら落ち着いて話ができる、と思ってもらっているようです。最初は激しいクレームの嵐かな、と構えていたのですけれど、要は、自分が言いたいことを聞いてもらえず、学校が言いたいことばかり一方的に押し付けられて悲しい、ということなのでした。

20181103_095012_2

 ここで、何とも勝手な言い分やなぁ、と切り捨てるのが普通の先生。私は間違いだらけの先生なので、そんなに自信たっぷりに切り捨てることは出来ません。考えてみれば、もう学校は信用できません、などと言いつつ、なお学校に電話をくれているのですから、チャンスだとも言えます。120分のうち、110分ほどは愚痴(と先方がおっしゃる)を聞いて、残りの時間に「まぁそう仰らずに、いっぺん学校に寄ってもらうか、お家へ呼んでくださるか、どちらでも結構ですから、もういっぺんチャンスくださいよ。」というのを何度か挟みました。戦法も吐き出したいことを全部吐き出してすっきりされたのか、受話器を置く前には、まぁ考えときます、と言ってもらえました。あとは、うちの先生たちです。先生っぽく接するばかりではなくて、「あんじょう」やってくれることに期待するだけです。

 若い頃から、先生らしくない、もっと先生らしくしないとダメ、と言われ続けてきましたけれど、ダメな部分でも役に立つこともあるんやなぁ、と感謝です。

2018年11月 1日 (木)

KPS2018・出展者紹介07

44871356_2186936774907825_874039452

 11月に入って、昨月までの「軽装勤務」が終わりましたので、スーツで出勤。私のようなファッションセンスゼロ、いやマイナスの人間にとっては、やりやすい季節に入りました。何でもいいので背広の形をしていればOK。見た目がダサいオッサンが10年前のスーツを着ていても、誰に文句は言われないのがいいところです。帰宅後は風呂に入ってパジャマに着替えて寝るだけ。なので、部屋着というものを持っていないことに気づいた私でした。休日だけはくズボンとシャツ、セーターがあれば、春まで着るものの心配はいりません。

Aboutus_moulin

 これから春まで、厳しい季節を過ごさなければならない北海道から神戸ペンショウに出店していただく【HOKUSHIN】北晋商事さん。筆記具の輸入・卸をされている会社ですので、ダイアミンやKWのオリヂナルインク、シュミット製萬年筆パーツ、国産銘木ペントレーなど、そう、それがほしかったのよというアイテムを揃えて神戸まで来てくださいます。気になる方はWebサイトなどをご覧になって、神戸ペンショウ会場へお運びください。

http://www.praebitor.com/about_us.html

https://www.praebitor.net/smp/

Safe_image

 萬年筆の輸入つながりで、代理店の【Diamond】さんも忘れてはなりません。欧米を中心とした高級ブランド品の輸入と卸をされている会社で、先頃惜しまれながら廃業したデルタの代理店としてもいい仕事をされていたので、ご存じの方も多いかもしれません。今回は廃盤品の販売も予定されているということですので、どんなお宝が出てくるか楽しみです。

 http://diamond.gr.jp/

 神戸ペンショウ2018まで3週間。秋深い神戸でお会いしましょう。

2018年10月31日 (水)

終わってた

20181031_2004121

 老婆ながら、まだまだアップにたえる可愛らしさを誇る「くま(仮名)」さん。寝そべったまま水を飲んでいるところを撮ろうとすると警戒するのですが、今日は喉が渇いていたらしく、カメラを向けても水を飲み続けておりました。

 気がつけば10月も終わりです。何がめでたいのか知りませんが、みんなありがたがって南京をくりぬいたり仮装して暴れ回ったりしておりますが、クリスマスにしろバレンタインにしろ、商売に乗せられて異教徒の行事を盛大に行うのは理解に苦しむところです。

20181031_074744_0000

 などと言いつつ、こんなモノを仕入れているあたり、やっぱり私は俗物です。魔女が飛んでいるのはハロウィンではなくてヴァルプルギスの夜なんじゃないかとも思いますが、とにかくなんとなく不気味な感じが出ればそれで良いのでしょう。オレンジ色の箱に、この不気味な模様の紙がかけられていて、それを取り外すと立派なエムブレムが出てきます。

20181031_074823

 結局のところ、いつもおなじみ、京都の老舗金平糖屋さんなのでした。

 で、箱の中身はというと、いかにもハロウィンらしい装いの金平糖の小袋が二つ収まっております。ハロウィンの金平糖ってどんな味、と思ってよく見たところ・・・・・

20181031_074844

 小袋にかけられている紙に描かれた絵は、先ほどの箱の外側と同じようなものです。このような絵を思い描いているうちに、ひらめいたのではないでしょうか。

 オレンジ色はミカンの色。紫色はブドウの色。なので、蜜柑味の金平糖と、巨峰味の金平糖を詰め合わせました、ということなのでした。定番品をうまく使って季節商戦を戦うというわけですね。お見事です。見事に乗せられてしまいました。

2018年10月30日 (火)

KPS2018・出展者紹介06

44871356_2186936774907825_874039452

 開催まで3週間ちょっととなりました神戸ペンショウ2018。出展者リストの三分の一も紹介できていませんね。おなじみの出展者様に加え、ニューフェイスもたくさん。ある一人の男が「神戸でペンショウやります」と宣言しただけなのにここまで続いて大きくなるなんて。すごいなぁ、と感慨ひとしおです。やっぱりカリスマっているんです。

44543149_2183847135216789_723936631

 ノートやメモ帳などを見ると、ついつい買い込んでしまうのですけれど、結局はそこに文字を書くのが恐ろしくて死蔵してしまいます。【NO DETAIL IS SMALL】さんは本業である建築設計の傍ら、ノートのデザインと製造をされています。ラインナップは多彩で、萬年筆と相性抜群のあの紙を使ったノートなども。「自由におしゃれノートを楽しみましょう」という思いで作られている、というお言葉にすがって、今年こそは本当に使うノートを一冊、と思っているのですが、おしゃれすぎて文字が書けない、、、とか言って終わるかもしれません。

44519268_2183847095216793_471455724

 今回も、新作や会場限定の商品などを用意して名古屋から参加してくださいます。また、革表紙のノートを購入された方には、さらなるオリヂナル感アップのため、表紙に刻印を施すワークショップも用意されています。

Hptimage

 そして、こちらのお店と浅からぬご縁なのが【PEN‘S ALLEY Takeuchi】さん。同じく愛知県岡崎市からご参加いただきます。オリヂナルインク(山崎グリーン、って、その色は・・・)やインクボトル、ノートなどのほか、何と、海外で買い付けられたというヴィンテージ萬年筆の販売も予定されています。今年もまた、赤味噌の飴がいただけるかもしれません。http://www.pens-alley.jp/?cat=39

 神戸ペンショウ2018は、11月23日から25日までの3日間、神戸北野工房のまちで開催されます。是非お越しください。

2018年10月29日 (月)

海のペン・1

20181029_234113

 クッションを被って寝ていたのですが、いつの間にかこうなってしまった「ちち(仮名)」さん。写真でお伝えできないのが残念ですが、ぷぅ、ぷぅと規則正しくいびきを掻いております。もう少しすると、夢の中でおやつや遊びをねだって激しく吠える、というのが始まります。眠っているので口は開かず、閉じたままの口の中で小さく「ぅわん、ぅわん」と言うだけなのですが、見ている方は彼女の夢を想像して笑っております。

20181030_064938

 世間の一部ではジンハオのサメ萬年筆がもてはやされているようですが、海の生き物をイメージした萬年筆としては先輩格ともいえるロットリングのリーフ。ただ、以前にも書いたとおり、私にはこれが人魚とは思えません。

 モンブランのボルドーインクを入れて、生徒たちが書いてきた日記にコメントを入れるのに使っていましたが、思えば当時、相当に手荒いことをしました。ペン先とペン芯との間にデンタルフロスを入れてごしごし。その当時は、それでインクフローが改善するかも、などと思っていたのですね。知らないというのは実に恐ろしいことです。

20181030_065001

 その後、師匠のBlogを拝見し、親方と出会い、その他諸先達方にいろいろと教えていただいて、とりあえず基本的なことは覚えました。萬年筆を壊さずに使えるようになっただけでも大進歩です。

 で、このリーフですが、こうして見ると、くびれたボディが人魚だと主張しているのだな、ということは理解できます。けれど今度は、これ、ツチノコの想像図と一緒やな思ってしまうのです。

20181030_065020

 何より、このボディに施されたディンプル模様、これが落花生を想像させます。我が家では人魚ではなく、ピーナッツの萬年筆とも。こうなると海のペンではなく千葉のペンですね。

2018年10月28日 (日)

KPS2018・出展者紹介05

44871356_2186936774907825_874039452

 間に合いませんねぇ。神戸ペンショウ2018は、32の出展者を迎えての開催となります。これまでの4回でご紹介できたのはわずかに6出展者のみ。果実の東京インターナショナルペンショウでは、高層階の会場まで開場待ちの人が階段にずらっと並んだそうですけれど、階段に並ぶということでは神戸ペンショウの方が先輩格です。どんなモノが出てるのかなぁと楽しみにしながら開場を待つ。油のしみこんだ木の床の匂いに包まれながら待つのは乙なものです。

44661684_2185372535064249_812512293

 神戸ペンショウの常連となった【Usagiya】クラブン うさぎや 岡山さんです。岡山、倉敷、福山あたりでは知らない人がいない文房具屋さん。写真は同店のオリヂナルブランドである★Georges Lapin シリーズ初の萬年筆、ジョルジュラテです。天冠にはウサギの耳がデザインされているそうですが・・・豊富なペン先ラインナップも魅力です。

44683130_2185372495064253_358949860

 最初の神戸ペンショウにうさぎやさんが出展されたとき、その物量に驚かされましたが、今回もオリヂナルインクをどっさり持ってきてくださるようです。「牛窓オリーブ、ジョルジュモカ、瀬戸内レモン、めで鯛、瀬戸内シーグリーン」と、ご当地を連想させるインクのほか、一部特価で放出されるインクもあるようです。お店のWebページもご覧ください。

44669946_2184312725170230_195768455

 個人的には、これぞペンショウの出展者、とも思います。【dünn】デュン ロンド工房大阪さんの紙製品にも興味をひかれますが、何よりも「手ぶらで気軽に出かけられるライフスタイル」をコンセプトに展開する革小物、というのが最高、と思ってしまいます。それというのも私、ル・ボナーの常連客でありながら外出時は鞄を持たないというオッサンだからです。

 そのほか、イベント限定のコロリアージュスターターキット。大人の塗り絵は今や趣味として定着していますから、色鉛筆とはまた違った塗り方、萬年筆インクを活かした塗り方というのは実に面白そうです。詳しくはWebページで。

44332999_1913553668722121_185695634

 我らがy.y.Pen倶楽部も出展します。写真は歴代のy.y.Penたち。これまでの9年間で9種のオリヂナル萬年筆を世に送り出してきました。画像にでは10本に見えるのは目の錯覚かもしれません。その秘密を知りたい方は、ぜひ、神戸ペンショウにお運びください。ここには書けないような面白い話がたくさん聞けると思います。

 神戸Pen Show 2018は、11月23日から24日までの3日間、神戸市の北野工房のまちで開催されます。

2018年10月27日 (土)

無残な一本

20181027_233734

 家族が揃っていようといまいと、落ち着いて眠る「くま(仮名)」さん。赤ちゃんの頃から昼間は一人でお留守番、というのが彼女にとっては普通でしたから、家族がいないからといって猛烈に寂しいわけでもないのでしょう。今日は土曜日でしたけれど、日中、家にいたのは次男ただ一人。どうせ遊んでくれるわけもないし、と眠り続けていたのでしょう。

 飼い主が勤務する学校、校区にはろくな公民館がないので、地元の連合自治会の会合は月期に一度、学校の施設で行われます。いつの頃からか、この会合に校長が出席することが習わしとなって、校長が都合により出席できなければ教頭にお鉢が回ってくる、ということになりました。日頃ろくに仕事もしていない予備の教頭ですので、こういうときこそ出動しなければなりません。わかってはいても、土曜日が○○潰れるのは痛いものですし、何より今日は名古屋でWAGNERの会合がある日。そちらも残念でした。

20181028_011022

 おそらくは木目模様の軸だったと思われる、PILOTのデスクペン。妻が仕事に使っていたものです。中学校の出席簿は毎時間ごとに生徒の存否を記録するので、記入欄は極めて小さく、そういう所に書き入れるにはカリカリのデスクペンが最適です。昔は細い字が書けるボールペンなんてあまりなかったので、私も若い頃はこういうペンで出席簿の記入をしておりました。妻によると、使いすぎてペン先席がすり減ってしまっているのだそうです。

20181028_011059

 木目の模様はプリントなので、首軸の模様は剥げてしまいました。その先、ペン先に近い部分はインクの付着で黒く染まっています。妻によれば、興味を示した生徒に貸してやったところ、無茶な書き方をされて、それ以来インクが出なくなった、とのこと。目視した限りではペン先の段差などもなく、インクが出そうに見えますが、ペン芯には古くなったインクが固着しているような感じもします。おそらくはインクの出が渋くなったあたりで生徒が筆圧をかけて書き、ペン先とペン芯が離れてインクを引かなくなったのではないかと思います。いずれ時間のあるときに洗浄してみようと思います。

20181028_011153

2018年10月26日 (金)

KPS2018・出展者紹介04

20181020_122754

 神戸ペンショウ2018開催まであと1ヶ月を切っております。公式Facebookでは、かなりの数の出展者が紹介済みです。こちらでの出展者紹介もペースを上げていかないといけません。第4弾です。

20181014_034816

 画像はシークレット、ということですので、ハンドルネームの萬年筆でご紹介。WAGNERの会合に参加されている方なら、あぁ、あの方、とすぐに思い出せるあの人、【N御大】です。

 神奈川県からはるばるご参加いただきます。キャップレス65という、PILOTらしさあふれるハンドルネームをお持ちの御大。以前はNで始まるご本名で皆さん呼んでいたですけれど、ほかにも「御大」が出現したので、わかりやすくするため、と某親方が強引に命名したお名前です。この某親方による命名は、それまでの名前を宇宙のかなたに消し去るほどの強制力を持っています。ほかにも何人か、被害者名前を授けられた方がいます。

 PILOT社製のヴィンテージ萬年筆を間近で見て、貴重なお話を聞き、ことによるとペンを手に入れてしまうこともできるかもしれない、非常に貴重な機会です。蒔絵万年筆などは、目垢がつく、といってコレクションを他人に見せたがらない蒐集家が多い中、惜しげなく展示されております。

 そのほか、布製のペンケースを販売されるほか、御大が萬年筆を収集される過程で集まってきた他社製の萬年筆(これが実にお得!)なども販売される可能性があります。萬年筆買う予算がない・・・という方も、お話を聞きに来るだけでもお腹いっぱいになること必定です。

43744354_2179274245674078_872838341

 こんな素敵なお店、行かれたことありますか。神戸市の東、六甲アイランドにお店を構える不思議なかばん屋さん、【Le Bonheur ル・ボナーさんが今年も出展されます。

 神戸の地にオリヂナル革製品のお店を出されてから25年間、鮮やかな、派手な色の鞄から先に売れていくというお店です。店長は本当に鞄作ってるのか、という疑惑がもたれたこともありましたが、それほど多趣味な方ということ。カメラ、時計、自転車、その他もろもろ。お店を外からチラ見しただけでは何のお店か、よくわかりません。

 そんな魅力的な店主が手作りするオリヂナルの革製品、お値段も品質なりにいたしますが少々難ありで実用には差し支えない、といったものが神戸ペンショウでは販売されるので、お見逃しのないように。また、店主ボンジョルノ所有の一癖ある萬年筆も少量販売される予定です。店主のBlogもぜひご覧ください。

神戸Pen Show 2018は、11月23日から24日までの3日間、神戸市の北野工房のまちで開催されます。

2018年10月25日 (木)

すごろく

20181019_131240

 クッションの中に隠れるようにして眠る「ちち(仮名)」さん。出ておいで、と声をかけても、眠たくてそれどころではありません。ワンコですから、布団を被るというより、クッションの下に潜り込む、というかたちをとります。気温が下がってきましたので、こうやって眠るのは気持ちが良いのでしょう。

20181024_084816_2

 雑誌のおまけ、軸とキャップにムンクの「叫び」が描かれた萬年筆の槍の部分。普段はこんな所じっくりと見ませんが、あまりにもカートリッヂが挿しにくいので見てみると、かなり心をはずしています。大丈夫かいな、と思いつつ、強引にカートリッヂを挿しました。

20181024_084623

 黒インクのカートリッヂが2個付いてくるのですが、黒では面白くないのでごそごそ探していたら、ウォーターマンのブルーブラックが見つかったのでこれにしました。カートリッヂを挿して、ペン先を下に向けてしばらくおく・・・なんて悠長なことが出来る私ではありませんので、キャップをして少し振り、字を書いてみました。

20181024_085612

 と、インクが出て残念がりつつ、いたずら書きを続けていたら、かすれてしまいます。この個体はとにかく続きません。字を書こうと思ったら、まずは振る、すべてはそれからです。

 振ってやると、書き出しかすれもなく非常に潤沢。中字くらいの感じで書けます。それがすぐに息切れして、インクが出なくなってしまいます。では、振らないとどうなのか。

20181026_064126

 中括弧でくくられた上の行、これが何もせずに書いたものです。書という文字の第一画は出ておりません。第二画でインクが出た、と思ったらすぐにかすれて・・・という状態です。

 振らずに書き始めたとき、運や状態が良ければ極細字くらいの字幅でカリカリと書けますが、かすれるかどうかは書き進めていく途中でわかります。極細字くらいか、なかなか良いペンだ、と思っていたら書けないペンになっていた、というようなモノでしょう。萬年筆のことをあまりよく知らない人が手にした場合、萬年筆というモノは実に扱いにくいモノだな、ダメだな、という印象を持ってしまったら、それこそ残念なことですね。

» 続きを読む

2018年10月24日 (水)

KPS2018・出展者紹介03

20181020_122754

 神戸ペンショウ2018開催まであと1ヶ月ほどになりました。公式Facebookでは、すでに10数件の出展者紹介記事が公開されています。出展者紹介、第3弾です。

 画像はシークレット、ということで提供されておりませんが、東京から出展の万年筆研究会WAGNERさんは要注目です。知ってる人は知っている、知らない人は近づきがたい、という謎の団体・・・・・ではなくて、あくまで「場」を提供する母体、ということです。ブースでは、

★WAGNER 2018 インク(若干数)
★文具小物
★過去のWAGNER 限定萬年筆各種(P:pen)
★遊色インクを生かす ヌルリフィル 20冊(P:paper)
★WAGNER 2018 原稿用紙 20冊(P:paper)
★限定遊色インク 20本(I:ink)
★鍍金工房〔18金/20金/ロジウム/パラジウム/銀/黒ニッケル/レッドゴールド/ピンクゴールド〕(M:maintenance)
★調整キット〔親方調整シート詰め合わせ〕(M:maintenance)

 いったものが販売される予定です。遊色インクですとか、ヌルリフィルなど、最近は結構盛り上がっているようですけれど、実は私、まだ目にしたことがありません。関西で本格的かつ大々的にに紹介されるのはこれが最初になるのかもしれません。

43753405_2178937715707731_184452767

 はるばる長崎の地から出展されますのが、石丸文行堂さん。長崎で135年の長きにわたって文房具店を営んでこられた老舗です。個人的にも大好きな街なのですが、飛行機が苦手な私としてはなかなか気軽に行けるところではなく、最近はご無沙汰しております。独特の雰囲気を持った、異国情緒あふれる街、長崎の文房具屋さんによるオリヂナルインクが、カラーバーインク】シリーズです。バーでカクテルを楽しむように、その時々の気分に合わせてお好きな色を選んでください。

 お店のWebページも、ぜひご覧ください。

 神戸Pen Show 2018は、11月23日から24日までの3日間、神戸市の北野工房のまちで開催されます。

2018年10月23日 (火)

当たるか・・・

20181024_000848

 老婆の休眠、ときめこむ「くま(仮名)」さん。老婆ですけれども、子犬みたいな寝姿、本当にかわいらしく、ついついあちこちつまんでみたり撫でてみたりしたくなります。けれど、それは彼女が狙ってそうさせていること、というのが我が家の共通認識でして、天使のような寝姿を見せる、老獪で邪悪なワンコ、という評価になっております。

20181024_063705

 萬年筆がおまけに付いた本を見ても、なんとも思わないようになってしまいましたが、今回は風評に流されて一冊買ってみました。この本に付いているおまけの萬年筆には、インクフローの渋い個体が混じっていて、「インクが出ない」「書けない」と叫んでしまう人が出ているらしい、と聞き及んだからです。

 税抜き1600円というムック本の付録ですから、一定のばらつきがあるのも当然、と思うのも普通の感覚なら、何万円もするペンに手を出さなくても「おまけ」で萬年筆が手に入る、と考えるのもおかしなこととは言えません。数万円、数十万円する萬年筆を何本もとっかえひっかえしている方が異常(専門用語で、「ヘンタイ」といいます。)なのです。

20181024_063737

 モノ系の雑誌に付録として萬年筆が付いてくる場合、小さな箱が雑誌に挟み込まれている、というパターンがほとんどですが、「万年筆BOOK」と名乗っているだけあって、萬年筆の収まった立派な箱が装丁の一部となっています。

 最後のページにべったりと箱がくっついているので、まずはページを切り取ってから箱を開けるように指示されています。期待することはただ一つ、この箱の中の萬年筆が見事にインクの出ない個体であることですが、さて、期待通りのブツが収まっているのでしょうか。

20181024_063806

2018年10月22日 (月)

KPS2018・出展者紹介02

20181020_122754

 神戸ペンショウ2018開催まであと1ヶ月ほどになりました。公式Facebookでは、すでに10数件の出展者紹介記事が公開されています。出展者紹介、第2弾です。

43491459_2177279755873527_234270652

 こんな所にも柴犬がおります。東京から出店の【yurie】さん。写真はワークショップのご紹介です。大人の方はもちろん、お子様でも参加していただけます。

 ○貼るだけで出来るファスナー付きペンケース 参加費1000円。

 ○がま口コインケース 参加費500円

 ○パウダーアートのマグネット 参加費500円

43491458_2177279749206861_436946255

 また、美しい日本の伝統を大切にし、1点1点大切に作られた、とても素敵な「萬年筆のためのペンケース」の販売も行われます。

 素材となる生地は大島紬、正絹帯、友禅染などで、オリジナルの正絹の組紐と塗り玉等を使用した、雅やかで美しく、凜とした、世界で一つだけのペンケースたちです。

 素敵な布との出会い、素材を作る人、作品を使われる人とのご縁を大切に作品を作られています。それぞれの作品には微妙な形や大きさの違いがありますが、これそのものがyurieさんの手から紡がれる1点ものの作品世界なのです。一期一会のyurieさんの作品世界をお楽しみいただければと思います。

43618888_2177632892504880_625709403

 続いてはこの方。ぜひ会場にお運びいただいて、萬年筆の対面調整をご体験ください。萬年筆のペン先調整、メンテナンス等を行います。

 メンテナンスは2000円から、ご希望を伺ってのカスタマーサービスは4000円から。各メーカーに対応しますが、パーツ交換などは承ることが出来ませんのでご了承ください。

 詳しいことは、是非、会場にお越しいただいてご相談ください。

 神戸Pen Show 2018は、11月23日から24日までの3日間、神戸市の北野工房のまちで開催されます。

2018年10月21日 (日)

おやすみ

20181021_215048

 念入りに調整されたクッションの谷間にあごをセットして眠る「ちち(仮名)」さん。どんな夢なのか知りませんが、夢の中でさかんに吠えていました。いけないこととは知りつつ、眠っている彼女に「どないしたん? なに吠えてるの?」と問いかけると、まず耳が動き、続いて薄目を開けて決まり悪そうにこちらを見ておりました。寝ぼけていたのが恥ずかしい、というような感情がワンコにもあるのでしょうか。

20181022_002910

 個人的に所有しているWBGT(暑さ指数)測定器たち。昨年の夏あたりから、単なる気温や湿度だけではなく、それらを総合した「暑さ指数」というものが注目され始めましたので、面白がって個人的に購入したのが始まりです。それが真ん中の機械で、かのTANITA謹製のもの。購入してすぐに品薄となって、教育委員会事務局から各学校へ配当されるまでに相当な時間を要しました。そんな中、危なそうな所へは私の機械を貸し出して、熱中症事故を防ぐようにお願いしたことが思い出されます。

20181022_002925

 ベゼルには読み取りの基準が示されています。指数が25あたりまでは「注意」ですが、そこを超えると「警戒」。28を超えたら「厳重警戒」となりますが、真夏の日中ですと28を超えることは普通にあります。そして31を超えたら「危険」域であるとして、運動は原則禁止となります。運動場や体育館、プールにテニスコートなどで活動をするときには、常にこの指数に注意を払うことが必要になるのです。

20181022_002919

 学校でも何個か購入したのですが、壊してしまう人が出たり、特定の場所に設置して定点観測した結果を報告することが求められるなど、暑い季節には何台あっても足りないほどになりますので、追加購入したのがこちら。正確さを期するためなのか、屋内と屋外とでモードを切り替える必要があります。画面左上に IN と出ているので、これは屋内モード。黒球式なので切り替えなんて不要ではないかと思われますが、屋内と屋外とでは日照のみならず風の動きも違うので切り替えるのでしょう。 

20181022_002953_2

 日本気象協会プロデュース、とかいうのがこちら。よりわかりやすくするためでしょう、指数に応じてランプが点いてお知らせしてくれます。撮影直前までケースに収まった状態で置いてあったので、ほかの機種より高い目の数値が出ています。測定場所へ持って行ってしばらくその場の空気になじませる、ということがこの手の機材には重要なのです。

 来年の夏、今の職場にいられる保証はないのですけれど、異動になったらなったでこの連中を連れて行って、新しい勤務先で毎日3回、WBGTを測定して報告する、というお仕事は変わらないでしょう。再び半袖の服を着る頃まで、ゆっくりと休んでもらいます。

2018年10月20日 (土)

なく

S20181017_200358

 あご枕で、目を開けて寝ている「くま(仮名)」さん。何を思っているのかわかりませんが、食べ物の匂いやビニール袋のカシャカシャいう音には敏感に反応します。まだ赤ちゃんだった頃、ドッグトレーナーには「餌に対する反応がたいへんに良いので、これで躾をしましょう。」と褒められてるのか笑われてるのかわからないお言葉をいただいたことが思い出されます。

20181021_005607

 一般的には#500と呼ばれている初期のM400。天冠のペリカンが彫りです。それ以外では、首軸先端部にリングがない、キャップリングも二重になっていない、という違いぐらいでしょうか。この個体には多少柔らかめのペン先が付いていますが、淫らな書き味と言うほどのものではありません。ですが、こいつは鳴きます。

20181021_005725

 鳴くからどうした、とも言えますし、鳴くわインクはまき散らすわでは実用品としてどうなのかとも思います。それでも、とりあえず面白そうなので保護してきたのですが、こいつにはもう一つ、実用品としては致命的な、そして結構ありがちな問題点が隠れていたのです。

20181021_005803

 洗浄しようとしてペン先を持つと、回さなくてもポロリといきます。これでは使えないので、達人にお願いしてソケットを交換してもらう必要があります。

 問題は来週に迫った名古屋WAGNERに参加できないかもしれないということ。せっかく液晶ディスプレイも用意したのに、大須なのに、行けなかったら無念です。

2018年10月19日 (金)

KPS2018・出展者紹介01

20181020_122754

 神戸ペンショウ2018開催まであと1ヶ月ほどになりました。公式Facebookでは、すでに10数件の出展者紹介記事が公開されています。

 しかしながら、Facebookは怖いとか、別に偏向でもなんでもなく、ただ思ったこと書いただけなのにアカウント止められてしまったとか、最近はいろいろと嬉しくない話も聞こえてきます。そこで、人畜無害、あってもなくてもどうでもいい拙blogにそういった情報を随時転載していこうと思います。一応、私も同ペンショウ開催事務局の末席を汚しておりますので。

20181020_124239

 トップバッターはこの方。常に新しいことに挑戦し続けている、京都を拠点に活動されている書家、椿雪齋(ちんせっさい)こと、加藤英樹、いや違った、秀樹さんです。

【椿雪齋(ちんせっさい)】京都

【ワークショップ】
「ひらがなペン習字」と「年賀状書き」のワークショップを開催します。
お1人500円 30分 テキスト付き

また販売ブースにおいて木製ペントレー 根付 を販売。
1枚50円で越前和紙の年賀状書きを楽しんでいただけるコーナーもご用意しています。
小さなお子さまも参加可能です。

20181020_125005

 この夏、大阪で開催しましたy.y.Day 9thで行われた、ひらがなを美しく書く、というワークショップもたいへん好評でした。
 
 ぜひ、晩秋の神戸で墨の香りをお楽しみください。

2018年10月18日 (木)

イヴェントの秋

20181019_111915

 一家揃ってプールの下でくつろぐ羊さんたち。お食事が一段落したのと、少し肌寒いのとで、こんな風に身を寄せ合っているのでしょう。

S20181019_112112

 ならばその様子を間近で写真に、と放牧地に入っていくと、あ、食べ物くれる奴が来た、と這い出してきました。先頭はお母さんのとしこさん、そして名前がまだない男の子を挟んでお父さんの白丸くんが最後尾。人に対してはまったく役に立たない私ですが、羊さんからは少しだけ役に立つ奴だと思われているのかもしれません。

20181019_112459_0000

 この羊さんたちが飼われている牧場周辺で、こんなイヴェントが予定されています。遊ぶはともかく、食べるというのはぎくっとしますが、食べるのはよその牧場で生産されたお肉です。

20181019_112505_0000

 車がないとかなり行きにくい場所ですが、お子様連れだと喜ばれそうです。なお、時節柄肌寒い、と考える以上に寒いところですので、羽織るものを用意された方がよいでしょう。

39939448_1822166854526970_762685425

 そして、その一週間後はこちらのイヴェント。公共交通機関で楽に行けます。お子様連れでも楽しんでもらえます。秋深い神戸で、萬年筆をはじめとするさまざまなものに触れてみませんか。

«評価印

2018年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック