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2017年7月20日 (木)

桜海老は鯛の夢を見るか

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 冷房の効いた部屋なのに、なぜか暑そうな「ちち(仮名)」さん。彼女のケージはエアコンの吹き出し口の真横にあたるので、なかなか冷風がやってこないのです。ですので、お散歩から帰ったあとなどは、ひとしきりこうやって舌を出しております。

 実は私の職場も、天窓近くに後付けのエアコンが鎮座していて、その真下に座っている人などはまったく涼しくありません。反対に私などは遠く吹き出し口の中が見えるような位置に座っているので、本来ならば涼しくて気持ちいいはずですが、ノースリーブに生足という薄着の女性たちが29度とか30度に設定するので、いつもドライヤーみたいな温風に直撃されております。ですので、毎日お昼過ぎになると、どうせ暑いなら、と真昼の草刈り。保健室の先生は顔をしかめて「やめてください」と言いますが、趣味と実益を兼ねた草刈りはやめられません。そのうち、「中学校教頭、脂肪を減らそうと草刈り中に死亡。熱中症の疑い」なんて見出しになるのかもしれません。

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 y.y.Pen8号と並んだ小粒なペン。紙様より拝領の革新的な一本です。その名は・・・あえて伏せます。小さくても、PILOTも真っ青な玉クリップ付きの立派な仏壇仕様。存在感大です。この凄いペンは、紙様にヘンタイカップ麺を献上したご褒美として拝領したものですから家宝にしなければなりません。もし紛失したら切腹です。

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 y.y.Pen8号と並んでも遜色のない、のっぺらぴんのペン先。強烈な太さ、スタブなのでしょうか。y.y.Penは細字なので、その対比で余計に太く見えます。この裏に玉が付いているとすると、どれほどの大きさなのでしょう。ビビりますね。

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 おなじみ、性能は折り紙付きのセイラーのペン芯。かたや紙様拝領のペンは、昔のペンによく見られる、実に無表情なペン芯です。このペン芯に、どのような仕掛けが隠されているのでしょうか。

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 尾栓付近の比較。y.y.Penは吸入式ですが、紙様拝領のペンも、尾栓、あるいはノブというべき形状になっています。この大きさで吸入式となると、かのシェーファーのヘンタイ王者、PFMよりも吸入量が少ないのであろうということは容易に想像できます。

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 何と、紙様拝領のペンからもシュノーケル管が出てきました。添付されていた取扱説明書によれば、これはスノーケル管ではなく、シュノーケル管なのです。この図体に複雑な機構を組み込み、更にインクものみ込むなんて、何とも革新的なペンです。

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 などと、目一杯イチビってみましたが、これは萬年筆形のシャープペンシルで、その名も、大名跡と同じPFM。PILOTみたいな、Fountain Penみたいな、Mannenhitsuみたいなシャープペンシルだから、PFM。で、嘘か誠か、萬年筆としても使えるのだそうです。驚異的です。

 明日から夏休みなので、このペンをはじめ、いろんなペンをいじる時間がとれそうです。

2017年7月19日 (水)

高価な服

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 寝起きのところを襲われて、頭をごにょごにょされている「くま(仮名)」さん。ワンコというと頭をなでなでされるもの、というイメージがありますが、彼女は赤ちゃんの頃から頭を撫でられるのをたいへんに嫌がるワンコでした。撫でに行くと顔を振って避けるわけです。それが歳と共になくなってきて、今では頭でも体でもどこでも撫でて頂戴、という感じになりました。慣れたのか、それとも、その方がいろいろとお得だと学習したのか。多分後者でしょう。

 今日も暑い日でしたが、世間ではお昼寝をするような時間帯に、羊さんの声援を受けながら草刈りに励んでおりました。体力が続かないので、5分刈っては15分休む、という感じで一向にはかどりませんが、羊さんたちは草刈りをする上で一番の難物である吉野葛の葉が大好物ですので、一抱えほど刈り取っては羊さんのもとへ運び、また刈る、ということを繰り返していました。いつものことですが、作業を続けているうちに頭痛や吐き気を感じるようになるので、意識がある間にしっかりと休憩して、回復したらまた刈る、というパターンです。

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 先日のy.y.Dayでは、例年になくオークションが充実しておりましたが、その中で開始価格のまま止まってしまったのがこちらのウィンドブレーカー。このクソ暑い時期に、まったく風を通しませんという解説と共に登場した真っ黒な服、これは食指が動きませんね。しかし、何と言ってもネタに生きる私ですから、「PARKERのパーカーです!」というオークショニアの言葉に反応してしまいました。

 着るものはすべて安くて粗末で地味なもの、と決めているので、お値段3000円というのは、私の持っている服の中ではつなぎと並ぶ高価格なものです。この夏、倒れるギリギリまで草刈りに励んで体を絞ったら着られるだろう、と落札しましたけれど、現物を羽織ってみると余裕で着られるサイズでした。

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 袖には萬年筆のワッペン付き。クルミのチップで何時間も磨いた、っていう例のアレですね、厳冬期にはこれでは力不足ですが、晩秋の少し寒いな、という時期には便利そうです。HP-200LXを使っていた当時、単3型リチウム電池というものを買いまくっていて、そのときに懸賞であたった富士フイルムの上っ張りを着ているのですが、すでにあちこちすり切れてきましたので、ちょうどいいリプレースになりそうです。

 ただ、背中のロゴがちょっとでかすぎるような気もしますけれど、まぁ服を着て歩いているだけでかっこ悪い私のことですから、気にしないことですね。

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2017年7月18日 (火)

黒歴史

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 今日は寝るのに良い日だ、とは言いませんが、ひたすら眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主は朝から次男の個人懇談のためにお休みをもらっていたのですが、不在の間にシルバー人材センターから派遣されている用務員さんが斜面の草をかなりの面積刈ってくれておりました。よっしゃそれならその続きを、と思っていた矢先に雷雨襲来。しかしそれも2時間ほどで収まりましたので、先日プライマリポンプを修理した機械の試運転をかねて、私の職場に隣接している幼稚園の法面を刈ってみることにしました。

 雨上がりで、天気は曇り。暑くもないので作業はおおいにはかどって、3時間ほどでほぼ全面を刈り終えることができました。まさに、今日は刈るには良い日だ、という感じです。

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 実は今日から給食がないので、先生方は皆、弁当を持参したりお昼休みに買い出しに出たりとそれぞれに昼食を調達されていたのですが、仕事が途切れずに結局買い出しに行けなかった方に「どうぞ」と提供したのがこちら。堂々と「日清の黒歴史」とうたっているところに好感が持てます。というか、単に変なモンが好きなだけですね。

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 私なんて産まれてから今まですべてが黒歴史ですから、こんなカップ麺には負けません。デモこの商品、黒歴史と言いつつ味には自信があるようで、前回発売時には時代が追いついていなかっただけなんだ、とでも言いたげです。

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 かやく入りの粉末スープ。この袋ともう一つ、のり天の入っている袋を取り出すと、カップの中には麺だけが鎮座している状態になります。実はこれ、すでに私も試食しているのですが、出汁の旨さを売りにしているだけのことはあります。個人的に好きな味です。

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 かやく入り粉末スープとのり天を麺の上にあけたところ。ここにお湯を注いで待つこと5分でおいしいおうどんのできあがり、です。しかし、のり天を最初に入れて、しかも5分。ふやけて形がなくなってしまわないのかと気になります。

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 できあがりはこんな感じ。食べると、永谷園のお茶づけ海苔などと同じ香りがします。しつこい味ではなく、まさに出汁の旨みで食べさせる感じ。それでも、これはこれで体に悪いことは間違いないところでしょう。

 もうすぐ始まる夏休みに向けて、草刈りの効率を大幅にアップさせてくれるであろう新兵器の導入を画策しているのですが、それが手に入るまでは現状の装備で刈り続けるしかありません。早くしないと、刈り終わる前に最初に刈ったところが草ぼうぼうになりそうです。

2017年7月17日 (月)

海の日

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 夏の海 ひねもすまたり またりかな(憮然)

 本日の飼い主は、いつものことではありますけれど、「くま(仮名)」さんと同様、1日無駄に過ごしました。y.y.Dayが終わって、2次会、3次会と進んで午後10時過ぎ。親方ご帰館を他の人に任せて、私は会場から出たゴミを積んで帰宅です。これまでの7回は、トランク一杯の段ボール箱と親方を乗せて尼崎工業大学本部へ、というコースでした。今回はぺちゃんこになった段ボールと、会場から出たお菓子の包み紙などのゴミばかり。感慨無量です。

 電気グルーヴにピエール瀧という人がいて、PVなどを見ると、一体この人、グループ内で何やってるんだろう、何もしてないよね、という感じです。その人が番組の企画か何かで、私と同じ車をもらえることになって、何色がいいという問いに、「瀧」だからウォーターフォールブルーで、と答えたのだそうです。グループ内で何にもしてないように見えるところとか、同じ色の同車種に乗ってるところとか、かぶってるので、y.y.Pen倶楽部のピエール瀧と自称している私です。

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 y.y.Dayと言えばこれですね。毎年、親方の知識と見識、そしてセンスによって仕様が決定し、つくられるy.y.Penの、数えて第8号です。親方の手元には世に出すことのできない仕様の零号というものもありますが、ネット上にその全貌が出ることはありません。もし運がよければ、WAGNER会場などで見せてもらえるかもしれない、というものです。

 今年は例年にも増して、「わぁ、かっこいい」という評判でした。昨年度の7号機とは色違いですが、黒はともかく、赤色のマット軸というのはほとんどないでしょう。

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 歴代のy.y.Pen。5号まではマットギャザード軸でしたが、6号から吸入式のレアロ仕様となり、ギャザードではなくなりました。何も知らずに見ると、6号からは毎年色違いなだけなのかと思ってしまいますが、実際にはそうでないところがy.y.Penの凄いところです。

 色違いというのは7号と8号だけ、と言ってよいのです。6号とそれ以降との違いは何か、などということは、私や親方が参加するWAGNER会場などで確かめてください。そして、来年登場するy.y.Pen9号は、さらに魅力的なものになるはずですから、今から貯金です。

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 そして、歴代のy.y.Penを収めるケースは、この日のために新調していただいたもの。四に猫柄の布は数あれど、ワンコ柄というものは意外に少ないもの。それを青海波という日本の伝統柄と合わせたこの意匠、素晴らしい生地ではありませんか。それを手先の器用なポーさんが素敵なペンケースに仕上げてくださいました。わざと引きで撮っていますが、ボタンにも注目、ですよ。

2017年7月16日 (日)

y.y.Day 8th 大盛況でした。ありがとうございます。

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 あ、自分のと同じ車がタクシーで走ってる・・・嬉しい光景です。これを嫌う人もいますけれど、タクシーで使ってもらえるような車に乗っているというのはいいものです。

 7月16日(日)、第8回のy.y.Dayを開催いたしました。暑い中、たくさんの方にご来場いただき、ありがとうございました。有料入場者数は100人。ご家族連れなどで来ていただいた方も多かったので、念願の入場者数100人超が現実のものとなりました。

 暑い中、貴重なお時間を使って来ていただいた皆さんに、どれだけ楽しんでいただけたのか、まだまだ振り返って改善していかなければならないことも多いと思いますが、来年もまた、この場所で、y.y.Day 9th 、やります。

 第9回y.y.Dayは、2018年7月15日(日)、エル・おおさかで開催いたします。

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 今年はこういう内容、スケジュールで行いましたが、来年はもっと面白いことをやらなければ、と早くも頭を悩ませております。

 今回、これまでの7回と大きく違ったことの一つは、会場内の見通しが悪かったことです。会場の端っこから反対方向を見ると、人、人、人ですっきりと見通すことができなかったのです。それだけ、たくさんの人に来ていただいて、とても嬉しく思いますし、来てくださった皆さんが楽しんでいただけたのであれば、更に嬉しいことです。

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 手帳社中さんのワークショップは、和綴じノート、革カヴァーともに大盛り上がりでしたし、書家が書いた扇子ですとか新進気鋭の職人さんが造る革小物なども好評だったようです。何より、会場内のあちこちで、旧知の人、初対面の人同士があれこれと語り合い、楽しんでくださっていたのが印象的でした。

 ゴミの関係で、今回、飲み物は紙パック入りのものばかりを用意しましたので、ひとつあたりの容量が少なく、すぐに飲み物不在となってしまいました。1リットル入りのものを各種合わせて30本ほど投入しましたけれど、綺麗になくなっていましたので、次回はもっとたくさん用意いたします。

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 さて、y.y.Pen倶楽部かかわるイヴェント、KOBE Pen Show 2017が、11月25日、26日の土日、神戸北野工房のまちで開催されます。ルミナリエ前、落ち着いた晩秋の神戸の街は絵画のような美しさです。こちらにも、ぜひ、ご参加ください。

2017年7月15日 (土)

いよいよ明日

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 呑気に寝ている「くま(仮名)」さんですが、飼い主はバタバタしております。明日はいよいよ、第8回のy.y.Day開催日。明日は早起きして尼崎工業大学本部から荷物を運び出し、エル・おおさかに搬入し、10時までに準備と打ち合わせを終えて皆さんをお迎えしなくてはなりません。気がつけば夕方、というのが毎年のパターンです。

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 暑っついから車で行く、というあなたは、この地図を参考に。エル・おおさかの地下に駐車場がありますし、周辺にもコインパーキングがいくつかあります。涼しく行けますけれど、宴会で呑めないのが残念です。

 JR大阪駅の中央南口を出てすぐのバス停から62系統、住吉車庫行きに乗り、天神橋バス停で降りれば、目の前がエル・おおさかです。京阪の天満橋駅からこのバスに乗ることもできますが、しばらくバスを待つぐらいなら歩いた方が早いでしょう。

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 鉄道利用の場合、最寄り駅は大阪市営地下鉄堺筋線、京阪本線の北浜駅、あるいは京阪本線の天満橋駅です。駅からの距離はほとんど同じですので、汗を拭き拭き歩きましょう。

 開場は午前10時。それまでの時間、会場となる709会議室に出入りしているのは運営スタッフや出展者の皆さんです。たとえよく知っている間柄でも、ちょっと中へ、というのはご遠慮ください。

 タイムテーブルにある17時30分からの大宴会、こちらは運営関係者の打ち上げではなく、y.y.Dayに来てくださった方ならどなたでもご参加いただけます。ただ、参加人数を把握しなければなりませんし、多すぎればお断りしなければなりませんから、飛び込み参加は原則不可で、y.y.Day会場内で参加の意思表明をしてください。裏話がたっぷり聞ける実に面白い宴会ですから、お酒が呑めなくても楽しめます。

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 今回、お願いに快く応じて急遽出展を決めてくださった手帳社中さん。写真は午後2時からのイヴェントで登場の「ochibi」という手帳カヴァーです。参加費が高めですけれど、これを作成しておけば、お気に入りの小さなノートや手帳をしっかりと守ってあげられます。

 同じく手帳社中さんの午前11時からのイヴェント、和綴じノートも渋くていい感じですし、われわれy.y.Pen倶楽部には札幌まで和綴じノート作りの修行に行ってきたメンバーもおりますので、手先が不器用だ、という方でも大丈夫です(たぶん)。

 個人的には、「萬年筆講座」なるものが気になっております。一体どういう内容になるのか、私も担当者の端くれだというのにまったく知りません。すべてはケロ御大の胸の内、なのでしょう。

 明日、エル・大阪でお会いできることを楽しみにしております。

2017年7月14日 (金)

谷しげる

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 昨日あたりから前脚を痛めている「白丸(実名)」くん。大好物である吉野葛の葉っぱを大量にもらって大喜びですが、食物連鎖の最下層に位置する羊さんなのにもかかわらず、どっかと座り込んでのお食事。それだけ、周囲の人たち、環境に安心しきっていると言うことでしょうから、喜ぶべきことではあります。体重100キロを超えるこの子に向かって、「ほら、お父さんがえぇもんあげよ、って言うてはるよぉ。」などと声をかける同僚たち。難儀です。

 昨日に続いて、今日も草刈りができませんでした。この子たちが食べている葛の葉っぱは学校周辺にお住まいの方が刈り取ってくださったもの。それをリアカーに満載して三往復。待ち受けている小学校2年生の児童たちが、口々に羊の名前を呼びながら葉っぱを与える、というイヴェントだったのです。これで2時間、まず潰れました。そのあとも何やかんやと雑用が続いて、結局お訪ねしたかった業者さんにも行けず、週末を迎えました。

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 日曜日は、ここです。明日の土曜日はそのための準備に走り回って、そのあと前夜祭と称して打ち合わせ。いや、打ち合わせと称しての前夜祭ですね。

 偉そうなことを言わせてもらうと、y.y.Dayを運営する「良識あるヘンタイ倶楽部」というのは梁山泊の連中みたいなものです。それぞれに得意分野があって、それを活かして活動に参加しており、お互いに、「まぁあの人やったらこれやってくれるやろう。」ということで、最初期には打ち合わせなんてしておりませんでした。「明日、エプロン持ってきてや。よろしく!」ですべてがOKだったのです。昨今はイヴェントも大規模化してきていますし、何より来場してくださる皆さんに楽しんでもらうことが第一なので、世間並みに打ち合わせもしています。

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 会場内で信三郎のエプロンを掛けているとか、写真のような名札を付けているとか、そういう人を見かけたら気軽に声をかけてください。名前: のところには、各自の名前、ハンドルネームなどが入ります。ネット上で見かけるあの人、実物は困難こんなんやったんや、という新鮮な驚き、発見があることでしょう。

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 会場入り口で受付を済ませていただいたら、写真のような名札をお持ちいただきます。居住地なんぞ知られたくない、という方には無理強いしませんし、Facebookではないので実名でなくてもけっこうですけれど、お互い、名札を見てコミュニケーションのきっかけを掴む、ということもありますので、そういうおつもりで記入いただけると幸いです。

 なを、これは絶対に萬年筆で書かなければならないのか、というとそうでもありません。おすすめは,先の名札をぶら下げているような人たちに「何か書くもの貸してください。」と聞いてみることです。大昔は、萬年筆研究会WAGNERの受付に、かの有名なヘミングウェイが転がっていたこともありました。意外や意外、萬年筆関係のイヴェントのスタッフなのに、萬年筆ではなくボールペンや鉛筆などを貸してくれるかもしれませんが、そこはそれ、ちょっとヘンタイな筆記具だったりするわけです。

 日曜日はエル・おおさか。10回言ってみてください。



 

2017年7月13日 (木)

半は人なり

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 眠っていて起き上がったところをぱちりとやられた「ちち(仮名)」さん。この先何が起こるのかな、ということを予測する間もなく、一番嫌いなポートレート撮影をされてしまいました。何でそんなに写真を撮られるのを嫌がるのか、飼い主には撮らせないのに長女にはいくらでも撮らせる、ということも含めて、まったく理由がわかりません。

 飼い主は朝から校長とホンマもんの教頭が共に出張してしまったので、予備の教頭として職員室に座っていなければならず、午後からは雷が鳴りそうなどんよりとした空の下、草を刈らなくてはと思いつつ夕方を迎えてしまって、ついにノー草刈りで1日を終えました。時間はあったのに、そして晴れていたのに草を刈らない。きっと体が拒否したのでしょう。腰は痛いし両腕はぷるぷるするしで、体力のなさを痛感します。もっと基礎体力を鍛えないと、草刈りのできない体になってしまいそうです。

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 本日夕刻、午後6時過ぎに観測した体育館内の暑さ指数。5時過ぎには34あたりだったそうですが、人がいなくなって1時間ほど経ってもまだこの数値です。ご存じのようにこの数値が31を越えると、原則として激しい運動は禁止。炎天下で暑さ指数系をぶら下げて草刈りをしても30を越えるなんてことは滅多にありませんから、風通しのよくない屋内というのは炎天下のグランドより熱中症になる危険が高いということでしょう。

 もし草刈りを決行していたら、私もパタッといってたかもしれません。私は何の努力もしないのに本当に運の強い人間で、ご先祖様に強固に守っていただいているのだと思います。 問題は恩返しができるのかどうか、というところですが・・・。

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 またしても海老で鯛を釣ってしまった私。ヘンタイカップ麺2個でパイロット50号ペン先と蒔絵の施された軸をもつ萬年筆が・・・・・って、「萬年筆」とはどこにも書いてありません。

 三島は富士山麓の水の綺麗な街。そして「半」の聖地。先遣隊として全国各地を巡る師匠があちこちで「半」ではないかという人を発掘されていますが、「半」認定委員長として私がこれまでに認定させていただいたのは広島半さんこと羅焚屋さんと、二右衛門マスター継承順位1位である同氏の奥様のみ。「半」に認定されていながら、奥様よりもマスター継承順位が低い、というおかしなことがある、それこそが「半」の世界。「半は人なり」なのです。

 さて、もう三つ寝るとy.y.Dayです。写真の包みの中には何が入っているのか、わくわくする、というのと同じで、エル・おおさか709会議室のドアを開けると、そこに広がる世界は、ですね。まず受付をしてもらって、山と積まれた景品の中からお好きなものをお取りいただき、そのあとは各ブースを見て回るも良し、歓談されるもよし。そして各種イヴェントもお楽しみください。

2017年7月12日 (水)

透明

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 じっとこちらを見上げている「くま(仮名)」さん。もちろんこれはやらせで、彼女の視線の先にはおやつを握った長男の手があるのです。

 私の職場や自宅周辺では、今週は天気予報が当てにならない状況が続いています。予報を出してくださる方も大変だと思います。何せ、天気図やらXバンドレーダーの画像などを見て雨を予想しても直前に雨雲が逃げるという状況です。毎日毎日草刈りができるのでうれしいのですが、筋肉痛に手の痺れ、疲労の蓄積でヘロヘロになっております。

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 写真は刈払機のエンジン部分、キャブレターに燃料を送るプライミングポンプのあたりを写したものです。エンジンを始動する際は、中央に見える茶色いドーム状のものを指で数回押して燃料経路の空気抜きとガソリンの送り込みを行います。

 押し込むと、シュコシュコと音がして、何度か押している内に音が聞こえなくなり、ドーム内がガソリンで満たされます。そうなったらエンジン始動が可能になるのですが、こいつはいつまでもシュコシュコという音がし続け、押している指が濡れます。

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 シーズン真っ盛りなのに刈払機が使えないのは難儀なので、ホームセンターで新しい部品を買ってきて交換します。大人の親指の先よりも小さいぐらいの部品なのですが、お値段は驚きの588円です。もっと安いものかと思っておりましたが、そもそも補修部品なんて買う人は少ないので仕方がないところでしょう。新品はこんな風に透明なのですが、使い込んでいる内、ガソリンの作用か、樹脂部品は茶色くなってきます。

 今週末、エル・おおさかで開催されます第8回のy.y.Dayでは、透明なプラスチックケースを使って愛用の萬年筆をしっかり固定、保管できるペンケースを作成するワークショップも開かれます。文房具屋さんで手に入るもの使って、表面に自分だけのデコレーションを施して、しっかり愛用のペンを保管、持ち歩きができます。このすてきなワークショップ、予定では参加費500円ぐらい。大きさの割に高額な部品を買って刈払機を修理して草刈り三昧、というよりはるかに魅力的ではないでしょうか(おまえが言うな、とも)。

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 プライマを交換するにはキャブレターの外側の方を分解しなければなりません。これはエアクリーナのカヴァーを外してみたところ。四角い枠みたいな形のスポンジがクリーナーエレメントですが、飛び散った草がブロックされているのがわかります。

 幸いなことに、スポンジをもみもみしてお掃除しても原形が残りました。ひどい時にはこの状態から外しただけでばらばらと崩れ去ってしまうこともあります。しかし、相当に油分を吸い込んでいましたので、いずれ、キャブレター内部のダイヤフラムともども交換してやる必要がありそうです。

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 交換を終えて再組み立て。プライマの中にしっかりとガソリンがたまっているのが見えます。スタータのひもを引くと、轟然とエンジン始動。これでまた、しばらくはこの機械に活躍してもらえます。


2017年7月11日 (火)

大阪の味

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 パンダみたいになってしまった「ちち(仮名)」さん。痒み止めの薬を投与する回数を減らしてようすを見ましょう、ということでしたが、それほど長いことようすを見なくても明らかです。最近では口と目の周りを特に痒がります。このあたりには痒み止めの効果も薄いようです。

 週明けから毎日、明日は雷雨、大雨と予想されているにもかかわらず降らないという日が続いています。今日もいいお天気でしたので、勇んで草刈り。坊主にしてやろうともくろんでいる斜面のおよそ半分まで刈り進めることができましたが、いつもにも増して体が重く、頭に鈍痛を感じ、そのうち吐き気まで催しはじめたので中断。やはりお昼に余計なものを食べて草刈りに臨んだのがよくなかったようです。今日はたくさん刈るぞ、その前に腹ごしらえ、というのは、私の場合、何のメリットもなく、むしろ害になるようです。

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 害を及ぼしたのはこちら。いつもは同僚に食べさせて感想を聞くだけなのですが、今日は魔が差して自分で食べてしまいました。大盛りというのもよくない条件ですね。

 たこ焼き、お好み焼き、焼きそば、いずれもソース味ですが、それらの間に違いはあるのでしょうか。個人的には、焼きそばにはどろっとしたソースが絡んでいるのが望ましいと思います。たこ焼きのソースは、ぺたぺたと塗りつける感じ。お好み焼きはそれよりもしっかりと塗りますね。

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 例によって、麺の下にキャベツが隠れた良心的な造り。お湯を捨ててソースを絡めるときに味見をした限りでは、ピリッとした辛みを感じるソースでした。ここに辛子マヨネーズをかけるのですから、とっても濃厚な味になることは想像に難くありません。

 はたして、時間より少し早めにお湯を捨て、固めの麺に絡めたソースはまさしくたこ焼きの味。青のり、鰹節の黄金コンビも加わって、あぁ、そう言うたらたこ焼きとも言えんことはないな、というような仕上がりでした。

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 久しぶりのこととて、マヨネーズの袋を切り損ない、マヨビームができませんでした。正直、この量を食べきるのは辛いものがあります。お腹いっぱいです。

 大阪のソウルフード、たこ焼きでお腹いっぱいになるのもよいのですが、今週末の三連休中日は「エル・おおさか」においでください。萬年筆や各種筆記具、紙もの、文房具、その他怪しい人や物でお腹いっぱいになりましょう。

 

2017年7月10日 (月)

大事な週のスタート

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 いつものように寝たまま水を飲む横着な「くま(仮名)」さん。若い頃からずっとこういうことをやってましたので、別に老化が進んでこうなったというわけではありません。むしろ飼い主の方が歳と共にどんどん面倒くさがりになって、もう少々のことはどうでもいいやという風になってしまっています。

 今日も、仕事を終えて帰ってきたところへ職場からの電話。本日は成績の締め切り日で、教務主任がそれをとりまとめて一覧表にするという仕事をしていたのですが、ある学年だけどうしてもデータが読み込めないというのです。成績入力用のファイル、私がこしらえた学年のファイルはすんなり読めるのに、教務主任が作った学年の分が読み込めない。ファイル名に使われる数字が全角か半角か、その程度の違いでデータが読み込めないのはおかしいじゃないか、というお話でした。この件に関しては、厳密に区別してVBAを記述していますので、そのルールに従ってもらわないとまともに動きませんよ、と何度も念を押したはずなのですが、今頃になって、そんな作り方するからいけないんだ、とおっしゃいます。

 面倒くさいので、はいはい、私が間違えてるんだと思います、と答えてその場はおしまいにしました。明日、出勤したら、教頭がむちゃくちゃなファイルをこしらえたから仕事が進まなくて難儀した、という話題で盛り上がっていることでしょう。梅雨時に大雨が降るのも、日が暮れたら暗くなるのも、全部私が悪いんです、と言っておけば収まるので、いつもそうすることにしています。

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 成績処理用のエクセルVBAなんて、必要な人がメンテナンスすればいいのです。教頭などというものは、長くても3~4年、普通は1~2年で次の任地へ飛んで行ってしまいます。いくら一生懸命メンテナンスしたところで、私がいなくなればこのファイル、使われなくなるのは目に見えています。何せ、毎年新しい生徒名簿に入れ替える、その作業すらできない人ばかりのなのですから、昔のように手作業で成績を算出するか、どこかから達人を探してきてメンテナンスしてもらう、あるいは新しいシステムを作ってもらうよりほかないのです。

 月曜日が終わったので、あと6つ寝るとy.y.Dayです。それでいいのです。あまりにも教頭のなり手が少ないから仕方ない、と教頭に登用してもらった私ですけれど、次は山間の小さな学校にでも異動して、そこで教師人生を終えることになるのでしょう。萬年筆やら乗り鉄やら、仕事がなくなってからも楽しめることがあることを幸せに思います。何より、萬年筆趣味でつながりのできた人たちとの交流、これが最高です。

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 7月16日に写真の建物でお待ちしています。この先ずっと、一緒に楽しみを分かち合うことのできるお友達をつくるチャンスです。萬年筆を通した人間関係というものがどれほど素晴らしいものか、当日、親方の口から語られることでしょう。

 などと言いつつ、今週は及ばずながらもy.y.Dayの準備をしながら過ごす、なかなかに忙しい1週間になります。昼間は晴れたら草刈り、降ったら事務仕事、そして終業後はy,y,Dayに向けての準備です。皆さんとエル・おおさかでお会いできるのを楽しみにしております。

2017年7月 9日 (日)

EH10

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 立ち上がって伸びをする瞬間を撮られ、避けることができなかった「ちち(仮名)」さん。撮る方も片手持ちで適当にシャッターを切ったら何とか写っていた、ということで相討ちです。

 昨日は半の聖地、三島へ行って紙様のお話を伺い、突然横からぬぅ~っと何かを差し出して勝手に解説して去るという二右衛門マスターの必殺技を食らい、唐揚げを山ほど食べて文字通りお腹いっぱいになった私でしたが、列車に乗る方もお腹いっぱいで、帰途の新幹線は下車駅が待ち遠しくてたまらないという状態でした。思うに、乗換駅でしっかり降りて場合によっては階段を上り下りして別のホームへ移動して乗換、なんてことを繰り返すことは、面倒なように思えて実は乗り鉄の醍醐味なのです。ただただ楽ちんに乗っているだけ、というのはさほど愉しいことでもないのでした。

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 などと言いつつ、今日も懲りずに「鉄」な私。写真はいつになったら完成するのかと言われている阪急淡路駅の高架線です。千里線と京都線とが平面交差している同駅では、大阪方面行きを最上階に、その下を京都・千里方面行きに分離するための立体化工事が進められています。着工したのは拙Blogをはじめたのと同じ2008年。すでに9年経ちますが、まだまだ道半ば、という感じです。2024年から25年頃には完全切替をめざして、夜間も工事が進められています。

 で、今日はここまで次男と一緒に、自動車で来ました。もう、今日は鉄道に乗るのいらんわ、というわけでもないのですが、空模様が怪しかったので何となく、です。

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 ここ淡路には、旧国鉄の巨大電気機関車、EH-10が静態保存されている公園があるのです。電気機関車には先輪とその上のデッキが付いているのが当たり前の時代に、先輪なしで8軸すべてが動輪、8軸故に長大化したので2両に分割という、実にヘンタイな仕様の機関車として世に出たのがこのEH-10です。一応、「マンモスという愛称で親しまれて」いたという話ですけれど、私はこういう愛称が好きではありません。どうせ愛称で呼ぶなら、私は「スズメバチ」の方を採用したいと思います。

 電気機関車と言えば茶色という時代に、黒い車体に黄色の帯、というカラーで登場したので人呼んでスズメバチ。試作機には小豆色のものもありましたが、結局この色に塗り替えられています。とはいえ、私が鉄道趣味に目覚めた頃にはこの機種は青息吐息で、その巨体故地方線区に転用することもできず、次々と廃車されていったのです。現在、地上に残っているのはこれ1機のみです。

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 女性運転士、機関士も少なくないご時世ですから、「男の仕事場」という表現はよくありませんけれど、このカマが現役だった時代には、ここは紛れもなく男の仕事場でした。2両に分割された車体にバランスよく機器を配置した結果、運転席後方には結構広いスペースがあります。車内見学者がよからぬ琴をしないよう見守っていた保存会の若いお兄ちゃんは、「長距離用ですからね」などと的外れなことをおっしゃってましたが、座席などは実に貧相なものです。ただ体重を預けるだけの機能しかない椅子に腰掛けて、貨物込みで1200トンにもなる長大な列車を牽いて関ヶ原を越えていたのです。

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 電動機こそ床下にありますけれど、その他さまざまな機器は室内にあって、こいつがフルに稼働していたら室内はサウナだったのだろうな、と想像されます。架線からパンタグラフを介して取り入れた電流を抵抗器に通して電動機に流す、というのが制御の基本ですから、熱が出るのは避けられません。サウナよりも暑かったかもしれない車内で、日本の物流を支えていた人たちがいたわけです。

 そういう状況というのは、実は現在もあまり変わっていないように思います。トラックドライヴァーたちは、渋滞が絶えず、むちゃくちゃな運転をする連中が跋扈する道路を抜けて、時間きっかりに荷物を届けることを求められて、それでもきっちり荷物を届けてくれています。などと書きつつも、ポチッと通信販売でものを買ってしまう私がいます。

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 地元中学校の美術部が製作したという60周年のヘッドマーク。EH-10そのものは昭和29年に世に出ていますけれど、ここで保存されているのは61号機で、昭和32年製造。よって生誕60周年というわけです。本日は曇り空で、外部電源で点灯された前照灯もそれらしく見えました。

 塗装もあちこち痛んできておりますから、今後、保存を続けていくことが難しくなっていくことは想像に難くありませんが、それでも保存し続けようと努力してくださっていることは実にありがたいことです。保存会のみなさん、これからもよろしくお願いします。

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2017年7月 8日 (土)

何だ?半だ!

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 金曜日は炎天下で一日中草刈りをしていたので、僅かばかりの体力を使い切ってしまい、この「くま(仮名)」さんと同じような感じで惰眠をむさぼっていた飼い主でしたが、何やら遠くの方から警告音みたいなものが聞こえる、と目を覚ましたら目覚まし時計の音でした。

 本来なら、前日までに金券ショップへ出向いて近鉄の株主優待券などを買い込んでおく手筈だったのですが、すっかり忘れてしまっておりました。そうなると自宅から大和西大寺駅まで小一時間歩いて始発に乗る、という意味がありません。そこで、今回は近鉄を諦め、京都から三島までの区間をJR利用としました。

 自宅出発が午前5時10分。最寄り駅まで歩いて5時25分の始発列車に乗り、京都経由で米原までは我らがICOCAでの乗車です。

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 京都から三島までの普通運賃は6480円で、これを通しで買うのではなく、9枚の切符に分割して買うと6350円と、130円お安くなります。しかし今回はみどりの券売機で9回も購入操作をしている時間的余裕はありませんし、有人の窓口には長蛇の列。仕方なく、京都駅はICOCAで入場して、米原駅でいったん出場し、写真の乗車券を購入して再入場しました。京都から米原までの普通運賃が1140円ですから、通しで買うより高く付きましたが、列車乗り継ぎの旅ですから、時間優先も仕方ありません。

 京都から米原は普通列車でしたが、うとうとしているうちに到着。米原から大垣まで普通列車を乗り継いで、そこからJR東海お得意の新快速で豊橋へ。さらに掛川行きに乗り継いで途中の浜松で降り、そこから興津行きに乗り継いでこれまた途中の島田で下車し、同駅始発の熱海行きを捕まえて三島まで。自宅最寄り駅からのトータルで7時間47分の列車の旅は、乗換ダッシュなどしなくても着席率100%。実に楽ちんに楽しむことができました。

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 この立派な建物の4階が会場。これまでにも何度か参加しようと試みて、一度など大和西大寺駅からの始発を捕まえて三重県の津まで行ったところで職場に呼び出されるといったこともありました。この建物の前に立つと、ついに来たか、と感慨深いものがありました。

 節電のため、という貼り紙一枚で信じられないほど蒸し暑い館内に入り、目的の会議室をめざします。裏の駐車場と一体化した造りで、クルマで来たとしても実に便利に利用できる施設です。

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 お約束のおっちゃんサイン。三島スペシャル版です。ここで振り返ると、みしまコロッケ応援自販機、なんていうけったいなものが目に入ったので近づいて確認しましたが、ただの飲料自動販売機でした。しかし、全日本コロッケ連盟としては無視や放置するわけにはいきませんので、会場内の皆様にご挨拶をして、紙様勉強会が終わるとすぐに、みしまコロッケを探しに街に出ました。

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 富士山西麓でとれたジャガイモを100%使うこと、という条件を満たせばみしまコロッケと認められるそうです。親水公園などもあって、水の豊かな街、みしま。しかし暑いのです。なんでこの暑さの中、コロッケ探してウロウロしてるんだ、と思いつつ、最後には見事ゲットして会場に戻りました。

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 三島駅を中心に駅弁などを販売している老舗の売店で購入したみしまコロッケは、ごくごく普通のコロッケで、これといって特徴のないものでしたが、おいしくいただきました。やはり全日本コロッケ連盟は高速道路のSAなどを中心に活動すべきものですね。

 そうこうするうちに日が暮れて、なごみ亭での2次会。これもおおいに盛り上がって無事お開き。帰途はさすがに普通列車乗り継ぎというわけにもいかないので、こだま楽旅IC早特というのを利用しました。こだま号のグリーン車利用で三島から京都まで1万円を切るというのが魅力ですが、通過待ちを含めて3時間近くも乗っているとグリーン車でも疲れます。寄る歳波、というやつでしょうか。

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2017年7月 7日 (金)

高速8の字旋回

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 夕暮れ時、ゆっくりと草を食む羊さんたち。階段の奥に見える斜面は、一昨年まで市役所がお金を出して草刈りをしてくれていたところです。写真左側には住宅街が広がっているので、エンジン音響かせて草刈りをすると苦情の電話が何本もかかってくる、それへの対応として、市役所がお金を出して業者に依頼し、短時間で綺麗に刈り上げてくれていました。

 しかし、財政緊縮で昨年からそれがなくなり、ご近所からは見苦しいから何とかならないか、という声。騒音の問題は、羊の鳴き声で慣れましたから大丈夫、という声もあって、ならばと草刈りに着手したのですが、これが実に効率の悪い作業なのです。何と言っても、階段と同じ傾斜角度。法面とか土手というものは、人や車が通らないこともあって、思いの外、地面が柔らかいのです。斜面を登るにも降りるにも、ずるずる滑るわ足がくい込むわで、足腰への負担は相当なものですし、4~6㎏ある機械を肩にかけて振り回すのに、体を安定させておくのも大変なことなのです。

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 これまでは根性で踏ん張っていたのですけれど、5月はじめに捻挫した(と思っている)足がいまだに回復せず、階段や坂道はまったくだめですので、諦めて以前購入して放置してあった「土手楽」を使ってみました。斜めの歯がついた下駄のようなものに長靴履いた足をさしいれて、かかとの部分をナースサンダルのようにゴムバンドで固定するものです。

 たしかに、これがあると斜面と平行に立っていても体を安定させることが容易になりますが、片足が地面に「刺さって」いるわけですので、細かな動きがとりにくくなります。加えてこの斜面には普通の草だけでなく、ススキやクズといった、草刈り人の天敵とも言うべき植物がびっしり生えていますので、実に厄介なのです。

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 写真中央、刈払機の奥に見える草。これを刈る場合、普通であれば斜面の上から下へと機械を振り下ろしつつ進めば完了です。別に誰かが何かに利用するわけでも立ち入るわけでもない斜面ですから、刈り終えた草はその場に放置しておくのが普通です。

 けれども、写真の左手に広がる住宅地に暮らす人たちからすると、目の前の斜面のあちこちに草の山ができているのは実に見苦しく、とうてい容認できないのだそうです。学校は市立なのだから、同じ市のゴミ処理担当に頼んで運び出してもらえ、と言われるのですが、奈良市立の学校から出たゴミを奈良市に処分してもらう場合であっても、お金を払う必要があるのです。当然、そんなお金はありませんので、何とかごまかす必要があります。

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 萬年筆は刃物、刈払機も刃物。ならば高速8の字旋回だ、とこじつけて、刈り倒した草の山にナイロンコードカッターを取り付けた刈払機で切り込んで、高速で8の字を書くように振り回します。竹とんぼが上下逆さまになって上から降りてくる、というような状態で、高速で回転させられてピンと伸びたナイロン製の紐が草を叩いてミンチにし、合わせてあちこちに吹き飛ばすのです。

 通常、このタイプの刃で草刈りをするときは、あっちこっちに草が飛び散らないようにお行儀よくやるのですけれど、そこをあえて乱暴に、あっちこっちに飛び散らかすのです。結果、草の山は消え、細かく引きちぎられた草のかけらが「均一に」土の上に撒かれた状態になるのです。あとはお天道様が草の水分を抜いて嵩を小さくしてくれますので、作業をした当人以外には、後始末の下手くそな人が草刈りをしたんだなぁ、というぐらいにしか見えません。

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 しかしこれ、作業している方は同じところを2度刈ることになるので、同じ時間でも半分の面積しか刈れず、実に効率が悪いのです。二枚刃や三枚刃を使うと一度で済むのですが、隣接している道路やその先の住宅まで石が飛んでいく可能性が高く、怖くて使えません。

 そしてもうひとつ、草をいきなりミンチにできない理由があるのです。刈刃に絡みついているクズの葉、これは羊さんの大好物なのです。羊さんたちは、草刈りをしているエンジン音を聞くと飛んできて、ボェ~、ベェ~、と鳴くので、あえて刃に絡むような刈り方をしてクズの葉を集め、羊さんたちに給仕しなければなりません。その時間があるからこそ、熱中症にならずに済んでいるとも言えるのですが、トータルで作業効率は3分の1以下です。果たして、この夏が終わるまでに全部刈り終えることができるのでしょうか。

2017年7月 6日 (木)

いい紙に書く

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 退屈なので寝るしかない、という「ちち(仮名)」さん。最初はふてくされて寝ていたのですけれど、そのうち本当に眠たくなってしまい、声をかけたり顔に触ったりしても反応しないようになり、最後には真剣に眠り始めました。我が家のワンコたちは肥満気味なせいか、寝ている時にけっこう強烈ないびきをかきます。寝息、というレヴェルではなく、完全にいびきです。おそらく、我が家のリヴィングルームを深夜に俯瞰すると、ワンコと飼い主がいびきの大合唱、ということになるのでしょう。

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 奈良市立学校用、と印刷された用箋。学校から正式なお手紙を出す時、あるいは残しておくべき記録をとるときなどに用いるものです。かつてはちょっとしたメモ用紙としても使われることがありましたが、世を挙げてエコな時代、メモ程度のことにこんないい紙を使うのはよろしくありません。今は、印刷に失敗するなどした反故紙の裏などをメモ用紙に使うのが当たり前ですから、メモ用紙として使われることはなくなりました。

また、手書きで改まったお手紙を出す、ということもほとんどありません。ですので、この用箋はほとんど使われることがなくなりました。在庫はたっぷりあるのですけれど、ほとんど減らないのが実情です。今ある在庫分を最後に、姿を消すことになるのでしょう。

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 そんな貴重な紙を目の前で使っている人を見かけて、ほぉ、珍しいなぁ、と思っていたら、チッと舌打ちの音。見事に書き損じたのです。ちぎってくしゃくしゃ、とする前に、その失敗した紙、僕に頂戴、と言って余白に落書き。この紙、万年筆との相性が最高なのです。滑りがよく、にじみや裏抜けもありません。

 かつて、学校と言えば萬年筆でした。さらには、書きにくいことでは右に出るものはない、と思われるロットリングのパイプ式のペンも廣く使われていました。そういう、紙との相性が悪いと書くことがストレスにしかならない、そういう筆記具が使われていたことも、こういう良い紙を使った用箋が使われていた理由なのかもしれません。変色したりして、これはもうメモ用紙に、というようなものがあれば、万年筆関連の会合などに持ち込んでみたいと思っているのですが、ほとんど使われていないものだけに、それも難しそうです。

2017年7月 5日 (水)

強制

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 お母さんに叱られて、すごすごとトイレスペースに逃げ込む「くま(仮名)」さん。クッションにはまり込んで耳を掻くのが大好き、というか、癖になってしまっている彼女ですが、そのために耳のあたりは掻き破られてけっこう大変なことになっています。お医者さんに診てもらったこともありますけれど、原因も突き止められず、これと言った有効な手立てもないようで、あまり掻いたらダメですよ、と呼びかけるしかありません。

 で、掻いたらダメ、と言われると、その人の顔をじっと見て、あぁ、これは勝てない、という相手だったらトイレスペースに移動するのです。ちなみに、飼い主に叱られてもそんな行動はとりません。誰がいちばん怖い人なのか、ということをよくよくわかってらっしゃるのです。

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 学校がブラックだ、部活動がブラックだ、と世間でも言われるようになってきました。今までは部活動の練習日、活動日が少ないという苦情の方が多かったのですけれど、昨今では土曜日曜も部活動で子どもが疲れる、かわいそうといった声が多くなってきました。

 ブラックと言われることについては、行政も真剣に考えているようで、文部科学省から都道府県へと部活動をやり過ぎないようにという通達が降りてきて、奈良市の場合、週に1日は部活動をやらない日を必ず設ける、ということになっています。県内の他郡市でも同じような決まりがありますが、決めたとおりにやっているのは意外と少ないようです。奈良市内の学校とそれ以外の学校とが部活動の試合などで一緒になると、「えっ、奈良市は真面目に守ってるの。練習時間減るやんか!」などと他郡市の先生に言われる、という「苦情」が、部活動関係の先生たちから出ています。

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 そういうのを聞くたび、「アンタは子どもかっ!」と言うことにしています。学級担任が、あるいは親が、「こうしよう、こうしなさい」とルールを決める。それを守っていた子どもたちが、他のクラスや家庭ではそんな決まりがないことを知って「よそはやってない!」と騒ぐ。そんなとき、担任や親は「よそはよそ、ウチにはウチのルールがある。正しいことはしっかりやるのだ!」と言うべきですし、言うはずです。「週に最低1日は、部活動のない日を設ける」というルール、他郡市では守られてないのだから自分のところも守らなくていいじゃないか、というおかしな理屈を「先生」がこねる、これはとってもよくないことです。

 今年、奈良市立の学校は8月11日から15日の間、「学校閉鎖」することになりました。部活動は公式戦を除いて全面中止。平日である14、15日も、先生たちは出勤しないように努めなさい、ということです。でも、こういうルールができたと知るや、「私はそれ以外の日に夏休みをとりたいから、どうしてもその日に出勤する!管理職も学校に出てこい!」などと言い張る先生が出てきました。

 私も天の邪鬼なことでは人に負けませんが、そういう、行政や管理職の言うことには何でも反対する、という某政党みたいな人には猛烈に腹が立ちます。これまで何年もの間、夏休み期間中には必ず7日間休みを取りなさい、と言われてきてずっと無視し続けてきた私ですが、今年は素直にこの期間、休んでみようと思っています。お盆期間に休んでも、どこへ行っても人が一杯でいいことは一つもないのですけれども。

2017年7月 4日 (火)

聖地巡礼?

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 この4月、私の職場に赴任してくる直前の「白丸(実名)」君です。かつてはその首輪の見た目からカラー君と呼ばれていたのですけれど、児童による命名投票でこの名前になりました。上唇を持ち上げたこの表情、これは周りにいる雌の尿の匂いに発情しているところです。

 体重100キロほどの彼がそばに寄ってくると、ほとんどの人が彼を怖がって逃げます。実際は非常に優しく、人なつこくて寂しがり屋の小心者なのですけれど、正面から見た顔つきが何とも厳ついので、知らない人は逃げるしかないのです。誰かに似ている、とずっと思っておりましたが、今日、その謎が解けました。藤原組長に似ているのです。

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 奈良から三島、けっこう遠いですね。今週末は「半」の聖地だという三島へひょっこり訪問と行きたいところですが、距離も時間も、そしてかかる費用もなかなかのものです。

 一番普通で楽な方法は新幹線を使うことで、自宅を朝8時に出て三島駅に11時45分着というコース。運賃、料金合わせて片道12000円弱。宴会にも出ますからご予算3万円也の豪華なお遊びです。これを特急も新幹線も使わずに運賃だけ、金券ショップで株主優待券などを買うなどしてひたすら安く抑えると、朝の6時に自宅を出て三島駅に14時過ぎに到着。お値段は6160円です。宴会後は新幹線利用で、三島駅を午後8時前に出てその日のうちに自宅に到着。お値段11430円ですから、宴会込みで2万円也です。

 このコースで問題なのは、8時間も乗り物に乗っているということですね。特に東海道本線でどの程度着席できるのか、最悪の場合、5時間ほどは立っていなければなりません。まぁ職業柄、その程度立っていることは屁でもありませんが、何でそんな苦労をして遊びに行かなければならないのか。Blogネタぐらいしか価値を見いだせません。しかも、けっこうタイトな乗り継ぎですから写真など撮っている暇もないでしょう。

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 自宅を午前8時に出て自分で運転していくとこんな感じ。長距離走行ならエアコン使用でもリッター15キロは見込める車ですから、この距離なら往復で50リッター程度消費とみて、およそ6000円。宴会代、駐車料金込みで2万円ちょっとでしょう。何より時間の自由度が高く、運転はしなければならないけれどずっと座って楽に行けますし、全日本コロッケ連盟の一員としての使命も果たせます。問題は、唐揚げを食べても呑めないことですが、さほど酒が好きなわけでもありませんし、そこはたいした問題ではありません。

 絶対的な金額としては青春18ばりの往路とこだま早得の組み合わせが一番安上がりでなおかつお酒も呑めますが、自動車利用も意外と安い、という感じ。体力を考えると絶対に自動車ですね。

 などと、WAGNER三島に参加するかどうかを決めるよりも、たどり着くまでのルートをまず心配してしまう。そして結局、面倒になって不参加、というのがよくあるパターンです。さて、どうしましょうか。

2017年7月 3日 (月)

まずは実際に

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 身繕いをする「ちち(仮名)」さんを上からそっと。これ以上近づくと身構えられてしまいますので、あくまでそっと、液晶画面を見ている振りをして写真を撮ります。

 今日は週初め。朝からバタバタとしたスタートでした。中学生が一堂に会する朝会で講話をすることになっていたのですが、「手違い」で校長先生が講話のネタを用意されていることが判明したので、黙ってそのまま通り過ぎた、ずるい私でした。それでバチが当たったのでしょうか、朝会が始まろうかというその時刻になって、今日から本校に赴任することになっているALT(外国語指導助手)が道に迷っている、という連絡が入ったのです。

 小学生の額国語の授業で活躍してもらう予定のAssistantLanguageTeacherですので、小学生が一堂に会する朝会で紹介することになっておりました。これはいかん、と探しに出かけたのですが、連絡のあった場所に姿がありません。そのまま車を走らせていると、自力で学校までたどり着いておりました。「その場でじっとしているように」という派遣元の会社からの指示を無視して行動する、さすがに自立しておりますね。

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 で、そんなこんなで走り回っているうち、PTAの高校見学バスツアーの出発時刻となりました。星の数ほどある高校のうち、3~4校をチョイスして、保護者の方に見学してもらうというもので、私は毎年、その添乗員を務めています。写真は超名門の県立高校にあるホールです。当然、座席はぐぐっと沈んで全面フラットなアリーナにもなりますよ、という造り。こういう近代的名設備があるかと思えば、校舎そのものは昭和初期に落成した文化財指定の年代物。しっかりした造りで、耐震補強の必要がないのだそうです。こちらの高校に入学するにはトップクラス、いやトップの成績が必要です。

 このあと、保護者の皆さんには県内でもその名を知られたかつての底辺校を見学していただきました。私立で、入試の解答用紙に名前さえ書けば合格する、とまで言われたこともある学校ですが、河合塾のランキングでも上位に位置する大学を併設してから華麗な変身を遂げていて、世間一般の認識とは違い、充実した学園生活を送ることのできる高校です。そういう高校をチョイスしたことで、今年の高校見学会の参加希望者は昨年から激減し、あまりのことにPTA会長からもクレームが入ったほどでしたが、実際、見学を終えた参加者の皆さんは満足そうなご様子でした。百聞は一見にしかず、です。

 なので、まだ逡巡している皆さん、7月16日(日)は、ぜひエル・おおさかへお越しください。愉しいですよ。

2017年7月 2日 (日)

ドライヤー

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 換毛期で毛だらけの「くま(仮名)」さん。ブラッシングしてやると、慣れていないせいか嫌がってくぅんくぅんと鳴くのですが、それでもどんどんブラッシングして毛を抜いてやった方が彼女も気持ちがいいはずです。抜けた毛が体にまとわりついて、それが気になってあっちこっち掻きまくっているのですから。

 明日から新しい1週間が始まりますが、職場の環境が快適とは言えず、少し憂鬱です。職員室にはエアコンがありますから、暑い教室へ出向いていって授業をしている先生方よりよほど快適なはずなのですが、それほどでもない、というより、むしろ不快なのです。

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 富士通の古びたLIFEBOOKが置かれているのが私の机で、遠く窓際にはエアコンが見えます。このエアコンも、科学的根拠が何もない、適当に決めただけの「28度」をかたくなに守る人がたくさんいるので、ほとんど役に立っていません。とはいえ、学校もお役所の仲間ですから、いかに根拠のない数字とは言え、真夏の昼間など外気温が30度を超えているなら、外より涼しいはず、と我慢もできます。しかし午前中早い時間帯や日が落ちてからの時間帯など、外気温が25度を下回っているようなときでも28度以上に設定して冷房運転しているのは、頭がおかしいとしか思えません。

 夜など、たまりかねて窓を開けようとすると、虫が入るからやめてください、冷房かなどとけてるんですよ、などと叱られるのですが、見れば設定温度は最高位の30度。そうしないと寒いのだそうです。扇風機敷かない教室で授業をするのが前提の服装ですから、冷房をぎんぎんに効かせたら寒いのは当然ですが、だったら冷房を切ればいいのに、という声には、これでちょうどいいんです、涼しいんですというお答が帰ってきます。うちの職場は女性が圧倒的に多いので、皆さんそれに賛同されるのです。

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 そんなはずはない、と私は思います。現に私の顔には、ドライヤーから出てきたような風が直撃しているのですが、女性たちは口を揃えて涼しい涼しいと言います。思うに、除湿された風ですから、私のところへは暑い風が来ても、それが私の背後の壁でUターン、温度の下がった乾いた風が戻っていくのではないか、と。実際、私と同じような位置に座っている事務職の女性たちも、温風が吹き付けると訴えているのです。

 しかし、それを訴えたところで何も解決せず、職場の雰囲気が悪くなるだけです。せめてドライで運転してくれとお願いしたのですが、今度はドライでは寒い、という声があちこちから出てきました。これまでずっと、外気を冷房で暖めて(?)いたものが、外気を温度はそのまま除湿して吹き出したら寒いのも当然です。結局、ドライなら快適、と喜んでいても、寒いからエアコン切ろう、となって、なおかつ窓を開けることも許されない、という状態です。

 いいんです、もう。おじさんは、諦めました。自衛します。日曜深夜の職員室にこっそり忍び込んで、自分のデスクにUSB駆動の小さな扇風機を置きました。これで顔に風が当たれば、涼しくなった気になれますから。

2017年7月 1日 (土)

お犬様優先

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 あ、カメラが来た、と下を向いたところを、床に這いつくばりながら見上げるようなアングルで撮られてしまった「ちち(仮名)」さん。アレルギーなのか何なのか、痒くて掻きむしったことで目の周りがパンダになってしまった跡が残っていますが、これでもかなり回復しているのです。

 アレルギーへの対応として、タンパク質を分解した、あまりおいしくないフードを与えられているので、食に関してはキャンディチーズで包み隠されたお薬をもらうのがほとんど唯一の楽しみとなってしまった彼女。「おくすり」という言葉はしっかりと覚えていて、寝ていようが何をしていようが飛び上がって喜んでおります。

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 では彼女にとっておいしいフードとはどのようなものなのか。銘柄で言うと、ユニチャーム製のものを好むように思います。有名どころのフード限定、絶対にこれしか与えない、他のものは口に入れさせない、というのが清く正しい愛犬家だと思いますが、私のように何事についてもちゃらんぽらんな人間がそれを守るはずもありません。人間様のご飯のネタを仕入れにスーパーへ出向いた折に、あぁここのは割と喜んで食べるなぁ、というのを買うだけです。で、その銘柄と森永とが組んで、ワンちゃん用おっとっとを出しました、というお話。

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 特にシークレットとかはないようです。人間が食べてもおいしい、という触れ込みなのですが、おっとっと特有の細かい塩粒がまぶされた感じがまったくありません。ですので、全然ダメというわけでもありませんけれど、塩味抜きのおっとっと、ということで、ワンコには好ましい味なのでしょう。おっとっとをかみ砕いたときの、そのものの味はそのまま、です。

 問題はこれを「ちち(仮名)」さんにおやつとして与えても大丈夫か、というところです。少しずつ与えてみて、大丈夫なら・・・と思っていたのですけれど、さほど好きでもないようです。やはりワンコは肉、ですね。

2017年6月30日 (金)

つながり

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 愛犬と一緒に眠る「くま(仮名)」さん。たまたま立ち寄ったペットショップにこの子がいて、そして生意気でチャラい感じの店員のお兄ちゃんがいたので、この子はうちの子になりました。私に任せておくと変な名前ばかり付けるから、と妻が命名したのですけれど、先代の「クマ(実名)」さんの一周忌にペットショップで買ったのだから、やっぱり「くま」でしょう、と主張する私に我が家の女性陣が大反発。

 しかし、反発されると余計にやりたくなる性格なので、毎日この子の写真を載せてBlogを書こう、と言い出して、ホントにやり始めてしまったものが、もう8年以上続いています。最初の頃は一時中断していた萬年筆趣味を復活させた頃でしたので、「萬年筆も出てくる犬のBlog」ということだったのですが、おかげさまで、いろんな方とお近づきになれたこと、それが何よりの喜びです。

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 今週も、何とか週末を迎えることができました。来週末は七夕。そしてその翌終末は三連休で、真ん中の日が第8回の y.y.Day です。

 y.y.Dayに参加したことがきっかけで、皆さんにも新しい「人とのつながり」ができて、そこからさらに豊かな人生になる、ということを祈っています。実際、y.y.Pen倶楽部の代表が今この世で元気にしているのも、萬年筆を通した人とのつながりがあったからこそなのです。

 その代表は、今週末を台湾で過ごしておりますが、これもまた、萬年筆つながりによるものです。16日には、台湾の土産話が聞けるかもしれません。

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 大阪市営地下鉄や京阪電車の北浜駅で降りて地上に出てくると、そこは難波橋のたもとです。「難波金融伝・ミナミの帝王」は、「なんばきんゆうでん」ですけれど、この橋の名前は「なにわばし」です。橋の南詰め、向かって右にあるライオンの足下には漢字で、左にあるライオンの足下にはひらがなで橋の名前が書かれています。

 そして、ここから交差点を挟んで南側にあるのが大阪証券取引所です。

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 大阪の街並みは雑然としていて綺麗じゃない、なんて思っている人もいるかもしれませんが、ここ北浜のあたりは割とおしゃれな感じで、しかもすぐそばを川が流れていて、なかなかいい感じです。北浜駅から川を左手に見てぶらぶら歩くこと10分あまりで、y.y.Dayの会場となるエル・おおさかに到着です。

 要するに、萬年筆にさほど興味のない人を連れてきても、いざとなれば付近を散策するだけでいろいろと楽しめてしまうのです。でも、おそらく「いざ」とはならないでしょう。萬年筆しか眼中にない、萬年筆好きでないヤツは出て行け、なんて雰囲気は微塵もないのがこの会のいいところだからです。誰でも、会場内でウロウロしているエプロン姿の人に声をかければ、それなりに楽しめてしまうはずです。7月半ばの三連休、まだ予定が決まっていない人は、エル・おおさかへ行くことも検討してみてください。

2017年6月29日 (木)

いろんな紙に書く

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 倒れ込んだように眠る「ちち(仮名)」さん。トイレ用のトレーはいつでも使えるようにスタンバイしてあるのですが、彼女自身がこれを使っていたことを忘れてしまったのか、最近はあらぬところに粗相をするようになってしまいました。

 幼い頃の彼女は、まずトイレ用トレーの上に立ち、それからケージの縁に前脚をかけて立ち上がって、その状態で何度もジャンプをしておりました。そうしている内に中身が移動するのか、やがて動きを止めたかと思うと「ジャー」あるいは「ポトンポトン」となる、というのが常でした。いつしかそういうこともなくなり、だんだんと歳をとって、なんだか窮屈そうに寝ているなぁ、と思ってよく見たらケージの中に水たまり、です。自分も歳をとって加速度的に衰えてきていますけれど、ワンコはもっと速く衰えていくのが哀しいですね。

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 奈良市南部、大和郡山市との境、池田町あたりに、紙屋さんが軒を連ねているエリアがあります。ちょっとそこら辺では売っていないような紙ですとか、紙質は普通でもサイズが特殊なものがほしい時などにお世話になっている紙屋さんがあり、この前、お邪魔した時に写真のような裁断ずみの紙の束をいただきました。

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 ここに、ペトロールブルーのインクを入れたLAMY2000のBBニブ付きで文字を書いてみました。以前、この紙を使って生徒に俳句を書かせる、という授業をしようとした先生がいたのですが、細字~中字のプラチナ・プレッピーではまともに字が書けない、ということで断念されたのです。ならば、インクぬらぬらのパワーで押し切ってみようというわけです。

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 写真が下手くそなので色が飛んでいますが、水色の色上質紙。問題ないどころか、非常に快適。萬年筆での筆記に適した紙ですね。「質」の最後の一画がかすれているのは、萬年筆をしっかりと保持できない私ならでは。ぐらぐらとペンが揺れているので、太字系のもので書くとうまくインクが出ないことがあるのも当然です。

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 少しだけざらっとした手触りの紙。問題なくかけています。このぐらいのざらざらですと、書いていてそのざらつきを意識するほどではありません。いや、書いている私が鈍いということを差し引いても、問題ないレヴェルです。速記しても大丈夫な感じです。

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 これが一番気に入った紙。羽二重という感じでしょうか。紙の表面に星形の突起がちりばめられています。当然、字を書く時にはペン先がその突起に引っかかり、乗り越えていくわけですが、その感触が実に心地よいのです。何かに似ているな、と必死で思い出して、あぁこれはバガス紙だ、と思い至りました。

 その昔、さる萬年筆販売店が大和出版という印刷屋さんとコラボして高級なノートを作って売り出したことがあったのですが、そのノートに使われていた紙の感触に似ています。誕生日のプレゼントに、と妻が色違いの2冊を買ってくれたのですが、紙よし、製本よしの高級ノートに私の文字を書く、というかインクをにじりつけるという行為は犯罪レヴェルなのでいまだに未使用のまま保管してあります。その紙によく似た筆記感で、よく調整された萬年筆におすすめです。7月16日のy.y.Dayにお持ちしますので、ぜひ試筆してみてください。

2017年6月28日 (水)

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 かなり長い間ごそごそやっていたものの、ベストなポジションが見つかったのか、ひたすら眠る「くま(仮名)」さん。実は困ったことに、飼い主もこれに近い状態で昼下がりのひとときを過ごしてしまうことがあるのです。

 なぜそうなるのかといえば、お昼ご飯を食べるから、です。私の平均的な1日は、出勤前ギリギリに起き出して顔を洗い、服を着て家を出るところから始まります。食事は夜の9時から10時頃に1食。休日であれば昼食をとることもありますが、朝も昼も食べないのが標準的なスタイルです。もう四半世紀ほどこういうことを続けていますので、朝や昼に食事をするとさまざまな問題が起こるのです。

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 朝食をとって仕事に行くと、お昼前に低血糖状態に陥ります。教諭時代はお昼前に授業をしていると、突然全身の力が抜け、嫌な汗を大量にかいて、思わずその場にへたり込んでしまう、ということがちょくちょくありました。どんなときにそれが起こるのか、と考えてみると、それは朝食をとった日だということに気づいて、以来、仕事のある日は昼食を撮らないようにしています。

 写真はある日の中学生用の給食。「今日は昼前に出張に出るから、検食お願いね。」と言われてしまうと、校長に代わってお毒味をしなければなりません。外見、匂い、味、さらには異物が混入していないか、といったことを確かめながら、児童生徒が喫食する30分から1時間前には食べ終えなくてはなりません。日によって差はあるものの、800から900カロリー程度のお食事なので、ご飯やパンは食べないようにするなどの対策をとらないと命に関わります。

そして、普段昼食をとらない私がたまに食べますと、お昼過ぎに睡魔に襲われます。睡魔が来た、と思ったら歩き回ったりして振り払うよう努力するのですが、PCの画面を見ているときに突然意識を失ってお昼寝、なんてこともあるので実に危険です。

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 こちらはある日の夕食。奈良市内にある中国粥のお店で食べたときのものですが、給食もこの程度であればお昼寝しないで済むかも、と見えて、実はけっこうカロリー高めです。

 三食きちんと腹八分目に食べて糖尿病を改善しましょう、なんて主治医に言われていますけれど、1日一食という習慣は今の私にとても合っているようで、むしろ三食きちんと食べた方が体に不調を来します。できることと言ったら、その一食をなるべく早い時間にとるようにして早めに寝てしまうことでしょうが、そちらは三食食べるよりもっと難しいのです。

2017年6月27日 (火)

紙に書く

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 もふもふの白い毛を柵にくい込ませながらまどろむ「ちち(仮名)」さん。眠たいときはどうすることもできないようです。最近では、古紙混入率の高いもの、漂白度の低いものが良しとされる傾向のある「紙」ですが、やはり紙といえば白いもの、というのが普通でしょう。

 私の勤め先では、設置者である市を挙げて黒っぽい、汚いコピー用紙を使っています。実のところ、真っ白で見た目にも気持ちのいいコピー用紙より値段が高いこともあるのですが、真っ白な紙を使っていると市民からクレームが来ますので、あえて黒っぽい、いかにも再生紙ですよといった「演出」がされた紙を使っているのです。そしてこれが、萬年筆とは猛烈に相性が悪い紙なので、正直、職場では萬年筆を使いたくないのです。

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 それでもやっぱり、1日の大半を過ごす職場で萬年筆が使えないのは難儀なので、どす黒いコピー用紙の繊維質を巻き込まないよう、ヌラヌラに調整してもらったペンを使ったりするわけですが、そうすると今度は盛大に滲むとか、乾かないうちにこすれてしまってもともと判読しずらい文字にとどめを刺してしまうとか、そういう問題が出てきます。

 写真の手帳も、システム手帳ブームが去った頃、徒花のように世に出たスリムタイプ6穴のもの。最近ではこれに合うリフィルを見つけるのも難しくなりつつあるように思いますが、こういうのに使われているリフィルは書き味も見た目も良好ですので、萬年筆との相性もバッチリです。

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 いかに萬年筆と相性のいい紙でも、そして最高の調整師に触ってもらった上等な萬年筆を使っても、結局最後は笑われます。トランペットを吹いていた森田一義さんに対して先輩が言ったという一言、「お前のトランペットは笑っている」というのを思い出します。

 さらさらっと書いても風格や味わいのある文字を書く人が羨ましい。自分の書いた文字には嫌悪感を覚えます。明石家さんま師匠の言い方を借りれば、あかん文字やと思うのは、うぬぼれているからや、ということになりますが、どれだけ謙虚にしていてもこの文字は恥ずかしい。そして何より、それにもかかわらず字を書く練習をしようなどと思わないところがもっと恥ずかしいです。

 6月もあと3日を残すのみ。第8回のy.y.Day開催まで、あと3週間ちょっとになりました。例によって、ここで宣伝させていただいている私は、今年の中身をほとんど知りません。それなのにこうして宣伝している、それがy.y.Pen倶楽部のオモロいところです。そんなオモロいオッサンやお姉さんがお待ちしておりますので、7月16日は是非エル・おおさかへ。

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2017年6月26日 (月)

人に言えない

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 あまりにも綺麗にまん丸になって眠る「くま(仮名)」さん。いつも思うのですけれど、ワンコはこうやって長いこと同じ姿勢を続けていますが、健康に影響はないのでしょうか。人間の場合、姿勢が悪いと猫背が標準になってしまいますが、ワンコはいくら丸まっても猫背になりませんね。「犬」だから、猫背になるはずがない、といえばそうなのですが。

 学期末が迫ってきて、今年こそは頑張ろう、と思っていたことのひとつに、成績表をまともな姿にする、というものがあります。生徒たちの成績はクラスごとに全教科を一覧表の形でプリントアウトして、校長室などにある耐火ロッカーに卒業後5年間保存、ということになっておりますが、このプリントアウトがどうにもうまくいってなかったのです。
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 こういった成績表が打ち出されてくるのですが、盛田くんから森本???(下の名前は何でしょう?)まで3人分の「評定」が見えません。VBAで、各教科の成績表からデータを集めてきて印刷までやってしまう、というシステムなのですが、このシステムを構築した本人でさえも、「さっぱり原因がわからん」と投げ出してしまい、結局、評定だけの表を別に印刷して、観点別評価と評定、それぞれに確認する、という方式になっています。

 これが実に面倒なので、できれば上のような表にすべてのデータをきちんと印字したい、というのがここ数年来の課題で、毎年VBAのリストを睨んでは、あーでもないこうでもないと言いながら、解決できずにいたのです。

 でも、今年は大丈夫。PCのこともエクセルのこともさっぱりわからない私ですが、この問題を解決することに成功しました。どうやったのかというと、何かのはずみにマウスで問題の箇所をドラッグしてみたら・・・・・フォントの色が白に設定されていたのでした。解決したのはうれしいのですが、こんなあほらしいことで何年間もみんな悩んでいたなんて、誰にも言えません。何となく、ゴニョゴニョやってたら直ってました・・・・・ってことにしておこうかな。

2017年6月25日 (日)

きらい

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 寝そべる「ちち(仮名)」さん。撮影したのは夜ですが、朝もらったご飯がそのままになっています。特に体調が悪いわけでもなく、粒のフードには飽きて、上に乗っかっているお肉系のものは嫌い。わがままで食べずに放ってあるようです。飼い主と同じで、やはり好き嫌いが激しいのかもしれません。

 そんな飼い主は、ようやく裸体重が75キロを切ったと喜んだのもつかの間、それはハードルが上がったのに過ぎないということを実感しております。主治医が求めるのは標準体重に到達することですから、あと10キロ以上落とさなければなりません。少なくとも、月に一度の診察に際しては前回よりも体重が落ちていることを求められます。これはもう、ブリザリアンとして生きていくしかないのかもしれません。

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 単にパッケージだけを見て買ってしまったカップ麺。バッファローズですから牛ですけれどエースコックゆえに豚と、ややこしいところが気に入りました。しかし、豚のわきに少しだけ見えている完成時の写真、そこにもっと注意を払うべきでした。

 赤いものがスープの中に浮いています。これはひょっとして、辛いんじゃないだろうか、というわけです。しかし、自分で確かめるわけにはいかないので、若いのが夜遅くまで居残って仕事をするタイミングをひたすら待って、ようやく中身を確認することができました。

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 確かに、ぶっとい麺です。この面だけ見ると、いかにもおいしそうなのですけれど、かやくの袋の中に変なものが見えます。これはひょっとして、ニラではないのでしょうか。そうであるならばこのカップ麺、食後は人に会えない、というタイプのものなのかもしれません。

 さらには、やっぱり赤いものが確認できます。これは最悪の場合、半島系の味なのかもしれません。大阪には半島出身の人たちも数多く暮らしていますし、そっち系のお料理も質量ともに相当なボリュームで存在しますから、ありそうな話です。

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 かやくと粉末スープを麺の上にあけたところで、「ありがとう」を言って作っている人のそばを離れました。これはあきません。私には食べることのできない味でしょうし、すぐそばでこれを食べている人がいる状況というのも嫌です。

 果たして、どんなお味だったのでしょうか。興味はありますが、想像もつきますし、その想像が当たっていれば大変なことになります。買ったのが1個だけでよかった、とつくづく思ったことでした。

2017年6月24日 (土)

運動

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 お休みの日はゆったり。餌鉢と愛犬をしっかりとキープしてくつろぐ「くま(仮名)」さんです。飼い主も今回は一夜漬けが効いて体重がぐっと落ち、前回の血液検査もまずまずの結果で、問題なく月1回の主治医の診察をクリア。今回も「不良患者」だった場合、今後は自己注射による治療に移行する、などと脅されていたので、まずはホッとしました。

 それでも、治ることのない病ですから、この先もどんどん食べる量を減らし、体重を落としていかないことには、定年退職するまで持たないかもしれません。私たちの年代は年金などもらえない可能性も高いし、票の欲しい政治家が「公務員の退職金と年金を全廃します」などとやって満票で当選、なんてこともあるかもしれません。とりあえずは定年まで働いて幸運にも退職金がいただけたら、それを家族に渡して失踪する、というのが私の人生設計ですから、あと5年ほどは治療を継続しなければなりません。

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 私のような生きて働いていても何の役にも立たない人間がいる一方で、死んでからも尚影響力を保ち続ける、あるいは利用され続ける人もいます。奈良県にあった丹波市町は、天理市と呼ばれるようになり、全国から信者が訪れます。その表玄関である天理駅前広場は、天理教の行事がないときはやたらと広く、寂しい場所でしたが、その広さを活かした駅前の再開発が行われたというので見に行ってきました。

 新しく天理駅前に作られた施設は、コフフンという名で、言うまでもなく古墳をモチーフとした建造物がいくつか作られています。元々はタクシー乗場や一般車の待機場所として使われていたスペースを、このコフフンにしたという感じです。かつて壮大な規模だったバス乗り場は縮小され、タクシー乗場が一体化されました。

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 とにかくこういう感じの、古墳ができた当時はこういう感じだったのだろうな、という物体がいくつか置かれています。憩いのスペースや、頂上部にトランポリンがおかれた子どもたちの遊び場、ちょっとした屋外劇場のような施設もあります。

 そして、そういうところで遊んで喉が渇いたら、あるいはお腹がすいたらどうぞ、ということで観光案内所が併設されたレストランまで用意されているという、なかなか気の利いた施設群は、とても行政が発想したとは思えないものです。

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 あとはこの天理駅にどれだけの人が来てくれるか、でしょう。JRは30分に1本の頻度で2両編成の列車が走っているだけですし、頼みの近鉄もダイヤ改正のたびに列車の数や利便性が下がってきているように感じられます。それでも毎月26日のお祭の際には京都や名古屋などから直通の特急列車が運転されるなど、それなりに頑張ってくれています。

 一番の問題は、天理駅まで来ても、その先、天理市内への交通手段がほとんどない、という点でしょうか。歩くか、タクシーを雇うか。糖尿病の人なら迷うことなく「歩く」なのですが、残念なことに今の私は30分も歩くと太腿が痙攣し始めます。これは糖尿病によるものというよりも、ゴールデンウィーク前にねんざした足を無理に引きずって歩き回っていることからきたものですが、そうではあっても歩かなければ、毎月2㎏ぐらいは減量しなさい、という主治医のお言葉に背いてしまうことになってしまいます。

2017年6月23日 (金)

それなら・・・

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 気持ちよく眠る「ちち(仮名)」さん。飼い主も日々こんな風に心安らかに過ごすことができればよいのに、と彼女を見ていて思います。

 飼い主の業界は「鍋ぶた組織」などといわれる構造です。お鍋の蓋は、多少の盛り上がりはあっても基本的に平らなもの(タジン鍋などは除く)です。その真ん中にちょこんとつまみが付いている、それが校長、教頭だというわけです。人が二人以上集まって仕事を進めていく上で、引っ張る人は絶対に必要ですし、教員自身、「うちのクラスにはリーダーになるような生徒がいないからやりにくい。」などとその必要性を痛感しているくせに、職員室にリーダーがいると猛反発するわけです。

 私みたいに、3月末まで教諭だった人が4月1日からは同じ職場で教頭、なんてケースでは、「あぁ、先生はもう、遠いところへ行ってしまわはったんやねぇ。」なんて言われるのが一番落ち込みます。そこには、お前は現場のしんどさを忘れたんか、みたいなニュアンスが入っているからです。

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 いえいえとんでもない、そんなことはありません。写真は女子更衣室として使っている教室に私が貼り付けたフック。学校にはお金がないので、とりあえず私のデスクに貼り付けてあったものを引っぺがして両面テープで貼り直しました。生徒たちがこの部屋の鍵を職員室へ取りに来て着替えたあと、そこらへんにポイッと鍵を放置したままにするということに保健体育の教員が心を痛めていたので、改善への第一歩として、まずは「鍵はここにかけましょう」というキャンペーンを開始したのです。

 私の職場は小中一貫なので、中学生になっても、小学生の時の習慣がそのまま引き継がれがちです。小学校には教室に鍵をかけるという習慣があまりないので、更衣室にしても「閉まってるのは何で?面倒くさいわぁ。」てな感じなのでしょう。

 実際、この部屋で着替えて出てきた女の子たちが、鍵も閉めずに立ち去ろうとするのを見とがめて声をかけると、「だって、すぐ次の人が着替えに来ますから。うちらの部ではそういうときは開けといてえぇことになってるんです。」というので、「あかんよ。部で決めることと違う。学校の決まりで、使ったあとは鍵をかけて、鍵はいちいち職員室に戻すことになってるんや。」と応じたところ、たまたま通りがかったその部の顧問、涼しい顔で「ここの鍵、閉めるの難しいんですよ。そやから生徒にも、開けっ放しでいいよ、って言うたんです。」

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 うわぁ、コイツか裏切りモンは・・・と思いましたが、生徒の前で教員を叱るのはマズいので「そうですかぁ。ほな、鍵かけやすいように調整しますから、今度からはしっかり鍵閉めるように、決まり変えてくださいね。お願いします。」と言ってその場を退散しました。

 もともと、写真左のような内側からだけ施錠できるようになっていた扉に新しいユニットを取り付けて、右のように外からも鍵で施錠解錠ができるように改造した扉ですから、位置決めが今ひとつで、鍵を閉めるのにはコツがいるのです。

 その後、職員室でその教師に「こういう場合は、鍵を調整してもらうから、それまでは頑張って鍵を閉めてね、という風に指導してくださいね。学校全体で、しっかり施錠させるように生徒を指導してるのに、矛盾した指導をする先生がいたら生徒が混乱します。」と静かに言ったのですけれど、鍵の調子が悪いのだから仕方ない、ということにこだわって、聞き入れてくれるようすがありません。

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 教員不足の時に仕方なく合格させてもらった私などとは違って、相手は今時の教員採用試験に合格してきた教職3年目の優秀な人材です。ここはひとつ、その論拠となっている鍵の閉めにくさを改善するして、納得していただけるようにするしかありません。

 で、尼崎工業大学の銘が入ったドライバー1本持って現場へ行き、扉と格闘すること十数分、もともとのねじ穴を捨てて、新しい位置に取り付けることでスムーズに開閉できそうだと目処を付けました。新しいねじ穴の位置にタッピングビスをあてがって、ドライバーのお尻で数回どついたら、あとはひたすら力を込めてねじ込むだけ。ポンチを持ってこなかったのは不覚でしたが、何とか固定することができました。写真上部、ぼやけて見えているのが元々の取り付け穴。これだけずれていれば開閉しにくいのも当然でしょう。

 あとは、職員朝礼の際に「もう、開け閉めに問題はなくなったので、確実に施錠してください。もちろん、生徒たちにもそのように指導してください。」と言って完了。件の優秀な先生がロクに口も聞いてくれなくなったことを除けば、めでたし、めでたしです。

2017年6月22日 (木)

昨日の補足

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 眠ったまま、あるいは目を瞑ったまま、一心に耳を掻き続ける「くま(仮名)」さん。彼女は耳が弱点で、全身麻酔を打って耳穴の中を内視鏡検査してもらったこともありますが、異常は見つからず、結局、「気のモンだろう」ということになって早や5年。でもやっぱり、今でも耳を掻き続けているので、彼女の耳の内側はかさぶただらけになっております。

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 昨日の記事でご紹介した木製のケースは、とってもチープな造りですけれど、太めの萬年筆がこんな感じで収まります。モンブラン149は職場においてきてしまったので、代わりにプラチナの70周年、セーラーの80周年、モリソンの屋久杉と、ある程度太そうなところを並べてみました。左右のクリアランスについては問題なさそうです。

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 ペンを収まるところは10本用のスペースが2段。一番下はインクなどを入れる深めの引き出しです。引き出しはこの太さのペンでもギリギリ引っかからずに収められますが、太いペンは上部のガラス蓋の下に収めるのがよいのかもしれません。

 某巨大オークションでいくつか、それぞれ樋口一葉さんぐらいのコストで手に入れたものですので、角の部分が剥げたりするなど、それなりです。最近は出品されているのを見ませんが、文房具のカテゴリーで「木 ケース」などと入れますといくつか類似のものが出てきます。お値段的に、品質も似たようなものでしょう。

 で、問題はこのペンケースを使わずに放置してあることですね。やはり、きちんとペンを並べて整理しておかなければなりません。そういう用途に、手軽で、安く作れるのでいくつでも増備できるというペンケースを作る、そんなイヴェントを用意しています。7月16日の日曜日は、y.y.Dayです。お時間がありましたら、ぜひ遊びに来てください。

2017年6月21日 (水)

コレクション

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 写真を撮られまいと頑張る「ちち(仮名)」さん。毛はふさふさになってきましたが、顔が痒いのは相変わらずで、ついつい掻きむしってしまうので目の周りがパンダ状態になっています。 本格的な活動状態ではない時にお邪魔したので、遊んでくれと騒ぐこともなく、実にまったりと過ごしています。

 飼い主はこれから終末にかけて、出張出張の連続で、それはつまり、仕事が進まない、晴れていても趣味の草刈りができない、ということを意味します。出張の内容はどうでもいいようなことばかりなので、正直なところ、やめてくれたらいいのに、という気持ちです。

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 萬年筆に限りませんが、コレクションが増えてくると、どうやって保管しておくかということが問題になってきます。これを段ボール箱に放り込んで押し入れに突っ込んでおく、などというのはマスター半クラスの達人でなければできないワザなので、普通の人はペンケースなどを用意するわけです。

 さりげなく写ってますけれど、柴犬さん柄の生地を使ったペンケース、よろしいでしょ。残りふたつのペンケースを作っている人がほとんどワンコ柄の生地を使ってらっしゃらないので愚痴ったら、y.y.Pen倶楽部メンバーのポーさんがささっと造ってくださいました。 

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 萬年筆好きにはなぜか革製品好きも多いので、こういった革製のケースを使われている方も少なくありません。本棚にしまっておけば奥様にバレない、というでべそモデルをはじめとするハンス・オスター氏の作品などは、それひとつが萬年筆ほどのお値段ですから、おいそれと手が出ません。私も買えないなぁとじっと眺めていたのですが、あまりのことに呆れ果てた妻が買ってくれました。

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 あとは木製のコレクションケース。同じく木製でも、右側のは工房 楔 の永田さんによる最初期モデルのコンプロット10。上等な機の塊を惜しげもなくくりぬいてしまい、当代一流の革職人が内装を施す、という贅沢な造りで、なおかつ持ち運びが可能。左側のは数千円で手に入る見た目だけ立派なケースで、コレクションを保管しておくのには十分です。

 で、来月16日のy.y.Dayでは、このいずれの素材でもないものを使ってペンケース造りをやります。萬年筆がどんどん増えても大丈夫。お財布にも優しい。それでいてしっかりと萬年筆を保護しつつ、見せびらかすために持ち歩くことも可能。興味を持たれましたら、来月16日、大阪天神橋のエルおおさかへお立ち寄りください。

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